ハピナス- ポケモン育成論SV

絡め手拒否型 難攻不落ハピナス

2022/12/09 22:09 / 更新:2022/12/10 02:39

ハピナス

HP:HP 255

攻撃:攻撃 10

防御:防御 10

特攻:特攻 75

特防:特防 135

素早:素早 55

ツイート4.974.974.974.974.974.974.974.974.974.97閲覧:126764登録:204件評価:4.97(33人)

ハピナス  ノーマル  【 ポケモン図鑑 】

性格
ひかえめ(特攻 攻撃)
特性
てんのめぐみ
努力値配分(努力値とは?)
HP:4 / 防御:252 / 特攻:252
個体値:31-0-31-31-31-31
実数値:331-13-62-139-155-75 (素早さ比較)
覚えさせる技
タマゴうみ / なげつける / テラバースト / かえんほうしゃ
持ち物
かえんだま
テラスタイプ
いわ

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ルール
シングルバトル
このポケモンの役割
特殊受け
登録タグ

考察

皆さんこんにちは!

今回はハピナスハピナスハピナスの育成論になります。

環境特殊アタッカーにかなり良い役割も持てるのではと考え、投稿させていただきます!

では本論へどうぞ!

はじめに

  • HP,攻撃,防御,特攻,特防,素早さをそれぞれ、H,A,B,C,D,Sと表記します。
  • ダメージ計算はポケモンソルジャー様の物を利用させていただきます。
  • 新環境前というものもあり、環境ポケモンが読み切れない事から、ダメージ計算は必要最小限の記載とし、コメント欄のリクエストに応じる形で乗せようと考えています。
  • コメント欄への返信は毎日確認致しますが、日を跨いで返信となる場合もありますのでご理解の程よろしくお願いします。

ハピナスハピナスハピナスとは?

  • 非常に高いH種族値と高いDにより、特殊耐久指数が超次元のポケモン。
  • C種族値も75あるため、十分殴りにいける強さもあり、特殊対面の殴り合い最強。
  • Bは序盤の進化前ポケモンに大きく劣るレベルで低いため、努力値を252割くことがほぼ必須になってしまうポケモンである。
  • ノーマルタイプの長所である豊富な技範囲を持っており、構築単位で重い相手や仮想敵を据えて技を組みやすい。
  • 今作にて、トライアタックが没収。

といった長所短所のあるポケモンとなる。

採用理由

構築を組む際、こだわりトリック枠や、キノガッサキノガッサキノガッサ対策、物理アタッカー、特殊アタッカー、物理クッションなど非常に多くの要素が必要となり、枠の苦しさに悩んでいた。

そこで、1枠で幅広く受けられるポケモンは無いかと考えた結果、とある型のハピナスハピナスハピナスに辿り着いた。

持ち物

かえんだま

かえんだまのやけどによる、あくび,キノコのほうしの完全シャットダウン。どくどくの無効化が可能。

トリックされた際にデメリットアイテムを押し付けられる等のメリットも大きい。

後述するが、投げつけるを覚えさせているため、物理アタッカーへの交代読みで刺せるとそのまま居座ることすら可能となる。

特性

てんのめぐみ

豊富なサブウェポンの追加効果を引き上げるのに有効。

性格

ひかえめ

努力値と調整

H:4 B.C:252

H:4
自由枠。Hを奇数にするためにHに4を振った。

C:252
種族値が75と殴るにはやや物足りないためブッパする形を取る。細かい調整が必要な場合はここから削ると良い。

B:252
種族値が10という脅威の低さにより、H種族値が255あるにもかかわらず、物理方面の耐久指数が極めて低い。
それを補う為にBには252と振り切る形をとる。
参考として、無振りと252振りのダメージの比較を乗せる。

ガブリアスガブリアスガブリアス A252 じしん

vsハピナスハピナスハピナスHB無振り

103.1%~121.9%(確定1発)

vsハピナスハピナスハピナスH0.B252振り

50.4%~59.4%(確定2発)

このように、基礎値があまりにも低いため、努力値という定数振りが非常に有効であることが分かる。

テラスタル

タイプで確定とする。

ウルガモスウルガモスウルガモスに対しての打点としての採用。

ラウドボーンラウドボーンラウドボーンに対してもなまけるで受けきれない高打点としても有効。

特にウルガモスウルガモスウルガモスに関しては、前作ではハピナスハピナスからの高打点が無かったため、油断を誘いやすくテラスタル合わせをされることが1度もなかった。

技構成

確定枠

  • テラバースト

ノーマル一致技として半減以外に押しつつ、ウルガモスウルガモスラウドボーンラウドボーンに対しては、岩打点として使う。

トライアタックが没収されてしまったが、技スペース圧縮+奇襲という新たな武器を手にした。

  • たまごうみ

特殊アタッカーとの殴り合いを支える技。
後述する投げつけるで火傷にした相手に打点がなくとも、延命だけで削れる点も好相性。

  • 投げつける

今回のコンセプトの技。
ハピナスで受け出しした場合、超高確率で物理アタッカーに引かれるため、そこに投げつけるを刺せると強力。

現環境で多い「こだわりトリック」に対しても非常に有効で、押し付けられたスカーフを投げてしまえばこだわらないという強みもある。

かえんだま+投げつけるの組み合わせによって
あくび展開,どくどくによる受け崩し,こだわりトリックによる受け崩し,引き先のアタッカーの役割崩壊のが可能になるといえる。

選択技

  • かえんほうしゃ

環境に多い鋼テラスタルに対して有効な打点。
ノーマルテラバーストが半減の敵に抜群で入る点が高評価。
てんのめぐみで20%の火傷も魅力的。

  • れいとうビーム

環境に多いドラゴンタイプに有効な打点。
てんのめぐみの20%氷が非常に凶悪。
鋼に対して打点がないのが悩みどころか。

  • シャドーボール

ノーマルテラバーストが無効化されるゴーストに対して抜群で入るのも高評価。
てんのめぐみの効果で40%でDダウンもかなり凶悪。

  • マジカルシャイン

環境に多いドラゴンタイプに有効な打点。
れいとうビームとデメリットが共通しており、追加効果の有無で優先度は低い。

立ち回り例

特殊アタッカーに受け出しからスタートする。
ほぼ確実に引かれるため、後続に負荷をかける技を押すか、かえんだまを投げつけるかは相手の構築次第。
生半可な物理アタッカーの攻撃であれば1発は耐えるため、有利対面はできるだけたまごうみでHPを高く保ちつつ突破したい。

ラッキーラッキーラッキーとの差別化

ハピナスハピナスを語る上で、進化前のラッキーラッキーとの差別化は必須と言える。

個人的に1番の差別化は、やはり持ち物の自由度である。

本論におけるかえんだま型が最たる例で、後続に火傷のリスクという負荷を押し付けたり、火傷さえ入れば物理もある程度受けが成立するのも大きな差別化となる。

また、こだわりトリックで機能停止しないというのも評価が高く、現環境は、こだわりトリックで受けを崩すのがトレンドであるため、採用のしやすさも大きく上回っていると言える。

また、ラッキーラッキーは特殊受け専門であり、後続に負荷をかける技がでんじはしかないため、じめんタイプの受け出しが安定することに加え、ラウドボーンラウドボーンに対しても打点がない。

これらの点から十分差別化は可能であり、ハピナスハピナスハピナスの優位点も多いことが分かるといえる。

与ダメージ計算

特に記述のない場合は無振り想定でダメージ計算を行う。
本論では、かえんほうしゃ,テラバースト,テラバースト(岩)で構成されているため、それに沿って行う。

vsサーフゴーサーフゴー :かえんほうしゃ
53.1%~63.0%(確定2発)

vsサザンドラサザンドラ:テラバースト(ノーマル)
23.4%~27.5%(乱数4発66.69%)

vsウルガモスウルガモス:テラバースト(岩)
127.5%~152.5%(確定1発)

vsラウドボーンラウドボーン:テラバースト(岩)H252
63.6%~74.9%(確定2発)

vsウォッシュロトムウォッシュロトム:テラバースト(ノーマル)
27.2%~32.8%(確定4発)

vsセグレイブセグレイブ:テラバースト(ノーマル)
31.5%~37.9%(乱数3発89.62%)

被ダメージ計算

特に記述のない場合は、H4.B252のハピナスハピナスで行い、攻撃ポケモンの無補正AC252として計算する。

vsサザンドラサザンドラ:あくのはどう
15.7%~19.0%(乱数6発96.53%)

vsサーフゴーサーフゴー:ゴールドラッシュ
24.7%~29.4%(毎回Cダウンのため確定数省略)

vsラウドボーンラウドボーン:フレアソング
14.5%~17.2%(乱数6発0.12%)

vsキラフロルキラフロル:ヘドロウェーブ
19.4%~23.0%(乱数5発98.66%)

以下やけどにて計算を行う。

vsドドゲザンドドゲザン:ドゲザン
21.7%~25.7%(乱数4発1.46%)

vsミミッキュミミッキュ:じゃれつく
17.5%~20.9%(乱数5発2.45%)

vsカイリューカイリュー:ノーマルテラスハチマキしんそく
30.9%~36.3%(乱数3発52.27%)

vsハッサムハッサム:鋼テラスハチマキバレパン
20.2%~23.9%(確定5発)

苦手なポケモン

役割対象が基本的には特殊であるため、物理アタッカー対面は、火傷がなければ勝つことは不可能。

キョジオーンキョジオーンキョジオーンのような、自己再生を持つポケモンに対しては、やけどが効かないこともあり、殴り勝つのがかなり大変となる。

終わりに

いかがだったでしょうか?

基本的に受けポケモンは絡め手に弱いとされていますが、トリックどくどくあくびも全てシャットアウトした理想的な型が出来たのではと考えております。

はじめは、トライアタックの没収が大きな痛手と思われましたが、テラバーストによって良い面も増え、今作でも十分戦っていけると言えるでしょう。

皆さんも使ってみてください。

投稿日時 : 

最終更新日時 : 2022/12/10 02:39

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コメント (15件)

  • ページ:
  • 1
22/12/10 13:28
1にゃんこ (@XALZKpYVS4P2aST)
ラッキーを使おうと思ってましたが参考にさせていただきます( ^ω^ )
22/12/11 09:34
2やすお (@yasuoooo3152)
55555
ドオーより安定する特殊数値受けが欲しいなと思い、この育成論に辿り着きました。ウルガモスを瞑想ではなくテラバーストで見れるのはとてもいいですね。ハピの岩テラバが警戒されるようになれば、あえて切らないでサイクルをもう一周するみたいな立ち回りが必要になってくるんですかね。
22/12/12 08:16
3ハピナス初心者
とても参考になる投稿です!
ちなみにイカサマ混乱自傷対策のためにA個体値0にしてると思いますが、投げつけるのために個体値をVにするのはありだと思いますか?
もちろん微々たる威力ですが、少しでも与ダメを多くしてもいいのかなと思ったところです。どうでしょうか?
22/12/12 09:59
4らいごん様 (@Silvally1256)
>1

にゃんこさん

コメントありがとうございます!

私個人的な意見としましては、現環境における優位性はラッキーラッキーを上回ると考えておりますので、是非お試し下さい!
22/12/12 10:05
5らいごん様 (@Silvally1256)
>2

やすおさん

コメントありがとうございます!

もし仮にこの型のハピナスがテンプレと呼ばれるほどまで定着し、ウルガモスウルガモス等に読まれることが増えて来たのであれば、原点に帰り「めいそう」型で運用することも視野に入れても良いかもしれません。

基本的にウルガモスウルガモス側は、ハピナスハピナス対面で居座ることがほとんどなので、様子見でテラスタルを温存し、「ちょうのまい」を無償で3回以上積まれてしまうと対面で勝てるかがかなり怪しくなってしまいます。

ですので、読まれたら仕方がないと割り切って立ち回る方が勝算自体は高いかと思います。
22/12/12 10:12
6らいごん様 (@Silvally1256)
>3

ハピナス初心者さん

コメントありがとうございます!

ハピナスのA0の必要性についてですが、個人的に全く関係ないレベルと捉えております。

与ダメージに関しては、セグレイブセグレイブに対しての投げつけるのダメージは、個体値31,0のどちらで計算しても変わりません。

かと言ってH種族値255のポケモンに対して、攻撃種族値10のイカサマで攻撃してくるような相手も居ないでしょう。

今回のハピナスハピナスの型は、本来覚えない「おにび」をかえんだまによって使えるようにするというのも、コンセプトの1つでして、物理打点を持とうというものでは無いんですよね。

ばけのかわを潰せる「おにび」と思っていただければ大丈夫ですので、ダメージは気になさらなくて良いかと思います。
22/12/12 12:35
7ハピナス初心者
>6

らいごん様

コメ返信ありがとうございました!
大変参考になりましたので、早速育成してみたいと思います!
22/12/12 22:11
8アレックス
ハピナスの型でいくつか考えてましたが
かえんだま投げつける型も、なかなか面白くて良いですね
ランクマ環境も物理打点が多いので、確定でやけど状態にできる点は非常に魅力的です

テラスタイプについて気になったのですが、
いわタイプだとサーフゴーのゴールドラッシュ受けるのキツくなりませんか?
交代サイクル繰り返されて、わるだくみの隙を与えてしまうと更にキツくなると思うのですがどうなのでしょう?
22/12/12 23:20
9らいごん様 (@Silvally1256)
>8

サーフゴーサーフゴーに対してはテラスタルしないので問題ないと考えています。
相手視点、剣盾でメジャーであった瞑想型のハピナスハピナスを想定しない訳は無いため、サーフゴーサーフゴー+ウルガモスウルガモスの同時選出はまず無いと考えて良いと思います。
岩テラスタルを切っていなければ、1悪巧みゴールドラッシュは十分受かりますし、初手身代わり悪巧みされるリスクがある場合には、先発にロトムロトム系列など身代わりを削りながら後続へ繋げるポケモンと合わせて採用することで、問題なく受けが成立すると考えております。
22/12/17 10:37
10ねこ
ハピナスは使いたいと思っていたので参考にさせていただきます!
心内評価星5です!
ハピナスと相性の良いポケモンは何かいますか?
22/12/21 11:54
11みたま
本文読ませていただきました。丁度岩テラスのハピナスを持っているので試してみようと思います!
22/12/26 18:22
12HaxGran
ハピナスを使おうとして調べていたらこの育成論に辿り着きました。とても好みなので、早速試行錯誤しながら自分の分を作ろうと思います!

ただ、一点だけ気になるところがありまして、
ラウドボーンからの被ダメについてですが、フレアソングで毎回Cが上がることを考慮すると確定4発ではないでしょうか?(火傷込みで最大ダメージを引き続けた場合は3発+次ターンのやけどで落ちる可能性がほんの少しだけ有り)
4発でも6発でも岩テラスタルをぶっ放すのであまり変化はないかもしれませんが・・・念のため。

以下、スマホアプリのダメ計算 SV for ポケモンスカーレットバイオレットでの計算結果を参考として置いておきます。
1回目 +0 14.5%〜17.2%
2回目 +1 21.7%〜25.6%
3回目 +2 28.3%〜33.8%
4回目 +3 35.6%〜41.6%
23/01/03 10:39
13貝殻の鈴 (@kaigaranosuzu)
55555
らいごん様さん。育成論の投稿ありがとうございます。

ハピナスハピナスハピナスは各世代で新たな型が考案されるのですが、ラッキーラッキーラッキーとの差別化が難しく、強い型が生まれづらいポケモンだと思います。
その中でも,状態異常無効、物理アタッカー対策の「火傷玉」を思いつくまでには、とても時間がかかったと思います。

火傷玉型ハピナスハピナスハピナス、僕も使ってみようと思います。育成論の投稿ありがとうございました。
23/01/13 20:48
14エナ (@supushan812)
55555
本人様かもしれませんが、マスボランクでこのラッキーに出会い、パーティがラッキー1匹で全壊させられました。
トラウマ急に強かったです。
23/09/08 13:03
15カイト (@24jBVkajS9NO2TR)
使ってみたいのですが、この調整で現環境での運用は可能でしょうか。
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