最強オーダイルレイドが始まりました
今回は完全物理型のレイドで、初手のつるぎのまい以外はそこまでキツい要素のない比較的易しめのレイドになっています
とはいえ、ちからずくの乗ったアクアブレイクやかみくだくはなかなかの威力であり、下手に特性を消してしまうと追加効果によるぼうぎょダウンが厳しく、特性消しは悪手になります
まずはオーダイルの行動を見ていきましょう
最強オーダイルの詳細
- 特性
ちからずく(追加効果のある技の追加効果を消し、威力を1.3倍にする)
- 技構成
アクアブレイク/かみくだく/サイコファング/れいとうパンチ
- 特殊行動
HP80% 強化解除
HP75% バリア展開
HP65% 弱体解除
HP50% りゅうのまい+確率で2回行動開始
時間99% つるぎのまい
時間95% テラスチャージ吸収
時間75% バリア展開
時間70% じしん(全体)
冒頭にも書いた通り初手のつるぎのまい+特性で強化された技のシンプルな火力で殴ってくる物理レイドです
サイコファング以外は特性の補正が乗るため、実際の威力は以下の通りになります(すべて等倍計算)
アクアブレイク:165
かみくだく:156
サイコファング:85
れいとうパンチ:97
上記から分かるようにサイコファングは抜群であっても他の技と比べ大して威力差がないため、かくとうタイプは実質的に弱点を突かれないと考えても良いかと思います
とにかく今回のレイドは初動を抑えることが重要で、弱体解除や強化解除の位置も悪くないので初動さえどうにかできれば中盤のりゅうのまい以外に注意することはありません
そこで今回は開幕つるぎのまいをすばやく抑え込む技を持ち、鉄板の攻略法であるぼうぎょ上げ+ボディプレスを使え、急所事故を起こさないヒスイヌメルゴンを紹介します
持ち物
- かいがらのすず
- 与えたダメージの1/8を回復する
- 吸収技を持たないアタッカーはまずこれ
特性
- シェルアーマー
- 相手の攻撃が急所に当たらなくなる
- 急所はこうげきデバフやぼうぎょバフを無視してくるため、この特性があるだけで事故が起こらなくなる
性格・努力値と調整
ずぶとい(ぼうぎょ↑こうげき↓)、もしくはのうてんきやわんぱくでも可
HP108、ぼうぎょ252、すばやさ148
すばやさ実数値193でオーダイル抜き
技構成
- ボディプレス
- 自分のぼうぎょ値を参照してダメージを与える
- ちなみにいけいけドンドンではなくガッチリぼうぎょで火力が上がる
- たてこもるorとける
- 自身のぼうぎょを2段階上げる
- 同じ効果のとけるはヌメイル時限定の技で、強いて言えばたてこもるの方が演出時間がやや長いが、どちらを使ってもよい
- あまえる
- 相手のこうげきを2ランク下げる変化技
- バリア中は効果がないことに留意
- ひやみずorワイドブレイカー
- 相手のこうげきを1ランク下げる攻撃技
- 相手がバリアを張った後でも効果がある
その他技候補としては特殊の味方向けのアシッドボム、よりサポートに回るいのちのしずくなどがあるものの、技枠が足りず今回のコンセプトとは合わないため不採用
テラスタル
ボディプレスの火力を上げるためかくとう一択
オーダイルの攻撃をテラス演出のないサイコファングに誘導できるところも魅力
立ち回り例(マルチ)
初手あまえる2回
たてこもる1回で耐久確保し、ボディプレスやひやみずでテラス貯め
強化解除を受けたらたてこもる2回
テラスタルしてボディプレス連打
弱体解除が来たらひやみずを2回程度打っておくと味方の生存に効果的
バリア破壊後にそのまま押し切れそうならボディプレス、味方がキツそうであればあまえるを1回打つ
与ダメージ計算
素ボディプレス:160〜190(回復量20〜23)
ぼうぎょ2ランクボディプレス:318〜376(回復量39〜47)
テラスタル後ボディプレス:240〜284(回復量30〜35)
ぼうぎょ4ランクボディプレス:716〜846(回復量89〜105)
バリア中同条件ボディプレス:537〜634(回復量67〜79)
被ダメージ計算
ヒスイヌメルゴンHP328
かみくだく:93〜109(28.3〜33.2%)
こうげき2ランクダウンかみくだく:46〜55(14〜16.7%)
同条件たてこもる2回使用かみくだく:16〜19(4.8〜5.7%)
テラスタル後サイコファング:102〜120(31〜36.5%)
たてこもる2回使用サイコファング:34〜42(10.3〜12.8%)
同条件ひやみず1回使用:24〜30(7.3〜9.1%)
苦手なポケモン
このポケモンに限らずではあるがカラマネロカラマネロがスキルスワップした場合、あまえる、ひやみずが腐るなどの弊害が発生する
スキスワしないでひっくりかえずを適切に使えるカラマネロであれば頼りになるのだが、選出段階では謎スキスワや無駄な1乙をするイカかどうかを判別できないため、専用の対策(かたやぶりルチャブルなど)を取る必要があることに留意
おわりに
与ダメと被ダメを見比べると、条件が整えば2連続サイコファングよりボディプレスの回復量が上回ることがわかります
しかもシェルアーマーなので絶対に急所に当たりません
勝ち確まで持っていけます
マルチでは味方次第なのでそこまで理想的な展開には行けないこともありますが、立ち回りが簡単で味方に揃っても強く、初心者にもお勧めできるポケモンです
同じ戦法を使うブリジュラスやタイレーツとの違いはやはりあまえるの有無で、より序盤を安定させるマルチ向けの動きができることが特徴です
今回はサポートも良さげなものがいくつかあるため、他の紹介も出来たらしていこうかと思っています
それではよいテラレイドライフを