始めに
特性イリュージョンに無効タイプが3つあるという、かつてない程の凶悪なポケモンがヒスイの地に生まれ立ちました。今回はこのゾロアーク(ヒスイ)ヒスイゾロアークを考察していきます。
また、非公式用語として各ステータスをHABCDSと表す事がありますが、何卒ご了承ください。
コンセプトと役割
- 物理アタッカーに対して、恨み辛みor鬼火を放ち、機能停止に追い込む構想となります。
持ち物
気合いの襷です。砂嵐や連続技以外なら不意の一撃を受けても耐えられます。
特性
イリュージョンしか無いです。ですが、このイリュージョンを上手く活用すると盤面崩しが出来ます。
効果としては手持ちの最後のポケモンに化ける事ができます。
性格・努力値と調整
基本的には最速でさえあれば良いのですが、残りの努力値は、恨み辛みの火力を意識する際はCに振り、耐久を意識するならHBDに振ります。
技構成
- 恨み辛み(必須)
タイプ一致の威力112、相手のAランクが1段階下降する効果があります。
- 鬼火(必須)
相手を火傷にして攻撃を半減、毎ターン最大HPの1/16ダメージを負わせます。
- 影撃ち
HPがミリの相手を優先度+1の効果で落とします。
- 置き土産
自身が瀕死になる代わりに相手のA・Cランク2段階下降の効果があります。確実に自主退場できる上に、相手を後続の積みの起点にできる等のメリットがあります。
技候補
- 呪い
自身のHPを最大HPの半分削る代わりに、毎ターン相手のHPを最大HPの1/4だけ削る効果があります。こちらも自主退場性能が高い部類です。
- 祟り目
鬼火が効き、尚且つゴースト技が通る相手には強いです。相手が火傷状態の時、タイプ一致で威力195になります。
- 雪景色
5ターンの間、雪を降らせて氷タイプのポケモンの防御を1.5倍にし、技の吹雪を必中にします。
コチラは完全に後続への補助効果を狙った技となります。
環境のポケモンだとセグレイブセグレイブやテツノツツミテツノツツミが相性が良いですね。
環境にはいないですが、個人的に特に相性が良いのがモスノウウルガモス(ガラルの姿)モスノウで、隠れ特性『氷の鱗粉』は受ける特殊技を半減させる効果があるので、物理と特殊、両受けしながら蝶の舞を積む事ができるようになります。
立ち回り例
- ノーマルタイプには鬼火を、炎タイプ(特性:熱交換や根性等も含む)には恨み辛みを使います。どちらのタイプにも該当しない場合は鬼火を優先してそこから恨み辛みを刺してください。
- 手持ちの最後のポケモンをノーマル等倍且つ悪半減のポケモンにセットすると、カイリューカイリューを呼びやすくなり、神速無効にした所に鬼火を刺せます。
- 退場時はその前に置き土産(呪いでも良い)を使って後続に望みを繋ぎましょう。
与ダメージ計算
- 恨み辛み
- 祟り目(候補枠)
被ダメージ計算
- セグレイブセグレイブ
A252
巨艦突撃124.5〜146.7%(確定1発)
- ドドゲザンドドゲザン
性格A⤴️ A252 総大将(瀕死2匹)
アイアンヘッド103〜122.3%(乱数1発)
- トドロクツキトドロクツキ
A252 Aランク1段階上昇 飛行テラスタル
道具無しアクロバット164.5〜194.1%(確定1発)
- テツノツツミテツノツツミ
C252
ハイドロポンプ100.8〜120%(確定1発)
- テツノドクガテツノドクガ
C252
炎の舞80.8〜95.6%(確定2発)
苦手なポケモン
ノーマルタイプで且つ火傷の攻撃半減無効のポケモンが苦手です。例えば、イキリンコイキリンコ、リングマリングマなどです。
相性の良い味方・構築例
- マスカーニャマスカーニャ、サケブシッポサケブシッポなどのノーマル等倍、且つ格闘orゴースト弱点持ちのポケモンを手持ちの最後に置くとイリュージョンをフル活用できます。この2匹がいればカイリューカイリューの神速や、テツノブジンテツノブジンのインファイト、ミミッキュミミッキュのシャドークロー等を潰せます。
- 置き土産で自主退場できるので、積みアタッカーを入れると相性抜群です。セグレイブセグレイブやカイリューカイリュー等がお勧めです。
最後に
『この技を採用した方が良い』や、『この型のゾロアーク(ヒスイ)ヒスイゾロアークの方が強い』等のご意見や考察がありましたら、コメント欄にて是非お待ちしております。
というか、ポケモンデー前になんとなく下書きに書いていただけだったので、まさか先行予約で入手できるようになるとは思ってませんでした。