はじめに
どうも初めましてはやせと申します。ポケ徹様の育成論はいつも拝見させていただいていたのですが、自分の中で過去最高にしっくりくる育成論を考え付いたので思い切って初投稿してみました。拙い文章ですが指摘点や意見があればどんどんコメントお願いします。
・ダメージ計算には「ポケソル」様のサイトを使用しております。非常に使いやすいのでお勧めです。
・この育成論では種族値、努力値などの用語、A,Sなどの略称を使用しています。ご注意ください
トドロクツキというポケモンについて
トドロクツキトドロクツキは今作から追加されたポケモンで高い攻撃種族値とそこそこ高いすばやさ種族値を持ち合わせたポケモンです。(地味にとくぼうが101もあります)また、特性のこだいかっせいにより努力値の配分次第でこうげき、すばやさのどちらかを一段階上昇させることができます。
強い!かっこいい!
採用理由と役割
物理アタッカーエース。そしてトドロクツキに対して後出し、死に出しから出てくる対面不利ポケモンの突破。それが今回のトドロクツキのコンセプトです。ミミッキュミミッキュやニンフィアニンフィアなどの対面性能が高いフェアリータイプのポケモンによる受けの無効化や、物理環境ということもあり強力な受けポケモンたち(一部を除く)を積み技から一層するスイーパー的役割を担当します。
というかほぼ、後出しミミッキュミミッキュ絶対倒す(ボー)マン(ダ)だと思ってくれて構いません。
持ち物
ブーストエナジー
飛行最大打点のアクロバットの条件を満たすため確定
特性
こだいかっせい一択
テラスタル
・いのちのたまいじっぱりAぶっぱミミッキュミミッキュのじゃれつく+かげうちを耐えるため弱点をつかれないタイプ
・アクロバットをテラスタルタイプ一致で打ちたい
以上の理由でひこうを採用
以降の記述はテラスタル化してひこう単タイプになっていることを前提としてしています。ご注意ください
性格
こうげきを上昇させたいのでいじっぱり
努力値と調整の意図
S196
最速ミミッキュミミッキュ(96族)抜き調整となっています。
H92 B68
上記で述べたいのちのたまいじっぱりAぶっぱミミッキュミミッキュのじゃれつく+かげうち+砂嵐の定数ダメージ確定耐えの調整です。
また、はねやすめの回復量を最大値にするため偶数調整になっています。
A148
少しでも火力が欲しいため余った努力値を全入れ
・D4は端数
技構成
- 確定枠
アクロバット
今回の型のメインウェポン。基本これで相手を倒していきます。
なんだかメガボーマンダを彷彿させますね
りゅうのまい
積み技として採用。どうしても交換しなければいけなかった場合や強制交換技で元に戻ってしまったこうげきランクを上げるため。一応すばやさ+1で最速97族や準速110族を抜くことができるので覚えておきましょう。
- 選択枠
じしん
現状のSV環境では強いひこうタイプや浮いているポケモンが少ないのでどっかの豊穣の神ランドロス(化身)は一生出禁にされてろじめん技の通りが非常に良いです。また新ポケのサーフゴーサーフゴーやイーユイイーユイ、キョジオーンキョジオーンなどじしんを打ったほうがダメージが出るポケモンが多いため、おすすめです。
はねやすめ
回復技として優秀。注意点としてテラスタルの仕様ではねやすめを行ってもひこうタイプが消えませんので注意してください。
みがわり
はねやすめとセットで入れておきたい技。キノガッサキノガッサやモロバレルモロバレルなどのキノコのほうしをケアできる点として優秀。相手が身代わりを突破できなかった場合、りゅうのまいとあわせてそのままゲームセットまで持っていける可能性が高いです。やっていることは第7世代にいたメガボーマンダと同じ
ちょうはつ
優先度は低めですが対カバルドンカバルドン構築に対して強気にでることが可能になります。また、じこさいせいなどの回復技で受けに来たポケモンの対処がより楽になります。
じごくづき、かみくだく
優秀なあく打点ですがうつ対面がドラパルトドラパルトくらいしか私は思いつきません
げきりん、ドラゴンダイブ
テラスタルできなかった場合にうつ技候補。行動制限と命中不安がネック
ストーンエッジ
アクロバットを受けに来たヒートロトム火ロトムをピンポイントでメタる用
立ち回り例
基本積みエースと同じ立ち回りで味方の起点作りの後続として出しましょう。初手で投げてそのまま全抜きすることも可能ですが、その場合は襷キノガッサキノガッサなどの襷持ち+絡め手を使ってくるポケモンに気を付けて!
与ダメージ計算
- 上段がこだいかっせい発動時での計算、下段がこうげき上昇なしでの計算となっております。注意して参考にしてください
アクロバット
・ミミッキュH4ミミッキュ
119.9 ~ 142.8%確定1発
92.4 ~ 110.0%乱数1発 : 56.25%
・カバルドンHB特化カバルドン
40.0 ~ 47.0% 確定3発
30.7 ~ 36.3% 乱数3発 : 42.08%
・ウォッシュロトムH4水ロトム
49.3 ~ 58.8% 乱数2発 : 98.43%
38.1 ~ 45.3%確定3発
・ヒートロトムHB特化炎ロトム
28.7 ~ 35.0%乱数3発 : 5.54%
22.2 ~ 26.8% 乱数4発 : 16.3%
・パオジアンH4パオジアン
100.7 ~ 119.9%確定1発
77.6 ~ 92.4%確定2発
・ニンフィアHB特化ニンフィア
60.4 ~ 72.3% 確定2発
46.6〜55.5%乱数2発75%
じしん
・サーフゴーH4サーフゴー
101.9 ~ 121.5% 確定1発
78.6〜93.3%確定2発
・イーユイH4イーユイ
145.1 ~ 172.6% 確定1発
111.5〜132.9%確定1発
・キョジオーンHB特化キョジオーン
46.4 ~ 55.1% 乱数2発 : 62.5%
35.8〜42.6%確定3発
被ダメージ計算
上段がテラスタル化してひこう単タイプでの計算、下段があく、ドラゴンでの計算となっています。ご注意ください
・命の玉ASぶっぱミミッキュじゃれつく
53.7〜63.6%(確定2発)
耐えられるわけありません確定1発です
・命の玉ASぶっぱミミッキュかげうち
24.5〜29.2%(乱数4発99.16%)
12.0〜14.0%(乱数8発97.91%)
・CSぶっぱサーフゴーゴールドラッシュ
58.4〜69.3%(確定2発)
同上
・CSウォッシュロトムほうでん
60.5〜73.0%(確定2発)
15.2〜18.2%(乱数6発47.57%)
・CSウォッシュロトムボルトチェンジ
53.2=63.6%(確定2発)
13.0〜15.7%(乱数7発75.53%)
・ASぶっぱパオジアンつららおとし
94.8〜112.5%(乱数1発75%)
同上
・ASドラパルトドラゴンアロー
51.1〜60.5%(確定2発)
102.1〜120.9%(確定1発)
・C4ニンフィアニンフィアハイパーボイス
30.3〜36.5%(乱数3発56.98%)
弱点、欠点について
全体的に状態異常がきついです。身代わりを採用することである程度は対策できるようになりますが、いたずらごころで上から打たれたり、ドラパルトドラパルトのような高速かつ搦め手を使えるポケモンには強く出れませんのでこれらのポケモンに有利なポケモンでカバーしてあげましょう
欠点
アーマーガアアーマーガアには育成上何しても勝てません。逆立ちしても勝てません。まじで勝てません本当に。ですのでアーマーガアが相手の構築に見えたらあきらめて選出するのをやめるか、裏のポケモン2体で処理するかをしましょう。間違っても対面してはいけません。
相性の良い味方・構築例
上記のダメージ計算を見てもらえればわかるようにHBに振ったにも関わらずこのお月様結構もろいです。ですので安全に着地を狙うのであれば壁を張れる起点作成要因(オーロンゲオーロンゲやヤミラミヤミラミなど)を選出するとよいでしょう。
また、ろりす様が投稿されているこちらの育成のテツノブジンテツノブジンとは相性補完もとれておりおすすめです
育成論SV/12
最後に
今回紹介したトドロクツキはいかがでしたでしょうか?私としてはAS型では確実に止まってしまうミミッキュを簡単に突破できるということは大きな差別化点だと思っています。現在環境にいるポケモンの中でこいつを止められるのは本当にアーマーガアアーマーガアだけだと思っています。皆さんもこいつで甘えたミミッキュを蹴散らしてはいかがでしょうか。
長くなりましたがここまでお付き合いいただきありがとうございました。
追記
・コメントで指摘していただいた点を加筆、修正しました。