アメタマ- ポケモン育成論SV

【劣化とは言わせない】雨始動+ねばねば起点作り型アメタマ

2023/01/05 23:13 / 更新:2023/02/12 12:19

アメタマ

HP:HP 40

攻撃:攻撃 30

防御:防御 32

特攻:特攻 50

特防:特防 52

素早:素早 65

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アメタマ  むし みず  【 ポケモン図鑑 】

性格
おくびょう(素早 攻撃)
特性
すいすい
努力値配分(努力値とは?)
HP:4 / 特攻:252 / 素早:252
個体値:31-0-31-31-31-31
実数値:116-31-52-102-72-128 (素早さ比較)
覚えさせる技
ねばねばネット / ハイドロポンプ / あまごい / パワーシェア
持ち物
きあいのタスキ
テラスタイプ
みず

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ルール
シングルバトル
このポケモンの役割
サポート
登録タグ

考察

エビたくあんと申します。
育成論の投稿を初めてから1ヶ月ほどが経ちますが、早くも8本目の育成論となりました。どうぞ最後まで閲覧ください。

注意点

  • 非公式の略語(HABCDS等)を一部に用います。
  • タイトルに【劣化とは言わせない】とありますが、一部他ポケモンに劣る部分もあります。ご了承ください。
  • 本論で記載されるポケモンは全て理想個体を想定しています。
  • ダメージ計算はポケソル様を使用しました。

(https://sv.pokesol.com/calc)

アメタマアメタマアメタマについて

  • 分類:あめんぼポケモン
  • タイプ:むし みず
  • 特性:すいすい (夢)あめうけざら
  • 種族値:H40 A30 B32 C50 D52 S65 計269

アメモースアメモースの進化前とだけあって全体的に低い種族値になっており、対戦で見かけることはまずないでしょう。

主な役割

あまごいで雨始動+ねばねばネットを撒いて裏のサポートをします。タイトルのまんまですね。詳しい動きについては立ち回り例にて。

持ち物

きあいのタスキ

持たせると、HPが最大の時、『ひんし』状態になるダメージや一撃必殺の技を受けても必ず1残る。ただし、1度使用するとなくなる。

1回分の行動が保証されます。アメタマアメタマは防御性能が終わってるのでこれで確定です。特性がんじょうと違ってかたやぶりで貫通されることがないので安心です。

特性

すいすい

天気が『あめ』の時、『すばやさ』が2倍になる。

雨パ始動も兼用するのでこれで確定です。もう1つのあめうけざらは輝石を持たせて受けとして使う場合は有効になるかもしれません。ただし今回は不採用。

性格・努力値と調整

  • 調整案1

おくびょう H4余り CS252(ぶっぱ)
耐久に振っても耐える例が少ないのでCSぶっぱにしました。性格は早く動きたいのでおくびょうにしました。準速にしても雨下で最速142族ドラパルトドラパルトを抜けるくらいの素早さがあるのでひかえめでも構いません。

  • 調整案2

ずぶとい H252 B44 S212余り
耐久に振っても耐える場合がないと記載したところですが、一応耐久に振るメリットもあります。この調整だとA特化セグレイブセグレイブのつららばりを5回確定耐えすることができます。ハチマキやつぶてで簡単に対策できてしまいますが、ラウドボーンラウドボーン対策などが他で済んでいる場合はこれで育成しましょう。余りのS212は雨下で最速スカーフサーフゴーサーフゴーと同じくらいになるので、しっかり最速ドラパルトドラパルトも抜けています。ちなみにドラゴンアローは耐えません。

  • 調整案3

おくびょう H164 B244 S100
コメントで頂いた調整案です。この調整にすることで苦手な相手であるドラパルトドラパルト(A252)のドラゴンアローを高乱数で耐えることができます。S100はすいすい下で最速142族ドラパルトドラパルトの実数値を1だけ上回るため、ドラパルトドラパルト対面に特化した調整案になっています。

技構成

  • 確定枠

ねばねばネット

裏の中速アタッカーの全抜きに大きく貢献することができます。浮いている相手には無効なものの強力な置き技なので撒いておきたいです。

あまごい

雨始動という役割も兼ねるのがコンセプトなので確定枠とします。タスキを盾に初手で打ちます。

  • 選択枠

パワーシェア

相手と自身のAC実数値をそれぞれ足して2で割ります。アメモースアメモースよりもAの低いアメタマアメタマが使えば相手の攻撃力を大幅に下げることが可能です。

ハイドロポンプ

威力110の一致高火力水特殊技です。C種族値はあまり高くはないですが+雨補正で放てばH252ラウドボーンラウドボーンを中乱数で落とすくらいの火力があるので、雨ターンを稼ごうとする相手に圧をかけることができます。当たらない

くろいきり

相手が積みアタッカーだった場合に、起点にされないための技です。使える場面が限られるのと打つ暇のないのが欠点です。

れいとうビーム

攻撃技枠の1つで、ハイドロポンプと選択。ガブリアスガブリアスボーマンダボーマンダなどの氷4倍組に意表を突けますが、雨補正やタイプ一致補正が入らないので火力は少し低めです。

とびつく・とびかかる

相手のS・Aを確定で1段階下げます。A0個体を理想としているのでダメージは雀の涙ほどです。

テラスタル

みずで確定とします。タイプ相性的な耐久をテラスタルで克服したところで数値的な耐久が低すぎるのでラウドボーンラウドボーン意識のみずテラスタルを選択しました。起点作りにテラスタルを使うのは少しもったいない気がするので、できればこのポケモンにテラスタルは切りたくない所。

立ち回り例

  1. タスキで相手の攻撃を耐えてあまごいで天気をに変更します。
  2. すいすいで相手の上を取り、ねばねばネットを敷きます。
  3. そのまま相手の次の攻撃で退場。相手が積み技を選択した場合くろいきりで対応します。

シンプルで1番やりやすい動きです。最速雨アメタマアメタマの素早さ実数値は256となり、最速スカーフガブリアスガブリアス辺りまで抜けます。
ラウドボーンラウドボーン対面では、初手であまごいをするまでは同じですがその後はハイドロポンプで倒しにいくかねばねばネットを撒くかの2択になります。しかし、中にはバークアウトを採用している型もいるのでその場合は確定で耐えられてしまうのでねばねばネット安定のパターンもあります。

アメモースアメモース進化後との比較

  • アメモースアメモース種族値:H70 A60 B62 C100 D82 S80 計454
  • 特性:いかく (夢)きんちょうかん

アメタマアメタマから合計種族値が185伸び、C100 S80に合わせてちょうのまいもあるのでアタッカー向きの性能になっています。今回はねばねばネットを撒く起点作りアメモースアメモースとしての比較をします。

  • 素早さ

アメタマアメタマアメモースアメモースに進化することで、特性が全て入れ替わります。(すいすい→いかく、あめうけざら→きんちょうかん)
注目するべきはすいすいの有無です。最速アメモースアメモースの素早さ実数値は145なので、雨下アメタマアメタマなら準速でも余裕で勝っています。(実数値234)そのため、あまごいと合わせて起用すると雨始動+ねばねばネットが高確率で決められます。

  • 複合タイプ

アメタマアメタマは進化することでタイプも変わります。
[アメタマアメタマむし みずアメモースアメモースむし ひこう]となっています。私が注目したのはみずです。みず複合であることで素でハイドロポンプにタイプ一致補正をかけることができます。これにより、C特化+雨補正ハイドロポンプでラウドボーンラウドボーンを確定で落とすことができます。C特化アメモースアメモースのハイドロポンプでは、テラスタル一致か雨補正をかけなければ落とせません。ラウドボーンラウドボーンの対策のためだけにアメモースアメモースにあまごいを採用すると技枠が無駄になりますが、アメタマアメタマならすいすいで裏のポケモンにも対応することができます。

他にも奇襲性能、パワーシェアによるAの下降率など他にも勝っている点がありますが、もちろん負けている部分もあるためお互いに一長一短となっています。

  • おいかぜについて

アメモースアメモースはおいかぜを覚えるのですいすいなしでもSを2倍にできる上に裏の通常ポケモンのSも上げられるのでアメタマアメタマが劣って見えますが、初手においかぜをして次のターンに退場したとすると残りの風ターンは2ターンになります。そのため受けポケモンなどで風ターンを稼がれると全抜きすることが難しいです。

与ダメージ計算

  • あまり攻撃できる機会がないので与ダメ計はハイドロポンプのみです。
  • アメタマアメタマ側の性格はおくびょう想定

ハイドロポンプ(+雨補正)

vs ラウドボーンラウドボーンラウドボーン(H252)
200 ~ 236 (94.8 ~ 111.9%) 乱数1発 : 68.75%
vs ウルガモスウルガモスウルガモス(H252)
152 ~ 182 (79.2 ~ 94.8%) 確定2発
vs ソウブレイズソウブレイズソウブレイズ(H4)
162 ~ 192 (107.3 ~ 127.2%) 確定1発
vs キョジオーンキョジオーンキョジオーン(H252/D4)
174 ~ 206 (84.1 ~ 99.6%) 確定2発
vs ヒートロトムヒートロトムロトム(H180)
152 ~ 180 (102.8 ~ 121.7%) 確定1発

被ダメージ計算

  • 抜群を突かれるとまず耐えません。等倍でも乱数で耐える場合と半減のダメ計のみを記載します。
  • 努力値252+性格補正を特化と表記します。
  • 物理

vs オノノクスオノノクス命の珠じしん(A特化)
103 ~ 121 (88.8 ~ 104.4%) 乱数1発 : 31.25%
vs アーマーガアアーマーガアアイアンヘッド(A無振り)
46 ~ 55 (39.7 ~ 47.5%) 確定3発
vs コノヨザルコノヨザルインファイト(A252)
108 ~ 128 (93.2 ~ 110.4%) 乱数1発 : 62.5%
vs マリルリマリルリちからもちアクアブレイク(A252)
93 ~ 111 (80.2 ~ 95.7%) 確定2発
vs ヘイラッシャヘイラッシャウェーブタックル(A4)
78 ~ 93 (67.3 ~ 80.2%) 確定2発
vs ドラパルトドラパルトふいうち(A特化)
96 ~ 113 (82.8 ~ 97.5%) 確定2発

  • 特殊

vs ラウドボーンラウドボーンフレアソング(C無振り)
82 ~ 97 (70.7 ~ 83.7%) 確定2発

見てわかる通り耐久力がとてつもなく低いです。ただし、タスキがあるのであまり気になりません。特殊方面のダメ計が少ないのはほぼほぼ確定1発で落とされるからです。

苦手なポケモンなど

連続攻撃はタスキがあったとしても貫通して落とされてしまうので、起点作りという最大の役割を果たすことなく散ってしまうことになります。

変化技中心で動くので、上からちょうはつで封じられてしまうと仕事ができません。アメタマアメタマと対面してオーロンゲオーロンゲなどが大人しく壁貼りをするとは到底思えないのでちょうはつ警戒は常にするべきでしょう。

相性のいい味方

雨下では『かみなり』と『ぼうふう』が必中になる仕様があるので、その両方をタイプ一致で使えるタイカイデンタイカイデンと非常に相性がいいです。しかし、タイカイデンタイカイデンは素のS種族値がマスカーニャマスカーニャ以上と、高水準な数値を持っているためねばねばネットの恩恵が少なくなってしまいます。

上に同じく、かみなりを一致で打てるという部分に着目しました。タイカイデンタイカイデンと違い、S種族値90と少し物足りない数値になっており、ねばねばネットの恩恵が大きいです。最速ピカチュウピカチュウはねばねばネットに引っかかった最速ドラパルトドラパルトも抜けるので、でんきだまと合わせれば突破できる相手も増えること間違いなしです。

アメタマアメタマと同じすいすい持ちです。雨下でテラスタルすればテラス一致+雨補正で上からタイプ相性を無視して相手を潰せるので、非常に強力です。しかしねばねばネットの恩恵が少なく、雨始動はペリッパーペリッパーで十分となってしまいます。

みず・でんきという珍しい複合タイプで、かみなりを一致で打ちつつ雨補正の恩恵も強く受けられるので相性がいいです。基本的にメガネで起用されることが多く、ねばねばネットと合わせれば実質メガネとスカーフを併せ持っているのと同じ状態になるので、生半可なポケモンでは止まらないようになります。

さいごに

最後まで閲覧いただきありがとうございます。今回は今まで考察した中で最もマイナーと思われるアメタマアメタマの育成論でした。やはり進化後のアメモースアメモースとの差別化が難しく、複雑な立ち回りなどに苦戦してしまいました。疑問点などがある場合はコメントにて遠慮なくご指摘ください。

投稿日時 : 

最終更新日時 : 2023/02/12 12:19

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コメント (6件)

  • ページ:
  • 1
23/01/07 10:41
1@レーウィン (@reiwinn)
雨+ねばねばネットした後に繋がる先のポケモンって具体的にどういったポケモンがあげられますか?ブロスターとかになるのでしょうか?
雨を使いつつねばねばネットの効果をフルで使えるポケモンはそこまで多くないはずなので、それらを含めた育成論だと使い方のイメージがしやすくなってとても助かります。
23/01/07 10:52
2エビたくあん (@ebitakuan)
>>1
@レーウィンさん、コメントありがとうございます。

ねばねばネットと雨を生かせる相性のいいポケモンの記述が足りていなかったので追記したいと思います。
雨下では本来命中不安である『かみなり』や『ぼうふう』などの強力な技がが必中になるので、そういった技を採用した中速特殊アタッカーなどと相性がいいと私は考えています。具体的なポケモンは後に育成論内に追記させていただきます。
23/01/07 11:53
3竜巻 (@mhpxlink)
44444
アメタマを使うとしたら、の論なので、自分としてはこれでも充分な内容かなと思いました。

相性の良い味方に、CSベースの珠水ロトムがいても面白そうかな、と感じてます。
浮いてる竜対策が出来るポケモンも、ねばねばネットとの相性が良いように感じます。
(あくまでも私感です)

また、調整案がありますので、下記に記します。

実(努):H136(164)-Ax↓-B83(244)-C70〜55(パワーシェア想定)-D72-S107↑(100)
S:すいすい時最速142族+1
H-B:陽気ドラパルト ドラゴンアロー 乱1(9.76%)

多少はドラパルト相手でも雨始動が出来るようにした調整案になります。参考まで。
23/01/07 13:05
4エビたくあん (@ebitakuan)
>>3
竜巻さん、コメントと評価ありがとうございます。

浮いている竜族はサザンドラサザンドラカイリューカイリューボーマンダボーマンダなど、いずれもS種族値100以下なため基本的にタイカイデンタイカイデンの氷テラバーストで対策できると思われます。
ドラゴンアローを高乱数で耐えられる努力値調整は、苦手なドラパルトドラパルトに対して強く出つつすいすい込で上を取ることができるため調整案の1つとして追記させていただきます。明確な意見をありがとうございました。
23/01/14 13:23
5ジアビス (@X_p_A)
55555
雨パを作りたいと考えていたので
とても参考になりました!
育成論の投稿、ありがとうございます!
23/01/14 13:58
6エビたくあん (@ebitakuan)
>>5
ジアビスさん、コメントありがとうございます。

優秀なポケモンですが自主退場ができないので若干ペリッパーペリッパーに劣る部分があります。そのため採用する際は愛を注いで使ってあげてください。
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