皆さんこんにちは!
今回はハピナスハピナスの育成論になります。
環境特殊アタッカーにかなり良い役割も持てるのではと考え、投稿させていただきます!
では本論へどうぞ!
はじめに
- HP,攻撃,防御,特攻,特防,素早さをそれぞれ、H,A,B,C,D,Sと表記します。
- ダメージ計算はポケモンソルジャー様の物を利用させていただきます。
- 新環境前というものもあり、環境ポケモンが読み切れない事から、ダメージ計算は必要最小限の記載とし、コメント欄のリクエストに応じる形で乗せようと考えています。
- コメント欄への返信は毎日確認致しますが、日を跨いで返信となる場合もありますのでご理解の程よろしくお願いします。
ハピナスハピナスとは?
- 非常に高いH種族値と高いDにより、特殊耐久指数が超次元のポケモン。
- C種族値も75あるため、十分殴りにいける強さもあり、特殊対面の殴り合い最強。
- Bは序盤の進化前ポケモンに大きく劣るレベルで低いため、努力値を252割くことがほぼ必須になってしまうポケモンである。
- ノーマルタイプの長所である豊富な技範囲を持っており、構築単位で重い相手や仮想敵を据えて技を組みやすい。
- 今作にて、トライアタックが没収。
といった長所短所のあるポケモンとなる。
採用理由
構築を組む際、こだわりトリック枠や、キノガッサキノガッサ対策、物理アタッカー、特殊アタッカー、物理クッションなど非常に多くの要素が必要となり、枠の苦しさに悩んでいた。
そこで、1枠で幅広く受けられるポケモンは無いかと考えた結果、とある型のハピナスハピナスに辿り着いた。
持ち物
かえんだま
かえんだまのやけどによる、あくび,キノコのほうしの完全シャットダウン。どくどくの無効化が可能。
トリックされた際にデメリットアイテムを押し付けられる等のメリットも大きい。
後述するが、投げつけるを覚えさせているため、物理アタッカーへの交代読みで刺せるとそのまま居座ることすら可能となる。
特性
てんのめぐみ
豊富なサブウェポンの追加効果を引き上げるのに有効。
性格
ひかえめ
努力値と調整
H:4 B.C:252
H:4
自由枠。Hを奇数にするためにHに4を振った。
C:252
種族値が75と殴るにはやや物足りないためブッパする形を取る。細かい調整が必要な場合はここから削ると良い。
B:252
種族値が10という脅威の低さにより、H種族値が255あるにもかかわらず、物理方面の耐久指数が極めて低い。
それを補う為にBには252と振り切る形をとる。
参考として、無振りと252振りのダメージの比較を乗せる。
ガブリアスガブリアス A252 じしん
vsハピナスハピナスHB無振り
103.1%~121.9%(確定1発)
vsハピナスハピナスH0.B252振り
50.4%~59.4%(確定2発)
このように、基礎値があまりにも低いため、努力値という定数振りが非常に有効であることが分かる。
テラスタル
岩タイプで確定とする。
ウルガモスウルガモスに対しての打点としての採用。
ラウドボーンラウドボーンに対してもなまけるで受けきれない高打点としても有効。
特にウルガモスウルガモスに関しては、前作ではハピナスからの高打点が無かったため、油断を誘いやすくテラスタル合わせをされることが1度もなかった。
技構成
確定枠
- テラバースト
ノーマル一致技として半減以外に押しつつ、ウルガモスラウドボーンに対しては、岩打点として使う。
トライアタックが没収されてしまったが、技スペース圧縮+奇襲という新たな武器を手にした。
- たまごうみ
特殊アタッカーとの殴り合いを支える技。
後述する投げつけるで火傷にした相手に打点がなくとも、延命だけで削れる点も好相性。
- 投げつける
今回のコンセプトの技。
ハピナスで受け出しした場合、超高確率で物理アタッカーに引かれるため、そこに投げつけるを刺せると強力。
現環境で多い「こだわりトリック」に対しても非常に有効で、押し付けられたスカーフを投げてしまえばこだわらないという強みもある。
かえんだま+投げつけるの組み合わせによって
あくび展開,どくどくによる受け崩し,こだわりトリックによる受け崩し,引き先のアタッカーの役割崩壊のが可能になるといえる。
選択技
- かえんほうしゃ
環境に多い鋼テラスタルに対して有効な打点。
ノーマルテラバーストが半減の敵に抜群で入る点が高評価。
てんのめぐみで20%の火傷も魅力的。
- れいとうビーム
環境に多いドラゴンタイプに有効な打点。
てんのめぐみの20%氷が非常に凶悪。
鋼に対して打点がないのが悩みどころか。
- シャドーボール
ノーマルテラバーストが無効化されるゴーストに対して抜群で入るのも高評価。
てんのめぐみの効果で40%でDダウンもかなり凶悪。
- マジカルシャイン
環境に多いドラゴンタイプに有効な打点。
れいとうビームとデメリットが共通しており、追加効果の有無で優先度は低い。
立ち回り例
特殊アタッカーに受け出しからスタートする。
ほぼ確実に引かれるため、後続に負荷をかける技を押すか、かえんだまを投げつけるかは相手の構築次第。
生半可な物理アタッカーの攻撃であれば1発は耐えるため、有利対面はできるだけたまごうみでHPを高く保ちつつ突破したい。
ラッキーラッキーとの差別化
ハピナスを語る上で、進化前のラッキーとの差別化は必須と言える。
個人的に1番の差別化は、やはり持ち物の自由度である。
本論におけるかえんだま型が最たる例で、後続に火傷のリスクという負荷を押し付けたり、火傷さえ入れば物理もある程度受けが成立するのも大きな差別化となる。
また、こだわりトリックで機能停止しないというのも評価が高く、現環境は、こだわりトリックで受けを崩すのがトレンドであるため、採用のしやすさも大きく上回っていると言える。
また、ラッキーは特殊受け専門であり、後続に負荷をかける技がでんじはしかないため、じめんタイプの受け出しが安定することに加え、ラウドボーンに対しても打点がない。
これらの点から十分差別化は可能であり、ハピナスハピナスの優位点も多いことが分かるといえる。
与ダメージ計算
特に記述のない場合は無振り想定でダメージ計算を行う。
本論では、かえんほうしゃ,テラバースト,テラバースト(岩)で構成されているため、それに沿って行う。
vsサーフゴー :かえんほうしゃ
53.1%~63.0%(確定2発)
vsサザンドラ:テラバースト(ノーマル)
23.4%~27.5%(乱数4発66.69%)
vsウルガモス:テラバースト(岩)
127.5%~152.5%(確定1発)
vsラウドボーン:テラバースト(岩)H252
63.6%~74.9%(確定2発)
vsウォッシュロトム:テラバースト(ノーマル)
27.2%~32.8%(確定4発)
vsセグレイブ:テラバースト(ノーマル)
31.5%~37.9%(乱数3発89.62%)
被ダメージ計算
特に記述のない場合は、H4.B252のハピナスで行い、攻撃ポケモンの無補正AC252として計算する。
vsサザンドラ:あくのはどう
15.7%~19.0%(乱数6発96.53%)
vsサーフゴー:ゴールドラッシュ
24.7%~29.4%(毎回Cダウンのため確定数省略)
vsラウドボーン:フレアソング
14.5%~17.2%(乱数6発0.12%)
vsキラフロル:ヘドロウェーブ
19.4%~23.0%(乱数5発98.66%)
以下やけどにて計算を行う。
vsドドゲザン:ドゲザン
21.7%~25.7%(乱数4発1.46%)
vsミミッキュ:じゃれつく
17.5%~20.9%(乱数5発2.45%)
vsカイリュー:ノーマルテラスハチマキしんそく
30.9%~36.3%(乱数3発52.27%)
vsハッサム:鋼テラスハチマキバレパン
20.2%~23.9%(確定5発)
苦手なポケモン
役割対象が基本的には特殊であるため、物理アタッカー対面は、火傷がなければ勝つことは不可能。
キョジオーンキョジオーンのような、自己再生を持つポケモンに対しては、やけどが効かないこともあり、殴り勝つのがかなり大変となる。
終わりに
いかがだったでしょうか?
基本的に受けポケモンは絡め手に弱いとされていますが、トリックもどくどくもあくびも全てシャットアウトした理想的な型が出来たのではと考えております。
はじめは、トライアタックの没収が大きな痛手と思われましたが、テラバーストによって良い面も増え、今作でも十分戦っていけると言えるでしょう。
皆さんも使ってみてください。