はじめに
皆さま初めまして。ドククラゲが大好きな色証ポケモントレーナー リュートと申します。
今回が初の投稿になるので至らぬ点もあるとは思いますがどうか温かい目でご覧になっていただけると幸いです。
- 本育成論ではHABCDSなどの非公式専門用語を使用していますが説明は省いております。ご了承ください。
- 与・被ダメージ計算ではKensuke Hoshikawa様のアプリ「ダメージ計算SV」を使用しています。
採用理由リククラゲ
ドククラゲドククラゲ愛故。
SVを始めた当初の私は最愛のポケモンが生息していないパルデア地方に絶望しやさぐれていました。
そこに救いの触手を差し伸べてくれたのがドククラゲに非常によく似たこのポケモンリククラゲ<ヤァ
ミステリアス且つシックなビジュアルに一瞬で心を奪われた私はこの地にドククラゲが帰ってきてくれるまでこの子と共に戦い続けることを心に決めたのでした。
脱出パック リククラゲのここが強い!(立ち回り)
「S100でキノコのほうしが打てるのは流石に強すぎやしないか!?」
誰もが一度は歓喜、あるいは戦慄したポケモン、リククラゲリククラゲ。しかし蓋を開けてみれば特性の制約で後攻変化技を余儀なくされる扱いが難しい子なのでした…
この高い素早さをどうにか活かした型を作れないか…?
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見つけてしまいました。神器を。
だっしゅつパック
持たせると、能力ランクが下がった時に手持ちのポケモンと入れ替わる
だっしゅつパックを持たせることによって生まれるメリットは主に2つ
- 不利対面でも素早さで勝っていれば相手に圧力をかけつつ安全に交代することが出来る!
- 威力130のリーフストームをタイプ一致で実質ノーリスクで打てる!
お世辞にも速いとは言い難い同じ胞子使いのキノガッサモロバレルアラブルタケ達との差別化もできて◎です!
以下、ざっくりとした立ち回り
[有利対面]
- 相手の攻撃を1発耐えてキノコのほうし&やどりぎのタネで場を荒らす
- 居座って相手をジワジワと削る or 交代し、後続のポケモンに積み起点を提供する
- 先制リーフストームで脱出パック発動→ダメージを与えつつ有利なポケモンに交代
- 出直して盤面搔き乱し
脱出パックを採用することによって従来の型と比較して柔軟に立ち回れるようになったのが魅力の一つですね
ただしパオジアンやセグレイブといった物理技でこちらの弱点をつけて、尚且つ早く動くことが出来るポケモンには成す術がありません…テラスタルを切るのが惜しい場合は大人しく素交代しましょう
技構成
リーフストーム
- くさタイプ 威力130 命中90 攻撃後、100%の確率で自分の『とくこう』ランクが2段階下がる。
【Earth, Wind & Fire】の「Earth, Wind」。今回のメイン。だっしゅつパックとのシナジーが非常に高いわざで相手にダメージを与えつつ後続のポケモンに交代することが出来ます。相手の初手テラスにも対応できますね。
威力も130と高く、現状リククラゲが使える最高火力の技となっています
テラバースト(炎)
- ノーマルタイプ 威力80 命中100 自分がテラスタル状態の時、技のタイプが自分のテラスタイプになる。
【Earth, Wind & Fire】の「Fire」。弱点を突きにきたポケモンパオジアンハッサムや胞子や宿り木を受けにきた草ポケモンチオンジェンキノガッサに対して手痛い一撃をお見舞いすることが出来ます。
一応テラスタルを切らずともノーマル威力80の特殊技としても打てるので「技を外したくない!」「脱出パックを発動させたくない or Cを下げたくない!」という場面で打つのも〇
やどりぎのタネ
- くさタイプ 変化技 命中90 使用後、毎ターン、相手のHPを最大HPの1/8ずつ減らし、その分自分のHPを回復させる。自分は交代しても効果が引き継ぐ。くさタイプのポケモンには無効。
困ったらこれ。脱出リフストを打つ前に蒔き蒔きしてあげれば後続のポケモンも回復してあげられる非常に便利な技です。
キノコのほうし
- くさタイプ 変化技 命中100 相手を2〜4ターンの間『ねむり』状態にする。くさタイプや道具『ぼうじんゴーグル』を持っているポケモンには無効。
きのこポケモンの十八番。リククラゲの特性も相まってほとんどのポケモンを確定で眠りにすることが出来る調整ミス優秀な技です。
特性
きんしのちから
変化技を出す時、相手の特性の影響を受けない代わりに、必ず後攻になる。ただし、技の優先度は無視されない。
リククラゲは夢特性が解禁されていないので現状この特性しか選択肢がありません。
性能としては変化技限定の「かたやぶり」といった感じ。環境に蔓延っている状態異常にならないキョジオーンキョジオーンや変化技が効かないサーフゴーサーフゴーの特性を無視することができる非常に優秀な特性となっています。(「やるき」や「ふみん」、「ぜったいねむり」を持つポケモンにはキノコのほうしは効かないので注意が必要!)
変化技が後攻になってしまうというデメリットも捉えようによっては相手にギリギリまで素早さがバレないというメリットにもなり得ますね。
個体値・性格・努力値調整
個体値:31-×-31-31-31-31
性格:おくびょう(S↑ A↓)
努力値:H156-C100-S252
実数値:175-×-85-113-140-167
H156:
実数値16n-1調整。
ステロや毒ダメージ、しおづけキョジオーンなどの定数ダメージを最小限に抑えることができます。
C100:
余り。
雀の涙ほどですがC種族値80という低い火力を底上げしています。
S252↑:
最速。上からリーフストームというコンセプト上確定。
「イカサマ」のダメージをできるだけ抑えたいためAは低ければ低いほど〇
テラスタル
ほのおテラスタルで確定です。
本来なら四倍弱点であるはずの氷タイプの技やハバタクカミハバタクカミの高火力ムーンフォース・マジカルフレイム等を半減で受けることが出来ます。
また、テラバースト採用型なので胞子読みで後出しされた草ポケモンへの打点にもなります。
※相手の胞子や宿り木がこちらにも通るようになってしまうので注意が必要です。
与ダメージ計算
リーフストーム
- 無振りハバタクカミ確定3発(41.5~49.2%)
- H252コノヨザル確定3発(35.0~41.4%)
- H252キョジオーン確定2発(73.4~86.9%)
- 無振りウォッシュロトム確定1発(105.6~124.8)
- H252イルカマン(ナイーブ)確定2発(98.5~115.9%) 乱数1発(81.2%)
- H252イルカマン(マイティ)確定2発(75.3~89.8%)
- H252キラフロル確定3発(43.1~51.0%) 乱数2発(5.4%)
- H252ディンルー確定3発(48.2~57.2%) 乱数2発(90.2%)
- H252テツノツツミ確定1発(126.3~150.9)
※C6↓状態でも確定4発=身代わり確定割り
- H252チョッキマリルリ確定2発(55.0~64.7%)
- H252ヘイラッシャ確定2発(77.0~91.0%)
- 無振りウェーニバル確定1発(110.0~131.2%)
- H252カバルドン確定2発(84.6~100.4%) 乱数1発(6.2%)
テラバースト(炎)
※シーズン5終了時点で「きあいのタスキ」持ちが65.3%
- 無振りパオジアン確定2発(77.4~92.9%)
- HD252モロバレル確定3発(36.1~43.4%)
- H252サーフゴー確定3発(47.4~56.7%) 乱数2発(87.1%)
- H252アーマーガア確定3発(47.8~56.5%) 乱数2発(83.2%)
- H252ドドゲザン確定3発(47.3~56.0%) 乱数2発(73.8%)
- H252チョッキジバコイル確定3発(37.2~44.0%)
- 無振りハバタクカミ確定4発(25.3~30.7%)
被ダメージ計算
- C特化古代活性ハバタクカミ
ムーンフォース確定2発(58.2~69.1%)
- C特化メガネハバタクカミ
ムーンフォース確定2発(67.4~79.4%)
マジカルフレイム確定2発(70.8~84.5%)
晴れ下活性中では確定1発(139.4~164.5%)
- A特化鉢巻ノーマルテラスカイリュー
しんそく確定2発(92.5~109.2%) 乱数1発(56.2%)
- A特化ノーマルテラスカイリュー
しんそく確定2発(62.2~73.3%)
- A252パオジアン
つららおとし 確定1発(294.8~348.7%)
炎テラス切りで確定 3発(36.5~43.4%)
- C特化メガネサーフゴー
ゴールドラッシュ確定2発(84.0~99.4%)
- C252イーユイ
かえんほうしゃ 確定1発(104.0~123.4%)
- C252テツノドクガ
ほのおのまい 確定2発(72.0~85.7%)
- C252テツノツツミ
フリーズドライ 確定1発(116.5~137.1%)
炎テラス切りで 乱数6発(14.2~17.1%)
炎テラス下ハイドロポンプ 確定2発(89.1~106.2%) 乱数1発(31.2%)
- A252コノヨザル
ドレインパンチ 確定3発(48.0~56.5%) 乱数2発(84.7%)
- A特化ちからもちマリルリ
じゃれつく 確定2発(77.1~90.8%)
- A特化セグレイブ
こおりのつぶて 確定1発(132.5~157.7%)
- A特化ハッサム
とんぼがえり 確定1発(106.2~126.8%)
- A特化剣舞キノガッサ
マッハパンチ 確定2発(91.4~108%) 乱数1発(50%)
- A特化鉢巻イルカマン(マイティ)
ジェットパンチ 確定2発(79.4~94.2%)
覚えておきたいことノノクラゲ
- 「きんしのちから」は自分の変化技の行動順が遅くなるという特性だが技の優先度は無視されない。そのため、技の優先度がマイナスの
あてみなげ(−1)やトリックルーム(−7)、ふきとばし(−6)等よりも早く行動することが出来る。 - だっしゅつパックは能力ランクが下がった時に手持ちのポケモンと入れ替わるという持ち物。相手の威嚇や技の追加効果による能力↓でも発動してしまうので注意。
おしまい
最後までお付き合いいただきありがとうございました!
以上で育成論はおしまいとなります。
前述したとおり当方これが初めての育成論の投稿となります。
記入漏れやダメージ計算の間違い等がありましたら優しくご指摘いただければ嬉しいです。