HABCDSの略称を用います。
採用理由と役割
今作で追加された古来種ポケモンのなかで、群を抜いた素早さと攻撃を持つトドロクツキトドロクツキを採用。
鋼テラスタル込みで考えると、元々4倍のフェアリータイプや2倍のドラゴンタイプに対して半減で受けられるようになり、そこそこの耐久力も確保できるようになります。
役割としては、竜舞を積んでの珠込みの高火力で全抜きを狙います。
持ち物
命の珠は、物理特殊両方の火力を1.3倍にする持ち物です。
こだわりハチマキは火力の増強倍率はより高いですが、竜舞を積めなくなるデメリットの方が大きいので命の珠を採用しています。
特性
こだいかっせい以外の特性はありません。
今回の育成論ではこの特性を生かしてSを1.5倍にします。
性格・努力値と調整
性格はSを上げるためにようき。
努力値は実数値がゴツメ対策の6n-1の185になるH36振り。
Aは実数値がようき最速の188を1下回る187になるように220振り(224でも同数になるので努力値4節約)
Sは最速にするために252振りです。
技構成
全抜き力を高めるための竜の舞は確定。
フェアリーへの打点・怯みゲー・テラスタイプ一致技として強力なアイアンヘッドは優先度高めです。
タイプ一致技のげきりんは、フェアリーで止まってしまうので威力低めのドラゴンクローと入れ替えるのも手です。
タイプ一致悪技枠として、防御ダウン効果のあるかみくだくを採用しています。しかし、ニンフィアニンフィアのハイパーボイスなど、音技が辛いと感じたら入れ替えるのも手だと思います。
他に、エスパー技のしねんのずつき、電気技のかみなりのキバ、交代技のとんぼがえり、ゴースト技のシャドークロー、炎技のほのおのキバ、岩技のストーンエッジ、地面技のじしん、壁対策のかわらわり、やけど対策のからげんきなど、技範囲の広さが強みなのでパーティーとのバランスを考えて採用してください。
立ち回り例
基本的に晴れパで扱います。
特性ひでりのポケモンまたはにほんばれを使えるポケモンで天候を取ったら、こだいかっせいのS上昇で上から広い技範囲で相手の弱点を突き、全抜きを狙ってください。
与ダメージ計算
H特化バンギラス→1舞テラスタル珠アイアンヘッド確1(121.8~144.5%)
性格補正ありHBセグレイブ→1舞げきりん確1(119.0~140.6%)
HBカバルドン→1舞げきりん確2(51.7~61.4%)
H特化ニンフィア→1舞アイアンヘッド確1(146.6~173.3%)
無振りテツノブジン→1舞アイアンヘッド確1(154.4~182.6%)
被ダメージ計算
性格補正あり特化ニンフィアのハイパーボイス→鋼テラスタル後、確5(20.5~24.4%)
補正あり特化2段階上昇トドロクツキのげきりん→鋼テラスタル後、確2(84.4~99.0%)
特化セグレイブのげきりん→鋼テラスタル後、確3(39.5~47.1%)
補正あり特化ガブリアスのげきりん→鋼テラスタル後、確3(40.6~47.6%)
苦手なポケモン
苦手のポケモンは決して多くはないですが、技範囲の広いポケモンに対しテラスタル後も対応されると厳しくなります。
相性の良い味方・構築例
天候を晴れに出来るひでり持ちやにほんばれを覚えたポケモンと相性がいいです。
削り切れない場合のためにステロを撒いておくか、竜舞を積むために起点を作っておくとより使いやすいです。