SVでの投稿は初となります。
たじまと申します。
今回、スコヴィランスコヴィランに可能性を感じたので、考察をしていきたいと思います。
久々の投稿故、至らない点等あるかと思いますが、よろしくお願いいたします。
※原則、理想個体を想定しています。
※本育成論はランクマシーズン1を想定した育成論となります。
※非公式の略称を使用します。
例:HP→H
HP252とくぼう↑252振り→HD特化等。
わかりにくいものがあったらおっしゃってください、都度修正いたします。
採用理由と役割
●特性ムラっけ持ち
ムラっけのいやらしさについてはこれまでポケモンで対戦をしてきた方にとってはよくご存じかと思います。特にオニゴーリオニゴーリが有名ですね。
オニゴーリのムラっけ戦法は最早有名ですが、スコヴィランスコヴィランは新ポケモンということもあり、オニゴーリと比べるとそこまで知られていないのではないかと思います。
そこで、奇襲要員として刺さるのではないか?と考えました。まだ、環境が整いきれてないシーズン1が最も輝くのではないかと正直思っています。
●マイナーポケモン(になると思われる)故の強み
正直、今シーズン強力なポケモンは他に多くいます。
既存のポケモンではドラパルトミミッキュガブリアスキノガッサ等。
新規ポケモンではサーフゴーキョジオーンイルカマン(ナイーブ)セグレイブ等。
これらのポケモン達は技、種族値、特性等、明確に強いと思える根拠があるのに対し、スコヴィランは一見するとあまりパっとしない印象は否めないかと思います。
ただ、だからこそ、相手に警戒されにくい可能性も高いかと思います。
特に草、炎どちらも半減できるドラゴンタイプのポケモンで抑えやすい、と思われやすいと思います。
そう思わせて返しの氷テラバーストで打ち取ることを目的としています。
オニゴーリだと明らかに氷タイプの技持ちだと予測がされやすいため、その点も差別化要素になるのではないかと思います。
持ち物
たべのこしで確定。
ムラっけ戦法を取る以上、これ以上の持ち物はないかと思います。
特性
コンセプト上、ムラっけで確定。
性格・努力値と調整
ひかえめ(A↓C↑)
H:164 みがわりの試行回数増やすため16n+1
C:252 特化
S:92 ムラっけによるS2段階上昇で最速ドラパルト抜き
技構成
確定
・まもる
・みがわり
・テラバースト(氷)
コンセプト上、この3つは確定。
選択
・ギガドレイン
HP回復効果もあるため、相性がいいです。
よほどの理由がない限りは、この技を推奨します。
・かえんほうしゃ
主に鋼タイプに対する打点となります。
個人的にフェアリー対策で特にドラゴンタイプのポケモンが鋼タイプになることが多い気がしますので、こちらも一考の余地があるかと思います。
・ねをはる
オニゴーリには真似できない技。ほえる、ふきとばしが効かないという利点がありますが、反対に相手によっては積みの起点にもなりかねないです。有効活用できれば輝きそうですが、扱いは難しいかと思います。
・やどりぎのたね
オニゴーリには真似できない技その2。定数ダメージ+回復が可能です。現状打ちたい相手がいるとしたら輝石ラッキー辺りか。
テラスタル
コンセプト上、氷タイプで確定。
与ダメージ計算
要望ありましたら、随時追加いたします。
Cが2段階上昇した状態の物をC↑↑と表記しています。
・テラバースト(氷)
ドラパルト168 ~ 200 (103.1 ~ 122.7%) 確定1発
キノガッサ200 ~ 236 (148.2 ~ 174.9%) 確定1発
ガブリアス304 ~ 364 (166.2 ~ 199.0%) 確定1発
H252カバルドン174 ~ 206 (81.0 ~ 95.9%) 確定2発
HD特化モロバレル110 ~ 132 (49.}8 ~ 59.8%) 乱数2発 : 98.43%
HD特化ドオー110 ~ 132 (49.8 ~ 59.8%) 乱数2発 : 98.43%
マルチスケイルカイリュー132 ~ 160 (79.6 ~ 96.4%) 確定2発
セグレイブ76 ~ 90 (40.0 ~ 47.4%) 確定3発
C↑↑ 150 ~ 177 (79.0 ~ 93.2%) 確定2発
H252アーマーガア76 ~ 91 (37.1 ~ 44.4%) 確定3発
C↑↑ 153 ~ 180 (74.7 ~ 87.9%) 確定2発
H252ギャラドス67 ~ 79 (33.2 ~ 39.2%) 乱数3発 : 99.8%
C↑↑ 133 ~ 157 (65.9 ~ 77.8%) 確定2発
・ギガドレイン
H252ヘイラッシャ176 ~ 210 (68.5 ~ 81.8%) 確定2発
H252キョジオーン134 ~ 162 (64.8 ~ 78.3%) 確定2発
H252カバルドン164 ~ 194 (76.3 ~ 90.3%) 確定2発
H252ウォッシュロトム116 ~ 140 (73.9 ~ 89.2%) 確定2発
H252マリルリ152 ~ 180 (73.5 ~ 87.0%) 確定2発
イルカマン(ナイーブ)116 ~ 140 (92.8 ~ 112.0%) 乱数1発 : 68.75%
・かえんほうしゃ
H252サーフゴー162 ~ 192 (83.6 ~ 99.0%) 確定2発
キノガッサ224 ~ 266 (166.0 ~ 197.1%) 確定1発
HD特化モロバレル126 ~ 150 (57.1 ~ 67.9%) 確定2発
セグレイブ84 ~ 100 (44.3 ~ 52.7%) 乱数2発 : 21.48%
H252ジバコイル84 ~ 100 (37.9 ~ 45.1%) 確定3発
被ダメージ計算
まもみが戦法上、詳細は不要かと判断したため、割愛させていただきます。
もし、何か知りたいというポケモンがいましたらコメントで教えてください。
計算させていただきます。
苦手なポケモン
・炎タイプ全般
ソウブレイズラウドボーン等炎タイプには有効打点がないため、まず厳しいです。
・すりぬけドラパルト
一応役割対象の内の一人ではありますが、少なくとも初手対面では不利かと思います。
みがわり後、A252ドラゴンアローであっけなく落とされてしまいます。
・のろい、音技持ち
みがわりを使う戦法上、みがわりを貫通してくる技には滅法弱いです。
ゴーストタイプののろいやニンフィア等のハイパーボイスには要注意です。
相性の良い味方・構築例
・炎タイプに強いポケモン
シンプルにギャラドスキョジオーン等が組ませやすいかと思います。
・モトトカゲミミズズ
しっぽぎりにより、無傷でムラっけの発動回数を稼ぐことができます。
モトトカゲは高いSを活かして1回は確定でムラっけを繰り出せる点、ミミズズは被ダメ次第では失敗の可能性もあるものの、成功すれば2回以上積めるチャンスがある点が長所です。
どちらを使うかは好みでいいかと思います。
・おいかぜ持ち
ダメージ計算見てもらえたらわかるかと思いますが、Cが上がってない状態でも戦える相手はそこそこいます。
なので、ムラっけに依存せずSを上げられるおいかぜ持ちのポケモンと相性がいいです。
一定ターン中だとしても、みがわりとまもるの択を迫ることができるのは大きいアドバンテージとなります。
終わりに
ムラっけを用いる戦法上、安定性はどうしても欠けてしまいますが、はまればオニゴーリとはまた違う形で大暴れできる可能性があるポケモンだと個人的には思っています。
本育成論で、このロマン溢れるポケモンに興味を持っていただけたら幸いです。