はじめに
この育成論はシーズン1以前のフリー対戦環境をもとに作成しています。シーズン3からの環境の変化などに着いては順次更新していく予定ですのでよろしくお願いします。
また、アドバイスや改善点などございましたらコメントにてご指摘いただけると幸いです。
ダメージ計算にはポケソル様のサイトを使用させて頂きました。https://sv.pokesol.com/calc
本論ではHABCDSの略称を用います。
採用理由と役割
トドロクツキは種族値のバランスが良く、ADSのいずれかに努力値を振ることで特性で上昇する能力を変更できます。Aに下方補正をかければBも変更できますが。
今回はアイテムに自由をきかせたい為コータス(コータス)と組み合わせるわけですが、こだいかっせいの使用上ひでりが切れると上昇効果を失ってしまいます。
その為まもるやテラスタルによりひでりのターンが枯らされた後はAやS上昇の場合パワーが落ちてしまいます。
しかし、D上昇にすれば特殊に厚い耐久で安全に竜舞を積みひでりが枯れてもパワーを落とす事なく戦えます。
組み合わせるコータスは種族値が
H70 A85 B140 C85 D70 S20
と物理方面に高い為、物理アタッカーにはあくびステロなどで起点作成をし、特殊アタッカーにはトドロクツキに引くと言った事ができるのもD上昇ならではの展開です。
持ち物
ラムの実
基本的に特殊ポケモンに対して出す為、先発のコータスに対して出てきやすいウォッシュロトムやヒートロトムの鬼火や電磁波をケアする為ラムの実としています。(逆鱗の混乱も解除できます)
命の球
特性の関係上、Aの実数値をDの実数値の-1にしないといけない為火力が少し抑えめになっています。その為、命の球などで火力の底上げを行うのもいいでしょう。
特性
こだいかっせい
ブーストエナジーを持たせるか天気が晴れのときいちばん高い能力が上がる。
ABCDは1.3倍、Sは1.5倍の補正がかかります。
またこれはランク上昇とは異なるため特性天然などで無効化されることがありません。
(イベルタルイベルタルのダークオーラのイメージ)
性格・努力値と調整
性格は慎重のD特化
AはD特化の実数値168を抜かないよう60振り
素早さ調整
竜舞+1で最速ドラパルト抜き
竜舞+2で準速スカーフテツノツツミ抜き
残りをHに振り特殊耐久を高めます
(端数はBに)
技構成
げきりん
火力が欲しかったので採用
ラムの実のとシナジーも◎
じごくづき
テラバースト炎
りゅうのまい
有利対面で積み上がったAとSを生かして全抜きを狙います。
候補
スケアルショット
連続して使わなくてはいけない技ではない為、裏にフェアリータイプがいてもあまり気にせずに使えますが、火力や命中に若干の不安が残るので不採用としました。
じしん
火力が高く通りのいい技です。テラバースト炎との入れ替えを最後まで考えましたが、アーマーガアへの遂行速度を優先し不採用になりました。
はねやすめ
最初は採用していましたが技スペースがきつく、幅広い打点のために不採用としました。
テラスタル
ほのお
弱点のフェアリー、こおり、むしを半減にできます。
抜群の相性だけで見れば上記のタイプにプラスしてドラゴンも半減にできる鋼テラスタルの方がいいように見えますが、その場合格闘技が一貫してしまいます。
キノガッサなどのマッハパンチを警戒し炎テラスタルを採用しました。
立ち回り例
- コータスの脱出パックオーバーヒートや、素引きから繋ぎます。
- 相手の裏を予想して必要回竜舞を積みます。(裏に先制技持ち、または襷持ちなどがいる場合はそれらを耐えられるようHPを残しておきましょう。)
- 広い技範囲で全抜きを狙います。
フェアリーや、抜群先制技持ちには炎テラスタルを切る前提で立ち回りましょう。
与ダメージ計算
H4振りウォッシュロトム→1舞逆鱗
133 ~ 157 (105.6 ~ 124.7%) 確定1発
HB252振りB補正カバルドン→2舞逆鱗
121 ~ 144 (45.2 ~ 53.8%) 乱数2発 : 41.01%
オボン込み
H252B4振りディンルー2舞逆鱗
154 ~ 183 (55.4 ~ 65.9%) 確定2発
食べ残し込み
H252B4振りニンフィア→1舞じごくづき+テラバースト炎
88 ~ 104 (43.6 ~ 51.5%) 乱数2発 : 6.64%+
132 ~ 156 (65.4 ~ 77.3%) 確定2発=
220 ~ 260 (102.9 ~ 121.5%) 食べ残し込み
HB252B補正ラウドボーン→じごくづき
124 ~ 148 (55.4 ~ 66.1%) 確定2発
食べ残し込み
HB252B補正アーマーガア→1舞晴れテラバースト炎
200 ~ 236 (97.6 ~ 115.2%) 乱数1発 : 81.25%
被ダメージ計算
ウォッシュロトムC252補正拘り眼鏡 放電→
27 ~ 32 (13.4 ~ 15.9%) 乱数7発
ハッサムA252補正テクニシャン拘り鉢巻
鋼テラスタル バレットパンチ→
148〜176 (73.6 〜 87.5%) 確定2発
サーフゴーC252補正 ゴールドラッシュ→
64〜76(31.8 〜 37.8%) 乱数3発 89.6%
Cダウンを考慮しない
テツノドクガC252補正クオークチャージ ヘドロウェーブ→
67〜81 (33.3 〜 40.2) 乱数3発 99.9%
テツノツツミC252補正クオークチャージ フリーズドライ→
92〜110 (45.7 〜 54.7%) 乱数2発 49.6%
イーユイC252補正拘り眼鏡 悪波→
42〜51 (20.8 〜 25.3) 乱数4発
下記より炎テラスタルで受けるものとする
ミミッキュA252補正命の球 じゃれつく+かげうち→
56 ~ 66 (27.9 ~ 32.9%) 確定4発+
51 ~ 60 (25.4 ~ 29.9%) 確定4発=
107 ~ 126 (53.3 ~ 62.7%)
キノガッサA252補正テクニシャン マッハパンチ→
75〜88 (37.3 〜 43.7%) 確定3発
パオジアンA252補正 つらら落とし+不意打ち→
66 ~ 78 (32.9 ~ 38.9%) 乱数3発 : 99.07%+
109 ~ 129 (54.3 ~ 64.2%) 確定2発=
175 ~ 207 (87.1 ~ 103.0%) 瀕死率 : 7.42%
ドラパルトA252補正拘り鉢巻 ドラゴンアロー→
194〜206 (86.5 〜 102.4%) 乱数1発 12.5%
苦手なポケモン
カイリュー 特性のマルチスケイルによってワンパンが困難ですが、コータスで予めステロを撒いておくと楽に戦えます。
テツノブジン 格闘、フェアリーどちらでも抜群をとられるためワンパンできないとやられてしまうしまいます。(特殊型なら話は別)
相性の良い味方・構築例
コータス 脱出パック+オーバーヒートによって相手の行動を見てから考えることができるため、安心してトドロクツキを着地させられます。
おわりに
ここまで長々とご閲覧ありがとうございます。
所々でコータスが出てきており、「一体誰の育成論なんだ?」と自分自身もハテナが浮かんでおります。
コンセプト上コータスとトドロクツキはセットな為詳しく記載せざるを得なかったのですが、技や調整などは記載していないので次回の育成論は「対面操作兼起点作成コータス」にしようと考えています(笑)
そちらはでき次第この育成論にもURLを貼ろうと思いますのでよろしければご一緒にご閲覧ください。
PS:コータスの育成論完成しました。