育成論の初投稿となります。おぺこと申します。
お見苦しい所等あるかもしれませんが、お付き合いいただけると幸いです。
この育成論では他の育成論でも使用されている程度の
非公式の用語や略称を使用させて頂きます。不明瞭な点等があればご指摘下さい。
採用理由と役割
・ドドゲザンへのメタが主目的です。
悪鋼半減を見て、こいつしかいねぇ!と天啓を得ました。
以下は副次的な狙いとして
・準役割対象としてテラスを考慮しないセグレイブコノヨザルデカヌチャンウルガモスサーフゴーサザンドラキョジオーンアーマーガア等
・テラス可能であれば耐久ウルガモスの蝶の舞に後投げ
DS上昇をコピーし相手草妖テラス込みで処理可能。
・選出段階でのオーロンゲを中心とした壁構築への圧力。
ものまねハーブとケンタロス(パルデア炎)といかく
本育成論では持ち物は、相手の上昇効果をコピーするものまねハーブ
特性はいかくを想定しています。
一般的に強いとはされないものまねハーブですが
その大きな理由としては「相手が積み技をするのを期待して持たせるの?」
という疑問に「そうです」としか答えにくい、いわばお祈りアイテムである点になります。
ただし、本構築論のように、元々後投げが成立している対ドドゲザンに対し
後退際の積み技までケアする、という目的で持たせる場合においては
「リスクケア+役割遂行」という明確な使用用途が存在する為、一般的に強いとされないものまねハーブの使い方ではないんです、という事は声を大にしてアピールしたいところではあります。
改めまして、アイテムの採用理由としては
・役割対象であるドドゲザンの剣の舞によるA上昇をケアし
処理速度を速めたうえでの役割遂行兼後続への圧力アップ
という明確な役割に加えて、以下のような「お祈り」ながらも頻度の多いケースの対策として選択しています。
・特性でまけんきを踏んだ際のリスク軽減
・テラス権があればちょうのまいをコピーし、ウルガモス処理が可能
・コノヨザル等、ビルドアップによる受けの破壊
・りゅうのまい持ち相手に引くリスクの軽減
テラスタルについて
本育成論では炎テラスタルを想定しています。
採用理由としては、大きく分けて二つ
・A110のテラスサブウェポン程度では明確な仮想敵を想定しない限り火力不足であること
・A不足から耐久に割ける努力値がほぼ無く、サブウェポンとしてのテラバーストを切った際相手のテラスタルによる択負け(等倍を含む)があると押し負けやすい
上記のような事情があり、メインウェポンの火力を上げて択負けのリスクを軽減する選択をしました。
他テラスタルの候補があるとすれば、同じくメインウェポンの打点を伸ばせる格闘や、サブウェポンというよりも受けを考えたテラスが候補になるかと思います。
技構成
確定技
レイジングブル
威力90 命中100 ほのお 物理
専用のタイプ一致攻撃技。威力・命中共に優秀な為、外す意味がほぼ無いです。
全ての型を通してケンタロス(パルデア炎)の確定技といっても過言でない上、
壁貫通&破壊効果がオマケでついてくる為、壁構成に対して強く圧力を掛けれます。
サーフゴーアーマーガア、テラス等で環境に多い鋼タイプにも強く出られる為、炎フォルムを選ぶ理由の一つになっています。
優先技
インファイト
威力120 命中100 かくとう 物理
使用するとBDが1段階ダウンするタイプ一致技。低めのAを補ってくれる高打点が頼もしいですが、環境に多い霊タイプに透かされるのは弱みではあります。
役割対象のドドゲザンに対しての打点の他、サザンドラキョジオーンを処理しやすいのも強みです。
フレアドライブ
威力120 命中100 ほのお
理外の同タイプ技複数選択。
反動有のタイプ一致技。耐久低下が痛くメインウェポンとしては若干使いにくいですが
役割対象以外には打点が足りなくなることが多い為重宝します。レイジングブルと組み合わせて確2を作る動きが優秀。
おにび
命中85 ほのお
相手を火傷にする変化技です。炎フォルムを選ぶ理由その二。
物理型へのテラス確認対策や、切る間際の有効打点のない相手への最後っ屁に。
選択技
ニトロチャージ
威力50 命中100 ほのお
S上昇付きのタイプ一致技。
威力は低いですがスカーフ警戒や、テラス&積み懸念のある相手に様子見で使用して切り返す動きが優秀に感じました。
タイプ的にいくつかの先制技に対して強めではある為、S上昇の恩恵も受けやすいです。
がんせきふうじ
威力60 命中95 いわ
Sダウン付きの非接触技。ニトロチャージと基本的に択一。
ウルガモスへの4倍弱点等を狙う場合、環境に多いドラゴンを重く見る場合
よりサイクルを意識する場合等にニトロチャージより優先されます。
非接触でもある為、ゴツメでの受けの拒否や、炎以外のテラスを切った後にほのおのからだを拒否出来るのも選択理由となります。
まもる
様子見技その2。テラス確認用。
持ち物未消費であればみがわり以外のリスクを軽減できる為詰めに使用できます。
まもるを選択技に入れられる事もものまねハーブの一つの利点と思います。
じしん
ワイルドボルト
アイアンヘッド
しねんのずつき
サブウェポン候補。見たい相手対象に応じて。
性格・努力値と調整
最速サザンドラを抜いておく為にようきS244以上は確定。
ドドゲザンへテラスフレアドライブで確1を取れるラインがA244以上。
ウルガモスB148↑残飯にレイジングブル+テラスフレアドライブで確2を取れるラインがA252。
ということで、いたってシンプルな努力値配分にしています。
役割対象への動きについて
ドドゲザンH252 A252 いじっぱり そうだいしょう1.2倍 いのちのたま/くろいメガネ
テラスタイプ悪/炎等倍への後投げまでを対応範囲として想定しています。
※ただし弱点テラバーストは考慮外
相手からの最大打点をけたぐりとした上で
そうだいしょう2段階、いのちの玉込み
1.着地時けたぐりの場合
確定3発(33.8〜40.4%)を取られますが、
レイジングブル確定2発(56.1〜67.7%)、インファイト確定1発(152.7〜181.7%)を取れるので安定。
2.着地時のつるぎのまいの場合
ものまねハーブでレイジングブル確定1発。
ふいうち(49.1%〜58.3%)は安定して処理できます。
相手にテラスタルが残っている場合、初手おにびから入る動きを想定しています。
どちらのケースも、最大打点である悪テラスドゲザンを受けた上で比較的安全に処理が出来ます。
<例>
1.+悪テラス(いのちのたま)
けたぐり(40.4%)+火傷悪テラスドゲザン(21.2%)+火傷悪テラスドゲザン(21.2%)+火傷悪テラスふいうち(17.2%)=乱数1発(1%未満)
→レイジングブルで確定2発
1.+悪テラス(くろいメガネ)
けたぐり(31.2%)+火傷悪テラスドゲザン(19.9%)+火傷悪テラスドゲザン(19.9%)+火傷悪テラスふいうち(15.9%)=86.9%
→レイジングブル+インファイトで確定2発
1.+炎等倍テラス(いのちのたま)
けたぐり(40.4%)+火傷けたぐり(19.9%)+火傷けたぐり(19.9%)+火傷ふいうち(12.5%)=92.7%
→レイジングブルで確定2発
1.+炎等倍テラス(くろいメガネ)
けたぐり(31.2%)+火傷けたぐり(18.5%)+火傷けたぐり(18.5%)+火傷けたぐり(18.5%)+火傷ふいうち(12.0%)=98.7%
→レイジングブルで確定3発
2.+悪テラス(いのちのたま・くろいメガネ)
火傷悪テラスドゲザン(47.1%)+火傷悪テラスふいうち(38.5%)=85.5%
→インファイト確定1発
2.+炎等倍テラス(いのちのたま)
火傷けたぐり(45.1%)+火傷等倍ふいうち(58.3%)=乱数1発(8.59%)
→炎テラスレイジングブル確定1発
→テラス無しフレアドライブ確定1発(相打ち)
2.+炎等倍テラス(くろいメガネ)
火傷けたぐり(34.5%)+火傷けたぐり(34.5%)+火傷ふいうち(26.5%)=95.5%
→レイジングブルで確定2発
※なんだよメタってもギリギリじゃねぇかと思った方もいるかと思いますが
一応相手が全て理想ムーブ&最高乱数を引いた時のダメージな為
案外余裕をもって処理出来たりもします。
どうか見捨てないで下さい。
メタ対象以外へのギリギリ役割持てそうな相手への与ダメージ計算
サーフゴー H252B252↑残飯 レイジングブル乱2(99.6%)
サザンドラ H252 インファイト確1
キョジオーン H252B252↑残飯 インファイト確2
アーマーガア H252B252↑ レイジングブル乱2(83.2%)
ウルガモス H244B212↑ レイジングブル+テラスフレドラ乱2(97.65) ※オボン無視可
ウルガモス H244B148↑残飯 レイジングブル+テラスフレアドライブ確2
セグレイブ H4 インファイト確1
コノヨザル H252 炎テラスレイジングブル乱2(93.35%)
コノヨザル H252 B76 炎テラスレイジングブル+炎テラスフレアドライブ確2
デカヌチャン H252 レイジングブル乱1(37.5%)
デカヌチャン H252B140 フレアドライブ確1
相性のいいポケモン
ドドゲザンを苦手とするポケモン全般のフォロー役として活躍できます。
その他環境に多いポケモンにある程度の役割を持てるので、上記の準役割対象に弱いPTの保管として。
また、いかくがある為、ブラッキー等のねがいごと+あくび要員とは単体として相性がいいです。
苦手なポケモン
正直ケンタロス(パルデア炎)のスペック的に、タイプで戦う系のポケモンなので
単純にタイプ相性で不利な相手は全体的に不利になります。
相性を覆せるほどのスペックはありません。
おわりに
ここまでご覧いただきありがとうございました。
半分はドドゲザンメタもそうですが、ケンタロス(パルデア炎)の毛並みに惹かれて用途を見出したのが本音です!
これからも黒くて艶やかな毛並みのケンタロス(パルデア炎)をよろしくお願いします。