はじめに
はじめまして,みやくんと申します。
スカーレット・バイオレットからランクバトルを始めてすっかりハマってしまい,初めてですが育成論を書かせていただきました。
ご意見いただければ順次改良していきたいと考えていますので,どうぞよろしくお願いします!
コンセプトと役割
パラドックスポケモンの中では最弱と言われたりしますが,見た目がカッコ良い(怪獣系)ので使い道を考えていました。
役割としては起点作成型が向いていると思い検討してみました!
最後にガブリアスガブリアスとの差別化も記載しています。
持ち物
ふうせん
4倍弱点の地面を受けないようにします。
特性
クォークチャージ
今回は後続のエースにブーストエナジーを持たせる想定なので使用出来ません。
相手がエレキフィールドを貼ったらラッキー!
性格・努力値・実数値
性格:ようき(素早さ↑特攻↓)
でんじはで麻痺させた後に相手を抜くためにようきとしています。
努力値:HP252 素早さ252 特防4
抜く範囲を広げ,先発で相手が物理・特殊どちらが来てもいいように素早さとHPに振っています。
実数値:HP207 攻撃154 防御130 特攻81 特防104 素早さ136
技構成
でんじは
麻痺を撒きます。相手より先に動き,ステルスロック,まきびしの試行回数を増やします。後続のサポートにもなります。
ステルスロック
相手後続のきあいのたすきを無効化します。
まきびし
相手後続へのダメージソース。
ドラゴンテール
相手を交代させて麻痺・削りを入れていきます。ちょうはつが来そうな時にも使えます。
テラスタル
ひこう
4倍弱点のじめんタイプの技をかわすためにひこうとしています。
くさ
弱点のみずやじめん技を半減出来ます。アラブルタケアラブルタケやキノガッサキノガッサのきのこのほうしを無効化します。
むし
弱点のかくとうやじめん技を半減出来ます。
立ち回り例
一体目で選出し,でんじは→ステルスロック→まきびし×3回の順に技を使います。余裕があれば最後にドラゴンテールをしますが,大抵は倒されてしまいます。後続のエースに繋ぐため,相手の技を読みながら粘り強く戦います。ふうせんが割れて相手がじしんをしてきそうな時はひこうテラスタル,相手がちょうはつしてきそうな時はドラゴンテールなどです。
素早さ計算
バンギラスバンギラスよりも速いメリットになります。
・準速サーフゴーサーフゴーと同速
・準速ギャラドスギャラドス,チヲハウハネチヲハウハネ抜き
・準速カイリューカイリュー,サーナイトサーナイト抜き
与ダメージ計算
基本的にドラゴンテールのダメージには期待していません。
・ドラパルトドラパルト→乱数2発(45.3〜53.9%)
・キラフロルキラフロル→確定5発
・サーフゴーサーフゴー→確定10発
被ダメージ計算
・ドラパルトドラパルト(攻撃252)のドラゴンアロー→確定3発
・ドドゲザンドドゲザン(攻撃252性格1.1)のアイアンヘッド→確定3発
・テツノブジンテツノブジン(攻撃252)のインファイト→乱数1発(90.8〜108.2%)
・トドロクツキトドロクツキ(攻撃252性格1.1)のかわらわり→乱数2発(44.4〜53.1%)
・キラフロルキラフロル(特攻252)のエナジーボール→確定2発
・サーフゴーサーフゴー(特攻252)のゴールドラッシュ→高乱数2発
・テツノツツミテツノツツミ(特攻252)のハイドロポンプ→確定1発
・ハバタクカミハバタクカミ(特攻252)のムーンフォース→乱数2発(46.3〜55.0%)
苦手なポケモン
・挑発,トリック,こうそくスピンなどを覚えるポケモン
・高火力(こだわりアイテム持ち)ポケモン
・でんきタイプ
・じめんタイプなど
相性の良い味方・構築例
後続に使いたいエース・スイーパーを配置します。
相手は麻痺状態が想定されるので積み型が良さそうです。
・トドロクツキトドロクツキでりゅうのまい→クォークチャージ→ひこうテラスタル→アクロバット
・テツノドクガテツノドクガ
ほのおのまいをしながら,てんねんの相手にはアシッドボムで突破など。
積み型で無くても高火力(乱数1発が多い)ポケモンなら抜いていくことが出来ます。
・テツノツツミテツノツツミのハイドロポンプ
ガブリアスガブリアスとの差別化
コメントいただいたガブリアスガブリアスとの差別化について検討しました。
育成論でも人気なHBゴツゴツメット型と比較します。
・ガブリアスガブリアスの長所
1.ダメージを多く与えられる
ガブリアスは鮫肌とゴツメで直接攻撃を受けた場合に定数ダメージを与えられます。物理アタッカーの方が多いので発動機会も多いです。タイプ一致でドラゴンテールとじならしを行えます。
2.種族値が高い
ガブリアス 種族値:108-130-95-80-85-102
テツノイバラ種族値:100-134-110-70-84-72
600族でバランスの取れた素晴らしい種族値!素早さに努力値を割かなくてもある程度速いのがメリットだと思います。
・テツノイバラテツノイバラの長所
1.麻痺を撒ける。
ガブリアスはじならしで素早さを下げますが,テツノイバラはでんじはで素早さを下げます。能力下降ではなく状態異常なので,交代されても基本的には下がったままに出来ます。交代させるドラゴンテールとも好相性です。
2.4倍弱点が氷でなく地面
氷はテラスタルで半減しか出来ませんが,地面は風船や飛行テラスタルで無効化出来ます。不意のテラバーストで一撃で倒されることがありません。また,風船が割れた後は相手の地面技を誘いやすく,読んで飛行タイプや浮遊に交代も出来ます。交代した後は死に出しで再度役割が持てます。
3.努力値振りにより素早さが速くなる
ガブリアス 実数値:215-150-161-90-105-123
テツノイバラ実数値:207-154-130-81-105-136
抜ける範囲が増え,先手が取れます。テツノイバラで抜けてガブリアスで抜けないのは,最速パルシェン,最速キノガッサ,準速ギャラドス,準速チヲハウハネ,準速カイリュー,最速ハッサムあたりになります。
4.砂嵐で特防1.5倍
バンギラスの名残ですね。発動機会は少ないですがメリットです。
5.トップメタでないのであまり対策されていない。
相手が型を知らなかったり無警戒だと仕事がしやすいです。
おわりに
ハマれば面白いポケモンだと思います。
ここまで読んでいただきありがとうございました!