はじめに
こんにちは Pくんと言います 育成論投稿は今回で3回目です
この論はこだわりメガネ型のイーユイです
まだポケ徹にこの型が投稿されていないようだったので起源主張というより単なる紹介です
※この育成論は非公式用語や略称を使います
※アドバイス、誤字・脱字、質問などはコメントにてお願いします
コンセプトと役割
・C135という非常に高い特攻種族値
・わざわいのたまという相手のDを0.75倍する強力な特性
上記のイーユイのスペックの高い特殊火力をさらに伸ばすためにこだわりメガネを持たせることで相手に負荷を与えていくのが役割
メガネイーユイの火力は凄まじく並耐久だと半減ですら受けることは難しい
しかしSの種族値は100と、現環境においては上をとってくるポケモン
(ハバタクカミパオジアンテツノツツミなど)が多いため受けよりのサイクル構築に出していきたい
持ち物
こだわりメガネ
コンセプトのため確定です
Cの実数値を1.5倍するが同じ技しか出せなくなります
こだわり系のアイテムは1タイプの技しか撃てなくなるため、タイプ受けや数値受けをされやすいですが、イーユイの火力はそれらの後出ししてきたポケモンを破壊できるほど
例として挙げると H4ガブリアスを
こだわりメガネ+ほのおテラスタルのオーバーヒートで確定1発です
特性
わざわいのたま
相手のポケモンのDの実数値を0.75倍する特性
これにより実質的な特殊火力は高くります
およそ1.3倍くらいの火力の差があるので実質いのちのたまを持っているようなもの といえばその強さを実感できると思います
※イーユイ同族対面ではこの特性は効果が発動しなくなるので注意
性格・努力値と調整
おくびょう(C↑A↓)
H4 C252 S252
調整と言えるほどでもないがCSブッパ
イーユイのS100族あたりは環境にいるポケモンも多いので基本的に最速が望ましいです 火力もできるだけ確保したいのでC252振り
環境に合わせてCSを削って耐久に回すのもよいですが、現在はレギュC序盤で環境がまとまってないので今はCSブッパで安定です
技構成
- 確定枠
かえんほうしゃ
命中:100 威力:90 タイプ:ほのお
命中安定のタイプ一致特殊技
連打できる命中安定のほのお技で1番火力が高いため確定
オーバーヒート
命中:90 威力:130 タイプ:ほのお
威力が高いが、特攻のランクが2段階下がる
デメリットにより連打はできないが威力が高いためかえんほうしゃで倒せない相手や、半減相手のゴリ押しに使いたい
命中90が玉に瑕
あくのはどう
命中:100 威力:80 タイプ:あく
命中安定のタイプ一致特殊技
他のあくタイプ特殊技は威力が低く、替えが効かないため確定
- 選択枠
環境や構築に合わせて選択してください
ねごと
自分が『ねむり』状態の時のみ使用可能 自分の持っている技の1つをランダムで使う
下記の選択枠に採用したい技がなかったときに採用
ねむり状態でも技を撃てるようになるため、眠らされてもイーユイを残しておく選択肢が生まれる
おきみやげ
自分が『ひんし』になる代わりに、相手の『こうげき』『とくこう』ランクを2段階ずつ下げる
イーユイの仕事がなくなり、後続に託す際に使用したい
ふんえん
命中:100 威力:80 タイプ:ほのお
30%の確率で相手を『やけど』状態にする
物理アタッカー相手に撃って、やけどしたら嬉しいねって技
火力優先ならかえんほうしゃでいい
だいもんじ
命中:85 威力:110 タイプ:ほのお
だいもんじのCダウンを嫌う人は採用
威力はだいもんじより劣るが連打できるのが強み
当たらないのが難点
他にもおにびやちょうはつ、カタストロフィなどがあるが、メガネ持ってまで使う場面はあまりない
テラスタル
ほのお or あく
テツノドクガのようにテラスタル前提でサイクルを回すのが難しいポケモンなので
火力増強のための ほのお,あく がオススメ
本論はオーバーヒートの確定1発の範囲を広げるためほのおテラスタルにしました
立ち回り例
前述した通り相手の高速ポケモンが少ないサイクル寄りの構築に出して
火力のゴリ押しでサイクルを崩していく形が理想です
物理耐久はあまりないので先手を取られると結構簡単にやられます
しかしDは高いので先手を取られても特殊攻撃を耐えて返しで倒せることもあります
与ダメージ計算
- かえんほうしゃ
H4ハバタクカミ (93.9 ~ 110.7%) 乱数1発 : 62.5%
※ほのおテラスタルで確定1発
H252わざわいのうつわディンルー (54.2 ~ 64.2%) 確定2発
H4パオジアン (284.7 ~ 335.9%) 確定1発
H4イーユイ (39.0 ~ 45.9%) 確定3発
ほのおテラスタル (52.0 ~ 61.9%) 確定2発
H252サーフゴー (211.2 ~ 249.4%) 確定1発
等倍ほのおテラスタル (117.6 ~ 139.2%) 確定1発
H4テツノツツミ (179.6 ~ 211.4%) 確定1発
(みずテラスタルによる)半減 (89.4 ~ 105.4%) 乱数1発 : 37.5%
※ほのおテラスタルだと半減でも確定1発
H252コノヨザル (80.2 ~ 94.5%) 確定2発
ほのおテラスタル (107.0 ~ 126.3%) 確定1発
H252マリルリ (45.5 ~ 53.7%) 乱数2発 : 44.92%
ほのおテラスタル (60.9 ~ 72.0%) 確定2発
H252D4わざわいのおふだチオンジェン (126.1 ~ 150.0%) 確定1発
等倍 (63.1 ~ 75.0%) 確定2発
H252D4ヘイラッシャ (43.2 ~ 51.0%) 乱数2発 : 4.68%
ほのおテラスタル (57.6 ~ 68.1%) 確定2発
H252とつげきチョッキセグレイブ (54.1 ~ 64.0%) 確定2発
- オーバーヒート
H252わざわいのうつわディンルー (78.3 ~ 92.8%) 確定2発
ほのおテラスタル (104.6 ~ 123.7%) 確定1発
H4イーユイ (55.8 ~ 66.5%) 確定2発
H4テツノドクガ
ほのおテラスタル (90.4 ~ 107.1%) 乱数1発 : 43.75%
H252コノヨザル (115.3 ~ 136.0%) 確定1発
H252マリルリ
ほのおテラスタル (88.0 ~ 103.9%) 乱数1発 : 25%
H252D4わざわいのおふだチオンジェン (182.3 ~ 215.7%) 確定1発
(テラスタルによる)等倍 ほのおテラスタル (121.9 ~ 143.8%) 確定1発
H252セグレイブ (116.7 ~ 137.9%) 確定1発
とつげきチョッキ持ち ほのおテラスタル (103.7 ~ 122.6%) 確定1発
H252D4ヘイラッシャ (62.3 ~ 73.6%) 確定2発
ほのおテラスタル (83.3 ~ 98.1%) 確定2発
H252ウォッシュロトム
オーバーヒート (91.8 ~ 108.3%) 乱数1発 : 50%
H252カイリュー (76.8 ~ 90.5%) 確定2発
H252D4キョジオーン (79.3 ~ 93.8%) 確定2発
- あくのはどう
被ダメージ計算
※使用率TOP10参照
※「特化」はAまたはCに252振っており、性格による補正を表しています
C252ハバタクカミのムーンフォース (55.0 ~ 64.9%) 確定2発
こだわりメガネ (82.5 ~ 97.0%) 確定2発
A特化カイリューのしんそく (47.4 ~ 55.8%) 乱数2発 : 75.78
A特化ディンルーのじしん (155.8 ~ 183.3%) 確定1発
A252わざわいのつるぎパオジアン
せいなるつるぎ (119.1 ~ 140.5%) 確定1発
ふいうち (34.4 ~ 41.3%) 確定3発
C252サーフゴーのゴールドラッシュ (34.4 ~ 40.5%) 確定3発
きあいだま (91.7 ~ 108.4%) 乱数1発 : 50%
C252こだわりメガネテツノドクガのヘドロウェーブ (83.3 ~ 99.3%) 確定2発
C252テツノツツミのハイドロポンプ (119.1 ~ 142.0%) 確定1発
A252コノヨザルのドレインパンチ (110.0 ~ 129.8%) 確定1発
A特化ちからもちマリルリのアクアジェット (77.9 ~ 93.2%) 確定2発
苦手なポケモン
ブーストエナジーテツノツツミ
相手視点こちらの型がスカーフだとしても上を取れるので普通に技を撃ってくる
とつげきチョッキマリルリなど
四災対策で増えてきたマリルリだが、いくら火力があろうとも流石に半減のチョッキ持ちは勝てない
被ダメを見てもらったらわかると思うが、耐久が低く、弱点で簡単に倒されてしまうので素早さによって有利不利がハッキリしやすい 相手の構築を見つつ選出するかどうかを決めよう
相性の良い味方・構築例
耐久振りカイリュー
イーユイの弱点をカバーでき、振り対面相手にクッションとして出せます
ドラゴンテールで流したり、でんじはでイーユイが上を取れるように場を作ることもできて器用です
「ステルスロック」を使えるポケモン(ディンルーカバルドンなど)
きあいのタスキを無効化したり、確定数をずらす上で役に立ちます
ほのお技が半減のポケモンでもイーユイを後出しで受けることができなくなります
おわりに
いかがでしたか
現環境ではイーユイより速いポケモンが多いですが、その分凄まじい火力が出て先手を取れたら多くのポケモンを簡単に倒すことができるため、使っていて楽しい型になっています
スカーフ型が主流の今では、相手がケアして引いてくることも多いので交代先に高負荷をかけることもでき、決してスカーフ型より弱いというわけではないのでぜひ使ってみてくだだい!