はじめまして。SVで魚統一で潜っております対戦よわよわ勢の者です。
SVからはキノガッサが復活し、すでにランクマッチでちらほら猛威を奮っております。
キノコポケモンの最大の特徴は必中催眠技「きのこのほうし」で眠らせてくることにあります。
対策していなければそのままやられること必至の反則技であり、今回その対策の一つとしてハリーセンによるガッサ潰しの型を紹介します。
育成論の投稿は初ですので至らないところはご容赦くださいませ。
ちなみにテラスタイプはどくとしておりますが、特に指定しません。
ハリーセンの種族値はA95、S85とそこそこの攻撃と素早さがありますが、耐久は紙と言って差し支えありません。
これに特性「いかく」による物理防御の上昇と、みず・どく複合のタイプ相性による受けで補うことでキノガッサの攻撃を受けつつ、タイプ一致のどく攻撃で一方的に優位をとることができます。
そしてこれを成立させるために欠かせない道具が「防塵ゴーグル」です。
粉系の技を無効にする道具で、今作から新登場のキノコポケモンであるリククラゲの特性による胞子も防ぐことができます。
ガッサが胞子を使おうが殴ってこようが後出しで安定して受けることができ、居座れば確実に倒し、流せれば交代先に電磁波か道連れを入れる。そんな感じのガッサピンポイントメタなハリーセンの型の紹介になります。
採用理由と役割
キノコポケモンを倒すor流すor道連れで相打ちに持っていき、あわよくば流した先の後続にも麻痺らせる等で圧力をかける
持ち物
コンセプトの防塵ゴーグル確定。
特性
いかく確定
これによりキノガッサのマッハパンチ、タネマシンガンなどの攻撃を後出しから余裕を持って耐えることができます。
すいすいは有用な特性ではありますが、今回のコンセプトからは外れます。
どくのとげも耐久が低く、攻撃をそう多く受けることができないこいつにはあまり発動の機会が多くないため今回は見送ります。
性格・努力値と調整
A252/S252/H6
道連れの成功確率を上げるため、ようき最速推奨。
あとは耐久はもとよりなく、交換先へ当たるどくづきの威力を高めるためAぶっぱで。
ハリーセンはすばやさ85属のため、最速にすることにより主に以下のようなポケモンを抜けます。
・最速サーフゴー
・最速カイリュー
・最速ギャラドス
・準速オノノクス
・準速ミミッキュ
キノコ達を倒すor流したあとはでんじはにより麻痺を入れるorみちづれにより退場するなどの役割がありますが、すばやさぷっばすることで上記ポケモンのほかより多くの相手を道連れにすることが可能になります。
技構成
・どくづき
タイプ一致の物理技。キノガッサを確1で倒す遂行技。
こうげき種族値95とそこそこあるので、交代先のはがね以外のポケモンにも思いの他入ります。
・みちづれ
どれだけ相性の悪い相手も1−1交換に持っていける超有能な技。
そもそもマイナーなハリーセンがみちづれを読まれることはあまりなく、かなり入る印象です。
キノコ野郎どもを倒したあと、ついでに後続のポケモンを道連れでもう1匹持っていく芸当が可能になります。
・でんじは
きのこを倒すor流した後の交換先に刺さる技。
交換のタイミングで当てることで、本来ならすばやさが負けている相手にも次のターンで道連れを決めることが可能になります。
しびれて道連れが不発になることもあるのはご愛嬌
・ちょうはつ
起点回避のため。
きのこ相手には防塵ゴーグルがあるため一手目で使う必要はありません。
正直あまり使うことは多くありませんでした。
<ほか候補技>
・どくどく
・アシッドボム
・アクアテール
・ひやみず
どれも主に交代先へ打つ技となります。基本的にはちょうはつとの選択になってきます。
立ち回り例
・対キノガッサ
後投げで繰り出し、きのこのほうしを受ける。もしくはマッパorタネマシンガンを特性とタイプ耐性により受けます。後者だとまだゴーグルがバレずにもう1ターン猶予があるので美味しいです。
居座っても相手は何もできませんので、基本的には交換読みの電磁波が推奨されますが、ナメられて居座ってくることも意外と多くありました。その場合はどくづきで素直に確1で倒しましょう。
・対モロバレル
後投げできのこのほうしを受ける。
草技を受けれる後続がいる場合→ちょうはつを打ち、後続に交代してギガドレインを受けます。
草技を受けれる後続がいない場合⇨ハリーセンはギガドレインが確2のため、交換後のターンでちょうはつし、その次のターンで道連れでモロバレルを持っていきます。
いかがでしたでしょうか。
ハリーセンはマイナーポケモンですが、意外と有能な技を多く覚え、紙耐久ながらすばやさもそこそこあるので、面白い活躍ができると思います。
是非パーティー構築のご参考にどうぞ〜
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