オドリドリ(まいまい)- ポケモン育成論SV

あいさつ

好きなポケモンを使いたい！
故にオドリドリ（まいまい）の育成論を作ってみました。
初めての育成論になりますので不備や甘い所があるかと思いますが
指摘等を頂けるとありがたく思います。

コンセプトと役割

まいまいスタイルのタイプは「ゴースト」「ひこう」と
「ノーマル」「かくとう」「じめん」の３タイプが無効にできる
フワライドと同じタイプです。
相手がこの３タイプの攻撃技を使うタイミングか
特性の「おどりこ」で便乗できる踊り技を使うタイミングを読んで繰り出し、
「ちょうのまい」を一度舞った状態から特殊技なら１回は耐えられるかも…と
急所を貰う事から目を逸らしつつ攻撃していくアタッカーのような物になります。

持ち物

「ものしりメガネ」
舞ってもあんまり強いとは言えない火力を補うための物。
単タイプの攻撃しかしないのであればそのタイプ専用持ち物でいいですけども、
「めざめるダンス」で「ゴースト」とテラスタルで変化するタイプの２つ、
「エアスラッシュ」で「ひこう」の計３つのタイプの特殊技を使う為にこれを選択。

ちょっと…どころじゃなくもったいない気もしますが、
「きあいのタスキ」を持たせて行動を１回は確保したり
「ラムのみ」「メンタルハーブ」で状態異常を回復したり
「ぼうじんゴーグル」で相手の粉による妨害をチャンスにしたりもありかもです。

特性

「おどりこ」こちら１択になります。
相手の踊り技に便乗できれば美味しいです。

性格・努力値と調整

１回「ちょうのまい」を舞って
「とくこう」「とくぼう」「すばやさ」を上げる事が前提としているので
性格は少しでも耐えられるようにと「とくぼう」が上がり
物理技を持たない為に「こうげき」の下がる「おだやか」を選択。

「HP」を16n-1の実値159になるように「マックスアップ」7個を与える事で
「すなあらし」「やけど」「どく」「やどりぎ」のダメージを
できるだけ減らし（それでも十分に痛いですけど）、
特殊技をできるだけ受けれるように「とくぼう」の努力値を最大まで振り、
「すばやさ」に「インドメタシン」18個を注ぎこんだ後に、
あまりの8を「ぼうぎょ」と「とくこう」に4ずつ割り振りました。

技構成

「めざめるダンス」
メインの基本攻撃手段でオドリドリの個性。命中100でとてもありがたい。
テラスタルすると技のタイプも変わる便利な特殊技。

「エアスラッシュ」
サブの攻撃手段…というよりは
上から殴って怯みを狙うことで行動回数を増やせるチャンスのある特殊技。
命中95とちょっと不安あり。

「ちょうのまい」
高くはないステータスを補う為に１回は使う事を前提にしてる変化技。
「とくこう」「とくぼう」「すばやさ」がそれぞれ１段階上がるが
「ぼうぎょ」が上がる技ではないので、
物理攻撃技を使う相手が来たり来そうであるのならば
舞ったり攻撃してないで別のポケモンに交換したり４つ目の技を使いましょう。

（選択技）
舞ってもオドリドリがどうにもならない相手や場面を少しでも良くするための技。
１「きりばらい」
不利な場をマシにできる変化技。
相手の回避率を１段階下げるおまけ効果と共に
「リフレクター」等の壁やお互いの「まきびし」等の設置技の効果を無効化できる。
自分の「まきびし」等の設置技も無効化するのでパーティ次第では不要な技。

２「フェザーダンス」「あまえる」
相手の「こうげき」を２段階も下げてくれる変化技。
物理攻撃技で攻めてくるポケモンにはよく効く。
これを貰ったからと交換したりもあるので
先発で「まきびし」等の設置技を使うポケモンを出すならこっちの方がいいかも。

３「メロメロ」
異性のポケモン相手に使えば50％の確率で
相手は自分に攻撃が出来なくなる「メロメロ」状態にする変化技。
これは交代させる可能性もありますが、
先発による「まひ」「こんらん」とオドリドリの「エアスラッシュ」を組み合わせて
相手の動きを止めて勝ち筋を作るのに一役買う…かも。
オドリドリの性別は♂1：♀3なので、おそらくは♂のポケモンに対しての専用技。

4「バトンタッチ」
次のポケモンに託すための変化…交代技。
自身のステータスのランクを次のポケモンに引き継げる為、
踊り技を読んで特性の「おどりこ」で舞えているとより後ろのポケモンが強くなる。
いくらこのオドリドリが最速じゃないと言っても遅いわけではないので
次に出すポケモンは相手の攻撃を受けられる硬いポケモンか
「てんねん」を持つ相手のステータスのランクを無視できるポケモンにしましょう。

テラスタル

「フェアリー」
よく見る「ドラゴン」や「あく」に対しての有効なタイプ。
「めざめるダンス」のおかげで攻撃技のタイプにも選べるので
パーティとよく相談してタイプを決めるのもいいかも。割と自由。

立ち回り例

始めに「ちょうのまい」を１回舞うのが前提となってます。
故に、味方に壁や身代わりを貰って時間を稼ぐか、
自前の「ゴースト」「ひこう」タイプでターンを稼いで舞うか、
相手の「ちょうのまい」を特性の「おどりこ」で便乗しなければ始まりません。
どれもできそうにないなら選抜では残念ですが選ばずに控えて貰いましょう。

一度舞えれば後は特殊受けができる…かも知れない
搦め手のある特殊アタッカーです。
急所を貰った際は絶望しましょう。
物理攻撃で攻めてくる相手も自分より早いならば諦めましょう。
耐久相手は「ちょうのまい」を何度も積ませて貰えれば怯みと合わせて貫けるかも。

苦手なポケモン

確定急所技をもつポケモン。
自分よりも速いポケモン。
とくせい「てんねん」をもつポケモン。
物理攻撃で攻めてくるポケモン…と結構いっぱい。

相性の良い味方・構築例

先発は「まきびし」等の設置技を使えるポケモンか
「まひ」を撒ける「でんき」タイプのポケモンで
「じめん」を呼んでくれると場に出やすくなります。

「ノーマル」だけでなく「はがね」「いわ」「こおり」も
「かくとう」の技を誘いやすいですが、
後ろ３つは他にも弱点があるのであんまり期待しすぎないようにしましょう。

そうでなくても同倍の技で相手が戦ってくる場合もありますから
本当に期待しすぎないようにしましょう。

後ろには硬いポケモンか特性「てんねん」をもつポケモンを備えておくと
オドリドリの引く間際の一仕事が生きるかと思います。

…無効のタイプが３つもあるので、サイクルでも活躍できるかも。