はじめに
4つ目の育成論投稿となります。至らぬ点も多々あると思いますが、改善点等ご指摘いただければ幸いです。
私自身1つ目の育成論で紹介しましたがフワライドは良くも悪くもバトンタッチのイメージが強く、がいあk…サポートとして認識されている方がほとんどだと思われます。
今回はそんなイメージを逆手にとって少し変わったフワライドの育成論を考えてみたので紹介しようと思います。
最後まで見ていただけると嬉しいです。
追記
本育成論を書ききってから先駆者様の育成論に気づいたためフォークさせていただきます。フォーク元の育成論で採用されているトリックではこだわり系のアイテムを回収してしまった際にこちらが機能停止しかねないので、SVから追加された投げつける等の新要素で差別化はできていると考えています。
- HABCDS、など非公式の略語、単語等を用います。
- 論中に登場するポケモンの個体値は特に指定がなければ理想個体とします。
- ダメージ計算にはポケソル様のダメージ計算ツールSV(https://sv.pokesol.com/calc)を使用させていただきました。
採用理由と役割
一般的な小さくなるバトンタッチフワライドの対策としては
等があると思われます。
今回のフワライドはバトンタッチを使用しないアタッカー兼物理受けの型となっているため、これらの内初手ちょうはつ、モロバレルラウドボーン及び対面で積んでくる相手に対して有利を取ることができます。
また、火炎玉を持たせているのできのこのほうし対策としてキノガッサ等にも有利を取ることができ、物理アタッカーに対しては火炎玉を投げつけることで力をすいとると合わせて封殺することが可能です
特性ねつぼうそうにより火傷で特殊技の威力が1.5倍になるのでアタッカーとしても申し分ないと思います。
追記
火炎玉は出たターンの終わりに発動することを失念しておりました。
最初のターンはちからをすいとるでお茶を濁すか、まもるを採用することをおすすめします。
持ち物
かえんだま
持たせると、戦闘に出た最初のターンの終わりに自分が『やけど』状態になる。ただし、すでに他の状態異常になっている場合は発動しない。
本育成論の軸となる持ち物です。
相手に投げつけることで物理アタッカーの機能停止を狙いつつ、自身の特性ねつぼうそうを発動させるトリガーとなります。
特性
ねつぼうそう
『やけど』状態の時、自分の特殊技の威力が1.5倍になる。
現状この特性は進化前であるフワンテとフワライドしか持っていない専用特性になります。
性格・努力値と調整
ひかえめ(C↑A↓)H108 A0 B100 C252 D4 S44
H…火傷ダメージのため16n-1調整
A…イカサマ対策で個体値0推奨
B…物理受けのため余りを全振り
C…コンセプトが特殊アタッカーのためブッパ
D…余り
S…S4振りサーフゴー抜き
技構成
- 確定技
エアスラッシュ
タイプ一致技
今作から追加された優秀な特殊飛行技です。モロバレルキノガッサ等への打点となるので確定です。
なげつける
コンセプトの一つなので確定です。物理アタッカーに火炎玉を投げつけましょう。
こちらも今作からの追加技です。
- 選択技
シャドーボール
タイプ一致技
選択枠としていますがほぼ確定だと思います。後述するたたりめとの2択になります。
たたりめ
タイプ一致技
火炎玉を投げつけた後のダメージに優れます。裏のポケモンでさらに状態異常を付与できる構築ならこちらの方が良いでしょう。
ちからをすいとる
言わずと知れた壊れ技です。物理受けをするのにこれほど強い技もないと思います。
まもる
火炎玉発動までの時間稼ぎに使います。
テラスタル
ゴースト
一致ゴースト技の火力底上げです。パーティ内で格闘の一貫を作りたくない時はこちら
ひこう
一致飛行技の火力底上げです。パーティ内で地面の一貫を作りたくない時はこちら
与ダメージ計算
- 特に表記がない場合"持ち物無し""無振り"で計算しています。
- 主な役割対象に絞って計算をします。
- 〔 〕内は相手がテラスタルした時のダメージとします。
シャドーボール
ラウドボーン(H252)
- 222 ~ 264 (105.3 ~ 125.2%) 確定1発
- 等倍〔111 ~ 132 (52.7 ~ 62.6%) 確定2発〕
サーフゴー(H252)
- 192 ~ 228 (99.0 ~ 117.6%) 乱数1発 : 93.75%
- 等倍〔96 ~ 114 (49.5 ~ 58.8%) 乱数2発 : 98.82%〕
- 222 ~ 264 (136.2 ~ 162.0%) 確定1発
- 等倍〔111 ~ 132 (68.1 ~ 81.0%) 確定2発〕
コノヨザル(H252)
- 192 ~ 228 (88.5 ~ 105.1%) 乱数1発 : 25%
- 等倍〔96 ~ 114 (44.3 ~ 52.6%) 乱数2発 : 17.96%〕
エアスラッシュ
モロバレル(H252)
- 200 ~ 236 (90.5 ~ 106.8%) 乱数1発 : 43.75%
- 等倍〔100 ~ 118 (45.3 ~ 53.4%) 乱数2発 : 33.98%〕
被ダメージ計算
- 特に表記がない場合"持ち物無し""無振り"で計算しています。
- 主な役割対象に絞って計算をします。
- 【 】内は自分がテラスタルした時のダメージとします。
ラウドボーン
シャドーボール
- 158 ~ 188 (66.2 ~ 78.7%) 確定2発
- 等倍【79 ~ 94 (33.0 ~ 39.4%) 乱数3発 : 99.97%】
サーフゴー(C↑252)
シャドーボール
- 246 ~ 290 (103.0 ~ 121.4%) 確定1発
- 等倍【123 ~ 145 (51.5 ~ 60.7%) 確定2発】
ドラパルト
ドラゴンアロー(A↑252)
- 140 ~ 168 (58.6 ~ 70.3%) 確定2発
シャドーボール(C↑252)
- 204 ~ 240 (85.4 ~ 100.5%) 乱数1発 : 6.25%
- 等倍【102 ~ 120 (42.7 ~ 50.3%) 乱数2発 : 0.39%】
コノヨザル(A↑252)
ふんどのこぶし
- 134 ~ 162 (56.1 ~ 67.8%) 確定2発
- 等倍【67 ~ 81 (28.0 ~ 33.9%) 乱数3発 : 0.31%】
モロバレル
クリアスモッグ
- 20 ~ 24 (8.4 ~ 10.0%) 乱数10発 : 0%
イカサマ(A↓0)
- 72 ~ 86 (30.2 ~ 36.0%) 乱数3発 : 32.1%
- 等倍【36 ~ 43 (15.0 ~ 18.0%) 乱数6発 : 28.3%】
苦手なポケモン
- 特殊受け全般
- 弱点を突いてくる特殊アタッカー
相性の良い味方・構築例
地面や格闘を弱点に持つ鋼タイプである程度の特殊受けができるポケモンが相性が良いと思います。(ジバコイルドドゲザン等)
後攻とんぼがえりやボルトチェンジ、脱出パックなどでフワライドを繰り出し、火炎玉を発動させる動きも強いと思います。
さいごに
ここまで本育成論を見ていただきありがとうございます。
今回は少しダメージ計算がおざなりになっているので「この対面のダメージが知りたい」というものがあればコメントしていただければ対応いたします。