おはようございます。
しのあです。
育成論投稿、第5回をお送りしたいと思います。
今回は、現在開催中のテラレイドバトル「最強のダイケンキ」戦で、トリッキーかつ渋い活躍を見せる、ヤミラミを紹介してみます。
コンセプトと役割
最強のダイケンキは、初手で使う「きあいだめ」に加え、多数の「急所に当たりやすい」技で攻めてくる上、自身は特性『シェルアーマー』で急所に技を受けない、という、かなりの強敵です。
ならば、その特性を逆手にとってしまおうか、というのが、今回のヤミラミの目的になります。
さらに、攻撃力と命中率も削げるよう、もうひと癖ほど加えてみています。
ヤミラミを雑魚と侮るなかれ、という所ですね。
持ち物
持ちものは『ひかりのこな』になります。
ただでさえ命中率は削ぎますが、さらに重ねて「当てさせない」ための道具ですね。
特性
特性は通常特性の片方『あとだし』にしています。
ネガティヴな特性なのになぜ、と思われた方は、続きをしっかり読んでください。
性格・努力値と調整
性格は一応ながら『ずぶとい』を選んでいます。
なお、攻撃技が「どろかけ」しかない上、あまり威力はだせない、あくまでサポート型ですので『わんぱく』、『のうてんき』、『のんき』など、とにかく「防御が上がる」性格、4種類のいずれかであれば問題はありません。
努力値配分は『HP252・防御252』は確定です。
残りはほかに用途がないので、一応ながら『素早さ4』としています。
技構成
・スキルスワップ
→初手で使用。最強のダイケンキの『シェルアーマー』を盗んで急所命中を封じる上に、ヤミラミの『あとだし』を送ることで、相手を確実に鈍足にさせることができます。
・おにび
→2手めやバリアを破ったあとで使用。やけどを負わせ、攻撃力を低下させます。
・じこさいせい
→自力では覚えないので、ものまねハーブを経由して覚えさせる技。無論というか自己回復用です。
・どろかけ
→最もよく使う技。バリア展開中でも命中率を確実に下げられます。
テラスタル
テラスタイプは『ひこう』です。
最強のダイケンキの技のうち、途中で飛んでくる「じならし」や、メイン攻撃技のひとつである「ドリルライナー」を無効化できる上「メガホーン」も効果いまひとつになるので、このチョイスとなっています。
立ち回り例
初手は「スキルスワップ」を使い、最強のダイケンキから特性『シェルアーマー』を奪い、逆にヤミラミの特性『あとだし』をパスして、相手のスピードを奪います。
2手めからは状況に応じてですが、まずは攻撃力を削ぐのが無難ですので「おにび」が妥当でしょう。
以降は臨機応変に、HPを削られたら「じこさいせい」、それ以外の時は「どろかけ」を使ってゆく感じです。
テラスタルは可能になったら即座に使いましょう。
相性の良い味方・構築例
あくまでサポート要員、ということは前述の通りですので、誰かほかにメインを張れる攻撃役が味方にいる場合に使うのが無難です。
比較的相性がいいのは(「フレアドライブ」を連射しないことが前提ですが)登場直後に特性『ひひいろのこどう』で晴れを展開できるコライドンや、同じく特性『ひでり』を持つコータスなどになります。
なお「フレアドライブ」を連射するプレイヤーが味方にいる場合は、諦めた方が無難(テラレイドバトルの相手ポケモンはHPが非常に多いため、反動ダメージを受ける技を使うのはもってのほかともいえる愚策)です。
極めて渋い活躍、という意味で、これを機に、ヤミラミの意外な強さを再発見していただければ幸いです。