ドクロッグ- ポケモン育成論SV

【環境意識】乾燥肌ドクロッグ【じめんテラス】

2023/01/07 04:38 / 更新:2023/01/07 06:45

ドクロッグ

HP:HP 83

攻撃:攻撃 106

防御:防御 65

特攻:特攻 86

特防:特防 65

素早:素早 85

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ドクロッグ  どく かくとう  【 ポケモン図鑑 】

性格
いじっぱり(攻撃 特攻)
特性
かんそうはだ
努力値配分(努力値とは?)
HP:132 / 攻撃:68 / 防御:4 / 特防:68 / 素早:236
個体値:31-31-31-x-31-31
実数値:175-148-86-x-94-135 (素早さ比較)
覚えさせる技
ねこだまし / どくづき / なげつける / じしん
持ち物
どくバリ
テラスタイプ
じめん

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ルール
シングルバトル
このポケモンの役割
物理アタッカー
登録タグ

考察

初めまして。ぺてぃおと申します。
ポケモンの育成論を投稿するのはこれが初めてです。
拙い文章や、読みにくい構成などもあるかもしれませんが、都度修正していきますので、コメントいただければ幸いです。
今回の育成論ではポケモンのステータスをHABCDS方式で表記します。
ダメージ計算はポケソル様のダメージ計算機(https://sv.pokesol.com/calc)を使用しております。

採用理由と役割

ドクロッグドクロッグの種族値はお世辞にも高いとは言えません。一番高いAが106、Sも85と一応サーフゴーサーフゴーサーフゴーより1高いですが、なんとも言えない数値です。
タイプはどく+かくとうという独特なタイプと、広い技範囲を持つポケモンです。
特性は「きけんよち」「かんそうはだ」「どくしゅ」の3種類あり、特に「かんそうはだ」ドオードオードオーの「ちょすい」と比べるとデメリットもありますが、みずタイプ技を無効にしながら回復する強力な特性です。
そして今作で追加されたテラスタルを使用し、じめんタイプになることで、じめんタイプの弱点のみず技を無効にしながら、でんき技を無効にできるようになります。
勘のいい皆さんならこれでお分かりかと思いますが、みず、でんきが無効にできるとなると、環境でよく見かけるウォッシュロトムウォッシュロトム水ロトムに対してとても強く出ることができます。水ロトムがよく採用しているフェアリーテラスタルに対しても、どく技で攻撃できるのが魅力です。
そこに広い技範囲からいろんなポケモンに対して対策ができるので、今回育成論として投稿しました。

持ち物

色々と悩みましたが、今回は「どくバリ」を採用しました。効果はどくタイプの技の威力を1.2倍になるというものです。
メインウェポンのどくづきの火力を上げる他、なげつけるを使った時に、追加効果で100%の確率でどく状態にすることができます。

他のもちものとしては以下がおすすめです。

  1. きあいのタスキ

 耐久の低いポケモンなので、相手の攻撃を一度耐えて、行動回数を担保できるのは強力です。しかし、一撃で切り返したり、相手のサイクルを破壊できるほどの火力は持っていないのが難点。

  1. こだわりスカーフ

 半端なすばやさを補うもちものです。こちらも行動回数を担保するという意味では優秀ですが、競合しやすいもちものなので、他に使いたいポケモンがいたら譲った方が良いかと思います。

特性

「かんそうはだ」
ほのおタイプの技の受けるダメージが1.25倍になる。みずタイプの技を受けると、ダメージを受けずHPが最大HPの1/4回復する。また、天気が『にほんばれ』の時は毎ターン最大HPの1/8のダメージを受け、『あめ』の時は毎ターンHPが最大HPの1/8回復する。
(ポケ徹の情報ページから抜粋)

この特性がこの今回このポケモンを育成しようと思ったキモの部分になります。デメリットも大きいですが、もとより耐久の低いドクロッグドクロッグとしてはあまり気になりません。

性格・努力値と調整

  • 性格

いじっぱり(こうげき↑とくこう↓)
ドクロッグドクロッグは特殊技も多く覚えますが、今回は技構成で特殊技を採用しないので、いじっぱりを採用しました。

  • 努力値・調整

132-68-4-0-68-236
HPは132振って実数値175、16n-1調整です。
そこにDに68振ることでC特化サーフゴーサーフゴーサーフゴーのゴールドラッシュを確定耐えすることができます。
Sは236振って実数値135、最速キノガッサキノガッサキノガッサ抜き調整です。

技構成

  • 必須枠

ねこだまし

マスカーニャマスカーニャキノガッサキノガッサキラフロルキラフロルの「きあいのタスキ」を潰しながら動ける便利な技です。
絶妙に足りないAのダメージを傘増しできる貴重な技です。

どくづき

ドクロッグドクロッグのメインウェポンです。火力は控えめですが、30%で相手をどく状態にできるので、期待値は低くありません。
キノガッサキノガッサや最近増えているしんりょくマスカーニャマスカーニャ、また、マリルリマリルリに対して刺さります。

  • 選択枠

じしん

ご存知優秀なサブウェポンです。どくづきが無効になるはがねタイプへの牽制になります。今回の育成論ではじめんテラスタルを使うので、なかなかの火力になります。特にキラフロルキラフロルに対しては相手のすばやさ調整次第でねこだましからのじしんで行動させずに倒すことも可能です。

インファイト

地味に今作から習得したタイプ一致高火力技です。
サザンドラサザンドラドドゲザンドドゲザンのように強力なあくタイプ、はがねタイプがいるので使いやすい技です。しかし、サーフゴーサーフゴードラパルトドラパルトのようなゴーストタイプやテラスタルなどもあるので過信は禁物。

なげつける

マスカーニャマスカーニャウォッシュロトムウォッシュロトムサーフゴーサーフゴートリックに対する対策技です。こだわり系アイテムでの役割停止を防止します。今回はもちものに「どくバリ」を採用しているので威力70で、追加効果でどく状態にできるのも良いところ。

ちょうはつ

カバルドンカバルドンキョジオーンキョジオーンのような鈍足受けサポート、パルシェンパルシェンポットデスポットデスのような積みアタッカーなどに刺さる技ですが、交代先に負荷をかける技が少ないため、扱いは難しいです。

ふいうち

貴重な先制技です。ドクロッグドクロッグだとよく採用される技ですが、火力がイマイチ足りず、積みアタッカーには起点にされやすいので、注意が必要です。

テラスタル

じめんテラスタルです。
基本的には今回の育成論のコンセプトではウォッシュロトムウォッシュロトムロトム対策で検討したのでじめんテラスタル一択です。

ドクロッグドクロッグは耐久の低いポケモンなので、タイプ受けのテラスタルは無効以外は採用が難しいと思います。なので、もし他のテラスタイプにする場合は火力を伸ばすかくとうテラスタルなどがおすすめです。

立ち回り例

基本的にはウォッシュロトムウォッシュロトムロトムを見たら出していいと思います。
みず技を呼びやすいカバルドンカバルドンカバルドン、キョジオーンキョジオーンキョジオーンなどの初手要員からの交代で出します。
他にはキノガッサキノガッサキノガッサ、キラフロルキラフロルキラフロルがいたら先発も良いと思います。ねこだましからどくづきもしくはじしんで確定で倒すことができます。

与ダメージ計算

  • どくづき

H252ウォッシュロトムウォッシュロトム 64〜76(40.8〜48.5%) 確定3発
H252キノガッサキノガッサ 162〜192(97.1〜115.0%) 高乱数1発
B140マスカーニャマスカーニャ 150〜176(99.4〜116.6%) 高乱数1発
H252マリルリマリルリ 162〜192(78.3〜92.8%) 確定2発

  • じしん

H244サーフゴーサーフゴー 98〜116(50.8〜60.2%) 確定2発
※テラスタル時 146〜174(75.7〜90.2%) 確定2発
H252ドドゲザンドドゲザン 80〜96(38.7〜46.4%) 確定3発
※テラスタル時 120 ~ 144 (58.0 ~ 69.6%) 確定2発
HB特化ラウドボーンラウドボーン 68〜80(32.3〜38.0%) 高乱数3発
※テラスタル時 102〜120(48.4〜56.9%) 高乱数2発

  • インファイト

HB特化ドドゲザンドドゲザン 216〜256(104.4〜123.7%) 確定1発
耐久無振りサザンドラサザンドラ 186〜218(111.4〜130.6%) 確定1発
耐久無振りセグレイブセグレイブ 180〜212(94.8〜111.6%) 中乱数1発

被ダメージ計算

ひかえめC252サーフゴーサーフゴー
ゴールドラッシュ 147〜174(84.0〜99.5%) 確定2発
シャドーボール 99〜117(56.6〜66.9%)確定2発

いじっぱりA252マリルリマリルリ(ちからもち)
じゃれつく 133〜157(76.0〜89.8%)確定2発

いじっぱりA252カイリューカイリュー
鉢巻ノーマルテラスしんそく 160〜190(91.5〜108.6%)中乱数(50%)2発
(DでなくBに68振ると確定2発になります)
鉢巻げきりん 240〜283(137.2〜161.8%)確定1発

ひかえめC252サザンドラサザンドラ
りゅうせいぐん 153〜180(87.5〜102.9%)低乱数1発(18.75%)
眼鏡だいもんじ 145〜171(82.8〜97.7%)確定2発

ひかえめC252ウルガモスウルガモス
ほのおのまい 112〜133(64〜76%)確定2発

いじっぱりA252キノガッサキノガッサ
じならし 106〜126(60.6〜72.0%)確定2発

苦手なポケモン

ドラパルトドラパルトドラパルト
タイプ相性的にも、種族値的にも無理です。タイプ一致技が両方半減以下な上、鉢巻や珠のドラゴンアローは耐えられません。

ガブリアスガブリアスガブリアス
上からじしんを打たれるだけで倒される耐久なのが悲しいところ。かろうじてねこだましやふいうちなどで先制して動けたところで、さめはだで削られるのが厄介。

相性の良い味方・構築例

カバルドンカバルドンカバルドン、キョジオーンキョジオーンキョジオーンなど
みず技を呼びやすい先発要員。ステルスロック展開などでドクロッグドクロッグドクロッグの足りない火力を補ってくれます。耐久もあり、安定した引き先になるの評価点。

サザンドラサザンドラサザンドラ
ドクロッグドクロッグドクロッグが苦手なポケモン(どく、かくとう半減以下)のゴーストタイプなどに強く出ることができ、ドクロッグの弱点のじめん技を特性の「ふゆう」で無効、サザンドラ自身の弱点のフェアリーを等倍、かくとうを半減で受けることができます。特にマリルリマリルリマリルリに対しては強く出ることができ、水技を無効で受けた上、ねこだましからどくづきで倒していけます。

終わりに

いかがだったでしょうか。初投稿ということで、競合の少ないマイナーポケモンで書いてみました。
読みにくかったり、情報の不足などもあるかもしれません。是非コメントでご指摘ください。
大事な使用感ですが、個人的には非常に扱っていて楽しいポケモンだと思っています。
環境の中でも器用に扱えれば、活躍の機会は多いと思います。テラピース集めが大変だとは思いますが、一度使ってみてもらえたら幸いです。

投稿日時 : 

最終更新日時 : 2023/01/07 06:45

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HP:4 / 攻撃:252 / 素早:252
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コメント (2件)

  • ページ:
  • 1
23/01/07 10:11
1@レーウィン (@reiwinn)
カバルドン出して水ロトムと対面し、ドクロッグに引いた時にトリックをされる可能性を想定されて投げつける採用するという流れはハピナスでは見られた光景ですがドクロッグでも採用している点で面白い育成論だと思いました。
ただ、水ロトムは相方にアーマーガアを採用している構築が多く、アーマーガアをケアするにはどうしたらいいかはこのドクロッグを使うに当たって対策必須になりそうです。
また、サーフゴーのゴールドラッシュ耐えまで努力値を耐久にさいてますが、このドクロッグの場合はサーフゴーに先手を取られる可能性が十分あり、ふいうちを採用してない場合やじめんテラスタルじしんのダメージを見るとどちらにしろ対面不利な印象です。計算したところ、H4サーフゴーでもテラスタル地震で37.5%の乱数と若干不利です。ふいうちを採用しない限り、ステロダメージが入ってもサーフゴーの様々な調整を考えると不利に見えます。
と考えると、水ロトム起点のビルドドレパンふいうちなげつけるみたいな型の方がロトムアマガドラパみたいなパーティを崩すには楽ですし、サーフゴーを絶対狩りたい場合はふいうちなげつけるじしんどくづきみたいな型の方が安定しそうです。マスカーニャも、キラフロルも、みたいな感じで欲張った結果、マイナーたる所以の種族値の低さがモロに影響受けて中途半端になってないか考えてしまいます。
23/01/07 11:09
2ぺてぃお (@petio_0217594)
>レーウィンさん
さっそくのコメントありがとうございます。しっかりとご覧いただいた上でコメントしていただいて、嬉しい限りです。
以下、コメント内容について返信していきます。

まずは、アーマーガア受けに対する回答ですが、確かに足りない火力と噛み合わないタイプのこともあり、対処が難しいポケモンです。このドクロッグを採用するとなると、アーマーガアに対して動けるアタッカーを別に採用する必要がありそうです。自分は今回のこのドクロッグを使うに当たって、構築にウルガモス、眼鏡サザンドラにだいもんじを採用するなどして対応しておりました。
次にサーフゴーのゴールドラッシュ耐え調整についてですが、根本的にはサーフゴーは役割の対象とするには厳しいと私も思っています。ただ環境的にはどうしても避けられない対面であり、攻撃に努力値を振っても確定数に大きな変化も見られなかったため、HP特防に振った方がそこで行動を一回担保でき、汎用性を高められると考えました。
火力不足は低種族値永遠の課題で、そこを相性のいいポケモンに挙げたカバルドンなどのサポートを採用せざるを得ないのが悲しいですね。ふいうちは採用検討しましたが、ステロ込みでじしんと比べてもサーフゴーを倒すまでに至らず…今後も使用しつつ調整していきます。
最後にドクロッグが水ロトム起点でできる行動について、ビルドドレパンなげつけるふいうちといった構成の方がロトムの後ろのアーマーガア、ドラパルトなどを崩しやすい、とのことですが確かにその通りかと思います。今回の育成論では、役割を広げようとしすぎて、結果器用貧乏のようになっている面は感じました。
今回の型は、調べていった結果キノガッサ、マリルリといったサザンドラが対面したくないポケモンに対して強いということがわかりましたので、その方面でさらに調整を加えてみたいと思います。
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