VTuberの「みなしょー」と申します。
主にTikTok(@minasho_v)でポケモン配信をしています。
本育成論では、私がシーズン4(2023年3月)で最終980位を達成した物理受けウルガモスを紹介します。
「ゴツゴツメット」x「ほのおのからだ」で物理アタッカーに負荷をかけながら「ちょうのまい」を積むことで、最終的には物理・特殊関係なく詰ませていくような型です。
気になった点・質問・ご提案などございましたら、気軽にコメントで教えてください。
まず、基本情報を記載します。
持ち物
ゴツゴツメット
効果:持たせると接触技を受けたとき、相手に最大HPの1/6のダメージを与える
他の候補として、ステルスロック対策の厚底ブーツが挙げられます。
この型は、とくこうに努力値を割いていないため、ゴツゴツットによるダメージがあったほうが安定しました。
特性
ほのおのからだ
効果:接触する技を受けると30%の確率で相手をやけど状態にする
運ゲーではありますが、やけどを引いた時の高揚感はたまりません。
相手の物理火力が半減するため、「ちょうのまい」を積む絶好のチャンスとなります。
テツノカイナハッサムイルカマン(ナイーブ)達のパンチ系ウェポンはもちろん、マスカーニャアーマーガアの「とんぼがえり」にもリスクを与えることができます。
性格・努力値と調整
性格:ずぶとい(ぼうぎょ↑こうげき↓)
努力値:HP244/ぼうぎょ252/とくこう4/とくぼう4/すばやさ4
調整意図
- HP:奇数で止めてステロダメージ最小化
※1/2スリップダメージのステロを2回踏んでもHP1耐えます
- ぼうぎょ:なるべく物理攻撃に耐えられるように特化
- とくこう/とくぼう/すばやさ:あまりを効率よく配分
※過去の調整
すばやさに140振っておくことで、「ちょうのまい」1回後に最速テツノツツミを抜けるようにしていた時期がありましたがボツになりました。
すばやさブースト型のツツミが多くて意味がなかったり、こだわりハチマキ勢の火力がきつかったです。
技構成
下記4つで確定とします。技スペ足りない。
ほのおのまい
タイプ一致のメインウェポン。
ダメージをあたえつつ、毎回50%の確率でとくこうが1段階上昇する優れた技です。
ギガドレイン
水タイプ、地面タイプへの打点。
後述する草テラスタルと合わせると、十分火力を出せます。
ちょうのまい
とくこう・とくぼう・すばやさが1段階ずつ上昇します。強すぎますね。
物理攻撃はステータスと特性でカバー、この技を積むことで特殊攻撃も受けることができます。
とくこうに努力値を振っていないため、この技を積まなければ火力不足となってしまう点に注意です。
あさのひざし
やけどを引いたときやある程度積んで特殊も受かるようになったら、回復して相手を詰ませていきます。
テラスタル
草タイプ
パルデア準伝説が解禁されたレギュレーションCにおいて、以下のようなメリットがあります。
- きのこのほうし無効
- やどりぎのタネ無効
- ギガドレインの火力アップ(1.5倍)
※水タイプかつ特性てんねんを持つヘイラッシャへの打点強化
- 水タイプの弱点ずらし
※環境に多いハッサムジバコイルの水テラバーストも合わせてケア
- 強力な非接触地面技である「じしん」「ぶちかまし」半減しながら起点に
【草テラスタルのデメリット】
パオジアンセグレイブテツノドクガイーユイあたりがキツくなります。
得意なポケモン(役割対象)
- 接触してくる物理アタッカー、物理受け
後出してゴツゴツメットを当てて、やけどをねらいつつ「ちょうのまい」を積みます。
物理アタッカーを起点に「ちょうのまい」を積んでしまえば、後から出てくる特殊アタッカーも簡単に倒すことが可能です!
苦手なポケモン
- 打点のない高火力物理アタッカー
炎、草技を半減してくるドラゴンタイプやもらいび・ねつこうかん持ちが苦手。
- 受けポケモン
- 特性「てんねん」持ちポケモン
特性によって、ステータス上昇が無効化されるため突破が難しいです。
ヘイラッシャであれば、草テラスタルで弱点をずらしながらゴツメとギガドレインで強引に突破可能。
- 高火力特殊アタッカー
とくぼう、すばやさに努力値を振っていないため、高火力特殊アタッカーとの対面は苦手です。
物理アタッカーを起点に「ちょうのまい」を積んでおかないと突破が難しいです。
選出
今回のウルガモスは、得意なポケモンと苦手なポケモンがハッキリしています。
テラバーストによる切り返し手段もありません。
同時に相手も、「絶対にウルガモスを好き勝手にさせてはいけない」と考えています。
そこで、ウルガモスに後出しされると困るポケモンに対して、応戦できる子とセットで選出しましょう。
※飛行テラバースト搭載カイリュー、アクロバットと搭載トドロクツキにはどうやっても勝てないので、この2体が見えたら基本的に選出しないようにしています。
相性のいいポケモン
チョッキを持たせるなど、対面操作に特化した型がおすすめです。
立ち回り
基本的には、ウルガモスで見れる物理アタッカーを見てから後投げします。
ゴツゴツメットによる定数ダメージと特性によるやけどを狙います。
- 場に出してからの動き
物理ポケモンに後投げしたら、相手はやけどを嫌がって交代するかテラスタルを選択してくることが多いです。
次の相手の動きとして交代を読んだ場合、「ちょうのまい」で次に出てくるポケモンに備えます。
物理ポケモンに後投げ後、テラスタルによる切り返しを読んだ場合はこちらも草テラスタルを切って応戦します。
このとき、「ちょうのまい」を選択して起点にすることが多いです。
1~2回舞ってしまえば、特殊アタッカーに対しても物理アタッカーに対しても強い最強ウルガモスの完成です。
あとは「あさのひざし」で回復をいれつつ、相手のポケモンを倒していきましょう。
対戦動画
シーズン4最終日の様子を動画に残していますので、よかったらご覧ください。
- -- ここから略称用語を使用します ---
被ダメージ計算
- ハッサムいじっぱりA252
とんぼがえり:16.2 ~ 19.4%
バレットパンチ:14.2 ~ 16.7%
インファイト:18.4 ~ 22.0%
水テラバースト:75.4 ~ 89.1% 確定2発
- ハッサムいじっぱりA252ハチマキ持ち
とんぼがえり:24.0 ~ 28.8%
バレットパンチ:20.5 ~ 24.7%
インファイト:27.8 ~ 32.5%
水テラバースト:111.0 ~ 132.0% 確定1発
- テツノカイナいじっぱりA252
ドレインパンチ:18.4 ~ 22.0%
ワイルドボルト:44.0 ~ 52.4%
じしん:32.5 ~ 38.8%
- イルカマン(ナイーブ)A252
ジェットパンチ:59.7 ~ 70.2% 確定2発
ウェーブタックル:117.3 ~ 139.3% 確定1発
- パオジアンA252
つららおとし:22.5 ~ 26.8%
かみくだく:43.0 ~ 50.8%
ふいうち:37.7 ~ 44.6% 確定3発
- ミミッキュA252珠持ち
じゃれつく:18.9 ~ 22.5%
シャドークロー:30.4 ~ 36.7%
かげうち:16.7 ~ 21.0%
- ドドゲザンいじっぱりA252
アイアンヘッド:18.9 ~ 22.5%
ドゲザン:39.8 ~ 47.7% 確定3発
ふいうち:33.5 ~ 39.8% 確定3発
- ヘイラッシャA252
ウェーブタックル:84.9 ~ 100.6% 乱数1発(6.25%)
草テラ時ウェーブタックル:21.0 ~ 25.2%
- カイリューいじっぱりA252、A+1
しんそく:38.3 ~ 45.1% 確定3発
じしん:47.2 ~ 56.1% 乱数2発(81.64%)
飛行テラバースト:114.2 ~ 135.1% 確定1発
- ドラパルトA252ハチマキ持ち
ドラゴンアロー:60.8 ~ 72.3% 確定2発
竜テラドラゴンアロー:81.7 ~ 96.4% 確定2発
与ダメージ計算
※ゴツメダメージは考慮しない
※すべてC+1で計算(実戦ではもっと積めるケースが多い)
- ハッサムH252
ほのおのまい:237.3 ~ 280.3% 確定1発
- ハッサムH252水テラスタル
ギガドレイン:74.6 ~ 88.2% 確定2発
草テラギガドレイン:111.9 ~ 132.3% 確定1発
- テツノカイナH252チョッキ持ち
ほのおのまい:30.3 ~ 36.1% 乱数3発(42.89%)
- テツノカイナH252チョッキ持ち地面テラスタル
ギガドレイン:39.1 ~ 46.0% 確定3発
草テラギガドレイン:58.3 ~ 69.0% 確定2発
- ミミッキュ耐久無振り
ほのおのまい:64.7 ~ 77.0% 確定2発
- パオジアン耐久無振り
ほのおのまい:160.0 ~ 189.7%) 確定1発
等倍ほのおのまい:80.0 ~ 94.9%) 確定2発
- ドドゲザンH252
ほのおのまい:96.7 ~ 114.1% 乱数1発(75%)
- ヘイラッシャH252てんねん
ギガドレイン:40.5 ~ 48.3% 確定3発
草テラギガドレイン:60.8 ~ 72.4% 確定2発
まとめ
ゴツメウルガモスは、役割対象の物理アタッカーに気軽に後出しできることが大きな強みです。
ぜひコメントで使用感を聞かせてください。
ご覧いただき、ありがとうございました!