初めまして、ジョーと申します!
今回は、シーズン2の環境で流行りそうな先発を対策できるサザンドラサザンドラを考えてきたので提案します。
初投稿のため、仮想敵設定や努力値調整などが甘いかもしれません。
皆さんのご意見も踏まえて、より良い育成論にしていければと考えていますので、たくさんのコメントお待ちしています!
※本論ではHABCDSの略称を使用しています。
※似た型の育成論があったため、フォークさせていただきました。
シーズン1の振り返りとシーズン2の環境予想
シーズン1は600族が猛威を振るう環境でしたが、その中でも飛び抜けて活躍したのがカイリューカイリューでした。
様々な型のカイリューを対策するため、その強みの一つであるマルチスケイル対策としてステルスロックが流行しました。
またシーズン1終盤にはアンコールが流行し、ステルスロックを始めとする変化技使いや、つるぎのまいを始めとする積みアタッカーを完封しました。
使用可能ポケモンの変わらないシーズン2でも、引き続きカイリューやステルスロック・アンコールは流行すると考えられます。
採用理由と役割
先発が使いたい技として、下記2つを考えました。
・ステルスロックとアンコールの両方を対策できるちょうはつ
・シーズン2でも引き続き流行すると考えられるカイリュー対策のステルスロック
サザンドラはその両方を使用可能かつS98という高種族値で、メジャーなステルスロック使いに対し先攻でちょうはつを撃てます。
相手は交代せざるを得ず、その隙にステルスロックを撒いて有利な盤面を作れます。
またそもそも先発サザンドラはこだわりメガネ持ちのような火力全振りアタッカーが多く、この動き自体がとても読まれにくいです。
そして高い特攻種族値を活かし、盤面作成後に相手を大きく削ることも可能です。
持ち物
きあいのタスキ
防御方面の種族値も高いとはいえ、弱点の多いサザンドラは相手にワンパンされることが多々ある。
本論では行動保証のため、きあいのタスキを確定とする。
特性
ふゆう
特性固定のため、ふゆうで確定。
性格・努力値と調整
性格:おくびょう(S↑A↓)
メジャーなステルスロック使いのうち、S112のルガルガン(まひる)を除く最速がS94のデカヌチャンなため、それを抜ける性格としておくびょうで確定。
努力値:S252 C252 H4
S…前述に加え、ミラー対面時に先攻できる可能性のある252振り
C…盤面作成後、相手を問わず最大火力で相手を削れる252振り
H…余りの4振り
技構成
- 確定枠
ちょうはつ
ステルスロック
コンセプトのため確定。
- 必須選択枠
りゅうせいぐん
あくのはどう
りゅうせいぐんの命中不安やフェアリータイプによる無効を避けたい場合はこちら。
でんじはと組み合わせることで、まひるみによる上振れも狙える。
- 選択枠
ラスターカノン
サザンドラが誘うフェアリータイプに抜群を取れる技。
バークアウト
そこそこの火力で相手を削りつつ、Cダウンで相手の特殊アタッカーを起点にしやすい。
リフレクター
相手の物理アタッカーに対し先攻で壁を貼ることで、行動回数を増やしつつ相手を起点にしやすくもできる。
でんじは
テラスタル
はがね
フェアリー・ドラゴン・こおりといったサザンドラのメジャーな弱点を半減できる。
特にきあいのタスキの天敵であるドラゴンアローやつららばりを半減できるのが大きい。
ラスターカノン採用時は火力アップも見込める。
本コンセプトと相性が良いため、はがねテラスタルで確定。
ただしメジャーなテラスタルなため、読まれやすい点には要注意。
立ち回り例
対ステルスロック使い(デカヌチャンコノヨザルカバルドンなど)
1ターン目…自分:ちょうはつ、相手:ステルスロック
2ターン目…自分:ステルスロック、相手:交代
相手の場にステルスロックが設置されている状況となる。
キラフロルはマジカルシャインを持っており、攻撃してくる可能性が高いため、1ターン目はりゅうせいぐんを推奨。
ガブリアスは1ターン目では型の判定が難しいため、りゅうせいぐんで削るか、有利なポケモンに引くのが良い。
対低速~中速アタッカー(カイリューサーフゴードドゲザンなど)
1ターン目…自分:ステルスロック、相手:攻撃技 or 交代
2ターン目…自分:攻撃技、相手:攻撃技
サザンドラはひんしになるが、相手の場にステルスロックが設置されており、相手のポケモンが削れている状況となる。
1ターン目…自分:でんじは、相手:攻撃技
2ターン目…自分:攻撃技 or ステルスロック、相手:攻撃技
※でんじは採用の場合
サザンドラはひんしになるが、相手のポケモンがまひになっており、相手の場にステルスロックがあるか相手のポケモンが削れている状況となる。
対受け(後出し前提、ドオーなど)
1ターン目…自分:ステルスロック、相手:受けに交代
2ターン目…自分:ちょうはつ、相手:変化技
3ターン目…自分:攻撃技、相手:攻撃技 or 交代
相手の場にステルスロックが設置されており、更に相手のポケモンが削れている状況となる。
与ダメージ計算
- 対ステルスロック使い
りゅうせいぐん
HBデカヌチャン フェアリータイプのため無効
HSコノヨザル 118 ~ 141 (54.4 ~ 65.0%) 確定2発
CSキラフロル 129 ~ 153 (81.7 ~ 96.9%) 確定2発
HBカバルドン 142 ~ 168 (66.1 ~ 78.2%) 確定2発
HBガブリアス 248 ~ 294 (115.4 ~ 136.8%) 確定1発
あくのはどう
HBデカヌチャン 32 ~ 38 (16.7 ~ 19.7%) 確定6発
HSコノヨザル 73 ~ 87 (33.7 ~ 40.1%) 確定3発
CSキラフロル 79 ~ 94 (50.0 ~ 59.5%) 確定2発
HBカバルドン 87 ~ 103 (40.5 ~ 48.0%) 確定3発
HBガブリアス 76 ~ 91 (35.4 ~ 42.4%) 確定3発
- 対低速~中速アタッカー
りゅうせいぐん
HAカイリュー 218 ~ 258 (110.2 ~ 130.4%) 確定1発 ※マルチスケイル無し
HCサーフゴー 59 ~ 69 (30.5 ~ 35.5%) 乱数3発 : 36.86%
HAドドゲザン 62 ~ 73 (30.0 ~ 35.3%) 乱数3発 : 26.17%
あくのはどう
HAカイリュー 67 ~ 79 (33.9 ~ 39.9%) 確定3発 ※マルチスケイル無し
HCサーフゴー 146 ~ 174 (75.3 ~ 89.7%) 確定2発
HAドドゲザン 38 ~ 45 (18.4 ~ 21.7%) 乱数5発 : 60.18%
- 対高速アタッカー
りゅうせいぐん
ASドラパルト 272 ~ 324 (166.9 ~ 198.8%) 確定1発
ASマスカーニャ 144 ~ 171 (95.4 ~ 113.3%) 乱数1発 : 75%
CSウルガモス 103 ~ 123 (64.4 ~ 76.9%) 確定2発
あくのはどう
ASドラパルト 168 ~ 200 (103.1 ~ 122.7%) 確定1発
ASマスカーニャ 45 ~ 53 (29.9 ~ 35.0%) 乱数3発 : 14.33%
CSウルガモス 64 ~ 76 (40.0 ~ 47.5%) 確定3発
- 対受け
りゅうせいぐん
HDしんちょうドオー 78 ~ 93 (33.0 ~ 39.3%) 乱数3発 : 99.53%
あくのはどう
HDしんちょうドオー 49 ~ 58 (20.7 ~ 24.5%) 確定5発
被ダメージ計算
きあいのタスキ採用のため、連続技についてのみ記載します。
メジャーな連続技
A252振りようきドラパルトのドラゴンアロー
180 ~ 216 (107.2 ~ 128.6%) 確定1発
A252振りいじっぱりセグレイブのつららばり(5回)
280 ~ 340 (166.7 ~ 202.4%) 確定1発
苦手なポケモン
ミミッキュミミッキュ
カイリューカイリュー(先発)
こだわりスカーフ持ち中速アタッカー
ルガルガン(まひる)ルガルガン(まひる)
相性の良い味方・構築例
キラフロルキラフロル
強特性どくげしょうを持ち、物理アタッカー相手ならステルスロックと併せて盤面をとても有利にしやすい。
相手パーティが物理主体ならキラフロル、特殊主体もしくは先発がステルスロック使いと予想されるなら本論のサザンドラと使い分けると、安定して有利な盤面を作りやすい。
カイリューカイリュー
本論のサザンドラで相手のステルスロックを防げるため、安定してマルチスケイルを発動させられる。
マルチスケイルによる高耐久と、持ち前の高火力やしんそくによる相手の行動制限で勝ちを掴み取りやすい。
セグレイブセグレイブ
ヘイラッシャヘイラッシャ