ドンファン- ポケモン育成論SV

自分のことを襷マンムーだと思い込んでいる氷テラスタルドンファン

2022/12/12 06:42 / 更新:2022/12/12 18:07

ドンファン

HP:HP 90

攻撃:攻撃 120

防御:防御 120

特攻:特攻 60

特防:特防 60

素早:素早 50

ツイート4.184.184.184.184.184.184.184.184.184.18閲覧:14982登録:16件評価:4.18(5人)

ドンファン  じめん  【 ポケモン図鑑 】

性格
いじっぱり(攻撃 特攻)
特性
がんじょう
努力値配分(努力値とは?)
HP:252 / 攻撃:252 / 素早:4
個体値:31-31-31-x-31-31
実数値:197-189-140-x-80-71 (素早さ比較)
覚えさせる技
こおりのつぶて / アイススピナー / じしん / ステルスロック
持ち物
チイラのみ
テラスタイプ
こおり

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ルール
シングルバトル
このポケモンの役割
物理アタッカー
登録タグ

考察

ドンファンドンファンドンファンは今作からアイススピナーを習得したことで、地面+氷の優秀な範囲を持てるようになりました。
この技範囲を持つことで有名なマンムーマンムーマンムーはSV発売時点ではパルデア入国が許されていません。
シリーズ1環境においてこの技範囲はかなり通りが良いと思ったため、氷にテラスタルすることで地面と氷の打点をタイプ一致で打てるドンファンドンファンドンファンの育成論を考えました。

  • 本育成論ではHABCDS等の一般的な略称・用語を用います。
  • シリーズ1の環境を想定した育成論です。

採用理由と役割

ドンファンは物理耐久の高い地面タイプの低速アタッカーで、特性がんじょうによる行動保証があり、ほとんどの攻撃を一度耐えてから行動することができます。
また、サブウェポンとして安定した威力の氷技アイススピナー、がんじょうとの相性が非常に良い先制技のこおりのつぶてを持っています。

シリーズ1環境では氷弱点のドラゴンタイプサザンドラサザンドラドラパルトドラパルトカイリューカイリューガブリアスガブリアスボーマンダボーマンダオノノクスオノノクスや地面弱点の鋼タイプサーフゴーサーフゴードドゲザンドドゲザンジバコイルジバコイルの個体数が多く、これらのポケモンに有利をとっていくことができます。

そのため、先発や死に出しからこれらのポケモンと対面し、必要に応じて氷テラスタルを絡めながら、確実に1体処理していくことが主な役割となります。

なお、タイトルや本育成論のコンセプトでもマンムーマンムーマンムーを強く意識していますが、このポケモンはマンムーマンムーマンムーではないです。(それはそう)
マンムーマンムーマンムーのすばやさ種族値80に対してドンファンドンファンドンファンは50のため、上からじしん→HP1で耐える→上からじしんで突破、というような動きは難しくなっています。
一方でドンファンドンファンドンファンは地面単タイプのため弱点の数が少なく、また物理耐久が高いため、等倍での打ち合いでは2発以上耐えて殴り返せることもあります。
パルデアにいないポケモンとの差別化は意識する必要がないとしても、使用感はかなり変わってきますのでご注意ください。

持ち物

実質的にきあいのタスキであるがんじょうを特性として持っているため、ここに挙げた持ち物以外でも比較的自由度が高い印象です。

  • チイラのみ

がんじょうが発動するとAが上がり、返しのじしんや次のターンのこおりのつぶてのダメージを上げることができます。

  • じゃくてんほけん

チイラのみよりも発動機会は下がりますが、返しでさらに大きな火力を出すことができます。
チイラのみでは倒せないがじゃくてんほけんを持つことで倒せるようになる仮想敵として、H振りマリルリマリルリマリルリが挙げられます。
ただしマリルリマリルリマリルリは同じすばやさ50族のため、アクアブレイクでじゃくてんほけん発動→じしんで突破、という流れを作るためにS個体値を28~29にして、無振りマリルリよりもすばやさが1だけ低くなるようにすることを推奨します(Sに下降補正をかけるとカバルドンカバルドンカバルドンに抜かれるため非推奨)。

特性

がんじょう
コンセプトである行動保証を得るために確定です。

性格・努力値と調整

いじっぱり H252A252S4
最大限に火力を出すためにAに特化し、高い耐久を活かすためにHに振ってのこりはSです。
Hに振ることで、ガブリアスガブリアスガブリアスの特化じしんを確定2発に抑えることができるようになります。

ドンファンドンファンドンファンのすばやさ種族値50には他にドドゲザンドドゲザンドドゲザンとマリルリマリルリマリルリがおり、これらに対して想定する立ち回りによってHを削ってSを上げたり、逆に下げるような調整が考えられます(じゃくてんほけんの項を参照)。

頑丈を利用して2回行動する前提で、60族などの上から動けるようにするAS振りとは選択です。

技構成

確定

  • こおりのつぶて

頑丈で耐えてからの先制技によって対面で勝てる幅が広がるため確定です。

  • アイススピナー

コンセプトのため確定です。命中率100で威力80と、技外しがなく安定した威力の出せる良い技です。

  • じしん

高火力の一致打点のため確定です。

選択
本育成論では4つ目の技をステルスロックとしていますが、ドンファンの覚える技は非常に優秀で、構築によって幅広くカスタマイズ可能です。

  • ステルスロック

相手が引いていく対面など余裕のある場面で使用することで、サイクル戦でのダメージレースが有利になる、裏のアタッカーがきあいのタスキで止まらずに動けるようになるといったアドバンテージがとれます。

  • はたきおとす

相手の交代際に使用することで圧をかけていくことができるほか、ミミッキュミミッキュミミッキュとの対面で皮をはがす際に使用することでいのちのたまを落とし、A特化つるぎのまい→じゃれつく→かげうちをちょうど確定で耐え、はたきおとす→じしん(乱数)→こおりのつぶてで確実に倒すことができるようになります。

  • じわれ

耐久型のポケモンに対して打っていけるほか、やけどしても起点にされにくくなります。

  • カウンター

じしん+こおりのつぶてで突破できない相手の物理アタッカーに対してストッパーとして働くことができます。

  • がむしゃら

がんじょう発動後、先制技を嫌って交代してきた相手のHPを1にすることができ、刺さると非常に大きなアドバンテージがとれます。

  • ストーンエッジorいわなだれorがんせきふうじ

ウルガモスウルガモスウルガモスやヒートロトムヒートロトムヒートロトム、炎テラスタルしたサザンドラサザンドラサザンドラなどに。
がんせきふうじはASに振ったドンファンドンファンドンファンで使用することで多くのポケモンとのS関係を逆転させることができ、準速なら最速87族セグレイブセグレイブ・準速100族ウルガモスウルガモスボーマンダボーマンダまで、最速なら最速100族まで抜くことができるようになります。

テラスタル

コンセプトのため氷テラスタルで確定です。
耐性が少なく弱点が多いため不一致で氷テラスタルが選択されるケースは少ないように思いますが、がんじょうで弱点を突かれても一発耐えられるため耐性の脆さは問題になりにくく、また地面タイプの弱点である草・水・氷タイプはテラスタルすることですべて等倍以下となります。
場合によっては、炎技や格闘技が飛んでくる場面でテラスタルし、あえて抜群で受けることでチイラのみやじゃくてんほけんを発動させることもできます。

立ち回り例

先発で出します。相手にステルスロック持ちがいないように見えた場合、裏にストッパーとして置いておくのも良いです。

与ダメージ計算

H4:
アイススピナー 74.3~87.8% (氷テラスタル: 109.7~129.2%)
こおりのつぶて 37.8~45.1% (氷テラスタル: 54.8~65.8%)
じしん 68.2~81.0%
アタッカーのドラパルトドラパルトドラパルトであれば、アイススピナー・じしんどちらから入っても次のつぶてで落とせます。

H252:
アイススピナー 62.5~73.8% (氷テラスタル: 92.3~108.7% (50%の乱数1発))
こおりのつぶて 37.8~45.1%
じしん 68.2~81.0%

おにびから入られた場合、アイススピナーが31.2~36.9% (73.41%の乱数3発)しか入らなくなるので厳しいです。

H4 マルチスケイル込み:
アイススピナー 60.2~71.0% (氷テラスタル: 89.1~106.0% (37.5%の乱数1発))
こおりのつぶて 30.1~36.1% (氷テラスタル: 45.7~54.2%)

H4 ノーマルテラスタル、マルチスケイル込み:
アイススピナー 15.0~17.4% (氷テラスタル: 22.2~26.5%)
こおりのつぶて 7.2~9.0% (氷テラスタル: 11.4~13.2%)
じしん 27.7~33.1%

アイススピナー 61.9~73.8% (氷テラスタル: 92.8~109.5% (56.25%の乱数1発)
こおりのつぶて 32.1~38.0% (氷テラスタル: 46.4~55.9% (76.17%の乱数
2発)

氷テラスタルを切らない場合、アイススピナー→こおりのつぶてで75.39%の乱数1発です。

アイススピナー 91.2~107.6% 43.75%の乱数1発 (氷テラスタル:135.6~161.4%)
こおりのつぶて 46.7~56.1% (氷テラスタル: 70.1~84.2%)

いかくが入っていない状態であれば、氷テラスタルこおりのつぶてが100.5~121.6%で確定1発です。

アイススピナー 109.2~128.9% (氷テラスタル: 163.9~192.3%)
こおりのつぶて 54.6~65.5% (氷テラスタル: 80.8~98.3%)
じしん 50.8~60.6%

初手でアイススピナーから入った場合、さめはだに触れることでじしんの被ダメージが確定3発から67.18%の乱数2発になってしまうため、テラスタルで氷を半減するタイプに変更されると不利になります。きあいのタスキを持っていて一撃では落とせない個体も多いため、テラスタルを相手が残している場面ではじしん→こおりのつぶてやじしん連打を推奨します。

じしん 75.2~89.6%

じしん 73.4%~87.9%

被ダメージ計算 (すべて特化)

ドラゴンアロー 39.5~46.7%
シャドーボール 47.7~56.8% (89.45%の乱数2発)

げきりん 49.2~58.3% (98.04%の乱数2発)
じしん 41.1%~48.7%

げきりん 50.2%~59.3%
しんそく 22.8~26.9%

ゴールドラッシュ 86.8%~102.5%
シャドーボール 58.3%~69.0%

ドゲザン 35.5~42.6%
ふいうち 29.4~35.5%
アイアンヘッド 34.0~41.1%

苦手なポケモン

  • 浮いていて氷が通らないポケモン

ウォッシュロトムウォッシュロトムヒートロトムヒートロトムアーマーガアアーマーガア(鋼/炎テラスタルサザンドラサザンドラ)
タネばくだん、ストーンエッジ、ほのおのキバといったピンポイント技を仕込まなければまったく打点がなく、基本的には相手することができません。

  • 物理受けポケモン全般

ヘイラッシャヘイラッシャラウドボーンラウドボーンなど
ラウドボーンラウドボーンラウドボーンやHB振りのウルガモスウルガモスウインディウインディはタイプ相性上は有利ですが、上からおにびを入れられてしまうため簡単に受けきられてしまいます。

  • 先制技や連続技持ちでドンファンドンファンドンファンの弱点を突くことのできるポケモン

マスカーニャマスカーニャマリルリマリルリセグレイブセグレイブパルシェンパルシェンキノガッサキノガッサ
相手によってはテラスタルで弱点タイプを変えることによって対抗できる可能性があります。キノガッサキノガッサキノガッサは無理です。

相性の良い味方・構築例

ウォッシュロトムウォッシュロトムヒートロトムヒートロトムロトム系統や物理受けのポケモンに強く出ることができ、鋼タイプなどにテラスタルすれば相手のサザンドラサザンドラセグレイブセグレイブとも打ち合うことができます。

投稿日時 : 

最終更新日時 : 2022/12/12 18:07

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コメント (2件)

  • ページ:
  • 1
22/12/12 14:58
1草の毛皮
投稿お疲れ様です。
良いコンセプトで参考になりました。

候補技にほのおのキバが無いのは、アーマーガアピンポになるからというのは分かりましたが
じゃれつく、アイアンヘッド、くさわけが無い理由はどんな感じなのでしょうか?

個人的には
・じゃれつく→役割対象が型のコンセプトでほとんど対面可能で、他に打ちたい相手もいないため
・アイアンヘッド→デカヌチャンやサーフゴー、鋼テラスサザンの存在が大きく、この型に採用しても攻め型としてはそれらの見劣りになりかねないため
・くさわけ→単に環境ですばやさを積んでる余裕がなく、草が通るような相手が役割対象にいないため
からなのではないかと考えました
ダストシュートはサーフゴー飛び交う現環境では論外ですし

そう考えると、ドンファンを強く使うには氷テラスタルが最適と思えますね。

長文失礼致しました。
22/12/12 17:11
2たたも (@__tatamo__)
>>1
コメントありがとうございます。
じゃれつくは育成論中でも触れられれば良かったのですが(文字数制限……)、コメントいただいたように抜群をつける範囲がアイススピナーと重複しているため、この型では不採用としています。
一般には、カイリューカイリューガブリアスガブリアスボーマンダボーマンダへのダメージが減るかわりに、現在に環境に非常に多いサザンドラサザンドラに4倍弱点をついて確定で落とせるようになります。
この型でサザンドラサザンドラをテラスタルなしで確実に落としたい場合は、HPが減らなくても火力を増やせるたつじんのおび、とけないこおり、ちからのハチマキ(おにびorリフレクターのH252ドラパルトドラパルトボーマンダボーマンダに対しても安定するので意外とありです)などを持たせることを検討できます。

アイアンヘッドは採用しなくてもミミッキュミミッキュに十分戦えること、H4セグレイブセグレイブはじしんでも確定2発がとれていることから、あまり範囲が広がらないと思い選択から外しました。

くさわけ(・こうそくスピン)は本育成論をASでなくHAとして投稿したためあまり相性が良くないかなと思っています。
S加速→じしんorアイススピナーで突破 の流れをとることで後続の相手に一致じしんを当てやすくなりますが、コメントいただいたようにあまり余裕がなく、じしんorアイススピナー→こおりのつぶてが十分強いため選択から外しています。
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