オドリドリ(ふらふら)- ポケモン育成論SV

【レギュH】における練舞鳥の戦い方

2024/09/30 00:15

オドリドリ(ふらふら)

HP:HP 75

攻撃:攻撃 70

防御:防御 70

特攻:特攻 98

特防:特防 70

素早:素早 93

ツイート5.005.005.005.005.005.005.005.005.005.00閲覧:2477登録:1件評価:5.00(3人)

オドリドリ(ふらふら)  エスパー ひこう  【 ポケモン図鑑 】

性格
おくびょう(素早 攻撃)
特性
おどりこ
努力値配分(努力値とは?)
HP:100 / 防御:4 / 特攻:12 / 特防:252 / 素早:140
個体値:31-0-31-31-31-31
実数値:163-67-91-120-122-144 (素早さ比較)
覚えさせる技
めざめるダンス / ちょうのまい / ちょうはつ / バトンタッチ
持ち物
レンブのみレンブのみ
テラスタイプ
じめん

スポンサーリンク


ルール
シングルバトル
このポケモンの役割
特殊
登録タグ

考察

最初に

  • 本育成論では、対戦に関する一般的な用語及び略語を使用します。また性格補正有り252振りを「特化」、性格補正無し252振りを「極振り」と表記します。
  • ダメージ計算には、ダメージ計算SVのアプリを使用しています。

ふらふらスタイルというフォルムについて

オドリドリ(ふらふら)オドリドリ(ふらふら)は第7世代から登場したポケモンで、オドリドリ(めらめら)オドリドリ(めらめら)オドリドリ(ぱちぱち)オドリドリ(ぱちぱち)オドリドリ(まいまい)オドリドリ(まいまい)というフォルム違いの仲間がいます。
相手のダンス技にタダ乗りできる専用特性のおどりこを有し、今作ではちょうのまいを習得するなど個性は十分なポケモンです。
シングルよりはダブルが主戦場であり、あるフォルムを除いて3フォルムは(ランクマ初期とは言え)使用率150位以内に入った実績があり、特にオドリドリ(ぱちぱち)オドリドリ(ぱちぱち)は疑似サンダーサンダー枠としてシングルでも150位以内に入った事があります。
…既に皆さんお気付きかも知れませんが、そうです。オドリドリ(ふらふら)オドリドリ(ふらふら)だけが唯一ずっと使用率圏外を記録しているポケモンなのです。
その理由はやはりエスパータイプとの複合タイプであるという一点に尽きると言えます。

エスパータイプは攻撃面でも防御面でも(少なくとも現環境では)優れたタイプとは言えず、SV環境への刺さりもよくありません。
特に耐性面はエスパータイプ半減を加味してもオドリドリ(まいまい)オドリドリ(まいまい)の方が優秀と言わざるを得なく、仮にエスパータイプ耐性を活かすとしても現環境に多いエスパータイプトリックアンコール採用率が高いエーフィエーフィイエッサン♂イエッサン♂が多く起点にするのは困難です。
また、同じエスパータイプのライバルとしてクエスパトラクエスパトラが非常に大きな壁として立ち塞がります。オドリドリ(ふらふら)オドリドリ(ふらふら)ちょうのまいバトンタッチを両立できますが、クエスパトラクエスパトラめいそう+特性かそくで疑似的な蝶舞バトンが出来るため、使うなら汎用性の高いクエスパトラクエスパトラでええやん…となりがちです。
ただ幸いオドリドリ(ふらふら)オドリドリ(ふらふら)クエスパトラクエスパトラが覚えないちょうはつを習得するため、ほえる・ふきとばしといった強制交代技やちょうはつ・アンコールなどを封じつつ積めるという点で差別化が出来ます。
ちょうのまいバトンタッチちょうはつを両立できるのは(ドーブルドーブルを除いて)オドリドリ4種だけなので十分な個性ですが、それは同時に他の3フォルムとの差異を見出さないといけないという事です。
先ほどお伝えした通り防御面には期待できないので、攻撃面…つまりは疑似サイコキネシスとも言えるエスパータイプめざめるダンスに長所を見出す必要がありそうです。

タスキを貫く青き果実

攻撃面に長所を、と先の項で言いましたがオドリドリ(ふらふら)オドリドリ(ふらふら)は他3フォルムと違い、唯一テラスを切らなければはがねタイプに打点がないという大きすぎるハンデを背負っています。
オドリドリのサブウェポンはこごえるかぜみわくのボイスしかなく、仮にA種族値70を活かしてきしかいせいを採用したとしてもサーフゴーサーフゴーに無力な上、やるならオドリドリ(まいまい)オドリドリ(まいまい)の方が適しています。
純粋アタッカーにしてしまっては確実に他3フォルムへ後れを取るため、1ウェポンに絞ってでもちょうのまいバトンタッチちょうはつを採用するべきだと筆者は考えます。

そしてエスパータイプが弱点を突けるのはどくタイプかくとうタイプですが、かくとうタイプは他フォルムでも弱点を突けるため、役割対象はどくタイプを中心に定めたいところです。
現環境に多いどくタイプにはキラフロルキラフロルゲンガーゲンガーがいますが、どちらもきあいのタスキの採用率がとても高いため単純に殴り合っても勝てず、仮に勝てたとしても蝶舞を積めていないのであっけなく後続に落とされる事でしょう。

タラプオボンゲンガーゲンガーに上から殴られれば間に合わないため、筆者はレンブのみの採用を考案しました。
特殊技を受けた際に八分の一ダメージを与える持ち物で、タスキを潰せるため蝶舞を積んだ状態で突破が可能となり突破後の幅が大きく広がります。
他のフォルムでは1回蝶舞を積んでもキラフロルキラフロルの攻撃を耐える&レンブの効果と合わせて一撃突破は出来ないため、先発で出されやすいキラフロルキラフロルゲンガーゲンガーを読んで初手出ししやすい点は差別化点になると思います。

持ち物

上述の通り、役割遂行のためレンブのみで確定です。
キラフロルキラフロルゲンガーゲンガーに加えてタスキ持ちが多いグレンアルマグレンアルマゾロアーク(ヒスイ)ゾロアーク(ヒスイ)の他、テラスを切れば特性がんじょうジバコイルジバコイルブリジュラスブリジュラスにも有利に立ち回れます。

テラスタル

がんじょう持ちが一定数いるジバコイルジバコイルブリジュラスブリジュラスや、グレンアルマグレンアルマに弱点を突くためじめんタイプを採用します。
オドリドリ(ふらふら)オドリドリ(ふらふら)を採用するならテラスではがねタイプ対策はマストだと思います。

性格・努力値と調整

性格はおくびょうで準速キラフロルキラフロル抜きかつ、最近多い物理耐久に厚く振ったウルガモスウルガモスを抜けるよう、S↑1で最速ドラパルトドラパルト抜き抜きまで振っています。

特殊耐久は臆病キラフロルキラフロルパワージェムと臆病ゲンガーゲンガーシャドーボールを確定耐えまで振っています。
また、蝶舞1回で特化グレンアルマグレンアルマアーマーキャノンを83.6%の確率で2発耐えられるため、対面ならテラスを切らずとも高確率で殴り勝てます。
ちなみにあまり無いケースだと思いますが、対面かつテラスしていない状態なら、C特化ガチグマ(アカツキ)ガチグマ(アカツキ)ブラッドムーンハイパーボイスしんくうはに対し蝶舞2回からのバトンタッチが間に合います。
他フォルムは乱数次第ではしんくうはで落ちてしまうため、かくとうタイプ四分の一減という耐性が有効に働く数少ない相手となっています。

火力は元々居座り続ける事を前提としていないので、ゾロアーク(ヒスイ)ゾロアーク(ヒスイ)をレンブ+C↑1ダンスで倒せる程度に振っています。

技構成

めざめるダンス
威力90のエスパー技。素の性能はサイコキネシスの劣化だが、テラスタルするとテラバーストの上位互換になる。
ちょうのまい
今作から習得したあまりに優秀な積み技。特性によりウルガモスウルガモスとの積み合いは基本こちらが有利。
ちょうはつ
クエスパトラクエスパトラとの重要な差別化点。
ひこうタイプ耐性と合わせて大抵のグライオングライオンカバルドンカバルドンを完封できる他、役割対象であるどくタイプドオードオードヒドイデドヒドイデモロバレルモロバレル対策としても必須の技。
バトンタッチ
他フォルムと比べて技の通りが悪いオドリドリ(ふらふら)オドリドリ(ふらふら)にとって、退却と後続支援を両立できる重要度の高い技。

与ダメージ計算

めざめるダンスC↑1キラフロルキラフロルH4114.4%〜135.8%
確定1発
ゲンガーゲンガー無振り143.7%〜170.3%
確定1発
ジャラランガジャラランガH496.6%〜115.2%
高乱数1発(81.2%)
※レンブ込みで確1
ゾロアーク(ヒスイ)ゾロアーク(ヒスイ)H487.7%〜103.8%
低乱数1発(25%)
※レンブ込みで確1
与ダメージ計算
じめんタイプめざめるダンスC↑1サーフゴーサーフゴーH4103%〜121.4%
確定1発
ブリジュラスブリジュラスH252&D4106.7%〜127.9%
確定1発
グレンアルマグレンアルマH4115.5%〜135.4%
確定1発
ジバコイルジバコイルH252&D4+チョッキ124.2%〜149.1%
確定1発
与ダメージ計算

被ダメージ計算

ゾロアーク(ヒスイ)ゾロアーク(ヒスイ)
C極振り
うらみつらみ74.8%〜89.5%
確定2発
キラフロルキラフロル
C極振り
パワージェム82.2%〜99.3%
確定2発
ゲンガーゲンガー
C極振り
シャドーボール82.2%〜99.3%
確定2発
ゲッコウガゲッコウガ
C極振り&へんげんじざい
れいとうビーム80.9%〜95.7%
確定2発
サーフゴーサーフゴー
C極振り
シャドーボール84.6%〜100.6%
超低乱数1発(6.2%)
被ダメージ計算

最後に

拙い文章ではありましたが、ここまで本育成論を見て下さりありがとうございます。
オドリドリ(ふらふら)オドリドリ(ふらふら)は初登場のSMから今日に至るまで一度も育成論が投稿されなかったポケモンであり、それは多くの人が考察しながらも優位性を見出せなかったからだと思っています。
筆者も「見出せた!」などと言うつもりは口が裂けてもありませんが、少なくとも環境に合わせてカスタマイズすれば、決して手の施しようがないポケモンではないと感じています。
本育成論を見て、もしオドリドリ(ふらふら)オドリドリ(ふらふら)というポケモンに興味を持って頂けたなら嬉しいです。
もしアドバイスなどあればコメント欄にてお手柔らかにご教授頂いたり、貴方様の考察をお聞かせ願えると幸いです。
ここまでお付き合い頂き、ありがとうございました。

投稿日時 : 

投稿者の前後の育成論

スポンサーリンク

コメント (2件)

  • ページ:
  • 1
55555
育成論の投稿お疲れ様です。
オドリドリというポケモンに独自の役割を持たせつつ、現環境にマッチした型を考えていていいと思いました。

今から育成しようと思うのですが、パーティ例や使っていて相性のいいポケモンなどありますか?
できれば知りたいです。
NT様

コメントと評価を頂き、ありがとうございます!
お褒めの言葉、感謝です🙇‍♂️

相性の良いポケモンとしましては、オドリドリとタイプ補完が優れているバトン先になるかと思います。
個人的にはブリジュラスなどがバトン先エースとしてオススメです!(サーフゴーも良さそうですが、ゴースト技が一貫するので)

また、パーティはキラフロルを先発に誘えるよう、毒菱が通りやすい風にパーティ偽装できると良いかも知れません(ドオーやドヒドイデ等もオドリドリで対応可です)。

拙い返答で恐縮ですが、少しでもご参考になれば幸いです!
  • ページ:
  • 1

削除キー:


コメントを投稿

コメント設定により登録ユーザーに限定されています。「ポケ徹サービス」に、ログインしてください。


この育成論のフォークを投稿する >>

修正・削除(投稿者用)

この育成論を修正あるいは削除する場合は、管理用パスワードを入力して「修正・削除」ボタンをクリックしてください。

スポンサーリンク