どうもエスです
天下のポケ徹にテラレイド用コライドンの育成論がないことに気づいたのが先月の頭。これはいかんと筆を取ってから一月以上が経過していました
色んな型が想定できましたが、特に初心者を意識してもっとも広い範囲を見れるこの型に落ち着きました
今回紹介するのは相手のこうげきととくこうを下げることで強引に受けを成立させる、生存力重視のコライドンです
最近のポケモンSVのゲームニュースでもようやく言及されましたが、トレーナーのポケモンが倒れるとデスペナルティとして復活までに時間がかかるだけでなく制限時間のおよそ7分の1が削られます
ゆえにできるだけ倒されず、かつダメージを与えてHPを削り切ることが重要になるわけです
テラレイド用なのでレベル100は前提です
経験値アメが足りてない方は星4レイドなどで稼ぎましょう
それでは以下より育成論
技構成
- ドレインパンチ
かくとうタイプ威力75、与えたダメージの半分を回復
連打するのでポイントアップ使用を推奨
- つるぎのまい
自身のこうげきを2ランク上昇
- ワイドブレイカー
ドラゴンタイプ威力60、相手のこうげきランクを1段階下げる
- バークアウト
あくタイプ威力55、相手のとくこうランクを1段階下げる
以上で確定
他候補の技及び非推奨の技についてはコメント欄にて
持ち物
おんみつマント
(他の候補としてはクリアチャームがあるがおんみつマントの方が事故率が下がるのでおすすめ)
性格・努力値と調整
いじっぱり
こうげき252
ぼうぎょ128
とくぼう128
かくとうテラスタル
- BD均等振りならHP振りで良くない?
これはコンセプトであるドレインパンチとの相性によるため
ドレインパンチの回復量は「相手に与えたダメージ」に依存する
これはコライドンのHPがいくらであろうと100ダメ与えたら50回復するということで、見かけの耐久を高くするより受けるダメージを低くする方が得になる
例としてブロスターとの初手を見てみよう
先手バークアウトでC1ランク下降したブロスターのりゅうのはどう
→H252コライドン(HP404):128〜152(31.6〜37.6%)
→D128コライドン(HP341):112〜134(32.8〜39.2%)
この時点ではH振りコライドンの方がダメージ割合は低い
しかし次ターンでのドレインパンチの回復量を加味すると、
コライドン晴れドレインパンチ→補正なしブロスター:222〜262(回復量111〜131)
となり、H252振りは平均20ダメほど残るのに対しD128振りはほぼ回復しきるため受けが成立する
コライドンに限らずHP吸収技持ちは同じことが言えるので覚えておいた方が良い
立ち回り例
相手によって若干変わるが、基本的な立ち回りは一貫している
A.デバフ攻撃(相手が物理ならワイドブレイカー、特殊ならバークアウト)
B.もう一撃耐えられるならつるぎのまい、急所などで残りHPが少なく耐えられなそうになければ飛ばしてCを行う
C.ドレインパンチ連打
「自分にかかっている悪い変化を打ち消した!」をしてきたらもう一度Aを行う
「味方のステータス変化と特性の効果をかき消した!」をしてきたらBを行う
相手にもよるが、基本的にテラスタルできるようになったらすぐ行った方がよい
(例外として、シャワーズサンダースブースターリーフィアなどのメイン火力がドラゴンで半減のものは相手がバリアを張るまで待った方がよい)
できるだけ速くテラスタルをすることで弱点消し、バリア割りへの貢献ができる
相手がバリアを張ると、テラスタルしていない時の攻撃が20%しか通らなくなる
テラスタル時はテラスタイプ不一致の技が35%、一致技が75%のダメージになる
つまりバリア中に限ればテラスタルにはつるぎのまい3回、こうげきランク6段階上昇とほぼ同等の価値があると言える
ゆえにバリア中にテラスタルできていないとドレパンの回復量が足りず押し込まれる
対応可能レイドリスト
かくとうが相手のテラスタイプに等倍以上になるという前提で以下のレイドに選出可能
星5
物理
ストライクストライク
ハッサムハッサム
キノガッサキノガッサ
ハリテヤマハリテヤマ
カバルドンカバルドン(あくび持ち)
バンバドロバンバドロ(物理に強いため非推奨)
アマージョアマージョ
ナゲツケサルナゲツケサル
ヨクバリスヨクバリス
アーマーガアアーマーガア(特性ミラーアーマーのためワイドブレイカー厳禁)
タイレーツタイレーツ
ダイオウドウダイオウドウ(別途対策必要)
ヘイラッシャヘイラッシャ
ミミズズミミズズ
パーモットパーモット
キョジオーンキョジオーン
ソウブレイズソウブレイズ(おにび持ち)
ドドゲザンドドゲザン(特性まけんきのためワイドブレイカー厳禁)
コノヨザルコノヨザル(特性まけんきのためワイドブレイカー厳禁)
ケンタロス(パルデア単) ケンタロス(パルデア水) ケンタロス(パルデア炎)ケンタロス各種
特殊
バクーダバクーダ(あくび持ち)
フワライドフワライド(でんじは持ち)
ムウマージムウマージ
ジバコイルジバコイル(でんじは持ち)
ロトムロトム(でんじは持ち)
ゾロアークゾロアーク
モロバレルモロバレル(キノコのほうし持ち)
ウルガモスウルガモス(おにび持ち)
ポットデスポットデス(おにび持ち)
オリーヴァオリーヴァ(あまえる持ち)
キラフロルキラフロル
両刀
ライチュウライチュウ(あまえる持ち)
ウインディウインディ
ヤドランヤドラン
ギャラドスギャラドス
イーブイイーブイ
ヘルガーヘルガー(おにび持ち)
バンギラスバンギラス
レントラーレントラー(でんじは持ち)
シビルドンシビルドン
ブロスターブロスター
ヌメルゴンヌメルゴン
セキタンザンセキタンザン
ストリンダー(ハイ)ストリンダー
バチンウニバチンウニ
イルカマン(ナイーブ)イルカマン(あまえる持ち)
ブロロロームブロロローム
アノホラグサアノホラグサ
星6
物理
ガケガニガケガニ
カバルドンカバルドン(あくび持ち)
キノガッサキノガッサ
キョジオーンキョジオーン
クレベースクレベース(可能ではあるが不向き)
ケンタロス(パルデア単) ケンタロス(パルデア水) ケンタロス(パルデア炎)ケンタロス各種
コータスコータス(あくび持ち)(可能ではあるが不向き)
コノヨザル コノヨザル(特性まけんきのためワイドブレイカー厳禁)
セグレイブセグレイブ※注1
タギングルタギングル
ドオードオー(あくび持ち)
ドドゲザンドドゲザン(でんじは持ち)
パーモットパーモット
ハッサムハッサム
ハルクジラハルクジラ
バンギラスバンギラス
ヘイラッシャヘイラッシャ
ヘラクロスヘラクロス
マフィティフマフィティフ
ミミズズミミズズ
リーフィアリーフィア(あまえる持ち)
ソウブレイズソウブレイズ(おにび持ち)
ルガルガン(まひる)ルガルガン
両刀
ギャラドスギャラドス
ドヒドイデドヒドイデ
バチンウニバチンウニ
ブロロロームブロロローム
ブースターブースター(おにび持ち)
ブロスターブロスター(ギリギリ)
特殊
ウルガモスウルガモス
キラフロルキラフロル
サンダースサンダース(でんじは持ち)
シャワーズシャワーズ(あくび持ち)
ドラミドロドラミドロ
ヌメルゴンヌメルゴン
ハピナスハピナス
モスノウモスノウ※注1
リククラゲリククラゲ(キノコのほうし持ち)
あくまでも上記は全て「対応可能」なレイドの一覧であり、「推奨」レイドではないことに留意
例えばクレベースなど物理方面が硬く特殊が脆い相手に対してはもっと良い選択肢がいくらでもある
またウルガモスやソウブレイズなどの元タイプ炎のものは晴れにしたことで味方の被ダメが増えることもあり、選出の際は味方のポケモンが炎に強いことを確認した上でのみ選ぶようにすること
リストの基準としては、相手の「こうげき」「とくこう」が1段階下がった状態で天候変化なし等倍のドレインパンチでの回復が追いつくかどうか、でリストに上げている
概ねタイプ一致抜群は受けられないが、不一致の抜群は受けられると考えてよい
※注1:例外としてセグレイブとモスノウは数値上は受けられないが、「ゆきげしき」を連打してくるため選出が可能
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育成論は以上です
特に育成リソースが不足しがちな初心者向けに広範囲をカバーできるような構成にしたつもりですが、対象を絞れず耐久の振り方を均等にせざるを得ませんでした
より良い振り方をご存知の方いらっしゃればコメントをよろしくお願いいたします