初投稿です.よろしくお願いします.
これから忙しくなりポケモンができなくなるため,ポケモン対戦歴10年越の僕の自信作のポケモンを代わりに使ってくれる人や参考にしてくれる人が現れたら嬉しいなと思って育成論を投稿することにしました!
これから使用可能になる4災の凖伝説チオンジェンパオジアンディンルーイーユイにも抗えると思うので是非見ていってください!
- 努力値は、個体値がすべて31であることを前提に設定しています。
- 汎用的に使われる略語(タイプの略語、種族値の略語)を使用します。
ポイズンヒールキノガッサ(以下ポイヒガッサ)とは
毒状態の時に毎ターン1/8回復する特性と必中の催眠技であるキノコの胞子を合わせて相手をはめる害悪と呼ばれるポケモンの一角です.本育成論では,このポイヒガッサの技構成,調整を現環境に適応させました.
コンセプトと役割
パーティ構築の主軸を考えた時に,倒せなくはないけどきつくなりがちなポケモンが現れたことって多いと思います.個人的に思い付く代表格として
キノコの胞子を使うポケモンのキノガッサキノガッサ,アラブルタケアラブルタケ
欠伸等のからめ手を使う受けポケモンキョジオーンキョジオーン,ヘイラッシャヘイラッシャ,カバルドンカバルドン
があると思います.
これらのポケモンを1匹で後出しから対策するために今回のポイヒガッサを考案しました.
持ち物
ポイズンヒールを自主的に発動するためにどくどくだまで確定です.
特性
コンセプトであるためポイズンヒール一択です.
技構成
今回の育成論を見て,皆さんが一番に疑問に思ったことはキノコの胞子を採用していないことだと思います.技スペースが5つあれば採用したのですが,ポイヒガッサをSVで200回以上使った経験から今回採用する技の方が優先順位が高いと感じました.なので技構成はからげんき,やどりぎのタネ,まもる,みがわりで確定です.以下にそれぞれの採用理由を記述します.
- からげんき
メインウェポン
ポイヒガッサを使う上で障害になりやすいのが身代わりで起点にされることです.みがわりを破壊する打点して一貫性の高いノーマルタイプの威力140のからげんき(自分が状態異常の時威力2倍)を採用しました.また,ノーマルテラスタルをきることで火力指数が31710になりA特化ガブリアスガブリアスのじしん30000を超えます.この予想外の火力で相手のポケモンの死期を早めます.
- やどりぎのタネ
貴重な回復ソース+ダメージソース
からげんきを採用している関係上,ゴーストタイプに対してのダメージソースになります.また,キノガッサの足りない耐久を補えることやまもる,身代わりとの相性も良好です.
- まもる
対面性能の向上
やどりぎのタネを相手に入れた後に使うことで自分のHPを約1/2回復することができ,対面性能が上がります.正直この技がないと耐久が足りません.仮にまもるを読まれて交代されとしても,ポイズンヒールでもりもり回復するのでかなり使いやすいです.
- みがわり
ハメ戦術,TODのかなめ
しおづけ,地割れ等を回避するための技です.また有利なポケモンに対して身代わりをすることで後続のポケモンを見てからからげんき,やどりぎのタネを選択することができます.みがわり→まもる→みがわり→まもる→...を無限に繰り返せるのでTODで相手を詰ませることもできます.
- メインウェポンの選択肢
じならし,がんせきふうじ
→役割対象のタスキキノガッサに勝てなくなる上に,火力が足りずに相手の身代わりを破壊できない.
→無振りサーフゴーに対してじならしが37%~44.4%しか入らず対面からなら結局打ち負ける
格闘技(マッハパンチ,きあいパンチ,インファイト,ドレインパンチ)
→カイリューカイリューに強く出れない.セグレイブセグレイブを重く見るなら採用するのもいいかも?
→マッハパンチは火力が足りない場面が多く身代わりを破壊しにくい
→きあいパンチは使用できる場面が限られ扱いが難しい
→インファイトは自らの耐久を下げ自分の身代わりを残しづらくなる
→場持ちがよくなるので採用する価値はあるが,火力不足感が否めない
タネマシンガン
→相手が草タイプor草テラスタルの時に何もできなくなる.
毒技(どくづき,ダストシュート)
→毒テラスタルにするなら毒状態も狙えて採用する価値があるかも,ハバタクカミハバタクカミを重く見るなら
→どくづきは火力不足,ダストシュートは命中不安なので個人的にはからげんきの方がおすすめです.
- キノコの胞子を採用しない理由
ラムのみ,防塵ゴーグル,きよめのしお等で対策されていることが多く,刺さらない場面が多いです.
性格・努力値と調整
少しでも対面性能,後出し性能を上げるために可能な限り耐久に努力値を振ります.
また役割対象が物理に偏っているため,B方面に厚く振ります.(キノガッサは物理方面に関して種族値が80あり意外に固いです)
そのため,性格はわんぱく,Hは204振り(実数値16n+1),Bは252(特化)で確定です.残りはA,D,Sに適当に振り分けてもらって大丈夫です.アーマーガアアーマーガア,ラウドボーンラウドボーンの上を確実にとるためにSに厚めに振ることをおすすめします.
テラスタル
からげんきの火力をあげるためにノーマル一択です.後ろに炎タイプの特殊受け(ウインディウインディ,テツノドクガテツノドクガ)をちらつかせることで,拘りアイテムを持ったハバタクカミに対して,まもるで様子見した後に技の一貫を切り完封できます.
立ち回り例
一番多かった立ち回りを紹介します.
- (自分)セグレイブvs(相手)ヘイラッシャ
キノガッサに交代します.ヘイラッシャは大体有利対面の時に欠伸をします.(地割れを当てられたら運負けでいいと思います)
- (自分)キノガッサvs(相手)ヘイラッシャ
どくどくだまで毒状態になるので欠伸は無効になります.自分は身代わりを選択します.相手は大体引いてきます.引いてこなかったとしてもA無振りヘイラッシャの雪雪崩は乱数でみがわりが耐えるので身代わり連打かやどりぎのタネで大丈夫です.
こんな感じで有利対面で確実に身代わりを残します.この後は引き先にやどりぎのタネをいれて有利なサイクルを回したり,そのままやどりぎのタネとみがわり,まもるをからめて相手をはめてください.TODで勝つか相手が降参or切断をしてきます.
与ダメージ計算
- からげんき(A4振り時)
H4カイリューカイリュー
41.3~49.1%(非テラスタル時)
61.6~73.6%(テラスタル時)
H4セグレイブセグレイブ
37.6~44.5%(非テラスタル時)
56.5~66.4%(テラスタル時)
無振りキノガッサキノガッサ
59.2~70.3%(非テラスタル時)
88.8~105.1%(テラスタル時)
H252アラブルタケアラブルタケ
31.1~36.6%(非テラスタル時)
46.7~55.0%(テラスタル時)
H252ヘイラッシャヘイラッシャ
22.9~27.2%(非テラスタル時)
34.2~40.8%(テラスタル時)
H252B252わんぱくアーマーガアアーマーガア
11.2~13.6%(非テラスタル時)
17.0~20.4%(テラスタル時)
被ダメージ計算
A4振りヘイラッシャヘイラッシャ
ウェーブタックル 18.0~21.1%
雪雪崩 24.8~29.8%
テクニシャンA252振りようきキノガッサキノガッサ
マッハパンチ 26.7~32.2%
A252振りいじっぱりカイリューカイリュー
げきりん 59.6~70.8%
ノーマルテラスタルしんそく 39.7~47.2%
有利不利
使用率30位以内について書きました.
(追記:自分が使用していた時の体感上の有利不利です.)
- 超有利(後出しから勝てる)
ヘイラッシャキョジオーンドドゲザンアラブルタケカバルドンキノガッサマスカーニャ
- 有利(対面なら勝てる)
イダイナキバウォッシュロトムハッサムガブリアステツノカイナイルカマン(ナイーブ)
- 有利でも不利でもない(型次第)
ミミッキュジバコイルアーマーガアモロバレルカイリューセグレイブトドロクツキコノヨザル
- 不利(対面は基本負ける)
- 超不利(負ける)
ラウドボーンサーフゴーウルガモスクエスパトラテツノドクガテツノツツミ
相性の良い味方・構築例
サーフゴーに無限回後出しされるので,サーフゴーに後出ししてサイクルを破壊できる眼鏡テツノドクガテツノドクガやサイクルを回しやすい特殊受けウインディウインディがおすすめです.
修正,追加
2023/3/28:”有利不利”に関して
・コノヨザルを”超有利”から”有利でも不利でもない”に移動しました.
・文章を追加しました.