採用理由
- 1.物理流し性能
環境トップ30のうち
マスカーニャガブリアスドドゲザンマリルリキノガッサセグレイブオーロンゲカイリューカバルドンハッサムヘイラッシャオノノクスウェーニバル
と非常に多くのポケモンに後出しをすることができるため選出したときに腐りにくく、相手が上記のポケモンのみの選出であった場合は鉄壁による詰ませをすることができる。
- 2.頑丈
特性がんじょうによりドドゲザンのハミチンやヘイラッシャの地割れに怯えることなく後出しができる。
- 3.対面操作
先述した繰り出し性能と低いSを活かした後攻ボルトチェンジで後続を安全に着地させることができる。ヘイラッシャはミラー意識でSを落とすことが考えられないため、Sに下降補正をかけることで後攻ボルトチェンジを行うことができ、欠伸ループを拒否することができる。キョジオーンに対しても後続の地割れケア+塩漬け状態の回避が可能となる。
また、環境の地面タイプがカバルドンガブリアスくらいのため、電気の通りが良く安定行動となりやすい。
上記の広い範囲での受け出し、一撃技の拒否+受け出し、対面操作全てを満たすポケモンがフォレトスのみのため差別化は省略する。
※一番近いジバコイルとはタイプ+物理耐久の違いによる受け範囲の差でで差別化
型考察
- 基本形
【性格】 呑気
【テラスタル】 水or格
【努力値】 H244 A12 B252
【技】 ボディプレス/鉄壁/ボルトチェンジ/アイススピナー
【持ち物】 お盆のみ
- 性格・努力値考察
ヘイラッシャキョジオーンの下を取りたいため最遅。役割が物理方面のためHB特化。テラスタル後や撒菱ケアのHP奇数(前歯でお盆発動した方が良い説もある)余りは1番打つ機会が多いC方面に振る。
- テラスタル考察
フォレトスにテラスタルを使うのは弱いため、詰筋となる場面で使える格、水が優先して採用される。
水は弱点が少ないかつ炎技持ちのガブリアスやカイリューに対しても詰ませを成立させる意味があり、格闘は単純にリーチを伸ばすことで被弾回数を減らすという意味がある。
鋼、虫テラスタルは水と違い鉄壁の上昇分を無視できるマスカーニャへの草耐性を維持しつつ炎弱点を緩和することができるが、HP管理が難しい上に水や格闘よりも使用場面が限られるため優先度が低い。
- 持ち物考察
不意の鉢巻同タイプテラスタル等で確2を取られるとサイクル崩壊するためお盆で確定。役割対象へのサイクル回数を増やすことができ、削れたあとも鉄壁の試行回数を増やせる点が優秀。確定数をズラせるという利点から食べ残しや黄金実より優先される。ゴツメは絶妙に足りないボディプレの打点を補えるため諸説。
- 技考察
採用理由となるボディプレス/鉄壁/ボルトチェンジまでは確定となる。
サブウェポンを採用する場合は、ボディプレスを半減するラウドボーンウルガモスマリルリサーフゴードラパルトコノヨザルモロバレルカイリューボーマンダミミッキュを意識した地震、アイススピナー、アイアンヘッドから選択となる。
次点で広い等倍範囲の地震、最後にミミッキュに強くなるアイアンヘッドという優先度になる。
以下★3確定技 ★2優先技 ★1構築次第
ボディプレス
格/80/100/10【物理】★★★
マスカーニャ:(94 ~ 111.2%) 乱数1発 (62.5%)
ガブリアス:(30.6 ~ 36%) 乱数3発 (46.6%)
キノガッサ:(47.4 ~ 56.2%) 乱数2発 (83.2%)
セグレイブ:(60 ~ 71.5%) 確定2発
H252ドドゲザン: (88.8 ~ 106.2%) 乱数1発 (37.5%)
ハッサム:(29.9 ~ 35.5%) 乱数3発 (28.2%)
ヘイラッシャ:(18.6 ~ 22.1%) 乱数5発 (79.9%)
ウェーニバル: (40 ~ 47.5%) 確定3発
ボルトチェンジ
電/70/100/10 【特殊】★★★
アイススピナー
氷/80/100/15 【物理】★★☆
物理型の場合役割対象とすることができるドラパルトカイリューボーマンダへの打点から最も優先度が高い。
ドラパルト:(42.9 ~ 51.5%) 乱数2発 (5.1%)
カイリュー(マルチスケイル): (34.9 ~ 42.1%) 確定3発
ボーマンダ:(80 ~ 94.1%) 確定2発
じしん
地/100/100/10 【物理】★☆☆
格闘と合わせると最も等倍範囲が広いが、後続への負荷という意味では控え目。
特化ラウドボーン:(26.5 ~ 31.2%) 確定4発
ウルガモス: (30.6 ~ 36.2%) 乱数3発 (50.3%)
サーフゴー: (45.6 ~ 54.3%) 乱数2発 (49.6%)
各種設置技★★☆
ステルスロック/まきびし/どくびし
リフレクター/ひかりのかべ/高速スピン★☆☆
相性の良い味方
高速高火力全般
マスカーニャやドラパルトといった高速ポケモンは無償降臨で有利を取った場合のアドバンテージが大きく優先して構築へ組み込まれる。また、苦手な霊に対して打点があり、有利対面時の負荷も十分なことからサザンドラは特に相性が良い。
ヘイラッシャに対しては相手からの有効打はないもののこちらからも打点がないため、やはりサザンドラ等の特殊エースも用意する必要がある。
特殊に強いポケモン
フォレトスの役割上、釣り交換や死に出しによって相手の特殊ポケモンと対面した場合に後続エースにも引けず崩されてしまう恐れがある。そのためチョッキ持ちや環境に多い特殊ポケモンに強いエースを複数用意しておくことでリスクを軽減する必要がある。