パフュートン♂- ポケモン育成論SV

無償降臨を逆手に取るパフュートン♂

2022/12/23 14:37

パフュートン♂

HP:HP 110

攻撃:攻撃 100

防御:防御 75

特攻:特攻 59

特防:特防 80

素早:素早 65

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パフュートン♂  ノーマル  【 ポケモン図鑑 】

性格
いじっぱり(攻撃 特攻)
特性
とれないにおい
努力値配分(努力値とは?)
攻撃:252 / 防御:204 / 素早:52
個体値:31-31-31-x-31-31
実数値:185-167-121-x-100-92 (素早さ比較)
覚えさせる技
じだんだ / ボディプレス / あくび / ほおばる
持ち物
カムラのみ
テラスタイプ
じめん

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ルール
シングルバトル
このポケモンの役割
物理
登録タグ

考察

最初に

  • 本育成論では、対戦に関する一般的な用語及び略語を使用します。また性格補正有り252振りを「特化」、性格補正無し252振りを「極振り」と表記します。
  • ダメージ計算には、ポケソル様のツールを使用しています。

パフュートン♂について

パフュートン♂パフュートン♂は今作における序盤ノーマル枠で、パフュートン♀パフュートン♀とは一部の特性・種族値が違うという特徴があります。
パフュートン♂パフュートン♂は攻撃と物理耐久で勝り、パフュートン♀パフュートン♀は特殊耐久が勝っています。

攻撃で勝ると言ってもA100でやや鈍足のため、純粋なアタッカーを務めるのは少々厳しそうです。
またたくわえるほおばるを覚えるものの、高速回復技は覚えないので純粋な受けも難しいでしょう。
サポート技も有用そうなものはあくびくらいです。

そのため、何かに特化させるよりも物理アタッカーを流せるアタッカーといった役割が良さそうです。
ちょうど差別化に有用なほおばると相性の良いボディプレスを覚え、専用特性も一部の物理アタッカーに刺さります。
それでは、ほおばる+ボディプレスが出来る他のライバルとの性能差を比較してみましょう。

ライバルとの性能差

パフュートン♂パフュートン♂の他にほおばる+ボディプレスが出来るのは

パフュートン♀パフュートン♀ヨクバリスヨクバリスマルノームマルノームの3体です。
それぞれ、パフュートン♂パフュートン♂との性能差を比較してみたいと思います。

  • パフュートン♀

物理耐久や攻撃はパフュートン♂パフュートン♂に劣るものの、ほおばるあくびを邪魔されない特性アロマベールを有します。
もしパフュートン♀パフュートン♀を採用するなら、この特性を目当てに採用する事になるでしょう。

  • ヨクバリス

ライバル達の中では最も物理耐久が高いです。
また、ほおばると相性の良い特性ほおぶくろを有しますが、ライバル達の中で唯一あくびを覚えられません。

  • マルノーム

持ち物を奪われない特性ねんちゃくを有します。
そのため、特性とタイプ相性によりマスカーニャマスカーニャの前でも強気にほおばるが使えます。
また、どくどくでんじはみちづれといった豊富な補助技を覚える器用さがありますが、攻撃力はライバル達の中で一番低いです。

上記のライバル達の中でパフュートン♂パフュートン♂が優れている点として挙げられるのが、一番高い攻撃力とパフュートン♀パフュートン♀と並び最も高い素早さ、加えて専用特性のとれないにおいだと思っています。
この特性により環境に多いハッサムハッサムマリルリマリルリなどを弱体化させるといった芸当が出来ます。
しかし、ほおばる・ボディプレス・あくびといった技構成だと、現環境トップメタのある2体で簡単に止まってしまいます。

現環境トップメタ対策

上でお話した、ある2体とはサーフゴーサーフゴーサーフゴーラウドボーンラウドボーンラウドボーンです。
サーフゴーサーフゴーは特性おうごんのからだとゴースト耐性により、あくびボディプレスが無効です。
その上、交代や低火力な技でモタモタしているとわるだくみで手が付けられなくなってしまいます。

ラウドボーンラウドボーンあくびこそ通るものの、ボディプレス無効と特性てんねんにより、こちらの能力上昇が意味を成しません。
確定C上昇のフレアソングもあるため居座りも難しく、せっかくほおばるで能力を上げても撤退せざるを得なくなってしまいます。

逆を言えば、この型のパフュートン♂パフュートン♂は上記の2体を誘い込みやすいと筆者は考えました。
そしてパフュートン♂パフュートン♂はこの2体に有効打となる技を有しています。
それはじだんだです。じだんだは技失敗後に出すと威力が2倍になる地面技です。
あくびボディプレスを透かしに来たサーフゴーサーフゴーラウドボーンラウドボーンを、逆に2倍じだんだで狩れないかと考えたのが本育成論となります。

テラスタル

じだんだの威力を上げるために地面テラスタルを採用します。
特性てんねんラウドボーンラウドボーンもテラスタルによる威力上昇は防げません。
テラスタルする事で、2倍じだんだ+おにび被弾後の通常じだんだで物理特化ラウドボーンラウドボーン確定2発で突破できます。
例え相手がたべのこし込みでも、悪くない乱数で落とす事が出来ます。
また、H244振り程度のサーフゴーサーフゴーならテラスタル2倍じだんだで確定1発です。

他3体のライバルもじしんじだんだを覚えますが、物理特化ラウドボーンラウドボーンに上から確定2発を取れるのはパフュートン♂パフュートン♂だけです。

特性

物理流しとしての役割を補強するため、専用特性のとれないにおいを採用します。
くいしんぼうは本育成論と噛み合わず、あついしぼうもこの型では明確な役割対象がいません。

持ち物

ほおばるを使用するため木の実は確定です。
その中でも本育成論では素早さを上げるカムラのみを採用しています。
後述しますが、S1段階上昇で準速サーフゴーサーフゴーを抜く事が出来る調整にしています。

性格と努力値

物理特化ラウドボーンラウドボーンに確定2発を取るため、性格はいじっぱりでA特化です。
BはH252とB4振りドドゲザンドドゲザンがB2段階上昇ボディプレスで確定1発となる調整で、Sは1段階上昇で準速85族(役割対象のサーフゴーサーフゴーは84族)を抜けるように振っています。

技構成

  • ほおばる

持っている木の実を消費して、木の実の効果+B2段階上昇させる技。
パフュートンにとって差別化に有用な技です。

  • ボディプレス

AではなくBで威力計算する物理格闘技。
ほおばると相性が良いです。

  • あくび

パフュートンにとって貴重な補助技。
特性と合わせて、物理流しや後続サポートに。

  • じだんだ

本育成論の要。技失敗後に出すと威力2倍。
現環境に多いゴーストタイプのサーフゴーサーフゴーラウドボーンラウドボーンソウブレイズソウブレイズへの有効打。

ダメージ計算(与ダメ)

  • ボディプレス

→H252&B4振りドドゲザンドドゲザンドドゲザン
確定1発(100.5%〜119.9%)

→B4振りマスカーニャマスカーニャマスカーニャ
確定1発(106%〜125.9%)

→B4振りサザンドラサザンドラサザンドラ
確定2発(79.1%〜93.5%)

→H4振りセグレイブセグレイブセグレイブ
確定2発(69.2%〜81.7%)

→物理特化ハピナスハピナスハピナス
確定2発(59.2%〜70.2%)

  • テラスタルじだんだ

→H252振りジバコイルジバコイルジバコイル
確定1発(117.6%〜142.4%)

→物理特化ドオードオードオー
超高乱数2発(49%〜58.3%)

→H244&B12振りサーフゴーサーフゴーサーフゴー
確定2発(63.3%〜75.7%)
2倍→確定1発(126.6%〜151.4%)

→H252&B4振りラウドボーンラウドボーンラウドボーン
確定2発(55%〜66.4%)
2倍→確定1発(110%〜132.8%)

→物理特化ラウドボーンラウドボーンラウドボーン
確定3発(40.8%〜49.3%)
2倍→確定2発(81.6%〜98.6%)

→物理特化キョジオーンキョジオーンキョジオーン
確定3発(34.8%〜41.6%)
2倍→確定2発(69.6%〜83.2%)

ダメージ計算(被ダメ)

→C特化サーフゴーサーフゴーサーフゴーのゴールドラッシュ
確定2発(74.6%〜88.2%)

→鋼テラスタルハッサムハッサムハッサムの鉢巻テクニシャンバレットパンチ
確定2発(60.6%〜72.5%)
※特性塗り替えとほおばるのB上昇込みで確定3発

→A特化マリルリマリルリマリルリの力持ちじゃれつく(ほおばる使用後)
確定4発(26%〜30.9%)
※特性塗り替え込みで確定6発

→A極振りミミッキュミミッキュミミッキュの珠じゃれつく
超低乱数2発(42.2%〜50.9%)

→A極振りセグレイブセグレイブセグレイブのA1段階上昇きょけんとつげき(ほおばる使用後)
低乱数2発(45.5%〜53.6%)

→A特化ソウブレイズソウブレイズソウブレイズのむねんのつるぎ
低乱数2発(44.4%〜52.5%)

最後に

拙い文章ではありましたが、ここまで本育成論を見て下さりありがとうございます。
本育成論を見て、もしパフュートン♂というポケモンに興味を持って頂けたなら幸いです。
もしアドバイスなどあれば、コメント欄にてお手柔らかにご教授下さると幸いです。
ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました。

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コメント (3件)

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  • 1
22/12/24 19:02
1ペポ (@Pepokemonster)
55555
投稿お疲れ様です。
自分もパフュートン♂パフュートン♂をどうにかして活躍させたいと思い、この育成論を拝見した次第です。
ボディプレス型の弱点であるゴースト勢に対してこのような方法で処理するのか、ととても感心しました。
一点、サーフゴーサーフゴーを上から叩くために先にほおばるでカムラを発動させる必要があると思いますが、じだんだを威力2倍で撃つためには相手の交代際にボディプレスまたはあくびを撃つ必要があり、相手がパフュートン♂パフュートン♂対面で即サーフゴーサーフゴーに交換してくる場合を想定しているのか、想定している場合どのような動きになるのかを教えて頂きたいです。
22/12/24 21:08
2haru (@haru45468160)
ペポ様

コメントありがとうございます!
サーフゴーがパフュートン♂を見て即交代するという事は、ほおばるボディプレス型を読まれたと想定して良いと思います(youtubeでも、パフュートンの型はほおばるボディプレス型が多いので)。

その場合、サーフゴーの目的はこちらが交代する隙にわるだくみを積む事だと思いますので、そのまま地面テラスタルを発動して通常じだんだを打てば確2で突破できると思ってます(こちらは相手の交代際にほおばるを発動している前提です)。

基本的には透かしに来た所を狙う型なので、即交代からのスカーフ型などは正直対処するのが厳しいです💦
そのため、即交代を警戒するのであれば「ズアのみ」を採用するのも一つの手かと思います!
ズアのみほおばるであれば、C特化ゴールドラッシュをC低下込みで確3耐えが出来ますが、わるだくみを積まれると厳しいなど、カムラとは一長一短だと感じます。

ご質問への回答として、上記の内容でよろしいでしょうか?🙇‍♂️
22/12/25 00:08
3ペポ (@Pepokemonster)
>>2
返信ありがとうございます。
環境によって持たせるきのみを変えることである程度対応が効くのは、ほおばるを覚えるパフュートン♂パフュートン♂の強みと言えそうですね。
ただ、やりたいことがバレているととことん弱いのはマイナーの宿命だなと再認識させられたので、複雑ですがこの型が主流にならないことをお祈りします(笑)
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