この育成論で主に言いたいこと
このヤミラミは初手スキルスワップで相手の特性を没収し、その後バークアウト連打で特攻を下げるのが基本的な使い方です
特に
星6タイカイデン(かちき)
星6ドラパルト(クリアボディ、のろわれボディ)
星5ゴチルゼル(かちき)等、そのままの状態では能力を下げられない相手や
星6ブロスター(メガランチャー)のような特性によって技の威力を強化する相手に有効です
また、その他特殊ポケモンに対してもあとだしという強烈なデバフ特性を押し付けることで有利に戦うことができます
例えば、腹太鼓後のテツノカイナのドレインパンチが確実に先制で決まるので大きく生存率が上がる事などが挙げられます
なお、スキルスワップであとだしを押し付けるという戦い方の性質上、パーティに2体以上いてもこのヤミラミはうまく機能しません。待機中に他の人がすでにヤミラミを出していたら火力出せる別のポケモンを出しましょう
はじめに
初投稿になります。よろしくお願いします
さて、テラレイドにおいて、メンバー全体の生存率を上げるためには、やはり相手の能力を下げることが特に重要です
しかし、タイカイデン(かちき)のように能力を下げる技を使っても逆に上昇してしまうポケモン、もしくはドラパルト(クリアボディ)のようにそもそも能力が下げられないといったサポートを行う上で障害となる特性を持ったポケモンがテラレイドには存在します
ドラパルトについては特性のろわれボディの場合でもサポーターでは能力ダウン技を縛られるほか、アタッカーでは弱点をつける技が使用不可になってしまうので安定した勝利が妨げられてしまうでしょう
そこでおすすめしたいのがこのヤミラミです
スキルスワップによりこれらの厄介な特性を奪い、バークアウトで特攻を下げることで、大きく勝利に寄与することが可能です
なぜヤミラミ?
スキルスワップを覚えるポケモンの中でヤミラミが特に優秀な点は、この技で相手に押し付ける特性があとだしである事です
テツノカイナに代表されるように、テラレイドバトルでのアタッカーはドレインパンチ等の吸収技をメインで使う、もしくは貝殻の鈴を持たせる事で回復しながら攻撃するのが基本ですが、あとだしによる相手の強制後攻によりこれらの技が先制で決まる、つまり常に体力がほぼ満タンの状態で相手の攻撃を受けることが可能で、生存率が全く違ってくるのです
特にテツノカイナなどの腹太鼓アタッカーは
相手の攻撃→腹太鼓→相手の攻撃→ドレインパンチで回復
と2回攻撃を耐える(1回のダメージが最大HPの4分の1以下)相手でないと腹太鼓を使えないところが
相手の攻撃→腹太鼓→(あとだしスキスワで相手が後攻に)→ドレインパンチ回復→相手の攻撃
となり1回耐えられる(1回のダメージが最大HPの2分の1以下)なら使えるようになるため、腹太鼓を使える相手が大幅に増えることになります
技構成
ここまでで大体全部言ったのであとはざっくりいきます
- スキルスワップ
存在価値そのものです、初手で使いましょう
- バークアウト
基本的にスキルスワップ使ったあとはこれを連打していればいいです
- じこさいせい
残HPを見て適宜使ってください
- にほんばれ
このヤミラミを主に出す相手であるタイカイデンのぼうふう、かみなりの命中率を下げる他、攻撃を下げる技をヤミラミは使えないのでブロスターの使う物理技クラブハンマーの威力を落とすのに採用していますが正直自由枠です
持ち物
- おんみつマント
サポーターは追加効果で行動不能になると仕事ができないのでこれでシャットアウトです
注意点
スキルスワップでデバフ特性を押し付けるポケモンで有名なものにポットデスがありますが、それと同じで一つのパーティに2体以上いても後にスキルスワップ使った側は特性を押し付けられず機能しません
ヤミラミはパーティに1体いれば十分です、他にヤミラミ出している人がいたら変えましょう
これがブラッキーだときちんと初手スキスワするか怪しいですが、ヤミラミ使う人は多分わかってる人なので信じるべきです
味方が腹太鼓を使いやすくなるならと物理相手にも出したくなる気もしますが、物理相手だとスキルスワップ使った後できることが殆ど無い(せいぜい鬼火、それもバリア張られたら終わり。リフレクターも毎ターン使わないし)のでやめましょう