始めまして!Astralと申します。この投稿が初投稿ですが、読んで評価していただけるとうれしいです!
採用理由と役割
役割はタイトルにもある通り、相手の起点ポケモンを狩る先発アタッカーです。
オーロンゲ、カバルドン、ディンルーなどの起点作成型が役割対象です。
持ち物
いのちのたまです!
多分この育成論を見た皆さんはこう思っていると思います。「タスキでよくね?」
確かにタスキを持っていれば、行動保証があるので使いやすい場面も多いでしょう。だけど、パオジアンは火力アップアイテムがないと初手に出てくるポケモンを確定一発で倒せる火力がないんですよね...。
それと、タスキって意外に無駄になることが多いんですよね。僕がタスキ型を使ってて経験した事は、ステルスロックでタスキがつぶれるのはもちろん、カバルドンなどのすなあらしのせいでタスキつぶれる、ねこだましでタスキ潰れる(猫騙し持ってるポケモンそこまでいないけど、僕はパーモットに猫騙しされたときは静かに中指立てました)などがあるんですよね。
軽くタイトルと食い違ってしまいますが、別に初手に出さなくても活躍出来るのが強いです。相手にステロを撒かれても道具が無駄にならないのと、タスキとアンチシナジーのポケモンを初手に出しても腐りません(オーロンゲなどの壁貼りもタスキじゃないので無駄になりませんし、カバルドンを出したことによる砂ダメージを食らっても問題ありません。
後こだわりハチマキは後続の積むスキを与えるので非推奨です。
特性
わざわいのつるぎ(固定です)
この特性があるからこそ圧倒的な火力が出せます。
性格・努力値と調整
性格:いじっぱり(推奨、ダメージ計算はいじっぱり前提)、ようき(非推奨)。
自分の中で、ようきにするメリットは最速マスカーニャと最速トドロクツキが抜かせることだと思います。ですが、いじっぱりにしないとどうしても確定一発が乱数になる事が多いので、あまりおすすめはしません。正直、準速パオジアンが最速トドロクツキに実数値1劣る事を知ったとき、凄く惜しいなと思いました。
調整
H28: 実数値159(16n-1調整)いのちのたまダメージを15ダメージに抑えられます。
A252:確定一発を多くするためぶっぱ
B12:A4オーロンゲのソウルクラッシュ+命の珠ダメージ一回分確定耐え
D6:あまり
S212:最速112族(まひるのすがたルガルガン)抜き抜き
技構成
(テラスタイプによっておすすめ技構成が違います、ですが先制技以外は全部共通です)
氷テラスタルの場合↓
1:つららおとし(アイススピナーだと乱数になることが多いし怯み運ゲーができませんが、外すのが怖いならスピナーでもいいかも)
2:こおりのつぶて(氷テラスタルこおりのつぶてで、スカーフカイリューを狩れる。そして、こおりのつぶてならキノガッサに対して確実にダメージを与えられる(ふいうち読みきのこのほうしなどと言う事故が起こらない)ふいうちとの選択だが、透かされないしテラスタル補正の乗るつぶてがおすすめ)
3:かみくだく(タイプ一致のメイン火力、ここをふいうちに変えても良い)
4:かわらわり(どうあがいてもオーロンゲにはこれがないと仕事をされます。一体目を倒して後続から出てきたトドロクツキにりゅうのまいを積むスキを与えないためにも必要です)
悪テラスタルの場合
1:つららおとし(アイススピナーだと乱数になることが多いし怯み運ゲーができませんが、外すのが怖いならスピナーでもいいかも)
2:ふいうち(悪テラスタルふいうちで、耐久が低いポケモンやばつぐん取れるポケモンを大体一撃で葬り去れます、選択でこおりのつぶてでも良い)
3:かみくだく(タイプ一致のメイン火力。ここをふいうちに変えても良い)
4:かわらわり(どうあがいてもオーロンゲにはこれがないと仕事をされます。一体目を倒して後続から出てきたトドロクツキにりゅうのまいを積むスキを与えないためにも必要です)
ほのおテラスタルの場合
1:つららおとし(アイススピナーだと乱数になることが多いし怯み運ゲーができませんが、外すのが怖いならスピナーでもいいかも)
2:ふいうち(テラスタル補正が乗って無くても強い先制技。スカーフ持ちポケモンなどにも上から高いダメージを与えられる、選択でこおりのつぶてでも良い)
3:かみくだく(タイプ一致のメイン火力。ここをふいうちに変えても良い)
4:かわらわり(どうあがいてもオーロンゲにはこれがないと仕事をされます。一体目を倒して後続から出てきたトドロクツキにりゅうのまいを積むスキを与えないためにも必要です)
テラスタル
(選択で3つのテラスタイプがあります、それぞれの詳細な利点は立ち回りを参考にして下さい)
こおりテラスタル↓
カバルドンなどの一部先発ポケモンを倒すのに氷テラスタルする必要がある。
悪テラスタル↓
ふいうちを強化できたり、通りの良いかみくだくを強化できるのが良い
炎テラスタル↓
本来不利な相手に強く立ち回れる、タスキ読みでよく打たれる鬼火を透かす事ができる。
立ち回り例
(全部の型で共通の立ち回り方)↓
オーロンゲは初手壁張ってきたところをかわらわりすると、大体ソウルクラッシュしてきます(あくタイプはいたずらごころ効かないので)。その為、オーロンゲ対面は外さなければ、かわらわりからつららおとししとけば、大体落とせます。(乱数93%の為、運悪く7%を引いたら裏のポケモンの先制技で倒しましょう)。
A4オーロンゲソウルクラッシュ+珠ダメ一回確定耐えのため、万が一つららおとしを外してももう一回だけ行動できる場合があります。その場合は、かわらわりをしましょう(珠ダメージで落ちる体力しか残ってないので、壁を張ってくることが多いです)。その後控えにいるポケモンの先制技で倒しましょう。
味方例1
タスキ攻撃特化キノガッサの場合(推奨味方)
パオジアンの瓦割り×2+キノガッサのマッハパンチ
HB特化オーロンゲに198 ~ 234 (98.1 ~ 115.9%) 瀕死率 : 95.31%
味方例2
攻撃特化ハチマキカイリューの場合
パオジアンの瓦割り×2+しんそく
HB特化オーロンゲに217 ~ 256 (107.5 ~ 126.8%)
初手に出てくるイルカ野郎(イルカマンナイーブの姿)はスカーフじゃなければ、上からかみくだくで乱数50%です(イルカがH4振りの場合)。
トドロクツキは最速なら抜かれていますが、H196振り以下ならかわらわりで確定一発なので積むスキは与えません。(氷テラスタル型の立ち回り方)↓
カバルドンはH振りだけならテラスタル無しでつららおとし確定一発です。HB特化なら氷テラスタルをすることで確定一発です。(怖いならとりあえずテラスタルしとけば大丈夫です)
H振りだけのディンルーなら氷テラスタルつららおとしで確定一発です。
H振り+防御特化のディンルーは氷テラスタルつららおとしでも確定2発ですが、攻撃にあまり振ってないディンルー側がパオジアンを落とし切る事も出来ないので、追撃で倒せます。(なおディンルー側はパオジアンの挑発を警戒してステロを打ちにくいという面もある)。
(悪テラスタル型の立ち回り方)↓
悪テラスタルを発動すればかみくだくでH252振りの水ロトムをワンパンできる。
159 ~ 187 (101.3 ~ 119.2%) 確定1発
しかし、HB特化の水ロトムだと倒しきれません。
117 ~ 138 (74.6 ~ 87.9%) 確定2発、(ロトム側がオボンを持っている、かつ鬼火を打たれたら、追撃でも落とせない確率があります)
悪テラスタルふいうちは、耐久無振り水ロトムなら確定一発
125 ~ 148 (100.0 ~ 118.4%) 確定1発(しかし、スカーフ水ロトムでも耐久無振りとはかぎりません)。
相手の水ロトムの型に確信があるのなら、初手から悪テラスタルを消費してもいいかもしれない。だが、安定をとるならロトム相手にテラスタルはしなくていいと考えます。
ナイーブイルカマンはH4振りなら、悪テラスタルふいうちで確定一発です。
190 ~ 224 (108.0 ~ 127.3%) 確定1発
H252振りのナイーブイルカでも、悪テラスタルかみくだくで一撃です。
216 ~ 255 (104.4 ~ 123.2%) 確定1発
スカーフならふいうち、それ以外はかみくだくをすれば勝てるということです。(スカーフじゃなくても耐久にあまり振らないことも多いため、困ったらふいうちが良いかもしれない)
持ち物を読めなくても、初手イルカに対してテラスタルする価値はあると思います。
(炎テラスタル型の立ち回り方)
水ロトムと対面した際、炎テラスタルすることでおにびを透かす事ができるが、オボン込でHB特化水ロトムを倒しきれる確率は割と低いので、やめておいたほうが良いです。
HB特化水ロトムに対して、かみくだくのダメージ87 ~ 103 (55.5 ~ 65.7%) 確定2発
サーフゴー対面、相手の型が分からない場合、炎テラスタルを切る価値はあります。
スカーフ型の場合でも炎テラスタルすることでゴールドラッシュを確実に受けられます。
C252振りサーフゴーのゴールドラッシュ→炎テラスタルパオジアン
73 ~ 87 (46.0 ~ 54.8%) 乱数2発 : 56.25%(パオジアンが悪テラスタルでは乱数次第で倒されるので差別化が出来る)
そのため、炎テラスタルを使えばふいうちでは無く交代や耐久振りのサーフゴーをケアできるかみくだくを打てます。(かみくだくならHB特化サーフゴーでも乱数1発 68.75%だ。
命のたまを持っている事がバレた上で、交代や死に出しでスカーフイーユイが出てきた場合いでも、イーユイはパオジアンの炎テラスタルなぞ読めるわけがないので、確実に炎技を打ってくる。炎テラスタルすればC特化オーバーヒートでも確定で耐えられます↓
117 ~ 138 (73.6 ~ 86.8%) 確定2発
耐えた後にかわらわりなどをして倒し切ることが出来ます。
炎テラスタルをすることで、突破困難なHB特化耐久ラウドボーンに対しても勝てる確率が生まれる(ラウドボーンは悪テラスタルしてくる事を想定する)。
ラウドボーンのC4振りフレアソング→炎テラスタルパオジアン
34 ~ 41 (21.4 ~ 25.8%) 乱数4発 : 0.95%(対面した時、すでにフレアソングによってCが上がっていても余裕を持って耐えられる)
パオジアンのかわらわり→HB特化悪テラスタルラウドボーン
112 ~ 133 (53.1 ~ 63.1%) 確定2発
パオジアンのかわらわり×2→HB特化悪テラスタルラウドボーン
224 ~ 266 (106.2 ~ 126.1%)
この様になるため、たべのこし込みでもほぼ確実にかわらわり×2で倒し切ることが出来ます。
ラウドボーンのテラスタイプによって対処法が全然違うので、特攻を上げられてもいいから出来るだけラウドボーンのテラスタイプが分かってからパオジアンを繰り出すと良いと思います。
パオジアンの型がバレていなければ高確率で初手おにびから打たれるので、一ターン猶予がもらえる確率が高いのも強いです。
与ダメージ計算
(ダメージ計算はいじっぱり、いのちのたま、特性あり前提です。252振り+性格補正は特化と表記しています。一撃で倒せるものを主に載せています、環境でよく見かけるポケモンを主に載せています、タスキをよく持っているポケモンのダメージ計算は省略しています)
つららおとし→H252振りカバルドン
229 ~ 273 (106.6 ~ 127.0%) 確定1発
(氷テラスタル発動)つららおとし→H252振り防御特化カバルドン
229 ~ 270 (106.6 ~ 125.6%) 確定1発
(氷テラスタル発動)つららおとし→H252振りB補正ディンルー
265 ~ 317 (101.2 ~ 121.0%) 確定1発
(氷テラスタル発動)つららおとし→H252振り防御特化ディンルー
218 ~ 260 (83.3 ~ 99.3%) 確定2発
(氷テラスタル発動)つららおとし→無振りセグレイブ
190 ~ 224 (100.0 ~ 117.9%) 確定1発
つららおとし→H252振り防御特化モロバレル
237 ~ 281 (107.3 ~ 127.2%) 確定1発
ふいうち→H252B252振りドラパルト
205 ~ 244 (105.2 ~ 125.2%) 確定1発(これ以下の耐久であれば役割対象)
ふいうち→H252振りサーフゴー
226 ~ 268 (116.5 ~ 138.2%) 確定1発
ふいうち→H4振りテツノドクガ
164 ~ 192 (105.2 ~ 123.1%) 確定1発
こおりのつぶて→H4振りドラパルト
156 ~ 187 (95.2 ~ 114.1%) 乱数1発 : 81.25%
(氷テラスタル発動)こおりのつぶて→H252振りドラパルト
208 ~ 250 (106.7 ~ 128.3%) 確定1発
こおりのつぶて→H4振りマスカーニャ
166 ~ 198 (109.3 ~ 130.3%) 確定1発
こおりのつぶて→H4振りカイリュー(マルスケあり)
130 ~ 161 (77.9 ~ 96.5%) 確定2発
(氷テラスタル発動)こおりのつぶて→H84振りカイリュー(マルスケあり)
177 ~ 218 (100.0 ~ 123.2%) 確定1発(これ以下の耐久であれば役割対象)
かみくだく→H4振りイルカマン(ナイーブフォルム)
161 ~ 191 (91.5 ~ 108.6%) 乱数1発 : 50%
かみくだく→H252振りサーフゴー
260 ~ 307 (134.1 ~ 158.3%) 確定1発
かみくだく→H252B特化サーフゴー
182 ~ 218 (93.9 ~ 112.4%) 乱数1発 : 68.75%
かみくだく→H4振り水ロトム
118 ~ 140 (93.7 ~ 111.2%) 乱数1発 : 62.5%
かみくだく→H252振り水ロトム
118 ~ 140 (75.2 ~ 89.2%) 確定2発
かみくだく→H252振り防御特化水ロトム
87 ~ 103 (55.5 ~ 65.7%) 確定2発
かわらわり+つららおとし→H252振り防御特化オーロンゲ
195 ~ 232 (96.6 ~ 114.9%) 瀕死率 : 92.57%
かわらわり→H4振りセグレイブ
166 ~ 198 (87.0 ~ 103.7%) 乱数1発 : 18.75%
かわらわり→H196振りトドロクツキ
205 ~ 242 (100.0 ~ 118.1%) 確定1発 (これ以下の耐久であれば役割対象)
かわらわり→防御特化イーユイ
130 ~ 153 (100.0 ~ 117.7%) 確定1発(これ以下の耐久であれば役割対象)
かわらわり→H252振りドドゲザン
265 ~ 317 (128.1 ~ 153.2%) 確定1発
被ダメージ計算
(基本的に一撃で倒す前提なので被ダメージ計算は少ないです、一撃で倒せない相手には基本的には死ぬ前提です)。
A4オーロンゲのソウルクラッシュ→育成論のパオジアン
116 ~ 140 (73.0 ~ 88.1%) 確定2発
A特化カイリューのハチマキしんそく→育成論のパオジアン
90 ~ 107 (56.7 ~ 67.3%) 確定2発
A252イルカマン(ナイーブの姿)のクイックターン→育成論のパオジアン
42 ~ 49 (26.5 ~ 30.9%) 確定4発
苦手なポケモン
頑丈持ちポケモン、弱点をつけないポケモン、タスキ持ちポケモンなど。
一撃で倒せないポケモンには総じて弱いです。
相性の良い味方・構築例
具体的なおすすめの味方
1:タスキ攻撃特化キノガッサ
必ず一緒に入れた方がいいです。キノガッサはステルスロックをものすごい誘いますし、後発から出てきたトドロクツキに対しても対面勝ちやすいです。(キノコの胞子で眠らせられるorパオジアンの先制技プラスマッハパンチでトドロクツキは大体倒せる)。育成論のパオジアンが勝てないスカーフイーユイにも勝てます。(スカーフイーユイはほぼ悪テラスタルなのでテラスタル事故も少ない。ちなみにH4イーユイに対してマッハパンチが134 ~ 162 (102.3 ~ 123.7%) 確定1発)
2:攻撃特化ハチマキカイリュー
ステロを誘うのが良いです。パオジアンの先制技で削ったポケモンをハチマキ神速で倒すというムーブも強いです。ただ、テラスタルが無いと、トドロクツキに勝ちにくいのが難点です。
3:鋼テラスタルC252S特化スカーフサーフゴー
育成論のパオジアンが苦手な、ミミッキュやタスキキノガッサに強いです。最速スカーフにする事で、ドラパルトも抜けます。ですが、レベルアップ方法のせいで育成がめんどくさい、鋼テラスタルしないとミミッキュに有利と言う訳ではない(パオジアンがテラスタルしなかった場合にしか有利が取れない)、テラピースを集めて鋼テラスタル変えないといけない、という三つの難点があります。難点が多いが強力な味方ではあります。
4:HB特化モロバレル
パオジアンが弱いミミッキュ、キノガッサに強いです。パオジアンが倒しきれない様な、耐久型にどくどくを打てるのも良いポイントです。ですが、キノガッサも一緒にパーティーに入れるとかなりタイプが偏ります。
基本的に例1、2の中から一体、例3、4の中から一体入れるといいと思います。
大まかにどんな味方がいいか↓
初手からテラスタルを使う可能性が高くなるので、味方はなるべくテラスタル無しでも強いポケモンの方が良いです。
初手ステルスロックをしてくる様なポケモンを狩るので、若干パーティをステルスロックに弱くしておくと、カバルドンやディンルーの選出率があがります。
カバルドンとかは、耐えると思ってパオジアン対面居座って来ることもあります。交代してパオジアンを受けるの難しいので、捨てる前提で突っ張ってくることも割とあるんですよねー。
以上で、全てとなります。僕の考えたパオジアンの型使ってくれると嬉しいです!