はじめに
こんにちはストというものです。今回はチオンジェンについての育成論を書きたいと思います。
注意
この育成論には一部非公式用語を使用しています。
ダメージ計算はhttps://sv.pokesol.com/calcを使用しています。
チオンジェンとは
パルデアマグカルゴではなく今作で登場した準伝説です。あく・くさと弱点は多いながらも高い耐久とやどりぎで耐久戦術をするやってることと封印された理由以外かわいいポケモンです。
コンセプト
コンセプトはチオンジェンを簡単に使いたいです。
チオンジェンというポケモンは耐久が馬鹿みたいに高く、やどりぎのタネやギガドレインなど優秀な技を覚えますが、使いこなすのが非常に難しいポケモンです。理由として
1弱点の多さ
2戦術が有名すぎてまず、ちょうはつを撃たれるか対策ポケモンまたは草タイプに交代or草テラスがある場合使われる
弱点の多さに関してはテラスを切ることで減らすことはできますが、2については今作はキノガッサがいるせいでついでに対策されているなんてことも多いです。タイミングさえあえば止められない玄人向けのポケモンのチオンジェンですがしかしその相手のちょうはつをする隙をうまく使えば誰でも簡単にいろいろできるのではと思い今回の論を書きました。
運用
今回は主に対高耐久ポケモンとある程度パオジアンやカイリューなどの物理型にも対抗できるような運用です。ちょうはつを受けても止まらないというコンセプトのため、ちょうはつ以外の変化技を使用しない。
持ち物
オボンのみ
今回はやどりぎを使った耐久型ではないのでたべのこしよりこっちのほうが使いやすいのではと思います。
混乱実
耐久が高くだいたい一撃は耐えられるが高火力で弱点をつかれると瀕死間際になるためこっちのほうが有効に働く場合もあるかも
特性
わざわいのおふだ
これしかない
性格・努力値と調整
性格:おだやか
努力値:H244 B188 D76
Hは耐久型と戦う時やどくびしを受けたときのために16n-1になるように調整Bはこちらが等倍テラスを切ったときにAに振ったパオジアンのテラスつららおとしを確定で2回耐えた後カタストロフィ+イカサマで倒すために2回耐える調整(相手がテラスしてこなくてもきのみの回復込みでカタストロフィ+イカサマ×2で倒せる)残りはDに
技構成
カタストロフィ
四災専用技高耐久で微妙な火力のチオンジェンでも相手を確実に半分削れる、キョジオーンなどの耐久ポケモンにはそこら辺りのアタッカーよりダメージを与えられる場合がある
ギガドレイン
ちょうはつで止められない回復技キョジオーンに弱点をつけ、クレベースのような特殊耐久が低い耐久ポケモンとの対面で強く出れる
ちょうはつ
ディンルーのステルスロックやドヒドイデのどくどくやトーチカ、耐久ポケモンの自己再生等の回復技を防げるあの見た目で耐久型にしては素早いので多くの耐久型の上を取れる
イカサマ
対物理型ポケモン用の技高い耐久で一発耐えて痛い一撃を与えられる
テラスタル
どくorみずorゴースト
テラスは完全に受けようなので自分の構築に合わせて上の例のようなチオンジェンの弱点を受けれるものかつその構築に多い弱点を受けれるものがいいかも、ただパオジアンのことを考えると、こおりが弱点ではないものが好ましい。
※追記
今は上のテラスより下のランドロス(霊獣)についてで詳しく書いてありますが、フェアリーのほうがオススメです。
立ち回り例
今回は物理型と耐久型の代表としてパオジアンキョジオーンでの立ち回り例を紹介します。
対パオジアンの場合
1等倍テラスをしてカタストロフィを撃つ
2いじっぱりテラスでも木の実込みで二発は耐えるのでそのままイカサマを撃つ
3相手は死ぬ
対キョジオーンの場合
1初手ちょうはつをする
2相手さんはおそらくやどりぎ読みでしおづけから入ってくる
3ギガドレイン連打(交代してきそうなターンにはカタストロフィに切り替える)
4ちょうはつがきれた場合またちょうはつをいれる
5ゴーストテラスをされた場合はイカサマに切り替える(キョジオーンがA無振りでも乱数2発)
6相手は死ぬ
与ダメージ計算
ギガドレイン
H振りキョジオーン43.5~52.2% 乱数2発
H振りカバルドン50.3~59.6% 確定2発
H振りチョッキマリルリ31.9~38.7% 乱数3発
H振りクレベース37.2~43.6% 確定3発
H振りディンルー37.5~44.3% 確定3発
HD特化ドオー12.7~15.2% 乱数7発
無振りテツノツツミ 93.2~111.5% 乱数1発
特殊受け相手には少しの回復手段として利用しましょう。
イカサマ
A252 B4パオジアン29.7~34.9% 乱数3発
A252 B4パオジアン(こおりテラス)60.0~70.4% 確定2発
A252 B4 カイリュー(マルスケなし)52.5~62.1% 確定2発
A252 B4 ドラパルト117.8~139.9%確定1発
A無振りH振りドオー31.3~37.1% 乱数3発
被ダメージ計算
A252パオジアンつららおとし(非等倍テラス時)60.8~73.3% 確定2発
A252パオジアンつららおとし(等倍テラス時)30.4~36.7% 乱数3発
A252マリルリじゃれつく 59.7~70.2% 確定2発
A特化カイリュー鉢巻しんそく 39.3~46.1% 確定3発
A252ディンルーじしん 13.0~15.7% 乱数7発
A252ドオーじしん 10.0~12.0% 乱数9発
C特化テツノツツミフリーズドライ 40.9~48.2% 確定三発
B特化アーマーガアボディブレス 38.8~46.1% 確定三発
苦手なポケモン
イーユイイーユイ
テラスを切らないと弱点かつ、こちらから弱点を突くことができないポケモンスカーフ炎テラスかえんほうしゃぐらいなら耐えるがそれ以上の火力になるとほぼ耐えない
カイリューカイリュー(鉢巻飛行テラバ型)
いろいろな型がいるカイリューだがこの型のカイリューには押し負ける、せめて一発耐えるのが救い
相性の良い味方・構築例
サーフゴーサーフゴー
チオンジェンより素早いポケモンの変化技を防げるさらにおんみつマントを持たせることでどくバリ投げつけるやでんきだま投げつけるにまで対応でき、ボディプレスを持ったキョジオーンに対しても後出しで対処できる。
コノヨザルコノヨザル
ひこう、フェアリーの弱点が共通しているがそこそこの耐久があり、むしやどく、かくとう技を受けることができる、共通している弱点以外はチオンジェンが受けることができ、後出しにより一撃を食らうことで、ふんどのこぶしの威力をあげることができる。
追記ランドロス(霊獣)について
ポケモンホームが解禁されたことで多くのポケモンが追加されました。来月からのルールでは早速これらのポケモンが解禁されますが、特にチオンジェンにとって強敵となりそうなのがランドロス(霊獣)でしょう。今作からちょうはつを習得しましたが、過去作の技構成から見てちょうはつが使用率上位に入る可能性は高いと思います。しかも虫タイプのとんぼがえりを覚えたり、じしんなどを使ってくるのでテラスタイプもどくやほのおではとんぼ以外で弱点をついてくるため、受けテラスの幅が狭まってしまいます。今回は追記としてこの型の対ランドロス(霊獣)についてまとめようと思います。
- 対ランドロス(霊獣)の立ち回り例
- 相手のちょうはつ読みでカタストロフィ(この際とんぼなどから入られてもいいようにここでテラスを切ることをオススメします。)
- 相手に向かってイカサマ(ようきASぶっぱならここで落とせるわんぱくとかなら型次第テラスを切っているので倒せなかったとしても次で落とせます。)
- 対ランドロス(霊獣)を考えたテラスタル
上のところでは毒や水、ゴーストなどを勧めましたがランドロス(霊獣)のことを考えるならフェアリーが一番いいと思います。(現状使用率一番高いし)毒では、じしんで弱点を突かれてしまいますし、ゴーストは、チオンジェンがランドロス(霊獣)を処理できたとしても裏からでてきたハバタクカミやパオジアンに弱点をつかれてしまうのがいたいです。フェアリーならランドロス(霊獣)の採用率が高そうな技は等倍にできるのでフェアリーがオススメです。
- 与ダメージ計算(対ランドロス(霊獣))
ギガドレイン
H振りランドロス(霊獣) 32.2~38.3% 乱数三発
無振りランドロス(霊獣) 38.5~45.8% 確定三発
無振り飛行テラスランドロス(霊獣) 19.0~22.5% 乱数5発
イカサマ
A特化B4振りランドロス(霊獣) 64.1~75.7% 確定二発
A振りB4振りランドロス(霊獣) 58.6~69.6% 確定二発
A無振りHB特化ランドロス(霊獣) 29.5~35.3% 乱数三発
- 被ダメージ計算(対ランドロス(霊獣))
A振りランドロス(霊獣)とんぼがえり 77.5~92.2 確定二発
A振りランドロス(霊獣)がんせきふうじ 16.7~19.9% 確定六発
A振りランドロス(霊獣)じしん 20.0~24.0% 確定五発
A特化ランドロス(霊獣)テラバースト(ひこう) 70.2~84.9% 確定二発
A振りランドロス(霊獣)とんぼがえり(等倍テラス時) 35.0~42.5% 確定三発
終わりに
これにてチオンジェンの育成論を終わります。やどまもばかりが注目されがちなポケモンですが、だからこそこういう型は読まれにくく奇襲をかけれると思い作ってみました。実際受けループとの相性はよく、対面ならパオジアンやカイリューともある程度は戦えました。以外とやれるのでぜひ使ってあげてください。