ノココッチ- ポケモン育成論SV

はじめに

カラサリスです。遂にパラドックスポケモンが解禁されましたね！
シーズン1は物理寄りの環境でしたが、シリーズ2ではテツノツツミ、テツノドクガ、ハバタクカミといった強力な特殊アタッカーが蔓延っています。今回はそんな特殊アタッカーたちに対面で勝つ事ができるノココッチについてご紹介していきたいと思います。

基本的に理想個体であることを前提に話を進めます。
努力値を252振ることを「ぶっぱ」
努力値を252振り性格補正をかけることを「特化」と表記します。

採用理由と役割

弱点が少ないタイプ、優れた耐久、タイプ一致爆音波と広い技範囲により十分な火力を出せる点からチョッキを持った特殊アタッカーとして採用します。

持ち物

とつげきチョッキ
コンセプトです。弱点が少なくもとの数値が優秀なので圧倒的な対特殊性能を得る事ができます。

特性

てんのめぐみ
他の特性がアレなのもあり一択です。メインウェポンの爆音波にこそ適応されませんが、豊富な特殊技と非常に相性がよく強力な特性です。20%の氷や火傷は、相手からしても大きなプレッシャーになります。

性格・努力値と調整

ひかえめ H52 B20 C252 D180 S4
H…16n−1
B…余り。
C…出来るだけ火力が欲しいので特化。
D…Cぶっぱ眼鏡サーフゴーのゴールドラッシュ高乱数2耐え。
S…端数。

特殊アタッカーを強く意識した型なのでHBにはそこまで割いていませんが、一致で弱点を突かれない限り物理でも1発は耐える耐久があります。

技構成

確定
ばくおんぱ

タイプ一致込みで威力210、ノーマルテラス込みなら280のぶっ壊れ技です。音技なので身代わりも貫通します。本来は特攻種族値85と控えめですが、この技のお陰で火力不足を感じることは意外と少ないです。採用しない理由がありませんね。

候補
れいとうビーム

環境に多いドラゴンへの打点です。ノココッチが打つとサザンドラの悪波の怯みと同じ確率で相手を凍らせる恐ろしい技になります。カイリューやガブリアスの存在もあるのでほぼ確定ですが、役割対象の特殊アタッカーには撃たない技なので、場合によっては採用しないのもアリかもしれません。

かえんほうしゃ

だいもんじ

主に鋼への打点です。物理アタッカーに対して火傷狙いで撃つことも多々あります。基本は火炎放射の方がおすすめですが、炎テラスで採用する場合、テラス込み大文字で無振りサーフゴーやドドゲザンが確1になります。

シャドーボール

ハバタクカミやラウドボーンなどのゴーストを意識するなら必須です。40%体感60%の特防ダウンがあるので硬い相手を崩すのにも使えます。

だいちのちから

テツノドクガ、キラフロル等への打点です。追加効果は20%の特防ダウンで他と比べるとしょっぱい。

テラスタル

ノーマル
シンプルに爆音波の火力強化。有効な場面が最も多いそしてテラピースにも優しいためおすすめです。

ほのお
前述の通り大文字の確1範囲を広げます。耐性6つ、弱点3つで防御面も優秀。

ゴースト
弱点の格闘を透かせます。一応シャドボも強化できますが、確1範囲が伸びたりはしないので攻撃面での恩恵は他より少なめです。

与ダメージ計算

ダメージ計算にはポケソル様のツールを使用させていただきました。
https://sv.pokesol.com/calc

かぎかっこ内はテラスタル込みでのダメージ。テラスなしでも確1か乱数1発の場合は省略。

ばくおんぱ

れいとうビーム

かえんほうしゃ

だいもんじ

シャドーボール

だいちのちから

被ダメージ計算

苦手なポケモン

当然ながら物理格闘には基本ワンパンされます。一応ゴーストテラスで格闘技を透かして切り替えせることもあるかもしれません。とはいえそこまで積極的にテラスを切りたいポケモンでもないですし、他に任せるのが一番ですね。

相性の良い味方・構築例

ラウドボーンと相性がいいです。弱点をカバーしてくれる上に物理耐久が高く、ラウドボーンが苦手な特殊をこちらで対処できます。

最後に

特殊アタッカーを確実に葬ってくれて強かったです。てんめぐによるワンチャン力も強力で、幾つもの負け試合を氷や火傷で捲ってくれました。特殊対策に困っている方には是非おすすめです。
ここまで読んで頂きありがとうございました！