コンセプトと役割
ハバタクカミ、ミライドン、バドレックス(こくば)など、ランクマッチでの対戦において猛威を振るうポケモンたちへの対策として考えたドリュウズです。元々はミライドン対策に集中して育てていましたが、思いのほかハバタクカミやバドレックス(こくば)などが相手でも強かったので見直したところ、さまざまな特殊のポケモンに強く出れると気づきました。
持ち物
- とつげきチョッキ
- これのおかげでただでさえ堅い特殊耐久を更に堅くでき、特殊受けとして申し分ない性能になります。
特性
- かたやぶり
- すなあらし前提の特性よりかはまぁ良いということで...
性格・努力値と調整
性格:しんちょう(D↑C↓)
努力値:H252 B4 D252
実数値:217-155-81-63-117-108
ハバタクカミのマジカルフレイムやバドレックス(こくば)のアストラルビットが確3、ミライドンのオーバーヒートが乱2で耐えられ、その間に弱点をついて相手を落とせるように調整。
技構成
- アイアンヘッド
- ミライドンはの次にやのテラスタルも多く、その両方の弱点を突けます。また、ハバタクカミはそもそもがだったり、ムーンフォースを強化するためテラスタルを切ることも多く、技を入れることでハバタクカミを落とせます。ついでにバドレックス(こくば)のテラスタルも。
- シャドークロー
- バドレックス(こくば)など、、などの相手を想定したもの。無振りでも乱1で落とせるので上手く4倍弱点を突きましょう。あとは技はほとんどのタイプに等倍なのでよく言えば汎用性も高いです。
テラスタル
- 考察
- ドリュウズの弱点は、、、、の4つですが、、は特殊技が多く採用されている印象があり、特殊受けというコンセプトではあまり気にしなくてもいいのかなと。一方で、、は、インファイト、ドレインパンチ、じしんなど、幅広いポケモンに採用されている物理技であり、その2つの対策になります。
立ち回り例
- ミライドン
- そのまま攻撃してくる場合はりゅうせいぐん、稀にオーバーヒートを撃ってきます。これらの攻撃は問題なく耐えられるのでそのままじしんで倒しちゃいましょう。やのテラスタルを切られた場合はアイアンヘッドです。どちらであっても抜群なのが強いところ。
- ハバタクカミ
- 基本的にはアイアンヘッドで問題ないです。
- バドレックス(こくば)
- が4倍で刺さるのでシャドークローです。テラスタルを切られた場合はアイアンヘッドです。
まぁなんとなく見えてきたかもしれませんがにはじしん、やにはアイアンヘッドと、相手の弱点に合わせて技を選んでおけばだいたい大丈夫です。
与ダメージ計算
ミライドン無振り 146 ~ 174 (83.5 ~ 99.5%) 確定2発
ハバタクカミ無振り 186 ~ 222 (143.1 ~ 170.8%) 確定1発
ミライドン無振り or 116 ~ 140 (66.3 ~ 80.0%) 確定2発
バドレックス(こくば)無振り 140 ~ 168 (80.0 ~ 96.0%) 確定2発
バドレックス(こくば)無振り 164 ~ 196 (93.8 ~ 112.0%) 乱数1発 (68.75%)
カイリュー無振り 78 ~ 92 (47.0 ~ 55.5%) 乱数2発 (69.92%)
被ダメージ計算
ハバタクカミ C252↑
マジカルフレイム 124 ~ 148 (67.1 ~ 80.0%) 確定2発
ミライドン C252↑ ハドロンエンジン
りゅうせいぐん 39 ~ 47 (18.0 ~ 21.7%) 乱数5発 (36.18%)
オーバーヒート 106 ~ 126 (48.9 ~ 58.1%) 乱数2発 (95.7%)
バドレックス(こくば)
アストラルビット 84 ~ 100 (38.8 ~ 46.1%) 確定3発
ラウドボーン
フレアソング 84 ~ 102 (38.8 ~ 47.1%) 確定3発
苦手なポケモン
カイオーガやホウオウなど高火力の弱点タイプを押し付けてくるポケモンや、ブリジュラスのボディプレスや、ウーラオス(れんげき)など、物理で攻めてくるポケモンには返り討ちに合います。ただし、今あげたような苦手も、テラスタルを切れば確2、ブリジュラスに至っては防御ランク+4でやっと確2なので、テラスタルを適切に使えばやり過ごせるかもしれません。
逃げるが吉
パオジアンは、このドリュウズに対してとても強く、テラスタルを切らないとせいなるつるぎで落とされ、テラスタルでやり過ごしても、つららおとしはどう足掻いても耐えられません。
オーガポン(かまど)は、A無振りでもツタこんぼうで落としてきやがります。A252↑で、オーガポン(かまど)もドリュウズもテラスタルした場合はツタこんぼうを乱1 (81.25%) で耐え、確1のじしんをお返ししてあげるといいかもしれません。あなたが2割弱を引けるほどの強運を持っているならですが...
相性の良い味方・構築例
弱点が被らなければどんな味方でも活かせると思いますが特に良かった例を。
- オーロンゲなどの壁役
壁で更に耐久面を強くできます。
特殊のドリュウズ、物理のブリジュラス、両方のルナアーラと、それぞれ違う方向性の耐久型でサイクルさせても面白いです。ドリュウズかブリジュラスをにしてあげるとタイプバランスもいいですね。
終わりに
ここまでありがとうございました。
ドリュウズは剣盾時代にズキュントスなんて構築で流行りましたが、そこまでメジャーじゃなくなった今でも普通に強く、特殊耐久ガン振りというコンセプトも今の環境にマッチしていて個人的にはお気に入りです。しばらく伝説のいない環境にはなるものの、レギュHでも強さを発揮していただきたいですね