コンセプトと役割
- 高耐久を活かした麻痺+ステロ撒き
本論の調整でテツノツツミのドロポン確定耐えやパオジアンの鉢巻聖剣最高乱数切り耐えする程の物理特殊両面で耐久力が高く、不一致2倍弱点までならほとんど耐えて役割遂行が可能である
- 対麻痺+ステロ撒きミラー性能
デカヌチャン投げつけるコノヨザル等、麻痺+ステロ撒きミラーにおいて電気タイプであるテツノイバラは麻痺にならない為相手を一方的に麻痺を通せる。
差別化
麻痺+ステロ撒き+麻痺無効なポケモンとしてスナノケガワ、サダイジャが居るのでこの2匹と差別化していきます
地面の弱点である水に対してボルチェンで受け出しを許さない点や電気無効鋼岩毒飛半減と耐性にも優れている。麻痺にならない電気に対して一致地面技で弱点をつく事ができる点が優秀だが、ドラゴンテールのような強制交換技はない為、起点回避能力でテツノイバラに軍配が上がる。また、耐久力もH85B97D85とテツノイバラが大きく上回る。スカーフ等の持ち物を持ったアタッカーもいると考えると初見の型の読まれなさや対闘鋼はスナノケガワに軍配があがる。
蛇睨みにより地面タイプも麻痺にでき、一致地面技を持つ。また特性砂吐きにより相手の攻撃によりダメージを受けると天候を砂嵐にする為、1回仕事させて引かせた後にもう一回だし死にながら砂を撒き{ハカドック}降臨のような立ち回りが可能。
差別化としてはサダイジャは地面単で耐性が良くなく、H70B125D70と物理特殊両面においてテツノイバラの方が耐久力が高い事。また、スナノケガワと同じくサダイジャは強制交代技のような起点回避技もなく起点にされやすい事があげられる。
持ち物
- 風船
初手に出てきたガブリアスドンファンイダイナキバテツノワダチ等に対して地面技を打てなくし、サブウェポンを打たせた後にドラゴンテールで強制交代させて強引に起点にするのを狙う為。
ドオーカバルドントリトドン等に初手欠伸されても交代先に電気が無効化されなければボルチェンで削りを入れながら逃げる事が可能。
(相手視点、こちらは浮いているとは言え有利対面だからステロ安定ではあるが)
特性
- クォークチャージ
エレキフィールド下に置いて一番高い能力が上がる特性。これしかない。でも使わない。
性格・努力値と調整
- 慎重(D↑C↓)
- H252 A4 B52 D84 S116
- 6V想定
調整意図
H ぶっぱで16n-1
HB A4コノヨザルのドレパン2耐え
HD テツノツツミのドロポン確定耐え
S 準速55族と同速、相手麻痺込最速ドラパルト抜き
初手に出てきやすいテツノツツミに対して一応抗う事ができ、コノヨザルに強く出れるようにした。
ただテツノツツミは挑発持ちや珠、眼鏡も考慮すると狙って相手すべきではない。
ここまで特殊に振ると、テツノドクガの眼鏡エナボや特化ウォッシュロトムのドロポンを確定耐え、キラフロルのエナボも高乱数2と余力を残せるようになる。
物理面では鉢巻イルカマン(ナイーブ)のクイックターンを約8割でHP半分残して耐える事ができる。
特殊をある程度捨てて物理全部振りもあり。
技構成
- ステルスロック
交代して出てきた相手に岩技の相性によって最大HPの1/2〜1/16のダメージを与える技。タスキ持ちやカイリューウルガモスを抑制できる。
- 電磁波
相手を麻痺にする。地面タイプには無効。
初手に出てきた高速アタッカーの無双を止める。
対デカヌチャンコノヨザルキラフロル等にも打つ。
- ドラゴンテール
必ず後攻になる(優先度-6)が、相手を強制交換させる。
テツノイバラを起点にして積み技を打たれる場合や、相手が地面や電気タイプで麻痺が効かない時に無理やり交代させる。命中90が地味に不安。ステロとの相性も良い。
- ボルトチェンジ
攻撃後、控えのポケモンと入れ替わる。
対起点作りポケモンに対して仕事し終えたらボルチェンで引き、エースを安全に着地させる事ができる。
他候補
・挑発
積み技&アンコール絶対させない
・岩石封じ
相手のSランクを下げる事ができる岩技。
一応A種族値134ある為、なかなか火力は出る
挑発持ちが増えた場合はSにより多く振って電磁波の代わりにこちらを採用するのもあり。
・かいでんぱ
特殊面での火力弱体化に
テラスタル
基本はこのポケモンには切らない。
本論では対地面に強くなる飛行を選択。
他、弱点の地面や水を受けれる草等もあり。
立ち回り例
- 対高速アタッカー(地面以外)
例) ハバタクカミドラパルトサザンドラボーマンダトドロクツキ(テツノツツミ)
麻痺から入り、次ターンステロ。その後は臨機応変に。
- 対地面
例)ガブリアスカバルドンスナノケガワイダイナキバドンファンテツノワダチ
地面技以外の技を受けた後、初手ドラゴンテール。
素で素早さを抜いている対ドンファンは初手ステロでも良いがS操作やアンコールに注意。
電磁波から入り、相手の行動に合わせてステロやボルチェンでエース降臨を狙う。
キラフロルはタスキの可能性が高い為ステロよりボルチェンによる削りを優先した方が良い。
与ダメージ計算
- ボルトチェンジ
H4キラフロル 20.7〜24.5%(33〜39)
H252デカヌチャン 13.0〜16.1%(25〜31)
H252コノヨザル 13.8〜16.5%(30〜36)
- ドラゴンテール
H4ガブリアス 33.8~40.4%(62~74)
H4イダイナキバ 12.6〜15.2(24〜29)
H4カイリュー(マルスケ) 18.6〜22.2(31〜37)
被ダメージ計算
C252ハバタクカミ ムンフォ
39.1〜46.3% (81〜96)
C252テツノツツミ ハイドロポンプ
84.0〜99.5%(174〜206)
C252サザンドラ りゅうせいぐん
49.7〜59.4%(103〜123)
C252キラフロル エナジーボール
48.3〜57.0%(100〜118)
A252ドラパルト ドラゴンアロー
34.7〜41.5%(72〜86)
特化トドロクツキ 喰らいつく
30.9〜36.7%(64〜76)
A252パオジアン 聖なる剣
55.0〜65.7%(114〜136)
A4コノヨザル ドレインパンチ
40.5〜49.2%(84〜102)
苦手なポケモン
挑発を打たれると仕事できなくなります。されたら後攻ボルチェンでどうにか繋ぐ。
- 耐えることの出来ない高火力
例)眼鏡テツノツツミ、切れ味エルレイド、眼鏡ウォッシュロトム、鉢巻マリルリ
火力upアイテム×弱点や、エルレイドのような特性込バカ火力を叩き込んでくるポケモンは、テツノイバラが1発で飛ばされないので選出時点で気をつける必要がある。
相性の良い味方・構築例
テツノイバラの起点作りからトドロクツキサーフゴーラウドボーンで詰めていく。テツノイバラが出せない対高火力や挑発持っているのが見えている場合は先発テツノブジンで荒らす。
この並びだとアンコールビルドウェーニバルが重めになるがラウドボーンのフェアリーテラステラバやテツノブジンの道連れ等で処理を狙う。