はじめに
こんにちは、みたらしだんごと申します。
一応剣盾からポケモンやってます。
育成論を書くのは2回目のまだ未熟なものです。
初心者でもわかりやすいように心がけて書いております。
上級者ではないので、できるだけ優しく接してくださると幸いです。
誤字・脱字や不明なところ、間違っているところなどありましたら、コメントで教えてください。
よろしくお願いします。
注意点
- この育成論では、H(HP)、A(攻撃)、B(防御)、C(特攻)、D(特防)、S(素早さ) などの非公式用語や、技・道具などの略称を用いる場合があります
- この個体はあくまで理想個体とします
- 大目に見てくださると幸いです
- ダメージ計算にはGame8様のものとPokemonsoldia様のものを使用させていただいています
(https://game8.jp/pokemon-sv/damage_calculator)
(https://sv.pokesol.com/calc)
環境について
シーズン1もやっと始まりましたね。
新要素であるテラスタルをどこまで上手く活かせるかが鍵になっているのではないでしょうか。
環境についてですが、サーフゴーサーフゴーやイッカネズミイッカネズミなどの新ポケモンが活躍し、一方でミミッキュミミッキュやドラパルトドラパルトなどの剣盾での使用率が高かったポケモンも強く、キノガッサキノガッサも猛威を振るっていますね。
(ここらへんで抑えておきます)
ルカリオを環境であまり見ませんし、育成論ページができて何日か経った今日であっても未だに1件も投稿されていなかったことなどから、他の強いポケモンを差し置いてまでして育成する人はあまりいませんね(泣)
そんな環境で一般的な物理型・特殊型では勝ちにくいだろうし、何より剣盾などの前作からプレイされている方々には最初こそ読まれにくいものの、1ターン目でつるぎのまいを出すか悪巧みを出すかで型が読まれてしまいます。
(この2つの技を使わないという選択肢も一応ありますが、積めば単純計算でA or Cが2倍になるのを取らない選択肢は難しいと思います)
そこで、折角テラスタルというタイプまで変えられる新要素が入ってきた訳だし、この要素を使った少し面白いルカリオを育成してみたいなと考えました。
採用理由・役割
- しんそくについて
今回は「しんそく」という技がメインになります。
この技と言えばルカリオっていう印象がありますね。(私だけ?)
この技は、優先度+2の先制技のため電光石火などの技よりも速く攻撃できる上に威力も高い、そしてPPくらいしかデメリットがないというとても優れた技です。
特殊型でも入れることがあるくらい、非常に強力な技です。
相手があと少しで耐えているときに使う技のようなイメージを持つ人もいるかもしれませんが、今回は違いメイン技として活用していきます。
- ルカリオの強み
ただし しんそくを覚えるのはルカリオだけではありません。
他にも6匹が覚え、例としてはウインディウィンディやカイリューカイリューなどです。
なぜそこまでルカリオなのかと言いますと単に私がルカリオが好きだからって訳ではなく、Aを上げにくいからです。
ルカリオは「つるぎのまい」でAを2段階上げられますが、カイリューでは「りゅうのまい」を覚えるものの、上げられるAは1段階のみです。
ここで意識していただきたいのは、この1.5倍と2倍の差です。
この差が大きく、対ウォッシュロトムウォッシュロトムで比較しますと、
無テラスタル使用&A252 Aが+1のカイリューのしんそくは乱数1発(18.8%)で
ただのA252のウインディでは乱数3発(67.7%)になっています。
一方、無テラスタル使用&A252 Aが+2ルカリオの場合は確定1発です。
このような理由、ルカリオの強みからしんそくを活かして戦うにはルカリオが適していると考えました。
ルカリオの強みとしてタイプ相性に触れるのでしたら、はがね・かくとうという相性的には弱点が少なく耐性が多いのが特徴ですね。
砂嵐を受けないのも大きいです。
- 役割
長ったらしくなってしまいましたが、しんそくを活かして相手を削っていきます。
しかし、ルカリオにももちろんデメリットがあります。
それは耐久性の弱さです。
BやDは70であり、他のポケモンに劣る点があります。
そこで、最初に出すのではなく最後のシメポケモンとして序盤・中盤で削ってきた相手のHPを終盤に一掃していく役割です。
持ち物
- きあいのタスキ
持たせると、HPが最大の時、『ひんし』状態になるダメージや一撃必殺の技を受けても必ず1残る。
しかし対戦の難しいところは、サザンドラサザンドラなどの技範囲の広いポケモンがいて不意を突いてくることがあることです。
先程ルカリオのデメリットとしても紹介しましたが、耐久性が低いので1撃でやられてしまうことももちろんあり得ます。
なので、保険としてきあいのタスキを選びました。
多くの人が持たせてますね。
- いのちのたま
持たせると、技の威力が1.3倍になる。
ただし、攻撃後に自分のHPが最大HPの1/10だけ減る。
いのちのたまで威力を更に上げていく選択肢もありますが、このしんそく型と相性が比較的悪いのでオススメしていません。
仮になんとか耐えた場合、または火傷などで状態異常になっているなどで残HPが少ないとき、いのちのたまで削られてしまうと先制して削れるしんそくを活かすことができません。
このような理由から、いのちのたまは採用していません。
また、たつじんのおびも型と合っていないので採用していません。
特性
つるぎのまいで2段階上げていく高いAを売りにしているので、威嚇などでAを下げられてしまうと痛いです。
そのため3つの選択肢がありますが、ここでは精神力にしています。
性格・努力値と調整
Aにはもちろん全振りにしてあります。
ここでポイントとなるのがSの調整についてです。
性格の調整により大きく変わってきます。
この差により、準速ガブリアスガブリアスや準速ボーマンダボーマンダ、最速サーフゴーサーフゴーや最速カイリューカイリュー、ロトム系などを抜かせるか抜かせないかが変わってきます。
そのため、性格ではAではなくSに振っています。
技構成
- しんそく
先程の採用理由でも書きましたが、
優先度+2かつ比較的高威力の先制技。(威力80)
この型のメイン技となっています。
- じしん
威力100、命中100というとても優れた物理技です。
他の技では厳しい時にこの技でゴリ押すのもありです。
環境においてガブリアスガブリアスやカイリューカイリューなどのドラゴンタイプが、ミミッキュミミッキュやフェアリータイプの対策として鋼テラスタルにすることが多く見受けられるので、このような場面で強く出られます。
しかし、相手がひこうテラスタルにすると効かなくなるので読み合いなどのスキルが必要になってきます。
- れいとうパンチ
ルカリオのメリットとして技範囲の広さも挙げられます。
先程の採用理由では書きませんでしたが、タイプ一致技であるかくとうやはがね以外にも地面やこおり、ドラゴンやでんき、いわ、ゴースト、エスパー...etc. と本当に技範囲が広いです。
そのメリットを活かしてこのれいとうパンチを採用しました。
ドラゴンタイプやひこうタイプなどを突けるのは大きく、威力75・命中100という安定的な技です。
入れといて損はないです。
- シャドークロー(候補)
急所レベル+1のゴースト技。
しんそくの効かないゴースト対策に使えます。
しかし、じしんの方が他のタイプにおいてのゴリ押しなども使えるので採用していません。
- ドレインパンチ(候補)
威力75、命中100の技。
相手に与えたダメージの半分だけ自分のHPが回復するメリットがあります。
また、タイプ一致技なのでx1.5です。
キョジオーンキョジオーンやパオジアンパオジアンなどかくとう技の方が有利な盤面もありますが、それぞれ他の技でカバーできます。
しかし他の技を捨ててでもこのような盤面で有利に戦える方が良いと感じたときは、この技を採用しても良いと思います。
- インファイト(候補)
威力120の技。
BとDが1段階ずつ下がります。
ドレインパンチと同様の理由で採用していません。
しかしこちらも使ってみてインファイトの方が良いと感じたら変更するのもありです。
その場合ドレインパンチと選択するのであれば、ドレインパンチの方をオススメします。
理由としては反動のBとDの一段階ダウンが痛いからです。
ただでさえ耐久の低いルカリオを更に下げられると無防備に近いです。
この理由はいのちのたまを採用していない理由と似ています。
- つるぎのまい
この型で2番目...いや1番大事な技です。
ミミッキュミミッキュなどでも使われている技の通り、Aを2段階も上げてくれるのは大きいです。
1ターンの間は攻撃できない(当たり前)ため、相手が交代するだろうと読んでルカリオを選出していくなどの読みができるともっと使えると思います。
その他、提案がございましたらコメントでお願いします
テラスタル
通常であればかくとうやはがねを選びますが、しんそくの威力を伸ばすためノーマルです。
タイプがノーマルになって弱点が減るのもお得です。
立ち回り例
終盤においての立ち回り方です。
- つるぎのまいでAを2段階上昇させる
- テラスタル化する⇒しんそくで攻める
- もしくは相手に合わせてじしんやれいとうパンチを出す
与ダメージ計算
- しんそく(テラスタル、Aが+2状態)
無振り キノガッサキノガッサ
182 ~ 216 (134.9 ~ 160.0%) 確定1発
H252 カバルドンカバルドン
106 ~ 126 (49.4 ~ 58.7%) 乱数2発 : 98.82%
H148 カイリューカイリュー
127 ~ 151 (69.1 ~ 82.1%) 確定2発
H252 ヘイラッシャヘイラッシャ
109 ~ 129 (42.5 ~ 50.2%) 乱数2発 : 0.39%
無振り イルカマン(ナイーブ)イルカマン(変身)
126 ~ 148 (72.0 ~ 84.6%) 確定2発
- じしん(Aが+2状態)
H252&B252 キョジオーンキョジオーン
124 ~ 146 (59.9 ~ 70.5%) 確定2発
無振り 鋼テラスタル カイリューカイリュー
212 ~ 250 (127.7 ~ 150.6%) 確定1発
H252 デカヌチャンデカヌチャン
250 ~ 296 (156.2 ~ 185%) 確定1発
※剣舞積まない場合は 126 ~ 150 (65.6 ~ 78.1%) 確定2発
⇒じしん→しんそくでは倒せないので注意
無振り イッカネズミイッカネズミ
136 ~ 160 (91.2 ~ 107.3%) 乱数1発 (43.8%)
H252 サーフゴーサーフゴー
212 ~ 250 (109.2 ~ 128.8%) 確定1発
※剣舞積まない場合は 106 ~ 126 (54.6 ~ 64.9%) 確定2発
- れいとうパンチ
無振り ボーマンダボーマンダ
184 ~ 220 (108.2 ~ 129.4%) 確定1発
H228 ドラパルトドラパルト
192 ~ 228 (100 ~ 118.7%) 確定1発
無振り ミミッキュミミッキュ
91 ~ 108 (70 ~ 83%) 確定2発
ご要望(コメント)ありましたら、追加致します。
被ダメージ計算
- テラスタル状態として計算(ノーマル)
A252 キノガッサキノガッサ タネマシンガン(2回)
60 ~ 72 (41.4 ~ 49.7%) 確定3発
A252 サザンドラサザンドラ あくのはどう
90 ~ 106 (62.1 ~ 73.2%) 確定2発
A252 ガブリアスガブリアス ストーンエッジ
76 ~ 90 (52.5 ~ 62.1%) 確定2発
A252 ガブリアスガブリアス スケイルショット(2回)
60 ~ 72 (41.4 ~ 49.7%) 確定3発
A252 カイリューカイリュー ダブルウイング
96 ~ 114 (66.3 ~ 78.7%) 確定2発
A252 カバルドンカバルドン じしん
103 ~ 123 (71.1 ~ 84.9%) 確定2発
A252 トドロクツキトドロクツキ アイアンヘッド
64 ~ 76 (44.2 ~ 52.5%) 乱数2発 : 17.96%
こちらもご要望(コメント)ありましたら、追加致します。
苦手なポケモン
先述の通り耐久力は低いので、危機意識を持っておくことが大事です。
特に苦手なポケモンはデカヌチャンデカヌチャンなどです。
Sで上回られている上にデカハンマーという高威力な技を持っており、さらにどの技を使っても一撃では倒せません。
つまり、きあいのタスキも活かせません。
このポケモンが相手にいる場合、序盤でしっかりと倒すことを意識しておかないと厳しくなってきます。
相性の良い味方
苦手なデカヌチャンデカヌチャンを潰せるヒートロトムヒートロトムや、カバルドンカバルカなどもオススメです。
ルカリオと相性の良いポケモンは沢山いるので、是非パーティーと組み合わせて考えてみてください。
また、イッカネズミイッカネズミのネズミざんでは、きあいのタスキが使えない上に高威力であるため、7回以上当てられてしまうと確定1発です。
おわりに
「しんそく」という強い先制技を活かして、ルカリオを是非使ってみてください!
参考になれましたら、幸いです。
ここまでお読みいただき、ありがとうございました。
間違っていたところ、改善点などありましたら、コメントで優しく教えてください。
よろしくお願いします。
更新履歴
2022-12-03 投稿
2022-12-10 技を修正&追記
2022-12-10 ダメ計を修正