はじめに
まじまと申します。この度初めて育成論を投稿いたしますので、至らぬ点があると思いますが優しく見守っていただけると幸いですばんばん指摘してほしいです。
初回である今回はディンルーディンルーを紹介します。
- この育成論ではHP=H、こうげき=A、ぼうぎょ=B、とくこう=C、とくぼう=D、すばやさ=Sなどの略称を使います。
- 個体値は理由のない限り理想個体とします。
- ダメージ計算は「SWSH」、ポケソルを参照しています。
- 誤字脱字が見受けられた際は適宜コメントで教えていただけると幸いです。
ディンルーディンルーとは
今作の準伝ポケの一匹で、四災のうちの一匹でもあります。
タイプはあく・じめんタイプ。同タイプにワルビアルワルビアルも存在します。
ワルビアルワルビアルもディンルーディンルー同様、ステロ挑発を覚え起点要因として使われることの多いポケモンです。
ですが明確な差別化は(お互いに)できており、ワルビアルワルビアルには「ドラゴンテール」や「でんきだまなげつける」。ディンルーディンルーには専用技の「カタストロフィ」カバルドンカバルドンでお馴染みの「ふきとばし」等使い分けることが可能です。
また特性をみると、ワルビアルワルビアルは相手のAを下げる「いかく」。ディンルーディンルーは相手のCを3/4にカットする「わざわいのうつわ」であり、受けに対する差別化もできています。ですが数値的にみると全体的にディンルーディンルーの方が固いですね。
また、現在(シーズン4初期)の使用率をみるとディンルーディンルーは第2位となっており四災の中でも一番高く、ワルビアルワルビアルよりも人気であることが伺えます。新規準伝だし特性強いし数値もおかしくてほぼ完全上位互換だから当たり前っちゃ当たり前
持ち物
たべのこし
正直好みだと思います。
僕は食べ残しの方が好きなのでこちらを採用しています。
後述する努力値調整意図も含めるとたべのこしがおすすめです。
オボンのみ
「ふきとばし」を採用する場合はこちらを持たせるのもいいでしょう。
努力値配分をいじって採用するのもありだし、そのまま使用していただいてもかまいません。
好みです。
特性
「わざわいのうつわ」しかありません。
相手のCを3/4にします。
性格・努力値と調整
性格は「しんちょう」を採用しました。
努力値はH:212 B:76 D:32 S:188
実数値 H:257 A:130 B:155 C:x D:114 S:89
調整意図ですが、Hはたべのこしの最大回復効率の16n+1
BとDは
つららばり乱数2発(1回の場合乱数6発)
等さまざまなポケモンに対し1回以上行動できるよう調整いたしました。
詳しいダメージ計算は後述いたします。
Sは無振り67族(アーマーガアアーマーガア)抜き抜き調整です。
アーマーガアに上から挑発を打たれるのを嫌いここまで振りました。
Sの調整ラインは一つ落としても問題はないと思われます。
耐久を上げる場合はSの努力値を落としてください。
技構成
- ステルスロック
交代する度に場に出た相手のポケモンに最大HPの1/8の固定ダメージを与える設置技です。タイプを参照するので2倍のポケモンには1/4、半減のポケモンには1/16のダメージを与えます。
※設置技はキラフロルキラフロルのキラースピンや高速スピンなどで無効化されるので注意しましょう。
- 挑発
ディンルーディンルーミラーやアーマーガアアーマーガア対面で打ちます。
他にもカバルドンカバルドンやチオンジェンチオンジェンなど起点作成がメインのポケモンに打ちましょう。
ミラーでは必ず上をとれるので安心して挑発が打てます。
- カタストロフィ
相手のHPを残りHPの半分にする。タイプ相性の影響を受けない。
専用技であり最強技です。必ず採用しましょう。
※命中は90なので打つ際には祈ることを推奨します。
- じしん
タイプ一致の安定技。無難に強い。
基本の技構成はこのようになりますが、これだとアーマーガアアーマーガアなど浮いているポケモンに打点がないので、「挑発」を「ふきとばし」に変えるのもいいかもしれません。しかし、その場合はSの努力値は耐久に振ることをおすすめします。
- 選択候補
- ふきとばし
前述のとおり
- ヘビーボンバー
フェアリータイプやこおりタイプのポケモンに弱点をつけます。
- ボディプレス
こおりタイプやあくタイプに弱点をつけます。
正直なところ選択候補の攻撃技は選択の余地がほぼありませんが、一応載せておきました。
テラスタル
テラスタイプはみずです。
弱点である「みず]「こおり」タイプの技を半減に抑え、「むし」「フェアリー」「かくとう」タイプの技を等倍で受けることができます。
セグレイブセグレイブやパオジアンパオジアン、イルカマンイルカマン(マイティ)などに強く出せます。
また、ポケモンホームの使用率をみると「どくテラス」が一番多く「みずテラス」は四番目であり読まれにくいのも強みになっています。
立ち回り例
基本は先発に出します。
相手が起点作成のポケモン(カバルドンやアーマーガア)には挑発からはいり、そうでない場合はステルスロックから入ります。
パオジアンやセグレイブの場合はテラスタルを切って同じようにステルスロックを撒くか、ヘイラッシャヘイラッシャなどを選出している場合は素直に交換しましょう。
被ダメージ計算
基準になりえるポケモンを掲載しています。
いじA252セグレイブ
つららおとし 52.1~63.0% 確定2発
つららばり 32.6~97.2% 乱数2発(66.42%)
こおりのつぶて 25.6~30.3% 確定4発
ようきA252パオジアン
つららおとし 56.0~66.1% 確定2発
こおりのつぶて 26.4~32.6% 確定4発
せいなるつるぎ 39.6~46.6% 確定3発
いじA252イルカマン(マイティ)はちまき
ジェットパンチ 59.1~70.8% 確定2発
れいとうパンチ 49.8~59.1% 乱数2発 (99.6%)
(ディンルーのみずテラスこみ)
ウェーブタックル 29.5~35.0% 乱数3発 (12.13%)
臆病C252ハバタクカミ眼鏡
ムーンフォース 77.8~91.8% 確定2発
ひかえめC252テツノツツミ眼鏡
れいとうビーム 75.4~89.2% 確定2発
フリーズドライ 59.1~70.0% 確定2発
ハイドロポンプ 91.8~109.7% 乱数1発
与ダメージ計算
無振りイーユイ
じしん 115.3~135.3% 確定1発
H4振りハバタクカミ
じしん 75.5~89.3% 確定2発
H252ドドゲザン
じしん 50.2~60.8% 確定2発
無振りパオジアン
じしん 48.3~56.7% 乱数2発(82.81%)
無振りサーフゴー
じしん 79.0~93.8% 確定2発
苦手なポケモン
飛行テラスを切られたりしても辛いですね。特にサーフゴーとか。
相性の良い味方・構築例
あくびサイクルを回すことができ、「みず」と「こおり」技を半減で受けることのできるヘイラッシャヘイラッシャとは相性がいいです。
マリルリマリルリやイルカマンイルカマン(マイティ)などとも相性がいいですね。挑発で動きを止めたアーマーガアやカバルドンをあと投げから安全に処理できます。
カバルドンカバルドンを採用している方はカバルドンの代わりに使うのも良いかもしれません。
おわりに
最後まで読んでいただきありがとうございました。
初めての投稿でしたがいかがでしたでしょうか。ぜひコメントでのアドバイスなど待っております。
ボンボヤージュ!