はじめに
この投稿が私の初投稿となります。いたらぬ点も多くあると思いますが、暖かい目で見てくださると幸いです。
いたずらごころ+まねっことは
まず、この型のリオルを語る上で外せないことについて記載しておきます。既にご存じの方は、読み飛ばしていただいて結構です。
リアルの持つ「いたずらごころ」という特性(夢特性)は、変化技を先制で出すことができます。(相手があくタイプの場合は失敗)そして、「まねっこ」という技は、この技を打つ直前に繰り出されていた技(敵味方問わない)を自分が繰り出せます。そして「まねっこ」という技は攻撃技をまねっこした場合でも、変化技として扱われます。つまり、「いたずらごころ」を持つリオルなら、「まねっこ」を先制で繰り出すことができるというわけです。
立ち回り
このリオルに出来ることは大きく2つあります。
- 1つ目は、「きしかいせい」を「まねっこ」を使って連打することです。遅めの素早さを活かして、相手の攻撃をタスキで耐えて下から「きしかいせい」を打ちます。「きしかいせい」は体力1の状態で使用すると威力が200になります。そして次のターンからは、「まねっこ」を使用することで、タイプ一致、威力200の技を先制で撃ち続けることができます。(タギングルと違い、リオルはタイプ一致で「きしかいせい」を打てます)
参考までに環境で使用率が高いポケモンに対しては、
無振りのサザンドラパーモットテツノツツミマスカーニャトドロクツキドドゲザン、HP全振りのジバコイルを確定1発
無振りのハッサム(25%)、イルカマン(ナイーブ)(69%)、
ウォッシュロトム(69%)で乱数1発、キョジオーンは無振りで確定1発、HP全振りは(81%)で乱数1発、HP、防御に全振りの個体を確定2発です(ゴーストタイプ多すぎ)
- 2つ目は、「あなをほる」で相手の攻撃を避け続けながら相手をはめるという動きです。まず、1ターン目、素早さが相手より低いのを確認し、相手の攻撃を一発タスキで耐えてその隙に「あなをほる」使います。2ターン目は、素早さは相手が上なので、相手の攻撃は地面にいるリオルには当たらず、こちらの「あなをほる」だけが相手に当たります。そして3ターン目、ここで「まねっこ」を使用します。すると今度はこっちが先に行動、相手の攻撃は地中のリオルには当たりません。しかし、4ターン目、こちらの「あなをほる」が相手にあたるときには、「いたずらごころ」は発動しないため、相手の行動が終わった後に「あなをほる」による攻撃が行われます。よって、ここから「まねっこ」を打ち続けるけで、相手の攻撃がリオルに当たることはなく、一方的に攻撃し続けることができます。
どちらの立ち回りも、ハマればそのまま相手のポケモンを全て倒し切れる強力な戦法ですが、基本的には成功率の高い「きしかいせい」の連打を狙います。
- もし、途中で崩されてしまった場合は、まもるで相手の攻撃を受けたあと、その技を「まねっこ」して相手に返すことで、崩されたあとも一応攻撃は出来ます。ですが、それが有効打になる場合は少ないので、基本的には崩されないようにする方に注力しましょう。
弱点
当然ですが、弱点もたくさんあります。まず、このリオルは相手より素早さが遅いため、相手の攻撃を一撃耐えなくてはならないため、タスキを採用してしるのですが、そのタスキを無視してくるセグレイブの「つららばり」やドラパルトの「ドラゴンアロー」などの連続技や、ステルスロックや「どくびし」などの技にも弱いです。他にも、砂嵐が吹いていたり、相手に先制技を撃たれてたり、「ゴツゴツメット」を持っていたりする場合は勿論、「さめはだ」や「ほのおのからだ」、「メロメロボディ」などの特性を持つポケモンや、キノガッサなどのこちらを状態異常にしてくるポケモンにも注意が必要です。また、「きしかいせい」はゴーストタイプに、「あなをほる」はひこうタイプに効果がありませんし、「いたずらごころ」はあくタイプに効きません。そう、弱点だらけなんですね。
持ち物
コンセプト上、タスキで間違いないと思います。
特性
持ち物同様、いたずらごころで確定です。夢特性です。
性格・努力値と調整
「きしかいせい」を使用するため攻撃は最高値、後述する相手の技をまねっこする場合を考慮して特攻にも努力値を全振りしています。その他のステータスは基本的に低い方が望ましいです。
技構成
上の3つはほぼ確定枠のようなものです。「かわらわり」は余った枠に入れただけなので、好きな技を入れてください。
- 追記 コメントでアドバイスを頂き、「かわらわり」を「まもる」に変更しました。
リーフィア好き さん ありがとうございます。
テラスタル
「きしかいせい」の威力を上げるためにかくとうタイプにしています。特定のタイプの攻撃を無効にできる、ゴーストタイプやあくタイプ、ノーマルタイプなどにしてみてもいいかもしれませんが、そもそもリオルにテラスタルを使うことはほとんどありません。
補足
相性の良い味方・構築例
- 味方というより、敵を見て通りそうな相手に選出するのが基本になりますが、相手のステルスロックを打たせないように先発に「ちょうはつ」持ちのポケモンを選出してリオルを通しやすいようにしたり、そもそもリオルを先発で出したりするのもいいと思います。
- 先発で出したポケモンで「どくびし」を撒いておくと、火力不足、PP、TODなどの問題を解決でき、また、リオルの「まもる」との相性もいいです。
アドバイスありがとうございました
- また、これは裏技のようなものですが、「そらをとぶ」や「ゴーストダイブ」のような技を覚える素早さの遅いポケモンに「くろいへどろ」のようなアイテムを持たせ、「みがわり」などで残りHPを調節し、下から「ゴーストダイブ」や「そらをとぶ」などを使用してそのままそのターンに「くろいへどろ」で倒れることで、後続のリオルがいきなり「まねっこ」から入れます。これなら、先程上げた弱点の殆どを無視できるので、決まれば強力です。
最後に
ここまで読んで下さりありがとうございます。もし感想などがありましたら、書いてくださると励みになりますのでよろしくお願いします。質問に関しては、可能な限りで対応したいと思っています。