ハギギシリ- ポケモン育成論SV

はじめに

はじめまして！今回初めて育成論を投稿させていただきます。間違いや改善点等ありましたら教えてください。

対戦初心者ではありますが、生温かく見守って頂けると幸いです。

本育成論内にて、本サイトで一般的に見かけるレベルの専門用語や略語を使用している箇所がございます。ご了承ください。
例:特化(努力値252振+性格補正)、ステロ(ステルスロック)、襷(きあいのタスキ)等

ハギギシリについて

A種族値が105であり、その他の種族値も全て微妙な数値のポケモンです。
環境にはもちろん、使ってるトレーナーは見かけないと思います。
特性はがんじょうあごとビビッドボディ、夢特性にミラクルスキンがあります。
がんじょうあごで火力が上げられるのは魅力ですが、S種族値92と、環境上位のポケモンから上から落とされてしまいます。
ミラクルスキンも確率が50%なので、運次第では何も出来ずに退場してしまいます。
ネガティブなことばっかり書いていますが、本育成論ではもう一つの特性ビビッドボディを使い運用していく型になります。
あくまでロマン型のポケモンではありますが、ある程度の活躍は期待できます。

採用理由と役割

ハギギシリハギギシリの特性ビビッドボディによって、先制技が無効になるため、きあいのタスキ後の先制技で落とされることがなくなります。
その隙につるぎのまいを積むことができ、剣舞ミミッキュと同じ動きができます。
A105という、ミミッキュよりも高い種族値を持ち、S92と素早さに関しては、ドラパルトマスカーニャウルガモス等、環境にいる高速アタッカーに上を取られていますが、後述するねばねばネットとの組み合わせにより、今作S種族値No.1の最速マルマインまで抜けます。
みずテラスタルでテラスタイプ一致の水技を打つことにより、相性によっては3タテもできます。

持ち物

きあいのタスキ
本育成論のコンセプトのため確定。

特性

ビビットボディ
相手の先制技を受けない。
きあいのタスキ後の先制技を防ぎ、2回行動保証をとるため確定。

性格・努力値と調整

性格ようき　努力値A252S252余りH4
最速にしないと、ねばねばネット下でスカーフなしの全ポケモンを抜けるというアドバンテージがなくなり、準速の場合、ねばねばネットありで最速ドラパルトを抜けますが、スカーフ持ちの最速S80族以上のポケモンに抜かれるため最速を推奨します。
火力を上げるためA252ぶっぱ。
余りはH4です。

技構成

アクアブレイク
確定技
ハギギシリの最高打点はウェーブタックルですが、反動ダメージにより自分が落ちることがあるため、実質の最高打点の水技であるアクアブレイクで確定です。

サイコファング
確定技。
タイプ一致で打てるエスパー技の最高打点。
水技の通りが悪い時に打てるので確定です。

つるぎのまい
確定技。
ビビッドボディ、きあいのタスキとの相性がよく、ほぼ確実に詰めるため確定です。

アクアジェット
選択技。
相手の先制技を無効にできるため、上を取れている状況であれば打つ必要はないですが、スカーフ持ち等、抜かれているポケモンに対しての打点になります。

ウェーブタックル
選択技。
前述した通り水技の最高火力技です。反動があるため自分が落ちてしまう危険性がありますが、HPが残っている状況で打てるなら火力は出ます。

テラスタル

少しでも火力を上げるため、水かエスパーです。
アクアジェット等の威力も上がるため、水の方が合ってるかと思います。

立ち回り例

基本的には先発のワナイダーワナイダーでねばねばネットを撒くことを前提としています。
ねばねばネット無しだと抜けるポケモンが限られてきます。
ワナイダー退場後、ハギギシリを出し、つるぎのまいを積みます。
襷が潰れるまで積んで、水テラスアクアブレイク、サイコファングで殴るだけです。

ミミッキュとの差別点

S種族値で負けている点、いのちのたまを持てないことによる実質的な火力、抜群を取れるタイプ範囲の狭さ等、正直ミミッキュの劣化版と言われてしまうのはしょうがないです。
技範囲の違い、先制技を無効にできる等、違う部分はありますが、完全な差別化を図ると言うよりは、ミミッキュと組ませることにより、ねばねばネット下において上からミミッキュクラスのポケモン2体に動かれる脅威は大きいと思っています。
ミミッキュとハギギシリはニコイチなのです。(見た目もそっくりですよね)

与ダメージ計算

剣舞1積み水テラスアクアブレイク

剣舞無しアクアブレイク

剣舞1積みサイコファング

剣舞無しサイコファング

被ダメージ計算

耐久の低さ、環境によくいるゴーストと悪のポケモンに抜群を取られることから、襷込みで大体のポケモンに確定2発で持っていかれると思っていいです。

苦手なポケモン

ステロやどくびしを撒かれると襷を潰されてしまうため、大分厳しいです。
かたやぶりオノノクスのであいがしら、かたやぶりデカヌチャンのねこだましは当たってしまうので注意が必要です

ばけのかわや通常の襷ポケモンと同様、連続技には弱いですが、場が整っていれば上から落とせるので、一概に苦手とは言えないです。

上記予ダメージ計算欄以外の一発で落とせないポケモンには、返しの一撃で落とされます。
ただ、現状ハギギシリのビビッドボディは読まれにくく、先制技を打ってくるトレーナーが多いため、猶予が生まれる場合はあります。

相性の良い味方・構築例

既に触れていますが、ねばねばネットを撒けて、先発のポケモンの素早さを下げるスレイドトラップを覚えるワナイダーとの相性がかなりいいと思います。

おいかぜを覚えるファイアロー等の素早さのサポートをできるポケモン。

ミミッキュもワナイダーとのタッグで同じ動きができるため、ミミッキュとハギギシリの2体態勢で多くのポケモンに対応できます。

さいごに

SV対戦環境において全く使われていないこのハギギシリですが、秘めたポテンシャルは高いと思ってます。
使う人が増えればいいなと願っております。

自分自身、対戦初心者で種族値等含めあまり詳しくもないので、気になる事があれば教えてもらえると嬉しいです。(ダメージ計算欄にどのポケモンを入れるかとか難しい事が多い！)

また、もし「使ってあげたよ！」という方がいましたら使用感等聞かせて頂けると泣いて喜びます。

最後まで読んで頂きありがとうございます。