はじめに
HABDSなどの用語を使用します。
厄災解禁後の環境を想定しています。
本育成論はチヲハウハネのAの個体値が10~11であることを想定してダメージ計算などを行っています。
コンセプトと役割
- 環境にチヲハウハネが少ないことに加え,こだわりハチマキやとつげきチョッキ型がメジャーなチヲハウハネにおいて,Sブースト+状態異常撒きでの起点作成が対策されづらいのではないかと思い,考察を始めました。
- 基本は初手に出して麻痺orやけどをばら撒き,後続のサポートをします。
サーフゴーやキョジオーンに対しても打点を持てる点と,最速ドラパルトすら超える素早さを確保しつつ技の打ち分けができる点が他の状態異常撒きとの差別化になるかと思います。
持ち物
ブーストエナジー
コンセプトなので確定。
Aの個体値を11以下にすることでSがブーストされます。
特性
こだいかっせい
にほんばれ下,もしくはブーストエナジーを消費した場合に一番高い能力が上がります。
SとAが同じ数値だった場合はAが上がります。
性格
ようき
Sブーストするために必要なため確定。
- Aの個体値が31のチヲハウハネをおくびょうにした場合にもAがSを下回りますが,その場合無補正のA個体値11or10より実数値が6下がるため,可能であればA個体値11or10の個体で育成することを推奨します。
努力値と調整
H228 D28 S252
余りHD
技構成
じしん
ヘビーボンバー
ハバタクカミハバタクカミへの打点。
しびれごな
くさ,でんきタイプ以外を麻痺させます。特性ぼうじん,ぼうじんゴーグルに防がれる点は注意。
おにび
物理アタッカーや耐久ポケモンへの定数ダメージとして。しびれごなと同様に命中不安であるため気合いを入れましょう。
テラスタル
- 本育成論ではほのおを確定枠としています。
安定感より攻撃性能が欲しい方はテラスタイプじめんを推奨します。
立ち回り例
基本は初手に出して状態異常をばら撒きます。
ハバタクカミサーフゴーキョジオーンなどと対面した場合は殴っていきましょう。
与ダメージ計算
アタッカーではないため最低限の物のみ
ヘビーボンバー
ハバタクカミH252
176 ~ 208 (108.7 ~ 128.4%) 確定1発
じしん
イーユイH4
110 ~ 130 (84.0 ~ 99.3%) 確定2発
サーフゴーH4
96 ~ 114 (58.9 ~ 70.0%) 確定2発
キョジオーンH252 B252↑
56 ~ 66 (27.0 ~ 31.9%) 確定4発
被ダメージ計算
ハバタクカミC252 ムーンフォース
156 ~ 186 (82.6 ~ 98.5%) 確定2発
サーフゴーC252↑ こだわりメガネ ゴールドラッシュ
160 ~ 189 (84.7 ~ 100.0%) 乱数1発 : 6.25%
パオジアンA252 つららおとし
111 ~ 132 (58.8 ~ 69.9%) 確定2発
こだわりハチマキ
168 ~ 198 (88.9 ~ 104.8%) 乱数1発 : 31.25%
イーユイC252 ふんえん
174 ~ 206 (92.1 ~ 109.0%) 乱数1発 : 50%
かえんほうしゃ
198 ~ 234 (104.8 ~ 123.9%) 確定1発
苦手なポケモン
最低限の打点こそありますがキョジオーンは対策が必要です。
相性の良い味方・構築例
安定して起点作成をするためにテラスタルでの耐性変更が必要な場合があります。
テラスタルを前提としないアタッカーと相性が良いです。
麻痺状態の○○抜き,などの調整をした中速アタッカーと組ませると面白いかもしれません。
おわりに
ダメージ計算などかなり省略していますが本育成論のチヲハウハネはサポートをして退場し,後続の起点作成をすることを想定しているので一撃さえ耐えれば問題ない場面が多いです。
チヲハウハネを育成する時の参考になれば幸いです。