ストライク- ポケモン育成論SV

輝石ストライク基本型【鋼テラスタル】

2022/12/16 15:05 / 更新:2022/12/19 22:14

ストライク

HP:HP 70

攻撃:攻撃 110

防御:防御 80

特攻:特攻 55

特防:特防 80

素早:素早 105

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ストライク  むし ひこう  【 ポケモン図鑑 】

性格
ようき(素早 特攻)
特性
テクニシャン
努力値配分(努力値とは?)
HP:252 / 攻撃:4 / 素早:252
覚えさせる技
つるぎのまい / つばめがえし / テラバースト / とんぼがえり
持ち物
しんかのきせき
テラスタイプ
はがね

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ルール
シングルバトル
このポケモンの役割
物理アタッカー
登録タグ

考察

はじめに

 初めまして、育成論を初投稿させていただきます。大江戸ハマチと申します。アクセス頂きありがとうございます!
 至らぬ点もありますが、ご覧になってくださると幸いです。

※非公式用語(HABCDS、種族値努力値個体値)等を用いています。
 個体値は全て6V想定です。
ダメージ計算は全てポケソル様のツール(https://sv.pokesol.com/calc)を用いています。

ストライクについて

 初代から登場している虫/飛行タイプのポケモンです。
 第2世代では進化先としてハッサムハッサムハッサムが追加され、第5世代で進化の輝石が実装されたことにより、
 輝石を持たせればハッサムと同じ合計種族値(500)を持ちながら
 高い耐久値を得られるというポテンシャルを秘めたポケモンとなりました。
 輝石持ちの実質種族値は70-110-130-55-130-105となり、
 非常に種族値バランスの良い「実質600族」として一躍注目を浴びました。

 しかし、虫飛行・貧弱なサブウェポンという技範囲の狭さ、微妙なタイプ耐性が足を引っ張り、
 一線級の活躍を見込むのは難しいポケモンでした。
 ですが、SVでテラスタル(特に鋼)が実装されたことにより、
「走攻守ともに優れた種族値配分」「優秀なタイプ相性」「平均以上の技範囲」を持つことが出来るようになりました。
 本育成論では、シーズン1(パルデア図鑑のうちコラミラ・準伝・パラドックスを除いたレギュレーション)の環境において、
先発起用して初手(相手によっては第2手)で鋼テラスタルすることを前提とした「輝石持ち基本型」として記していきます。
(今後のレギュレーションに応じて改良版も投稿予定です)

採用理由と役割

・先発、初手鋼テラスタル剣舞、高耐久により、最初手でアドバンテージを取れる。
(元タイプで1/4・無効となる格闘・地面はまず飛んでこないため)
・対策必須級のキノガッサへのメタ
・サーフゴーのゴルドラを軽減し、C下げでやや優位に立てる
・フェアリーアタッカーとして人気のデカヌチャン ミミッキュへの牽制(ただし、こちらが最速である必要があり、デカヌチャンはたきおとす搭載型に注意)
・高い耐久値と優れたタイプ耐性を活かし剣舞で積みアタッカーに

 

持ち物

コンセプト上「しんかのきせき」で確定です。
進化前であるため持ち物は非常に読まれやすく、はたきおとすを受けてしまうと一気に火力が落ちてしまうため、はたきおとす持ち(主にマスカーニャマスカーニャデカヌチャンデカヌチャン等)には要注意です。

特性

つばめがえしの火力を上げるため、テクニシャン一択です。

性格・努力値と調整

対面で上を取れる相手が一気に増えるため、ようき最速を採用しています(実数値172)。
残りは耐久を確保するためH252、A4振り推奨です。

・スカーフでなければ最速でも抜ける(S104以下)
ミミッキュ デカヌチャン ガブリアス イルカマン ケッキング サザンドラ ウインディなど

・最速が同速(S105)
パーモット ゾロアーク クエスパトラ ムウマージ フリージオ

・準速なら抜ける(S106~122)
ゲンガー エーフィ ライチュウ イッカネズミ ルガルガン など

・準速でも無理(S123~)
サンダース ファイアロー カマスジョー ドラパルト マルマインなど

技構成

【確定枠】
つばめがえし

テクニシャンが適用されるタイプ一致メインウェポン。
シーズン1には虫弱点のあくタイプがあまりいないため(害悪型マフィティフマフィティフか悪変化マスカーニャマスカーニャワルビアルワルビアルくらい)シザクロは採用しません。
必中なので回避率上昇を無視できます。害悪型フワライドフワライド対策もバッチリ。

つるぎのまい

耐久を活かして火力を底上げする積み技。
鋼テラスタル後は積み無しワンパンはほぼ不可能のため、初手の安牌として。この型が有名になったら挑発が飛んでくるかも
舞う回数の目安についてはダメージ計算を参照。

鋼テラバースト

今まで苦手だった岩、氷、及び環境を荒らす
ミミッキュミミッキュデカヌチャンデカヌチャン等フェアリータイプへの打点に。
鋼テラスタルした時点で、撃つ前からテラバ持ちなのがあっさりバレてしまうのが欠点ですが、剣舞した後であれば岩氷フェアリーに圧をかけられること請け合いです。

【選択枠】

とんぼがえり

先発起用のため候補としてはかなり強め。一応選択にしました。
苦手な相手(後述)に上から撃つこと前提。上を取れない相手には素直に交代しましょう。
テクニシャン適用外のため火力は微妙ですが、テラスタル剣舞からのごり押しが出来なかった場合の保険や、相手の選出を見てからのフィニッシャー起用として。

かわらわり

ノーリスクで打てる格闘技。
受けや崩しが多用する両壁対策になる上に読まれにくいのがメリット。
ただしインファイトと比べると火力がかなり落ちるので、壁が無い状態だと「一致つばめよりはマシ」程度の火力なのが難点。

テラスタル

元タイプの相性補完・タイプ耐性・苦手なタイプへの打点を兼ねる鋼テラスタル一択です。
炎には相変わらず弱くなってしまうため、ウインディウインディラウドボーンラウドボーン相手には大人しく引き下がりましょう。
また、初手は安心ですが、テラスタル後は地面に弱くなってしまうのがネックになります。地震持ちにはガブリアスガブリアスカバルドンカバルドン、てんねんドオードオーヘイラッシャヘイラッシャなど苦手な相手がゾロゾロいるので、テラスタルによって良くも悪くも今まで以上に有利な相手・不利な相手がハッキリ別れるようになります。

立ち回り例

基本:先発起用→初手鋼テラスタル剣舞→弱点を突けるならつばめorテラバorインファでワンパン、まだ積めそうなら再び剣舞。
苦手な相手にはとんぼか交代。
【相手別立ち回り】
VSキノガッサ
剣舞せずともつばめがえしで確定一発。
ただし剣舞読み胞子を警戒し、テラスタルせずつばめがえしがオススメです。
ただし、ガッサ対策の対策として炎テラバされると痛手(A特化ガッサ炎テラバが 輝石H全振りストライクに 67.8 ~81.4% 確定2発)。

VSミミッキュ
初手はテラスタルせず、つばめがえしで化けの皮を剥がします。
2手以降は上から鋼テラバ(化けの皮込で耐久無振りなら確1、H全振りでも乱1 6.25%)。
じゃれつくを半減出来るので、トリルを張られてもターン稼ぎが出来ます。
ただし鬼火搭載の搦手型には要警戒。
剣舞でAを戻し、第2手を見ましょう。

VSデカヌチャン
初手テラ無し剣舞。はたきおとすが高確率で飛んできますが、第2手にテラバでH全振りでも確2に持ち込めます。(ついでにデカハン半減も狙う)

VSサーフゴー
初手ゴールドラッシュ読みでテラ剣舞。
読み通りなら再び剣舞し(Cが下がるのでシャドボでもまだまだ耐えられる)、つばめで打ち合いに持ち込みます。
ただし、初手わるだくみの場合シャドボが飛ぶ(C特化で確2)可能性が高いので、トンボを挟んでからノーマル(特にハピナス)と交代すると安心。

VSキョジオーン
初手岩技or呪いorステロ読みでテラ剣舞。
第2手にテラバでHB特化でも確2。地震でも呪いのA1↑込で耐えられます。

与ダメージ計算

つばめがえし

ガッサ
HB特化でも確1

ガブリアス
H全振り剣舞1(54.5%~64.2%)確定2発
H全振りB76までは確2圏内

サフゴ
H4振り
剣舞1で (35.9 ~ 42.6%) 確定3発
剣舞2で(53.8 ~ 63.0%) 確定2発

H全振り
剣舞1(29.9 ~ 35.5%) 乱数3発 : 25.19%
剣舞2(44.9 ~ 52.6%) 乱数2発 : 25.78%

鋼テラバ

ミミッキュ(化けの皮被ダメ込)
H4振り(104.4 ~ 125.3%) 確定1発
H全振り (84.6 ~ 101.5%) 乱数1発 : 6.25%

デカヌチャン
H全振り剣舞1 (64.1 ~ 75.6%) 確定2発

キョジオーン
HB特化剣舞1 58.0 ~ 69.6% 確定2発
上記+呪いでB1↑ (38.7 ~ 46.4%) 確定3発

クレベース
HB特化剣舞1 (45.6 ~ 54.5%) 乱数2発 : 49.6%
剣舞2(68.4 ~ 81.2%) 確定2発
性格補正なし剣舞1なら(50.5 ~ 60.4%) 確定2発

バンギラス
H全振り剣舞1(88.0 ~ 104.4%) 乱数1発 : 18.75%
HB特化剣舞1(64.8 ~ 76.4%) 確定2発

被ダメージ計算

サフゴ
C252ゴルドラ半減
26~30.5 確4
C特化ゴルドラ半減
23.7~28.3 乱4

C252 ↓1シャドボ
21~25.5
ゴルドラと合わせて47~56
C特化
23.7~27.7
ゴルドラ込47.4~57

ガブリアス
A特化ストーンエッジ半減
25 ~ 30 (14.2 ~ 17.0%)
A特化げきりん半減
45 ~ 54 (25.5 ~ 30.5%) 確定4発
A特化地震抜群(第2手以降想定)
(85.9~101.7)乱1
性格補正なし 78~92.7 確2

キョジオーン
A無振り地震 抜群
35~41.9 確3
A全振り
44.1~52 乱2 9.76%
A全振り呪い1地震
64.5~76.9 確2

デカヌチャン
はたきおとす+デカハンマー(半減かつ輝石無し受け)を想定

A全振り
18~21.5+32.3~38.5=50.3~60
A特化
19.2~23.2+35.5~41.9=54.7~65.1

苦手な相手

剣舞を無視されるてんねん持ち
ヘイラッシャヘイラッシャドオードオーラウドボーンラウドボーン

剣舞を積めず、逆に弱点を突かれてしまいます。
ドオーはストーンエッジといわなだれが使えるので、テラ無しでも引きたい相手。
ヘイラは物理耐久の高さから打ち合いで勝てません。

いかく・良耐久・炎タイプ・弱点を突けないウインディウインディ
何もできません。素直に引きましょう。

一致地震・あくび・吠える・高物理耐久カバルドンカバルドン
カバに限りませんが、あくび持ちには弱いです。

相性の良い味方・構築例

弱点の炎地面格闘をカバー出来るファイアロー(ただし、疾風の翼&飛行テラスタル初手バ火力型を使いたいのが悩みどころ)
物理受けカバーとしてカバルドンカバルドンキョジオーンキョジオーン クレベースクレベース
対面で勝てる物理アタッカーを誘導するためハピナスハピナス 輝石じゃなくてタスキか?と思わせるダミーとしてラッキーラッキーもオススメです。 

終わりに

最後までご覧頂きありがとうございました! コメントお待ちしております!
それでは(筆者のやる気があれば)また別の育成論でお会いしましょう! アディオス バイバイだよ〜!!

投稿日時 : 

最終更新日時 : 2022/12/19 22:14

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コメント (3件)

  • ページ:
  • 1
22/12/21 23:31
1fab (@fabpoke1)
以下のような点が気になりました。

初手テラスタル前提と言いつつも、燕返しがタイプ一致として確定技となる説明文はピンと来ませんでした。

新規習得したテクニシャン対象技として草分けや飛びつくも検討した方が良いかと感じました。

「シーズン1には虫弱点のあくタイプがあまりいない」とのことですが、リストアップされているポケモンよりサザンドラの方が余程多くいるような気がしています。

この育成論はキノガッサメタとのことですが、肝心のキノガッサ対面が安定しない気がします。
トラディショナルな岩石封じ持ちタスキガッサの場合、次ターンのS逆転含めて返り討ちにされかねないです。
そもそも「剣舞読み胞子を警戒し、テラスタルせず」とはどういう意味なのでしょうか?

サーフゴー対面で、タイプ不一致の半減燕返しでゴリ押す必要あるのでしょうか?
H4振り相手に剣舞2で確定2発は、もう立ち回りとして成り立っていない気がします。
テラスタル切ってもジリ貧するくらいなら、初手テラスタルに拘らず他に譲るといった臨機応変な対応の方が現実的な気がします。
それに、鋼テラスタルしたら格闘技(気合玉や格闘テラバースト)が飛んでくることも想定されるので、安易にノーマルに引くのも不安が大きいです。
22/12/22 08:15
2大江戸ハマチ (@sakanafish666)
コメントありがとうございます!

くさわけ・とびつくについて:陽気最速にした理由として「最速調整により(非スカーフで)抜きたい相手・絶対に抜 けない相手をハッキリさせておきたい」というのが理由です。そのため、S上げによる全抜きではなく、剣舞による高火力でダメージレースに勝ち、数的優位をもぎ取るのが狙いです。
回復技が眠るしかないため、ひと殴りの重みを増すために加速技を除外しています。
また、虫技は半減が多く、エスパーと悪に抜群で入らないことが多いため不採用としました。

サザンについて:物理アタッカー誘導としてラッキーラッキーハピナスハピナスを置いていたため(ラッキーだけで良くね?と後で気づいた)、チームにサザンがいても選出されることはほぼありませんでした。これが吉と出たか凶と出たかは判断しかねますが、
天然には滅法弱いのでヘイラッシャヘイラッシャラウドボーンラウドボーンに強く出られる型破りオノノクスオノノクスや水ロトムはパーティに入れたいところですね。加筆します。
ガッサについて:タスキ持ちをすっかり忘れていました……確かにタスキ持ちならストライク相手だろうと胞子巻いてきますね。
私もランクマに潜ってからターンアドを取られることに気づいたので、もう少し対ガッサについて見直します。
あとサフゴもやっぱりキツいですね。
ワ ロス玉は幸い飛んで来ませんでしたが、初手ゴルドラでC下げのリスクを背負わず、有効打が無いことを見越してシャドボから入られる事が多かったので、対サフゴに苦戦しないぜという楽観論は捨てた方が良いなと思いました。
ありがとうございます!
22/12/22 09:15
3fab (@fabpoke1)
22222
>>2
ご返信ありがとうございます。

草分け・飛びつくは採用技とすべきとの提案ではなく、育成論内で言及した方が読者としては分かりやすいと感じたものです。
特に草分けは蜻蛉帰りと相性が良くないですし、内容として異論を唱えるものではありません。
ダメージレースを念頭に置くのであれば、飛びつくは蜻蛉帰りより高威力で、後続へのサポートも期待できるので一考の余地がある気もしました。

ダメージレースの面では、被ダメ・与ダメの記載を見ても優位に展開できるようにはとても見えませんでした。
テクニシャン対象技は補正後の威力もせいぜい90以下ですし、多少積んだ程度で本当に優位に立てるのか疑問に感じてしまいます。
ただでさえ、ハッサムより攻撃種族値が20も低いストライクで、性格補正もかけずにどこまで戦えるのか読者は分かりません。
この辺を丁寧に記載いただけますと助かります。

対キノガッサにつきましては、(公式データがまだないので)ポケ徹育成論の採用割合を参考にしますと85.4%がタスキを採用しているようですし、タスキ前提で考察するのが無難と考えています。
また、胞子だけでなく岩石封じも想定して考察すべきかと考えています。
地ならし採用が増えているのは新規習得技の目新しさとサーフゴー対策が十分に確立されていないことが要因と思われますが、草・格闘との相性補完としては岩の方が良く、岩石封じの有用性は依然として高いので。
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