ゴチミル- ポケモン育成論SV

【害悪】ステロと受けが嫌いなゴチミル【TOD】

2023/01/27 17:14 / 更新:2023/01/27 17:48

ゴチミル

HP:HP 60

攻撃:攻撃 45

防御:防御 70

特攻:特攻 75

特防:特防 85

素早:素早 55

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ゴチミル  エスパー  【 ポケモン図鑑 】

性格
わんぱく(防御 特攻)
特性
かげふみ
努力値配分(努力値とは?)
HP:252 / 防御:252 / 特防:4
個体値:31-31-31-31-31-31
実数値:167-65-134-85-106-75 (素早さ比較)
覚えさせる技
ねむる / くすぐる / ちょうはつ / がんせきふうじ
持ち物
しんかのきせき
テラスタイプ
ひこう

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ルール
シングルバトル
このポケモンの役割
物理受け
登録タグ

考察

はじめに

この育成論は積極的にTODを狙っていく型である。
TODとはTime Over Deathの略称であり、時間切れによって勝敗が決まることだ。
2023年1月現在は、合計20分が過ぎた時点で強制的に試合が終了する。
そのとき、HPがより多く削れているプレイヤーの負けとなる。

決して良いイメージのない戦法であることを先に記しておく。

  • 本論では、すべて最適な個体値を前提とする。
  • HABCDSなどの略称を使用する。

ゴチミルゴチミルゴチミルである理由

これもまた先に言っておけば、基本的にはゴチルゼルゴチルゼルゴチルゼルの方が優秀だ。
それでもなおゴチミルゴチミルゴチミルである理由は3つだ。
ゴチルゼルゴチルゼルゴチルゼルとの両採用
アタッカーに対しての耐性がやや高い。(マリルリマリルリマリルリなどはゴチルゼルゴチルゼルゴチルゼルでは受けられない。)
実際の対戦相手には、型を知られたくない(ゴチミルゴチミルゴチミルの育成論は見ないだろう)
ランクマッチというマクロな視点では、この型が増えて、厄介なポケモンを撲滅したい。
要はゴチルゼルゴチルゼルゴチルゼル選出時に、その試合には勝ちたいが、この型自体は増えてほしい。
よって、ゴチルゼルゴチルゼルゴチルゼルについても同時に記載していく。

採用理由および役割

ドオードオードオーなどの受けポケモンやバンバドロバンバドロバンバドロなどの厄介なステロ要員を、特性かげふみを活かして完封していく型となる。
採用技次第で役割の範囲を大きく変更可能だ。
あくまで上記のポケモンに対するメタであり、後に述べるアタッカーへの行動は第二の手段である。

持ち物

「しんかのきせき」で確定。
数値上の耐久はゴチルゼルゴチルゼルゴチルゼルを10%強上回る。

ゴチルゼルゴチルゼルゴチルゼルを使用する場合は、たべのこしorおんみつマントが最も相性がいい。
オボンの実採用だとゴチミルゴチミルゴチミルの耐久を上回るが、役割範囲が狭くなる。

特性

「かげふみ」で確定。
ゴーストポケモン以外を交換できない状態にする。

性格・努力値

性格は「わんぱく」あくのはどう採用時は「ずぶとい」
努力値はHB252 A4orC4orD4

テラスタイプ

「ひこう」が最も使い勝手が良いが、環境次第でフェアリーもあり。

技構成

  • 基本構成

ねむる
状態異常回復、唯一の回復手段

くすぐる
攻撃防御を同時に1ランク下げる。ボディプレ対策
受けに対して、がんせきふうじのダメージも増やすことができる

ちょうはつ
どくどくほえるを打たせない

がんせきふうじ
数少ない無効のない技、S操作も可能

  • 代替技

まもる←ねむる
基本的にはゴチルゼルゴチルゼルゴチルゼルでのみ使用。
ほえるに対してちょうはつを連打するとき、ねむるを押せないため

あまえる←くすぐる
ボディプレス持ちは捨て、アタッカーハメに重点を置く場合

みがわり←ちょうはつ
変化技、一撃技、急所を封じる

めいそう←ちょうはつ
特殊アタッカーを役割対象にする

あくのはどう←がんせきふうじ
威力が高いため、相手のたべのこしなどを考慮する場合
特にあまえるでアタッカーを狙うとき

いやしのはどう←がんせきふうじ
受けに対し確実にTODを狙う場合

役割対象

ゴーストタイプ(テラス)、積み技持ち、火力アップアイテム、とんぼがえりは役割対象外。

  • 基本

ドオードオードオーバンバドロバンバドロバンバドロブラッキーブラッキーブラッキーヘイラッシャヘイラッシャヘイラッシャアーマーガアアーマーガアアーマーガア(とんぼなし)、ドヒドイデドヒドイデドヒドイデクレベースクレベースクレベースなど
鈍足・素が低威力であれば基本役割対象になりうる。
わるあがきで落とすだけならカバルドンカバルドンカバルドンも可。

  • あまえる採用(初手テラス以外)(上記のボディプレ持ち以外も可)

ドドゲザンドドゲザンドドゲザンガブリアスガブリアスガブリアスセグレイブセグレイブセグレイブマリルリマリルリマリルリなど
A特化セグレイブセグレイブセグレイブきょけんとつげきがギリギリ受けられるライン。
(急所なし、あまえる2回+ねむる時点で、ちょうどHPが2残る。)

  • めいそう採用

ハピナスハピナスハピナスモロバレルモロバレルモロバレルなど
HD特化にすればニンフィアニンフィアニンフィアも対象

  • フェアリーテラス

ドラゴンテール採用型全般

  • 悪テラス

オーロンゲオーロンゲオーロンゲ

デカヌチャンデカヌチャンデカヌチャンマスカーニャマスカーニャマスカーニャ(とんぼなし、ハチマキはたきも受かる)

立ち回り

対戦開始時にタイマーを使い20分を測ってください。

悪技、霊技持ちに対しては初手テラスタルを切る。
アーマーガアアーマーガアアーマーガアブラッキーブラッキーブラッキーにはがんせきふうじを押す。
他の受けポケモンにはちょうはつを押す。
あとは体力管理をしながらくすぐるorあまえるを連打する。

そして序盤は一切悩まず即決すること。
自身の持ち時間を残すことを最優先にする。(14分経過時に5分持ち時間があれば勝ち)
フルアタに対しては地道に攻撃技を入れ、体力を削っておき最後ねむる。
回復持ちには挑発を絡め、攻撃技のPPを枯らしたあとわるあがきで自傷させる。

自傷の場合、わるあがき5回=約5分+最後の放置45秒、で勝利となる。
(20分経過していれば、持ち時間7分を消化しきっていてもOK。ただし、技選択NG)
相手の技構成が透けているなら、14分15秒経過時点から最後の挑発を入れる。

相手が1ウエポンの場合はねむるなどを絡めて時間調整を行う。
最後どうしても時間が余ったら、裏のポケモンでなんとか凌ぐ。

例:バンバドロバンバドロバンバドロ
初手ひこうテラス→ちょうはつ。相手おそらくほえる
以降、くすぐる×2→ちょうはつを繰り返し、相手のボディプレじしんのPPを削り切る。
あとはできるだけ時間をかけてわるあがきを発生させ、時間が余ったら裏で受け回す。
くすぐる連打時の格闘テラスボディプレス16PPの威力実数値が約125、わるあがき5回30のため、
相手が最適な動きをしてくれば、急所(実数値30)を受けられない可能性がある(乱数)。(ゴチミルゴチミルHP実数値167)
ただ、一撃目からテラスを切ってくることはあまりなく、序盤は挑発に合わせてほえるを打ってくるので、
急所1回分くらいの余裕はある。
出回っているDに努力値100ほど振ったバンバドロバンバドロバンバドロなら急所2回まで大丈夫。

クレベースクレベースクレベースなどほえるがないポケモンなら急所を考慮し、ねむるを適時押す。

与ダメージ

無振りガブリアスガブリアス(HP183) がんせきふうじ(半減) 7〜8 (3.9〜4.4%) ×20=約140ダメ
無振りガブリアスガブリアス(HP183) あくのはどう(等倍) 28〜34 (15.4〜18.5%) ×6=約180ダメ
あくまでイメージ。
急所考慮で、割合80%ほど削っておきたい。

被ダメージ(ゴチミルゴチミルHP実数値167)

※敵テラスタルは不一致1.5倍、一致1.33倍
※記載のない限り等倍ダメージ
※6段階ダウンは元の0.25倍、一致テラスなら0.33倍

A無補正個体値31 イカサマ 18〜22 (10.7〜13.2%)
A下降補正個体値10 イカサマ 15〜18 (9.0〜10.7%)

無振りドオードオー どくづき 22〜27 (13.2〜16.2%)
B特化バンバドロバンバドロ ボディプレス(半減) 13〜15 (7.7〜9.0%)
アーマーガアアーマーガア はバンバドロバンバドロとほぼ同じ
B特化クレベースクレベース ボディプレス(半減) 19〜23 (11.4〜13.7%)
無振りヘイラッシャヘイラッシャ ウェーブタックル 42〜49 (25.2〜29.4%) 確定4発
A特化ヘイラッシャヘイラッシャ ウェーブタックル 63〜75 (37.8〜45.0%) 確定3発
↑この実数値63〜75が上からの「くすぐる」で受けられる最高ライン

A特化セグレイブセグレイブ きょけんとつげき 73〜87 (43.8〜52.1%)乱数2発
↑この実数値73〜87が下からの「あまえる」で受けられる最高ライン

A特化ガブリアスガブリアス じしん 63〜75 (37.8〜45.0%) 確定3発
ゴチルゼルゴチルゼルで受けられる最高ライン

A特化黒い眼鏡ドドゲザンドドゲザン ドゲザン 58 ~ 70 (34.8 ~ 42.0%) 確定3発
A特化黒い眼鏡ドドゲザンドドゲザン ドゲザン(テラス) 78 ~ 94 (46.8 ~ 56.3%) 乱数2発
6段階ダウン ドゲザン(テラス) 22 ~ 26 (13.2 ~ 15.5%) 乱数7発
↑Aダウンさせたあとならテラスも受けられる
A特化マリルリマリルリ アクアブレイク(テラス) 72 ~ 86 (43.2 ~ 51.5%) 乱数2発

積み技やこだわりなしでこれより火力の高いポケモンは実質いないので以上のみ。

相性のいい味方

TOD失敗時にごまかせる様な耐久も火力もあるポケモンがグッド。
言ってしまえば環境上位。
特にカイリューカイリューカイリューは、ゴチミルゴチミルゴチミル瀕死時にも積んで巻き返せる、相手を落とせたが時間が余ったときのクッションになる、など素晴らしい相性。しかも起点作りを呼びやすい。
ハピナスハピナスハピナスもクッション性能が高くおすすめ。物理アタッカーや起点作りも後投げされやすい。

おまけ:ゴチルゼルゴチルゼルゴチルゼルで見るデカヌチャンデカヌチャンデカヌチャン

ゴチルゼルゴチルゼルゴチルゼルでのみ対処可能なポケモンとしてデカヌチャンデカヌチャンデカヌチャンが存在する。
この場合、初手テラス&あまえるorくすぐる連打→がんせきふうじでS操作→ねむる&殴るでTOD可能。
アンコール対策として、あまえるくすぐるはPPを増やさず20のままで。
1手早くがんせきふうじorねむるを打てるので、急所にも保険ができる。(麻痺は知らん)
あくのはどうだとS操作できないが、殴り勝てるので問題ない。
くすぐる採用時は、デカハンマーアンコール両採用を受けられないので注意。

さいごに

起点作りは最低限落とすことができ、物理アタッカーもワンチャン落とし・最低限Aダウン・Sダウンを遂行できる。
テラスタルのお陰で、前作とは比べ物にならない範囲のポケモンでTODが狙える。
このポケモンが知られなければTODできるし、知られれば置いてるだけで起点作りさせないので、どう転んでも良い。
上でも述べた「ゴーストタイプ(テラス)、積み技持ち、火力アップアイテム、とんぼがえり系」以外は、育て方次第でほぼすべてTOD可能。(はたき持ちはゴチルゼルゴチルゼルゴチルゼルのみ)
こだわりトリックに関しても、Youtubeで「ゴチルゼル ロトム」と検索すれば面白い動画がでてくるので、そちらもご視聴されたし。

ダメージ計算出典

ポケモンソルジャー様

投稿日時 : 

最終更新日時 : 2023/01/27 17:48

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