チヲハウハネ- ポケモン育成論SV

はじめに

初めまして。初めて育成論を投稿させていただくので稚拙な点が多いかと思いますが、どうか温かい目で見てやってください。

チヲハウハネというポケモン

チヲハウハネチヲハウハネはぽへチャンネル御用達のマッシブーンマッシブーンと同じ虫、格闘タイプのポケモンです。高い攻撃種族値にそこそこの耐久もそろえ、技範囲もめちゃくちゃ広い豪華なポケモンとなっています。

採用理由と役割

• 採用理由は特性こだいかっせいによって種族値を攻撃に割かずにアタッカーとして運用できること、そして余った努力値を耐久に振って受けまでできちゃうことです。攻撃努力値無振りでもこだいかっせいを発動すれば攻撃実数値は201.5、攻撃特化の実数値205とほとんど変わりません。今回は攻撃の代わりに防御に努力値を極振りし、耐久を上げています。個人的には防御特化攻撃無振りでもこだいかっせいが発動すれば攻撃が上がるので、努力値も調整する必要がないところも魅力でした。

• 役割は先ほども言った通り受けと物理アタッカーです。耐久と攻撃の両方を兼ね備えているので、飛行タイプ以外の物理ポケモンには割と安直に投げられます。ざっくり言うと基本の運用は、ビルドアップを積んで耐久と攻撃を上げ、あさのひざしで回復しながら殴る感じです。詳しい運用は後述。

持ち物

ブーストエナジー
ほぼ確定。このコンセプトの要です。

特性

こだいかっせい
だってこれしかないもん

性格・努力値と調整

• HP252
• 防御252
• あまり攻撃4
• 性格わんぱく(防御上げ特攻下げ)

技構成

• 確定枠

ビルドアップ
耐久も攻撃も上がるこの型にとって一石二鳥の積み技。

あさのひざし
耐久型では絶対欲しい回復技。晴れパ以外との天候パは相性最悪。

• 選択枠

かわらわり　威力75
デメリットなしで打てる格闘タイプ一致の最高火力。壁破壊もできる。耐久するうえでデメリットは非常に邪魔なのでインファイトやばかぢからは採用しないほうがいい。

とびかかる　威力80
追加効果で相手の攻撃を下げるので実質自分の防御にバフをかけられる。
虫技はあまり通りがよくない。

きゅうけつ　威力80
とびかかると選択。ビルドレインやりたかったらこれ。
虫技は通りg(以下略)

アクロバット　威力55(110)
持ち物がなかったら威力二倍の飛行技。ブーストエナジーと非常に相性がいい。

しねんのずつき　威力80
エスパー枠。有利なはずのはがねタイプとあくタイプに防がれるのが難点。優先度は低め。

じしん
対ほのおタイプ。ラウドボーンラウドボーンの受けだしを許さない。

ワイルドボルト
対ひこうタイプ。反動ダメージが痛い。

フレアドライブ
タイプ一致技が両方半減以下にされるサーフゴーサーフゴーに強く出れる。

テラスタル

• はがね

弱点の飛行タイプを半減にする。ほのおへの耐性がつかないのが難点。

• じめん

ひこう、ほのおを等倍まで抑える。マスカーニャマスカーニャにめちゃくちゃ弱くなるので注意。

立ち回り例

　汎用性を重視した型なので相手がこちらへの弱点をつけないアタッカーの場合は受けだしでもいいパターンが多いです。ただ防御特化といっても種族値が79とお世辞にも高いとは言えないため基本は先発か死に出しが安定です。特防は高いのであまり心配いらないです。相手に壁はり要員がいるときは先発で出してビルドアップの起点にしましょう。かわらわり搭載の場合は完全にカモです。

　場に出た時の立ち回りですが、初手はビルドアップが安定です。そこそこの素早さもあるので、相手が鈍足アタッカーの場合は特に打ちやすいです。二ターン目は基本殴ります。ちょっとダメージが痛い場合は回復を挟んでもいいです。後続を意識して余裕がある場合はもう一回積んでもいいですが、あまり後続が重くない場合二ターンで済む攻撃を三ターンやることになるので後続が重い場合だけ何回も積みましょう。

　積み終わったら回復しながら殴るだけです。チヲハウハネチヲハウハネは一度引くとこだいかっせいが消えるためあまり引きたくないですが、不利対面になると素直に引くことも大事です。

与ダメージ計算

ダメージ計算にはGame8さんの
https://game8.jp/pokemon-sv/damage_calculator
を使っています。

能力ランクが上がっている場合(+1)と表記します。

• 対サーフゴーサーフゴー

　HP252

じしん(+1)　198 ~ 234 (102 ~ 120.6%) 確定1発
　　　
フレアドライブ(+1)　 238 ~ 280 (122.6 ~ 144.3%) 確定1発　

ワイルドボルト(+1)　89 ~ 105 (45.8 ~ 54.1%) 乱数2発 (47.7%)

　HP4、防御212

じしん(+1)　160 ~ 190 (98.1 ~ 116.5%) 乱数1発 (87.5%)
　　　
フレアドライブ(+1)　192 ~ 228 (117.7 ~ 139.8%) 確定1発　 　

ワイルドボルト(+1)　73 ~ 86 (44.7 ~ 52.7%) 乱数2発 (23.8%)

• 対ドラパルトドラパルト

耐久無振り

じしん(+1)　119 ~ 141 (73 ~ 86.5%) 確定2発

とびかかる(+1)　72 ~ 84 (44.1 ~ 51.5%) 乱数2発 (10.5%)

アクロバット(+1)　131 ~ 155 (80.3 ~ 95%) 確定2発

• 対キョジオーンキョジオーン

　HP252、防御特化

じしん(+1)　114 ~ 136 (55 ~ 65.7%) 確定2発

かわらわり(+1)　128 ~ 152 (61.8 ~ 73.4%) 確定2発

とびかかる(+1) 69 ~ 82 (33.3 ~ 39.6%) 確定3発

• 対ラウドボーンラウドボーン

HP252、防御特化

じしん　126 ~ 150 (70.3 ~ 83.7%) 確定2発

アクロバット　70 ~ 83 (39.1 ~ 46.3%) 確定3発

ワイルドボルト　57 ~ 68 (31.8 ~ 37.9%) 乱数3発 (94%)

• 対サザンドラサザンドラ

　耐久無振り

かわらわり(+1)　234 ~ 276 (140.1 ~ 165.2%) 確定1発

とびかかる(+1)　248 ~ 294 (148.5 ~ 176%) 確定1発

アクロバット(+1)　113 ~ 134 (67.6 ~ 80.2%) 確定2発

被ダメージ計算

サーフゴーサーフゴー

特攻特化

ゴールドラッシュ　109 ~ 130 (56.7 ~ 67.7%) 確定2発

シャドーボール　75 ~ 88 (39 ~ 45.8%) 確定3発

ガブリアスガブリアス

　攻撃特化

げきりん　94 ~ 112 (48.9 ~ 58.3%) 乱数2発 (98%)

じしん　39 ~ 47 (20.3 ~ 24.4%) 確定5発

ギャラドスギャラドス

　攻撃特化

たきのぼり　61 ~ 73 (31.7 ~ 38%) 乱数3発 (94.9%)

テラバースト(ひこう)　324 ~ 388 (168.7 ~ 202%) 確定1発

ドラパルトドラパルト

　攻撃特化

ドラゴンアロー　74 ~ 90 (38.5 ~ 46.8%) 確定3発

とんぼがえり　17 ~ 21 (8.8 ~ 10.9%) 乱数10発

苦手なポケモン

• ひこうタイプ、ひこう技持ち全般(テラスタルで対策)
• ちょうはつ持ち

ちょうはつされると耐久が高い相手だと起点にされます。おとなしく引きましょう。
ごり押し出来そうならやっちゃえばいいです。

• 状態異常にしてくる相手

相性の良い味方・構築例

この型の弱点であるほのお、ひこう両方を半減でき、かつ弱点もとれるいわタイプのポケモンと相性がいいです。また状態異常や変化技もかなりいやなので、キョジオーンキョジオーンやサーフゴーサーフゴーと組ませるとよいかもしれません。サーフゴーはこの型と一緒に使うならパワージェムを採用したほうがいいかもしれませんね。

最後に

ここまでご覧になってくれてありがとうございました。まだまだ未熟ものですので、ご指摘などあればコメント欄に書いてくれると嬉しいです。もうすぐパラドックスポケモンも解禁になるので、乗り遅れる前に早めに準備しましょう!