テツノカイナ- ポケモン育成論SV

こんにちはチャマスです。今回はテツノカイナを紹介したいと思い、投稿しました。

• 本論ではHABCDSなどの略称を用います。

コンセプトと役割

テツノカイナはH154B108D68という圧倒的な耐久値を持ちながらAが140もあり火力も十分出せる。足りない特殊耐久をとつげきチョッキで補えば等倍で倒されることは基本的になく、抜群であっても色んな攻撃を耐えてくれる。ハチマキガブリアスのじしんレベルだと流石に落ちてしまうが(B振りだけで耐える)、逆にいえばこれより火力が下の攻撃は耐えることができる。この耐久と火力から対面から色んなポケモンに勝つことができ、サイクル加入までできる。

持ち物

とつげきチョッキ
コンセプト上確定。足りない特殊耐久を補える。変化技を使えないというデメリットがあるがこのポケモンが使いたい変化技は剣舞やはらだいこなどの火力を上げれる積み技ぐらいなのでサイクル運用をするこの型では実質デメリットなしで使用することができる。

特性

クォークチャージ
これしかないので確定。発動しないので実質特性なし。

性格・努力値と調整

ゆうかん　H76A212B44C4D172
実数値239-205-134-71-110-49

調整意図

HD-H16n−1にし臆病テツノツツミのハイドロポンプ3耐え。
A-4振りテツノツツミを一致技で確定。
残りB 端数C
S-ボルチェンを下から撃つため最遅

技構成

• 確定枠

かみなりパンチ
一致技1。電気物理技の候補は他にワイルドボルトがあるがそちらは反動が痛くHP管理が難しいのでかみなりパンチを採用。
ドレインパンチ
一致技2。格闘技は他にインファイトがあるが、そちらは耐久ダウンのせいで居座り性能が下がるのでドレパンにした。HP回復が偉く確定数がずらせるため場持ちをさらに良くすることができる。

• 選択枠(上から優先度高)

れいとうパンチ
電気技との範囲補完に優れる氷技。殴れる範囲が増えるので優秀。
ボルトチェンジ
後行ボルチェンでサイクルを有利にする。これを採用する場合は最遅で採用しないなら、性格をいじっぱりにして端数のC4をS4にする。
その他のサブウェポン
じしん、じゃれつく、ほのおのパンチ、テラバーストなど
倒したい相手に合わせて採用、テラスタルの変更も視野に入る

テラスタル

でんき
電気技の火力強化。弱点を地面だけにすることでハバタクカミなども安定して見ることができる。
ひこう
相性補完のテラス。地面意識。
かくとう
目的はでんきと同じだが、弱点数の関係ででんきの方が優れていると思う。
他にもサブウェポンに合わせてフェアリー、じめんなどが考えられる。

立ち回り例

初手に投げてサイクルを回したり、後ろに置いて受け出しから相手のサイクルを崩すことを意識して使う。

与ダメージ計算

(かみなりパンチとドレインパンチの火力は同じなため相手に合わせてどちらかのみの記載となります。テラス後は()内です。タイプ変更は2倍したり半分にして対応してください)

• かみなりパンチ

テツノツツミB4振り 100.7〜119.0%
ハバタクカミH4振り　89.3〜105.3%(119.0〜140.4%)
サーフゴーH4振り　46.6〜55.2%(62.5〜73.6%)
HB特化　28.4〜34.1%(38.3〜45.5%)
テツノブジン無振り　53.0〜63.0%(71.1〜84.5%)
テツノドクガB4振り　69.6〜81.9%(92.9〜109.6%)
ミミッキュH4振り　66.4〜78.6%(88.5〜105.3%)+12.5%(ばけのかわ)
ウォッシュロトムB4振り　53.6〜64.8%(72.0〜86.4%)
H振り　42.6〜51.5%(57.3〜68.7%)
HB特化　32.4〜38.2%(43.3〜50.9%)
ヘイラッシャHB特化　37.3〜44.3%(49.8〜59.1%)
コノヨザルH振り　40.0〜47.4%(53.4〜63.5%)
HB特化　27.6〜33.1%(36.8〜44.2%)

• ドレインパンチ

トドロクツキ4振り　106.0〜125.9%
　　　　　　　B振り(H無振り想定)　79.5〜93.9%(106.0〜125.9%)
ドドゲザンHB特化　119.8〜142.9%
セグレイブH4振り　81.6〜97.3%(108.9〜129.8%)
H振り　70.5〜84.1%(94.1〜112.2%)
マスカーニャ無振り　128.4〜152.3%
テツノカイナ無振り　29.2〜35.3%(39.3〜47.1%)

• れいとうパンチ

カイリューH4振り　61.0〜71.8%(91.0〜107.7%)
Hぶっぱ　51.7〜60.9%(77.1〜91.3%)
HB特化　37.5〜44.6%(55.8〜67.0%)
ドラパルトB4振り　74.8〜88.3%(111.6〜132.5%)
ガブリアスHB特化　102.3〜122.7%

• じしん

サーフゴーH4振り　83.4〜98.1%(125.1〜147.2%)
HB特化　50.7〜60.1%(75.6〜90.1%)
ラウドボーンHB特化　44.5〜53.0%(66.3〜79.6%)
テツノカイナ無振り　53.2〜62.8%(79.4〜94.3%)

• じゃれつく

テツノブジン無振り　84.5〜100.6%(126.1〜150.3%)
コノヨザルH振り　64.5〜76.4%(96.7〜114.2%)
HB特化　44.2〜52.5%(66.3〜78.3%)

• ボルトチェンジ

テツノツツミ無振り　54.9〜65.6%(73.2〜88.5%)

被ダメージ計算

(メジャーな型からの最大打点や被弾率の多い技を選んでいます)
A特化ハチマキカイリューテラスタルしんそく　43.0〜51.4%
じしん　72.8〜86.1%
臆病テツノツツミハイドロポンプ　28.0〜33.0%
眼鏡テラスタルハイドロポンプ　55.2〜65.2%
臆病ハバタクカミムーンフォース　51.0〜61.0%
眼鏡テラスタルムーンフォース　102.0〜120.5%
特化サーフゴーシャドーボール　23.8〜28.0%
マジカルシャイン　31.7〜37.6%
特化ブーストトドロクツキじしん　65.2〜76.9%(A+1 97.0〜114.6%)
ようきテツノブジンソウルクラッシュ　48.5〜58.5%
臆病テツノブジンムーンフォース　47.6〜56.0%
臆病テツノドクガ眼鏡オーバーヒート　53.1〜63.1%
特化セグレイブじしん　51.8〜61.0%(A+1≒テラスタル　77.8〜91.2%)
ようきハチマキドラパルトドラゴンアロー　46.0〜55.2%
臆病眼鏡ドラパルトりゅうせいぐん　42.6〜50.2%
ようきガブリアスじしん　65.2〜77.8%
ハチマキじしん　97.9〜115.4%
ようき球ミミッキュじゃれつく　59.8〜71.9%
ようきハチマキマスカーニャじゃれつく　77.8〜92.8%
臆病眼鏡ウォッシュロトムフェアリーテラバースト　53.5〜63.5%

苦手なポケモン

• 物理受け

ラウドボーン、ヘイラッシャなどは突破することが難しい。

• 地面高火力アタッカー

ガブリアスなどには何もできずに倒されてしまう場合がある。

• こちらだけ一方的に弱点をつかれる場合

テツノカイナはAの数値は高いが、技威力が低いせいで弱点をつかない時の火力がでないので注意が必要。

相性の良い味方

• アーマーガアアーマーガア

テツノカイナの弱点を全て半減以下に抑えてくれるので高相性。

• 特殊高火力アタッカー

テツノカイナを受けに来る物理受けに投げて相手を一体持っていけるようなポケモン。ブーストエナジーテツノドクガなど。また、最遅で採用するため相手の低速アタッカーの攻撃を受けることなく味方に繋ぐことができるため、耐久の低いハバタクカミなどと組ませてもサイクルを回すことができる。

• ハチマキカイリュー、ハチマキイルカマン(マイティ)

サイクルを回したのちに高火力の先制技で相手を縛ることができる。

最後に

ここまでお読みいただきありがとうございます。使いやすくて強いポケモンだと思うので是非使ってみてください。