はじめに
皆さん初めまして、今回が育成論初投稿のくつひもと申します。至らぬ点が多いかと思いますが、よろしければご覧になってください!よろしくお願いいたします。
- この育成論では「種族値」「個体値」「努力値」といった非公式用語、および略称を用います。
- ステータスを「H-A-B-C-D-S」、個体値31を「V」と表記します。
- 特に注釈がない限り、6Vあるいは理想5Vを前提として論じます。
バスラオ(赤)バスラオについて
初登場は第五世代ブラック・ホワイトにて、バージョン毎に姿違いを持つ一般ポケモンとして登場しました。BWとBW2限定で、”すてみ” ”てきおうりょく” ”かたやぶり”のほかに、とある入手経路で特性”いしあたま”をもつバスラオ(青)の存在が確認された為、第六世代から修正でバスラオ(青)の通常特性となり、”すてみ”青筋は伝説となったのでした。(かげふみシャンデラと共に)
そして時は流れ第九世代、なんと初登場から連続登板され続けているバスラオバスラオ(赤)バスラオ(青)が!
リージョンフォームバスラオ(白)を獲得し!追加進化ももらいイダイトウ♂!!テラスタルでタイプが変われるようになり…!!!
依然としてマイナーの域を出れずにいました…。
しかし、新たに登場したポケモンたちの中に、かたやぶりを有効活用できる仮想敵を私は見つけ出し、今回育成論を投稿するにあたりました。
コンセプトと役割
特性かたやぶりを生かしたアマガドオーアーマーガアドオーの並びに対する崩し要員として起用します。後術しますが、無補正S252振りで最速サーフゴーをちょうど抜かせる中速アタッカーとしての立ち回りが主です。
持ち物
たつじんのおび
パーティ内でも競争率の低いアイテムで、弱点をついて相手の受けを崩す使い方をするため確定欄はこれにしています。
いのちのたま
選択肢の一つ。確定数が変わりますが定数ダメージが痛いです。反動技を搭載しているとテラスタルしても仮想敵に負けてしまうパターンが増えます。
しんぴのしずく・じしゃく
特定のタイプの技威力が増し、デメリットも特にないです。技選択に悩むようであれば選択肢に上がります。
特性
コンセプト上”かたやぶり”で確定です。特性を無視して"おうごんのからだ"に変化技、"ミラーアーマー"に下降ステータス、"ちょすい"に水技、という感じで攻めることができます。
技で攻撃した後に効果が発生する特性は無視できないので注意です。
性格・努力値と調整
いじっぱり,A252,S252 残りD
- なお、各種パラドックスポケモン意識するには”ようき”にする必要があります。
それでもS種族値115以上の相手は抜けません。
最速にすると最速のミミッキュキラフロル、準速のガブリアスなども抜けますが、今回は役割対象外とします。
技構成
- 確定欄
アクアブレイク
命中安定+防御ダウンの追加効果を持つメインウェポンです。かたやぶりなのでミラーアーマーやクリアボディにも通用します。接触攻撃です。
テラバースト
ちょうはつ
変化技無効化。かたやぶりなので特性に無効化されません。主に先発での仮想敵・起点づくり要員相手に打ちます。
- 選択技
ウェーブタックル
水版フレアドライブ。最高打点です。PPもアクアブレイクと同じ10(16)。反動が痛いですが唯一防御特化ドオーを一発で落としうる可能性を秘めています。
みずびたし
相手のタイプを水タイプにしてしまえばこちらの打点はみず・でんきで事足ります。ただしテラスタルには無効なので注意です。
かみくだく
サーフゴーへの打点です。無補正H252であれば確定二発です。役割対象のため、本論ではこの技を確定欄としています。
アクアジェット
一致先制技です。短命なポケモンなので最後っ屁に。優先度は低め。
こうそくいどう
唯一の積み技です。抜ける相手が増えます。剣舞くれ
立ち回り
基本有利対面相手には初手ちょうはつを打ち、起点にされるのを防ぎます。その後居座るか、交代されるかを読み、目の前に現れる相手に応じて技を打ち分けましょう。一度弱点を突くことができる相手と鉢合わせたら居座って構いません(クイックターンなんて覚えないので)。からめ手が怖いときは(先制できる場合のみ)ちょうはつを織り交ぜていくと良いです。
しかし、特筆している三体が仮にこちらが"ちょうはつ"したタイミングで攻撃技を打たれた場合は、残念ながら受けきれないので、一発殴って死に出しするか素直に引きましょう。それを嫌ってこの動きを読むならば、弱点を突く攻撃技を選択します。
与ダメージ計算
ここでは本論で採用している三つの技のダメ計を載せてます。(字数ェ…)
- アクアブレイク
無補正H252ドオー
226 ~ 269 (95.3 ~ 113.5%) 乱数1発 (81.3%)
HB特化ドオー
151 ~ 180 (63.7 ~ 75.9%) 確定2発
HB特化毒テラスドオー
63 ~ 75 (26.5 ~ 31.6%) 確定4発
ぼうぎょ↓1後 HB特化毒テラスドオー
93 ~ 111 (39.2 ~ 46.8%) 確定3発
無補正H252アーマーガア
61 ~ 73 (29.7 ~ 35.6%) 乱数3発 (34.2%)
HB特化アーマーガア
45 ~ 54 (21.9 ~ 26.3%) 乱数4発 (5.4%)
ぼうぎょ↓1後 HB特化アーマーガア
67 ~ 79 (32.6 ~ 38.5%) 乱数3発 (98.6%)
H252サーフゴー
67 ~ 79 (34.5 ~ 40.7%) 確定3発
ぼうぎょ↓1後 H252サーフゴー
100 ~ 118 (51.5 ~ 60.8%) 確定2発
HB特化ラウドボーン
110 ~ 132 (52.1 ~ 62.5%) 確定2発
HB特化キョジオーン
94 ~ 110 (45.4 ~ 53.1%) 乱数2発 (25%)
- テラバースト(電気)
無補正H252アーマーガア
139 ~ 166 (67.8 ~ 80.9%) 確定2発
無補正H252アーマーガア(等倍の場合)
58 ~ 69 (28.2 ~ 33.6%) 乱数3発 (0.2%)
HB特化アーマーガア
101 ~ 122 (49.2 ~ 59.5%) 乱数2発 (97.3%)
HB特化アーマーガア(等倍の場合)
42 ~ 51 (20.4 ~ 24.8%) 確定5発
無振りテツノツツミ
130 ~ 154 (99.2 ~ 117.5%) 乱数1発 (87.5%)
H252ヘイラッシャ
130 ~ 154 (50.5 ~ 59.9%) 確定2発
H252サーフゴー
63 ~ 75 (32.4 ~ 38.6%) 乱数3発 (98.5%)
H252サーフゴー(効果抜群の場合)
151 ~ 180 (77.8 ~ 92.7%) 確定2発
- かみくだく
H252サーフゴー
101 ~ 120 (52 ~ 61.8%) 確定2発
被ダメージ計算
無振りドオーのじしん
64 ~ 76 (44.1 ~ 52.4%) 乱数2発 (17.2%)
B252格闘テラスアーマーガアのボディプレス
93 ~ 109 (64.1 ~ 75.1%) 確定2発
持ち物なしC特化サーフゴーのシャドーボール
121 ~ 144 (83.4 ~ 99.3%) 確定2発
こんな感じです。基本一発しか耐えることができないものと思ってください
苦手な相手
物理を数値で受けてくる相手はかなりしんどいです。ちょうはつで積み技を阻止することはできますが、それが精一杯です。ドラゴンタイプには氷技を持たない限り打点がなく、素早さも負けていれば起点にされてしまいます。(トドロクツキなど)
あと不意のドラゴンテラスタルは無理です。〇んでください
話はそれますが、ウォッシュロトムとの差別化点は物理主体であること、ちょうはつの有無、先制できる相手の多さの3点を挙げることができます。
相性の良い味方
- ハバタクカミ…サイコショックとシャドーボールで倒しきれなかった役割対象を蹴散らせます。それだけではなく苦手なドラゴンに強いですし、物理受けもチョッキ持ちでなければ相手にできます。覚える技も保管に優れているので、構築には外せない存在になるでしょう。
- カイリュー…誘う地面技を透かして、なおかつ特性マルチスケイルで確実に積む隙を作れます。またほのおのうずとアンコールで相手を縛り、じわじわ追い詰める型でも組ませやすいです。テラスタルはもしかすると使えないこともあるので、氷・フェアリーアタッカーには要注意です。味方の鋼タイプでケアしましょう。
また、おいかぜやねばねばネットなどの素早さ関係を逆転できるサポートがあると役割対象がだいぶ増やせます。(アメモース?)
さいごに
最後までご清覧ありがとうございました!