ヘイラッシャ- ポケモン育成論SV

ご挨拶

なべと申します。
さて、今回はヘイラッシャの育成論を書かせて頂きます。

昨シーズンではセグカミラッシャとも言われる並びが有名になりクッション役として一流の活躍中のヘイラッシャ
どんなパーティにもピン刺しできるスペックであくび、じわれ、ねむるとストレスを与えられるポケモンですよね。

今回はそんなヘイラッシャをより奇襲性を高くした鉢巻型のご紹介です。

ご注意

• 各ステータスの略称として以下を使用します。

H=HP A=攻撃 B=防御 C=特攻 D=特防 S=素早さ

• ダメージ計算にはスマホアプリ「VS SVダメージ計算機 」を使用しています。

• 間違い、改善点、ご意見、ご感想などがあればコメントくださると幸いです。

採用理由と役割

まず、ヘイラッシャは高い耐久からクッションとしての採用が以前よりも増え、シーズン1から比べると攻撃性を減らしています。
そのため、挑発、こだわりトリック、サーフゴーの飛行テラスやウォッシュロトムジバコイルなどで対策されることが多いかと思います。

じゃあその対策の対策ね！というのがこのヘイラッシャになります。

またそれだけではなく、個人的にドドゲザンが多少重かったこともあり、今回の型を育成したので後述します。

奇襲は刺さる！をモットーに育成をしているので、強者の皆様方にはお恥ずかしいですが、まだこんなヘイラッシャいるんだなぐらいに思っていただければ幸いです。

持ち物

• こだわり鉢巻

最初はとつげきチョッキを考えていましたが、
役割対象へのダメージ計算をしたときに

ハチマキをもたせることで

ウェーブタックル
HB252カバルドン84.6〜100.4% 乱数1発(6.25%)

地面テラス地震
H252ドドゲザン98.5〜115.9% 乱数1発(81.25%)
HB252サーフゴー98.9〜117.5% 乱数1発(93.75%)　

ということで、カバルドンはDに振ってることも多いのも加味するとあらかた一撃で葬ることが可能になります。
サーフゴーの場合飛行テラスされたらされたで
雪なだれが 79.3〜93.8% 確定2発（攻撃を受けた場合）
ということで、自己再生以外の行動を取れば2発で葬ることが可能

特性

• みずのベール

やけどにならない

ヘイラッシャといえばてんねんがメジャーですが、今回のヘイラッシャの運用方法として、ラスイチでのお掃除役や死に出しからの圧をメインとしています。
相手が積んでいるにも関わらず有利対面なら引いてくれる場合も多いですし、ドラパルトなどの流星群で押してやろうなどといった相手のプレイングに対してはてんねんよりも理に働く場合があります。

ウルガモスのほのおのからだ、鬼火など以外にもやけどになることは多いので今回はこの【みずのベール】にて採用しました。
　

性格・努力値と調整

前述したドドゲザンやカバルドンに対してとことん強くあるため、最大火力意地っ張りA252
また、素早さをドドゲザン抜き抜きまで振りました。
実数値72
残りをDに振ることで環境1位であるハバタクカミのムーンフォースを

44.4〜52.4% 乱数2発(18.75%)
※おくびょうC252

とメガネやテラスがなければ80％以上2発耐えるような耐久ラインとなりました。

もし、メガネやブーストエナジーなら1発耐えて、耐久に振っていたとしてもウェーブタックルやテラス地震で確定1発を取れますし、
一番嫌なのはタスキです。
その場合にもじしんを2発打てる可能性が高めとなっています。

おくびょうC252メガネ妖テラス ムーンフォース　　　　　88.0〜104.0% 乱数1発(25.0%)
　
75％という高確率で耐えるけど怖いなぁ…

技構成

• ウェーブタックル　

　
最大火力、破壊のためには犠牲も厭わない。

サブウェポンとしては

• じしん・じわれ・ゆきなだれ

を採用。

地面テラス地震はセグレイブの十八番ということもあり、セグレイブと両立して入れているヘイラッシャがやってくるとは思われにくいです。

雪なだれに関しては水、地面、氷の通りの良さ、また、素早さに振ってるとはいえ多くのポケモンはこのヘイラッシャよりも早いことを考えると入れない余地はないかと。

地割れは脳死用やヘイラッシャミラーにおいて基本的に上から打てるので入れ得です。

テラスタル

・地面

地面テラスタル地震について先程から何度かお話していますが、前出のウォッシュロトムヒートロトムやジバコイルに対してボルトチェンジさせないといった強みもあります。

ウォッシュロトムの場合はこちらも打点がないので素直に引くことになりますが、最終局面で相手もこだわりの場合はテラスを切って雪なだれで押して行けますし、上の他の2体に対しては対面有利です。
　
草タイプの技がテラス前後で一貫するのでヘイラッシャ単体で見たときの弱点になるかと思います。

地味にテツノカイナに対して有利になります。

与ダメージ計算

相手をある程度固く見積もりました。　
無表記については耐久無振りでの計算です。

先出ししていないものについて掲載します。

• ウェーブタックル

HBアーマーガア48.2〜57.0% 乱数2発(89.84%)
HBキョジオーン 82.1〜98.5% 確定2発
H252クエスパトラ104.4〜123.7% 確定1発
イダイナキバ 117.8〜140.0% 確定1発
H252ニンフィア 98.5〜116.3% 乱数1発(93.75%)

• じしん※非テラス

テツノカイナ63.7〜75.9% 確定2発　
セグレイブ　 44.7〜52.6% 乱数2発(25.78%)
テツノツツミ 54.1〜64.1% 確定2発
HBドオー71.7〜84.3% 確定2発

• ゆきなだれ※殴られた場合

H252カイリュー　98.9〜117.1% 乱数1発(93.75%)
ドラパルト　146.0〜171.7% 確定1発

被ダメージ計算

A特化マスカーニャ
トリックフラワー　70.2〜83.5% 確定2発

C特化草テラステツノドクガ
エナジーボール　 94.2〜112.0% 乱数1発(62.5%)

臆病C252テツノツツミ
フリーズドライ 61.3〜72.8% 確定2発

A特化キノガッサ
タネマシンガン 58.6〜173.3% 乱数1発(33.73%)

苦手なポケモンと有利なポケモン

?マスカーニャキノガッサなどの火力の高い草タイプ
?ウォッシュロトムアーマーガア打点がない。　

相性の良い味方

脱出パックを持ったモロバレルやキノガッサカイリューヒートロトムなどは苦手なポケモンに対して強く出られます。

相手にアーマーガアがいなければガッサカイリューヘイラッシャの並びは使いやすくオススメです。

最後に

最後までお読みいただき、ありがとうございました。

至らない点も多々あったかと思いますが、温かい目で見ていただけると幸いです。

ではまたお会いしましょう！