初めての育成論の投稿です。
至らぬ点も多いと思いますがぜひ読んでみてくださいコメントでアドバイスや感想をもらえたら嬉しいです。
初めに
- 努力値などの非公式用語を使っています。
- ダメージ計算はgame8様のを使っています。
コンセプトと役割
パラドックスが解禁されて環境に特殊アタッカーが増えてきている中で、H 255 D 135 という圧倒的な特殊耐久を誇るハピナスハピナスが刺さる環境だと感じました。
しかし、B 10 という物理方面の薄さから後出しの物理アタッカーに簡単に倒されてしまうという弱点もあります。
そこで今作より追加されたひやみずを採用し、物理アタッカーへの交換読みで打つことで物理耐久を獲得しようと考えました。
持ち物
ハピナスは覚える技が優秀なため、持ち物の選択肢も多いです。
- ものしりめがね
本育成論では、タイプ一致テラバーストがメインウェポンとなるため若干の火力上昇を見込める。
- たつじのおび
技範囲の広さを活かして抜群を取りに行くならこちらの方が火力が出る。
- たべのこし
単純に耐久があがる。持ち物の取り合いになる可能性が高い。
- でんきだま・かえんだま
なげつけるを採用する場合はこれ
特性
しぜんかいふく
受けポケモンが苦手な状態異常を対策できる。
てんのめぐみ
技選択で追加効果が優秀な技を多く採用するならとても強い。
今回はシャドーボールしか追加効果がないため(40%特防ダウンは優秀だが)しぜんかいふくを採用する。
性格・努力値と調整
ひかえめ H 4 B 252 C 252
性格は ひかえめ
少しでも火力をあげることを目的とします。
H 4
自由枠。特に理由はないが、困ったらH 4振りする。
B 252
あまりにも防御種族値が低いため、努力値による定数振りがほぼ必須。これをすると高いH種族値のおかげで思ったよりは物理に硬くなれる。思ったよりは・・
C 252
今回の型は殴れることも評価しており、高くはないC種族値を補うためのぶっぱ。受けポケに火力はいらない派閥の方はここを削ることを勧める。
技構成
確定枠
- たまごうみ
この技を採用しないならばハピナスである必要がない。チョッキ持ちポケモンを使いましょう。
- ひやみず
今回のコンセプト技なのでこちらに。100%のAダウンでハピナスに対して後出しで来る物理アタッカーに刺さる。また物理アタッカーの起点になることもなくなる。火力に関しては期待しない方が良い。
Aダウンの恩恵については後述の、被ダメージ計算の方で詳しく解説する。
選択枠
()内の数値はてんのめぐみのとき
- テラバースト
タイプ一致のメイン火力。テラスタイプについては後述する。今回は じめん。
- シャドーボール
ノーマルテラバが通らないゴーストに対する打点。20%特防ダウン(40%)が優秀。
- 冷凍ビーム
氷タイプ技。10%(20%)のこおり状態付与が凶悪。
- かえんほうしゃ
炎タイプ技。10%(20%)のやけど付与はおいしい。
- 10まんボルト
電気タイプ技。10%(20%)の麻痺付与で運勝ちも狙える。
- マジカルシャイン
フェアリータイプ技。わざわざハピナスで撃たなくてもいいかも。
- なげつける
本論とはコンセプトが異なるので、参考になる育成論を貼っておく。育成論SV/461
テラスタル
まず前提として基本的にこのポケモンにテラスを切ることはあまり強いことでは無いということを知っておいてください。その上で切るのであるならば最も有効な場面での運用を考えます。
それが対テツノドクガテツノドクガです。というのもテツノドクガの特殊耐久と専用技ほのおのまいによって役割対象にしたい特殊アタッカーであるのにも関わらず、打ち負けてしまいます。そこでテツノドクガの4倍弱点である地面テラスを採用しています。またノーマルテラバを半減してくる岩・鋼タイプに2倍になるのも嬉しいです。
無振りテツノドクガならば、ものしりめがね地面テラバースト(C特化)で139〜165%の確1が取れます。多少耐久に振られていても十分に倒せる火力だと思います。
ただし普通に引いてくる可能性の方が高いのでひやみず・たまごうみで様子見をすることをオススメします。
その他のテラス
特別にメタりたいポケモンがいるならば、それに対応したタイプにしましょう。またテラバを採用しないのであるならば、なんでもいいです。
立ち回り例
- 相手の特殊アタッカーに対して後出し。
- 相手の物理アタッカー交換を読むならひやみず。
- 交換してきたら状況を見て、引くかひやみず連打でAを下げましょう。交換しない場合は、たまごうみで回復しつつ削っていく。
与ダメージ計算
採用している技のみにしますが、要望が有れば追記します。特に記述のない場合 無振りを想定。道具も無しです。(本論ではものしりめがねを採用しているがここでは計算に入れていない。)
少数以下切り捨て
- テラバースト(ノーマル)
テツノツツミ:60〜71% 確2
ウォッシュロトム:40〜48% 確3
カイリューH 252:26〜31% 確4
トドロクツキ:28〜35% 低乱数3発
- テラバースト(じめん)
テツノドクガ:126〜149% 確1
ラウドボーンH 252:63〜74 確2
ドオーH 252 D 252↑:32〜38% 高乱数3発
サーフゴーH 252:59〜71% 確2
- シャドーボール
ハバタクカミ:43〜50% 低乱数2発
サーフゴーH 252:40〜47% 確3
ラウドボーンH 252:42〜50% 低乱数2発
ドラパルト:55〜65% 確2
- ひやみず
火力には期待してないので略
被ダメージ計算
特に記述のない場合 H 4 B 252 D 0ハピナス
攻撃側は無補正AC 252 とする。
少数切り捨て
・特殊耐久
ハバタクカミムーンフォース:19〜23% 高乱数5発
テツノツツミハイドロポンプ:21〜25% 低乱数4発
テツノドクガほのおのまい:17〜20% 低乱数5発
ウォッシュロトムハイドロポンプ:19〜22% 高乱数5発
サーフゴーゴールドラッシュ:24〜29% 高乱数4発(Cダウンを含まず)
ラウドボーンC 0 フレアソング:11〜13% 乱数8発(Cアップを含まず)
・物理耐久
通常とひやみずによりA1段階下がったものも載せる(→後)。50%以下であればたまごうみで受け成立の可能性あり。
飛行テラストドロクツキアクロバット(持ち物無し):58〜68% 確2→38〜45% 確3
カイリューじしん:34〜40% 確3→22〜27 乱数4発
特化ノーマルテラスカイリュー鉢巻しんそく:67〜79% 確2→44〜52% 乱数2発
特化飛行テラスカイリューテラバ:89〜105% 乱数1発→59〜70% 確2
コノヨザルドレインパンチ:68〜81% 確2→45〜54% 乱数2発
ドドゲザンドゲザン:43〜51% 低乱数2発→29〜34% 低乱数3発
苦手なポケモン
ひやみず採用で後出し物理アタッカーを標的とはしてますが、基本方針は特殊受けでしかないため物理アタッカーはキツイです。
特に特性まけんきのドドゲザンとコノヨザルには大起点になり得ます。(2敗)
キノガッサやアラブルタケなどのきのこのほうし持ち。
不意の格闘テラス。
相性の良い味方・構築例
物理受けもしくはきのこのほうしの効かないポケモンがいいでしょう。特にキョジオーンやサーフゴーなどは相性がいいと思います。
しかしキョジオーンもハピナスも格闘弱点なことに、注意!
終わりに
いかがだったでしょうか? 物理アタッカーに起点にされないひやみず採用ハピナスを使ってみてはいかがでしょうか。