はじめに
初めまして。まさごろうと申します。ポケモン対戦、いかがお過ごしでしょうか。今環境は対策を立てなければいけないことが多く、パーティを考えるのが楽しかったりする反面、マイナーが輝くことが難しかったり、運ゲーを仕掛けられることが多かったりと、かなりヘヴィーな環境ですよね。郷に入っては郷に従え。こちらも運ゲーで立ち向かっていきましょう。
と、いうことで今回はなぜか影の薄いキノコの紹介です。
- この構築記事は略語・専門用語を多量に含みます。
- この構築記事はキノコ成分を多量に含みます。眠りにトラウマがある方、主のように(現実で)キノコが苦手な方などは注意してご高覧ください。
コンセプト
今季…といいますか、今作スカーレット・バイオレットにおいて要対策ポケモンの筆頭として挙げられるのはキノガッサ


さて皆さん、お気づきでしょうか。上記した三匹のポケモンは、全員がそれぞれ違った役割を担っています。状態異常による妨害、高耐久による受け、高い素早さからの中〜高火力の攻撃。…もしそれを、一匹のポケモンで代用できたなら?
今回使ったアラブルタケ

使用意図と役割対象
食べ残し飛行テラバカイリュー





技構成
- きのこのほうし(確定)
- ふいうち
- インファイト
- こうごうせい
きのこのほうし以外は自由ですが、採用意図としてはそれぞれ、打ち合いに強くなれるふいうち、四災やテツノツツミ

他の候補としては、しっぺがえし、くさわけ、タネマシンガン、じだんだ、ちょうはつ等々です。特に草技については、ほしい場面が多々あったので推奨します
持ち物
クリアチャーム甘えるハバタクカミ

努力値調整
雑にHDで、ちょこちょこ他も振っただけ。s4振りは諸説あり。テラスタル
どくチオンジェン


立ち回り例
先発でも、後発でも、どちらでも適性のあるポケモンです。ただ先発はテラスを切りたくなる場面が殆どだったので裏に置きたくなることが多いです。(逆に言えば初テラスすれば勝てそうな試合は多々あった。)
受けポケモンなので基本は相手の有利ポケモンに出し、不利ポケモンと対面したらテラスを切ったり裏のポケモンで受けたりしてあげましょう。
被ダメージ計算
- 特殊耐久

84.3~99.5%:確定2発
控え目サーフゴー

85.7~100.4%:乱数1発(6.3%)
C100チオンジェン

45.1~53.4%:乱数2発(32%)
臆病ハバタクカミ

82~99.5%:確定2発
臆病テツノツツミ

44.2~52.5%:乱数2発(12.1%)
控え目クォークチャージテツノドクガ

91.2~107.8%:乱数1発(43.8%)
毒テラス切り
控え目イーユイ

82.9~97.6%:確定2発
- 物理耐久

85.7~100.4%:乱数1発(6.3%)
意地カイリュー

47~55.7%:乱数2発(77.3%)
チオンジェン

16.5~19.3%:乱数6発
陽気セグレイブ

82.9~101.3%:乱数1発
毒テラス
陽気珠パオジアン

44.7~52.5%:乱数2発(21.9%)
与ダメージ計算
不意打ち→ H4振りサーフゴー

HB特化サーフゴー

H4振りハバタクカミ

H124B116(ちょっと固い)テツノドクガ

(53.2~63.1%):確定2発
インファイト→ゴツメパオジアン

H212B↑252ディンルー

H振りセグレイブ

無振りテツノツツミ

物理特化チオンジェン

苦手なポケモン
カイリュー
基本こちらからは寝かすことしかできなかったりゴツメが痛かったりとあまり相手にしたくないポケモン。ノマテラ切ってきたら日頃の恨みを込めてインファイト!
また



あとがき・感想
まずここまでの読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。こういったことを書くのは初めてなので至らないところが多々あるかと思いますが、何卒ご容赦ください。また訂正や意見、感想など、コメントいただければ幸いです。
さて、話は変わってキノコ君のお話です。実際にパーティに組み込むと胞子のおかげでかなり選出したい場面が多かったです。
私は物理受けのアーマーガアを相棒にサイクルと運ゲーを仕掛け、地味にあるアラブルタケの火力を押し付けていったりしたのが強く、宿り木があればもっと活躍できていたと思う(宿り木あげたらほんとにチオンジェン…)
インファイトはマイナーすぎるのか全く警戒されないのでテラス切ってパオジアンに突っ込んでいくのも楽しかったです。
悩ましいのは技構成。眠りと不意打ちの相性があまりよくなく実質攻撃技が一つなのと、ロトムなど不利をとるなど、草打点が欲しくなる場面が多々。技PPも極端に少ないためTODなどは狙えず、どこか足りないと感じてしまいます。まこれに関しては改善の余地ありということで。
ただ耐久力は本物で、あんまり期待してなかった物理受けも楽々こなしていく姿にはきのこを見直さざるを得ない勇ましさがありました。
ただ僕は彼のことが好きになれません。何せキノコだもの。