- SVでは初の育成論の投稿となります。至らない点、分かりにくい点があるとは思いますがご了承ください。
- 指定のない限り全てのポケモンは6vとします。
- H、A、B、C、D、Sなどの略称を使用します。
- ダメージ計算はSoldier Calcさんのダメージ計算サイトを使用しております。
採用理由と役割
- ポケモンSVにおいてステロ+おきみやげが両立する。これにより後続アタッカーが積む余裕を作ることができる。
- 特性によりどくびしを撒けるので、受け回しの構築にも入れる余地がある。
- タイプが優秀。耐性が多いので、相手次第ではかなり場を荒らすことができます。
- 基本的に初手投げしてステロ+おきみやげで裏のアタッカーの起点作りが目的です。
- 相手のキノガッサにハマられないようにテラスタイプは草にしてあります。テラスタイプについては後でまた詳しく検討します。
持ち物
- オボンのみ。2回行動したいので受け切れる範囲を広げています。
特性
- どくげしょう。どくどく採用しないなら流石に1択。
性格・努力値と調整
性能...ずぶとい
HB...ぶっぱ
D...あまり
とりあえず最初なので、HBベースから始めていく予定です。物理環境が予想されるのでしばらくはHBでいい気はします。
技構成
- ステルスロック
タスキ潰し、裏の削りなどなど。言わずと知れた壊れ技の1つ。今回のコンセプトでもあるので確定枠。
- おきみやげ
相手の火力を落とし、自主退場できる優秀な技。起点にされるのを回避することもできるので隙を見せにくくなる。コンセプトでもあるので確定枠。
- 以下、選択枠
- ヘドロウェーブ
タイプ一致高火力技。C130もあるので、意外と削れる。
無振りキノガッサ→ 204 ~ 240 (151.2 ~ 177.8%) 確定1発
H252振りウォッシュロトム→ 64 ~ 76 (40.8 ~ 48.5%) 確定3発
- パワージェム
タイプ一致高火力技。ヘドロウェーブと同じく削り目的。
無振りトドロクツキ→ 57 ~ 67 (31.7 ~ 37.3%) 乱数3発 : 81.73%
無振りドラパルト→ 72 ~ 85 (44.2 ~ 52.2%) 乱数2発 : 16.4%
- どくどく
上記の通り、等倍ではなかなか削りにくいので、どくどくの選択肢もあり。受け構築で採用するならなら特にどくどく採用の方がいいかもしれない。
- マジカルシャイン
環境に増えそうなドラパルトとトドロクツキに奇襲を狙える。環境次第では全然採用していいと思う(ただし絶妙にワンパンできない)。フェアリーテラスタルすればワンパンできるので、それも選択肢ではある。
無振りトドロクツキ→ 152 ~ 180 (84.5 ~ 100.0%) 乱数1発 : 6.25%
H252振りトドロクツキ→ 152 ~ 180 (71.7 ~ 85.0%) 確定2発
フェアリーテラスタル→ 228 ~ 268 (107.6 ~ 126.5%) 確定1発
無振りドラパルト→ 96 ~ 114 (58.9 ~ 70.0%) 確定2発
フェアリーテラスタル→ 144 ~ 170 (88.4 ~ 104.3%) 乱数1発 : 25%
- だいちのちから
ここまで読んでいただければ分かるように、鋼に完全に無力です。なのでサーフゴーの後出しなどで簡単に詰んでしまいがちですが、鋼に対しても役割を持ちたいなら採用価値あり。これ採用するなら地面テラスタルしてもいいかなって思う。キノコは知らん。
H252サーフゴー→ 92 ~ 110 (47.5 ~ 56.8%) 乱数2発 : 86.32%
地面テラスタル→ 138 ~ 164 (71.2 ~ 84.6%) 確定2発
H252ブロロローム→ 236 ~ 280 (126.3 ~ 149.8%) 確定1発
立ち回り例
基本は初手に投げて、ステロ+おきみやげで場作りが仕事になります。相手に詰まれるとめんどくさいので、初手トドロクツキみたいなのが出てきたら、有効打を採用してるなら倒しに行き、無理そうなら裏にすぐに引くことを意識してください。
被ダメージ計算
- A252こだいかっせいA↑トドロクツキ くらいつく→79 ~ 95 (41.6 ~ 50.0%) オボン込み高乱数3発
- A252ドラパルト ドラゴンアロー → 68 ~ 84 (35.8 ~ 44.3%) 確定3発
- A252いのちのたまミミッキュシャドークロー→52 ~ 62 (27.4 ~ 32.7%) 確定4発
- A252ギャラドスたきのぼり→114 ~ 134 (60.0 ~ 70.6%) 確定2発
- C252ヒートロトムボルトチェンジ→ 61 ~ 73 (32.2 ~ 38.5%) 乱数3発 : 98.02%
このように、想像よりかなり硬いので等倍なら基本役割遂行できます。
苦手なポケモン
弱点を突かれるとどうしても役割が遂行しきれません。また、前述の通り鋼にはだいちのちからが無いと手も足も出ないので、大人しくおきみやげして帰還してください。テラスタルに関しては、起点作成要因にに使うのは正直弱いと思うので、相手をワンパンできる時にびっくりテラスタルみたいな感じでやる以外では使わないようにしてください。
終わりに
SV発売からまだランクマが始まってないので、どういう環境になるのかはサッパリ分かりませんが、いつの時代もステロ+おきみやげは優秀でした。そのため、とりあえず安定して使えるこの型のキラフロルは起点作成要因の選択に上がると思います。
今作の新ポケモンは軒並み面白い性能をしているので、また面白い型を考えていこうと思います。ここまで読んでいただきありがとうございました!ご意見・感想等ありましたらコメントよろしくお願いします!