はじめに
2回目の投稿です。よろしくお願いします。
今回は犯罪者と名高いオニゴーリオニゴーリ、ただしムラムラしない、清純派オニゴーリの育成論です。
昔から好きな子なんですが、悪名により対戦で使いづらかったことから本論の考案に至りました。(RSのゲンジ戦で5タテ決めてくれたときに惚れました)
コンセプトと役割
オニゴーリといえばムラっけというイメージを生かした奇襲です。
交代で出てくる天然持ちラウドボーンドオーヘイラッシャや、初手まもる読みの積み技/ステロなどをスカーフすりかえで縛ります。これなら対戦でも使っていいよね!
ただ、スカーフすりかえで縛れるのはスカーフを持った状態で最初に出した技となります。
そのため先に行動された場合、次のターン相手は自由に技選択できる点には注意です。
持ち物:こだわりスカーフ
コンセプトのため確定です。
これにより最速ドラパルトドラパルトを抜いて、1舞最速カイリューカイリュー、最速スカーフエルレイドエルレイドと同速です。
特性:アイスボディ
いかくによる型バレを防ぐためにこちらも確定です。
また雪を利用した物理受けの際に役立ちます。
性格・努力値と調整
※以下HABCDS等の非公式用語を用いて表現しております。ご了承ください。
性格、努力値は以下の通りです。
性格:おくびょう(A↓S↑)
H: 44(奇数維持+アイスボディ回復量最大の16n+1)
B:212(あまり)
S:252(最速)
雪下のB1.5倍を生かすためにやや物理寄りの調整としています。
その代わり特殊面はもろく、アタッカーのサブウェポンでも抜群なら基本は確一です。
技構成
<確定技>
・すりかえ
コンセプトのため確定です。
とりあえず撃つだけでも相手の型判別や火力ダウンにつながる強い技です。
<選択技>
・ぜったいれいど
困った時の神頼み。
すりかえがうまくいかなさそうな時に上から撃つ、という選択肢が生まれます。
・ゆきげしき
天候パ対策やアイスボディを生かすために。
こおりタイプのBを1.5倍するので簡易の積み技としても機能します。
・こごえるかぜ
PPが多く、S下げが強力なタイプ一致技。
無効されることもなく、とりあえず当てておけば後続の助けになります。
・ふぶき
雪下なら必中の最大打点。
ただし4倍竜相手でも交代読みで1発当てないと高確率で殴り負ける点には注意。(後述のダメージ計算も参照)
・イカサマ
A/Cに振らなくても使える攻撃技。
あると便利ですが、過信は禁物。
・かなしばり
スカーフすりかえと合わせて相手をより強力に封じます。
相手の行動を強烈に縛るので、次の手を読みやすくしてくれます。
テラスタル:ゴースト
あれば撃たれるせいなるつるぎや先制技(マッハパンチ、しんそく)を透かすために。
ただ切らなくて済むならそれに越したことはありません。
立ち回り例
ムラっけ偽装のために先発や起点づくりの後に出します。
次手ですりかえを撃ち、こちらの"まもる"を読んだ行動を縛ります。
その後は選択技でお茶を濁しつつ後続につなぎます。
あくまで奇襲がメインのため、あまり場に長居する意識は持たない方が良いかもしれません。
クリーンな有限ゴーリをめざしましょう
与ダメージ計算
※以降のダメージ計算はポケモンソルジャー様のツールを利用させていただいております。
こごえるかぜ
無振りガブリアス 67.8〜80.9%(確定2発)
無振りカイリュー 32.5〜39.8% (乱数2発:95.31%)※マルチスケイル
無振りテツノブジン 26.9〜32.3%(確定4発)
無振りトドロクツキ 30.0〜36.7%(乱数3発:37.45%)
HD252 ドオー 16.0〜20.2%(ほぼ確定6発)
H252 ラウドボーン 7.5〜9.5%(ほぼ確定12発)
ふぶき
無振りガブリアス 131.2〜157.4%(確定1発)
無振りカイリュー 62.7〜76.0%(確定2発) ※マルチスケイル
無振りテツノブジン 52.4〜62.5%(確定2発)
無振りトドロクツキ 57.8〜70.0%(確定2発)
HD252 ドオー 31.3〜38.0%(乱数3発:82.88%)
H252 ラウドボーン 15.7〜18.5%(乱数6発:61.2%)
被ダメージ計算
<物理>
A252 エルレイドせいなるつるぎ ※きれあじ
131.7〜156.6%(確定1発)
雪 89.5〜105.6%(乱数1発:37.5%)
A252補正ハッサム鉢巻バレットパンチ ※テクニシャン
100.7〜119.3%(確定1発)
雪 67.1〜79.6(確定2発)
A252 テツノブジンインファイト
120.5〜142.9%(確定1発)
雪 82.0〜96.9%(確定2発)
A252補正コノヨザルドレインパンチ
75.8〜90.7%(確定2発)
雪 52.0〜60.9%(乱数2発:89.45)※アイスボディ込み
A252補正カイリュー鉢巻テラスタルしんそく
67.8〜80.2%(確定2発)
雪 45.4〜54.1%(乱数2発:2.73%)※アイスボディ込み
A252 ガブリアス鉢巻じしん
75.2〜89.5%(確定2発)
雪 51.0〜60.3%(乱数2発85.54%) ※アイスボディ込み
<特殊>
C252 サーフゴーゴールドラッシュ
156.6〜183.9%(確定1発)
C252 テツノドクガほのおのまい
108.1〜128.0%(確定1発)
C252補正サザンドラだいもんじ
99.4〜118.1%(乱数1発:93.75%)
C252 テツノツツミハイドロポンプ
67.8〜80.8%(確定2発)
無振り ラウドボーンフレアソング
72.1〜87.0%(確定2発)
※その他必要な計算、間違い等あれば教えてください
苦手なポケモン
・先制技持ちキノガッサカイリューハッサムetc...
特にマッハパンチやバレットパンチはスカーフの上から一撃で落とされる可能性があるので要注意です。
・せいなるつるぎ持ちエルレイドパオジアン
抜群かつムラっけによる能力上昇を無視できるため、あるなら確実に撃たれて持っていかれます。
特にエルレイドはすでにスカーフや鉢巻を持っている可能性も高く、機能停止にもっていき辛いです。
※パオジアンはシーズン2現在未解禁
・スカーフ持ち、S上昇ブースト勢テツノツツミハバタクカミテツノブジンテツノドクガetc...
コンセプトの欄で紹介した通り、先に行動されるとスカーフすりかえの効果が半減してしまいます。
いたずらごころ勢にも上は取られますが、それらのポケモンはスカーフを持つだけで機能停止することが多いため渡し得です。
相性の良い味方・構築例
・竜舞カイリューカイリュー
抜群を取られる炎、格闘を半減で受けつつ、安全に舞うことができます。
岩技が一貫する点には注意です。
・テツノツツミテツノツツミ
機能停止したてんねん勢ラウドボーンドオーヘイラッシャを素早く処理できます。
またゆきげしきを採用した場合、物理にさらに固くなれる点も◎。
氷タイプが2匹になるので炎や格闘のより強い選出誘導も狙えるかも?
・テツノドクガテツノドクガ
ムラっけ型が氷技+αになることが多い点から呼ぶサーフゴーに対して。
特殊に厚く、いのちのたまを持たせればほのおのまいで高乱数(93.75%)で落とせます。
おわりに
ぶっちゃけフレンド戦で使いたいから作った節は否定できませんが、ハマればそこそこの仕事はできそうな感じに収まりました。
また前科のせいで選出誘導性能も高いため、見せポケとしても優秀だと思います。
ぜひあなたもクリーンなオニゴーリとのひと時をお過ごしください。
ご精読ありがとうございました。