サーフゴー- ポケモン育成論SV

はじめに

お久しぶりです。うーたんと申します。
レギュレーションHになって、パオジアンハバタクカミディンルーなどのおもんない強くてかっこいいポケモンたちが軒並み消えて、一般ポケモンが活躍出来る神環境がやってきましたね。(今更)
サーフゴーは環境のインフレが進みほとんど姿を消していましたが、レギュレーションHで完全復活しました。そこで今回投稿するのは、受け対策のせんせいのツメ持ちサーフゴーです。なぜせんせいのツメなのかは後ほど説明するとして、受けにめっぽう強くなっていますので是非見てみてください。

• 非公式用語(HABCDS)を使用します。
• 登場するポケモンは全て6Vとします。

コンセプトと役割

サーフゴーは『おうごんのからだ』とかいう変化技全無効のチート特性を持っており、最初から受けに強い性能を持っています。今回はそもそも受けに強いサーフゴーを、さらに受け対策に特化した型を考察しました。サーフゴーは型が多く一見してガチガチの受け対策として見えないので型の匿名さも強みの一つです。
後ほど紹介するせんせいのツメでグライオンに強く、受け崩しとして、積み技『わるだくみ』、防御方面でダメージを計算する(主にラッキーハピナスへ打つ)『サイコショック』を採用しました。テラスタル以外のラッキーハピナスには即勝ち出来ます。また、流行のママンボウグライオン構築にも強く出る事が出来ま
す。

持ち物

『せんせいのツメ』

この持ち物は主にグライオン対策として採用しています。

S種族値がグライオンに負けてる以上、上からみがまもを決められTODで負けてしまう可能性があります。

そこで『せんせいのツメ』を採用し、20%の確率で先制で動き突如としてみがまもループを抜け出し、相手の受けを崩します。

要は20%の運ゲーですね。

特性

『おうごんのからだ』
相手の変化技を全て無効化する特性。この特性のお陰で受けに強いポケモンになっています。

性格・努力値と調整

性格　ひかえめ
努力値　H228 B180 C20 D76 S4

‐調整意図
H...美しいと言われる実数値191
C...D4振りドラパルトに対してシャドーボールで93.75%
D...臆病ドラパルトの眼鏡シャドーボールを62.5%で耐え
B...ヘイラッシャに強く出たいため厚め(余り)。

ドラパルトを意識してるのはママンボウ構築で高火力枠としてよく採用されるからですね。

技構成

シャドーボール

高火力タイプ一致技。

専用技且つタイプ一致技であるゴールドラッシュを採用しないのはPPが少なく持久戦が出来ないため。

サイコショック

特殊攻撃主体のサーフゴーを受けに来るポケモンへ打ちます。

相手の特防上昇を無視出来るのが強み。

まぁ使い道は受けループにいるラッキーハピナスに打つぐらいですけどね。

わるだくみ

特攻を二段階上げる積み技。

ちょうはつが効かない為、確実に積む事が出来ます。

じこさいせい

HPを半分回復します。

PPが8しかないので使い所を良く考え使用する事が大切です。

テラスタル

グライオンやヘイラッシャが放つじしんやじわれを無効化するテラスタルです。

タイプは単純に耐性面が優秀で受け構築から弱点を取られる事が少ないです。

‐他の候補

マスカーニャやドラパルトが放つはたきおとすやシャドーボールを半減します。

また、ママンボウのミラーコート対策にもなります。

ただ、天然のヘイラッシャのじわれを許してしまうので、そこが気になるところ。

与ダメージ計算

『シャドーボール』

H4カイリュー(特性込)乱数5発(99.65%) 19.7〜23.4%

H4カイリュー確定3発 39.6〜46.8%

無振りブリジュラス確定2発 55.2〜65.5%

H252ブリジュラス乱数2発(55.85%) 46.2〜54.9%

無振りガブリアス確定2発 59.6〜71.1%

H252アシレーヌ乱数2発(51.56%) 45.5〜54.6%

H252アーマーガア確定4発 26.4〜31.8%

『サイコショック』

B特化輝石ラッキー乱数3発(1.66%) 28.7〜34.2%

B特化輝石ラッキー(C+2)確定2発 57.3〜67.4%

B特化ハピナス乱数4発(58.78%) 23.0〜27.3%

B特化ハピナス(C+2)乱数2発(53.12%) 46.1〜54.3%

被ダメージ計算

A特化カイリュー地震確定2発 58.7〜70.2%

臆病ブリジュラスエレビ(C+1)確定2発 56.1〜66.5%

C特化ガチグマ(アカツキ)ブラム(等倍)確定2発 70.7〜83.3%

C特化アシレーヌアリア乱数2発(3.12%) 43.0〜50.8%

苦手なポケモン

・タイプ全般のポケモン(マスカーニャドドゲザンテラスラッキーハピナス等)
→単純に打点がない。
・ガチグマ(アカツキ)
→サイコショックしか打点がない他、高火力を押し付けられる。
・ウルガモス
→こちらが特防を上昇させる手段がない。

相性の良い味方・構築例

サーフゴーは型が多くその匿名性が高い為、どの構築に混ぜても受け対策型だとはバレないと思います。

終わりに

いかがだったでしょうか。選出機会は少ないと思いますが、パーティにいてくれると安心感があります。是非使ってみて下さい！
何か意見や質問あったらコメントどんどんお願いします！