ハバタクカミ- ポケモン育成論SV

はじめに

• 初めまして！隔離裏代表と申します！(2023/02/20)
• 初投稿で至らぬ点もあると思います、暖かい目で見守ってください。。。
• コメント欄にてご感想募集しておりますので、どんどん意見交換しましょう！
• 使用感について追記しました！(2023/03/02)よろしければお読みください！

諸注意

• この育成論ではHP＝H、こうげき＝A、ぼうぎょ＝B、とくこう＝C、とくぼう＝D、すばやさ＝Sなどの略称を使います。
• ダメージ計算はポケソルのものを使用させていただいています。
• 使用率に関してはポケモンHOMEを参照しています（閲覧日2023/2/20）。
• 後述の仮想敵は、全て個体値さいこう（V）として計算しています。

コンセプトと役割

S135の俊足に超絶優秀なC135、タイプ、技範囲を引っさげて新環境にて絶賛暴走中のハバタクカミハバタクカミ。

そんなハバタクカミハバタクカミちゃん、現在(2023/02/20)、テラスタイプ事情は、フェアリー44.5%、ノーマル20.0%、ほのお16.2%、ゴースト11.7%となっており、タイプ一致技の火力を伸ばすテラスタルに、弱点のゴーストタイプを無効にするノーマル、役割破壊力を伸ばすほのおのテラスタルが主流です。
そんな中私が見いだしたテラスタイプはじめん。さらにテラバーストを振りまわし、屈強な耐久ポケモンをぶっ飛ばす役割を果たす、わんぱく娘です！おくびょうだけど

…いわゆるメガネハバタクカミハバタクカミに、じめんタイプの範囲を搭載した、受け崩しを役割とする育成になります。

持ち物

こだわりメガネ

特性

こだいかっせい

性格・努力値と調整

• おくびょう・CS252、D4　です。
• Cは、アタッカーなので252振り切り。
• Sも、元々高いSを活かすため252振り切り。主に、ハバタクカミ同族にS勝負で負けないためと、こだいかっせいでSを上昇させるための調整です。
• B4は、余りで耐久においてクッソもろいBに振り分けています。Hに4振ることで実数値131となり、6n-1でHPの1/6ダメージ減少の恩恵も受けられますが、耐久効率的に今回はBに振ります。

技構成

• シャドーボール、ムーンフォース、マジカルフレイム、テラバースト

になります。
こだわりメガネを持たせるので、補助技を撃つより技範囲を増やす方が有効と考え、フルアタハバタクカミです。
テラバーストの枠には、パワージェムが入ってたり、10まんボルトが入ってたり、サイコショックが入ってたりしますが、今回はコンセプト上テラバーストを採用しております。利点については後述します。
マジカルフレイムは、じめんタイプ無効のアーマーガアアーマーガアや、呼びがちな、じめん等倍のハッサムハッサムが仮想敵です。

テラスタル

　じめん

です。
パワージェムがあるやん！マジフレがあるやん！と思われる方もいらっしゃいますでしょうが、聞いてください。
アーマーガアアマガドオードオーを破壊できるんです。

…他にはキョジオーンキョジオーンのしおづけのダメージを抑えられます（詳しくはダメージ計算の項目にて）。物理ペラペラのハバタクカミハバタクカミには朗報ですね。

あとサーフゴーサーフゴー等のでんじはも効かなくなる！うれピ〜！！

アマガドオーってなに！

• アーマーガアアーマーガア、ドオードオー　のコンビの通称であり、個々として優秀な耐久力、確実なダメージソースを誇る2人が、その弱点を補い合い、攻撃をいなしながらじわりじわり削ってゆく並びです。
• アタッカーの多いパーティを使っていると、このアマガドオーに手をやく場合が多いです。実際、私も何度あのドオーのとぼけた顔にパンチをいれてやろうか困らされたか分かりません。
• ハバタクカミハバタクカミは、マジカルフレイムによりアーマーガアを処理することは可能です（アイアンヘッド、ひこう攻撃技がない限り）。しかしハバタクカミハバタクカミのマジカルフレイムは知れ渡っているので、対面したアーマーガアアーマーガアはとんぼがえりしていくでしょう。（アイアンヘッド、ひこう攻撃技がない限り）。

そんなドオードオーへの有効打になって、同じく受けが得意なキョジオーンキョジオーンも倒せて、ついでに今までサブウェポン枠で相手してたテツノドクガテツノドクガや、サイクルする上で厄介な相手になるジバコイルジバコイルへ役割遂行できる技があればな〜

あります。じめんテラバーストです。

じめんテラバーストの役割解説

• 主にドオードオー、キョジオーンキョジオーン、ジバコイルジバコイル、テツノドクガテツノドクガ、デカヌチャンデカヌチャン、その他上から弱点がつけるポケモン　です。細かいダメージ計算は後ほど。
• 特に、素パワージェムでは1発で処理しきれなかったテツノドクガテツノドクガを確定1発にできたり、サブウェポンながら弱点高火力でキョジオーンキョジオーンを殴ることができたりしつつ、ほのおテラスタルで攻撃していたドドゲザンドドゲザン、ジバコイルジバコイル、デカヌチャンデカヌチャン、弱点の少ないはがね、どく、でんきテラスタルポケモン等への打点を持てています。
• アマガドオーに関しては、従来のテラスタイプだと

1サイクル目、アーマーガアアーマーガアに放つつもりだったマジカルフレイム
+2サイクル目も同様にマジカルフレイム
+3サイクル目にテラスタルシャドーボールを放つことを想定すると、ドオードオーのくろいヘドロ回復込で、184 ~ 222 (77.7 ~ 93.7%)。落とせません。
しかし3サイクル目にじめんテラバーストを放つと…
234 ~ 282 (98.8 ~ 119.0%) 瀕死率 : 99.68%
なんと超高乱数で落とせます。
なんならステロダメージ込みだと200 ~ 239 (84.4 ~ 100.9%) 瀕死率 : 1.95%で2サイクル目に落とせます。
かつ、ピンポになり得ない役割範囲を持っており、サイコショックでよくね？なんて言わせません。

• さらにさらに、ハバタクカミハバタクカミのゴースト、フェアリータイプのわざを両方半減以下に抑えるタイプのポケモン、カエンジシカエンジシと、タギングルタギングルの弱点を付けるのも、地味ながら優秀なポイントです。

立ち回り例

• HP満タンの状態からでも一撃で倒すことのできる相手も多いですが、サイクルの過程で相手のポケモンを把握し、メガネでぶん殴る立ち回りが有効です！強力なポケモンだからこそ、れいせいに勝ち筋を見い出そう！おくびょうだけど
• 一撃で倒すことの出来る相手はおおいものの、がっつきすぎると不意のチョッキや、先制技で逆に倒されます。特にドドゲザンドドゲザンはじめんテラバーストでかなりのダメージを与えられますが、ふいうちをもっていたりしているので、対面して撃つより、引き先に向けて放つのが有効です。
• 物理耐久に関してはペラッペラのぺラップなので、ダメージ覚悟で受け出しできる状況は限られます。基本的に控えましょう。
• 元々のSが高いので、スイーパー（後半、疲弊した相手ポケモンをお掃除する高速高火力ポケモン。）適性もまあまああります。

与ダメージ計算

2倍弱点素シャドーボールと、2倍弱点じめんテラバーストは、同火力です。

シャドーボール

ムーンフォース

マジカルフレイム

テラバースト（じめん）

被ダメージ計算

あまり被弾をする前提のポケモンではないので、最小限です。すべてハバタクカミハバタクカミテラスタル後になります。

苦手なポケモン

• 物理先制技を得意とするポケモンハッサムカイリューには注意が必要。だいたいのハバタクカミハバタクカミは苦手なのでご愛嬌といったところ（カイリューカイリューのしんそくはテラスタルしないことによって無効にできます）。
• 弱点のつけない対特殊高耐久ポケモンハピナスも、特殊アタッカーのハバタクカミハバタクカミは苦手です。それらに有利な味方で対処しましょう。
• ハバタクカミハバタクカミよりも早いヤツらドラパルトテツノツツミには、上から高火力を押し付けられがちです。特にスカーフによる奇襲は慣れないうちは読みづらく、留意が必要です。（マルマインはじめんテラバーストでバースト可）

相性の良い味方・構築例

• ヘイラッシャヘイラッシャ

物理受けの“王”。ドオーに対し後投げすることで居座りを許さず、アーマーガアなどに引かせることができ、サイクルをぶん回せます。
ハバタクカミハバタクカミの苦手な物理先制技に後投げして受けられます。ヘイラッシャで物理を受け、ハバタクカミハバタクカミで特殊を受ける、ハバタクカミハバタクカミがスタミナ不足なので長期のサイクルには向きませんが、ハバタクカミハバタクカミの火力と技範囲で短期決戦を仕掛けることが可能です。
弱点であるでんきも、じめんテラス後のハバタクカミなら無効化できます。

• サーフゴーサーフゴー@こだわりスカーフ

こだわりスカーフで、ハバタクカミよりも早いヤツらより更に上からぶん殴れます。ドラパルトドラパルト、テツノツツミテツノツツミにはタイプ一致技で弱点をつけます。

さいごに

ここまで本論にお付き合いいただき、ありがとうございました！ハバタクカミハバタクカミは今シーズンにて強力なポケモンで、トップメタと呼ばれるポジションにいるでしょう。
そんな強力な彼女性別不明をさらに活躍させるため、試行錯誤しました！
使用感やご意見ご感想等、どんどん受け付けておりますので、よろしければコメントお願いします！

追記(使用感)

ランクマ新ルールも一月ほど経過し、使用感の方を語ります。
ハバタクカミより速いテツノツツミ、ドラパルトの使用率は下がり、相性の悪い相手が減少ました。そしてジバコイル、キョジオーン、コノヨザル(テラほのお、どく)が増加しており、じめんハバタクカミの刺さりははるかに良くなりました
チョッキジバコイルやテラ後コノヨザルにハバタクカミの処理を一任する選出が多く、じめんテラスタルによる奇襲が上手く決まりやすいと感じました！※H振りコノヨザルのダメージ計算を追記しました。
さいごのさいごに、じめんテラスタルハバタクカミ、ほんとのほんとうに、強いです！！