前置き
初めまして。ユーと申します。
初投稿で至らない点も多々ありますが、どうかよろしくお願いいたします。
この育成型はちゃたスタシア様の育成論SV/699『[耐えて]ライフで受ける弱点保険ドータクン[切り返す]』をベースにいたしました。ありがとうございます。
詳しくはフォーク元の育成論をご参照ください。
また、当育成論では非公式の用語(H,A,B,C,D,Sなど)を使用しています。
本育成論の計算にはコチラ(https://game8.jp/pokemon-sv/damage_calculator)のサイトを参考にいたしました。
採用理由と役割
今作でドータクンが新たにアシストパワーを使えるようなりました。
ドータクンは耐久力も高く、積み技も多く覚えるため、この技を活かせないかと思い作ってみました。
同様の型でつけあがるを採用したアーマーガアも居ますが、向こうはつけあがるが接触技である点と、特殊耐久にやや不安がある点で差別化できると思います。
ドータクンはB、D種族値が共に同数値であるので、幅広く耐久が可能となっています。
持ち物
「たべのこし」にしていますが、以下の持ち物が候補になります。
- たべのこし
回復ソース+耐久値確保として有効です。
どうしても後攻になってしまうので、少しでも耐久出来ると心強いです。
- おんみつマント
キョジオーンの「しおづけ」対策です。元のタイプに鋼を持っているのでテラスタルを行わない場合は大ダメージを受けてしまいます。
キョジオーンが多い場合はこちらも候補です。
- せんせいのつめ
確定ではありませんが、相手より先に行動して逆転できた局面もあったので候補に入れています。しかし、環境に先制技持ちのポケモンも多くなっていますので、あまり過信はできません。
- じゃくてんほけん
耐久力が高いので弱点保険も活用できると思います。しかし、イカサマのダメージ上昇と、基本的に苦手な相手にはテラスタルを行う型なので優先順位は他に比べて下がると思います。
特性
コンセプト上ふゆうで確定です。
性格・個体値
イカサマのケアのためにA抜け5Vが理想です。
性格は使用する技のダメージ量を上げるためにひかえめ(攻撃↓特攻↑)、またはずぶとい(攻撃↓防御↑)を採用しています。
努力値振り
H:244,B:12,C:252
フォーク元の努力値をそのままC特化にした形になっております。
アシストパワーでの確定数を増やすためにC特化にしています。
技構成
- アシストパワー
本育成論のコンセプト技です。
物理、特殊耐久を上げながら同時に威力も上がっていきます。
威力自体が上がるのでてんねん持ちのラウドボーンやドオー等にも高ダメージを与えることが可能です。
- ボディプレス
アシストパワーが効かない悪タイプへの打点です。
ボディプレスはAではなくBの数値とランクを参照するので、Aを最低にしていても高威力のダメージを望めます。
また、特殊受けにも強く出ることが出来ます。
- てっぺき
物理主体の敵と対面した場合の積み技。
ボディプレスを使う場合「つるぎのまい」のようにも働きます。
また、2段階上昇なのでアシストパワーの威力も40増えます。
- めいそう
特殊主体の敵と対面した場合の積み技。
特殊耐久の上昇は1段階ずつですが、Cも上げることが出来るのでアシストパワーのダメージ量も大幅に増やすことが出来ます。C、D上昇なので、こちらもアシストパワーの威力が40上がります。
テラスタル
弱点を無くすためにでんきテラスタルにしています。
また、エスパータイプのみが弱点になるどくテラスタルも候補になります。
マスカーニャのトリックフラワーを見る場合、どくテラスタルの方が良いかもしれません。
今回はでんきテラスタルの場合の物を記しています。
立ち回り例
タイプ相性の有利対面で出し、物理アタッカーに対してはてっぺき、特殊アタッカーに対してはめいそうを積んでいきます。
起点役に対しても積んでいくことが可能なので、初手で出しても活躍できます。
与ダメージ計算
- アシストパワー
HDキョジオーンキョジオーン
めいそう1積み:25.1〜30.4%(確定5発)
めいそう2積み:55.5〜65.7%(確定2発)
めいそう3積み:97.1〜114.4%(乱数1発)
H4振サーフゴーサーフゴー
めいそう1積み:20.2〜23.9%(確定5発)
めいそう2積み:44.7〜53.3%(乱数2発[30.5%])
めいそう3積み:77.9〜92%(確定2発)
D4振ドラパルトドラパルト
めいそう1積み:46.6〜55.8%(乱数2発[78.1%])
めいそう2積み:103.6~123.3%(確定1発)
無振ヘイラッシャヘイラッシャ
めいそう1積み:25.7%〜30.6%(確定4発)
めいそう2積み:42.6〜50.6%(乱数2発)
めいそう3積み:60〜70.6%(確定2発)
HD特化ドヒドイデドヒドイデ
めいそう1積み:49.6%〜58.5%(乱数2発[96.5%])
めいそう2積み:107〜127.3%(確定1発)
てんねんH特化ラウドボーンラウドボーン
めいそう1積み:24.6〜29.8%(乱数4発[99.9%])
めいそう2積み:40.2〜48.3%(確定3発)
めいそう3積み:56.8〜67.2%(確定2発)
てんねんH特化ドオードオー
めいそう1積み:35.4〜41.3%(確定3発)
めいそう2積み:56.5〜68.3%(確定2発)
めいそう3積み:79.3~94.5%(確定2発)
- ボディプレス
B4振サザンドラサザンドラ
通常:45.5〜53.8%(乱数2発[35.5%])
てっぺき1積み:88.6〜105.3%(乱数1発[31.3%])
B20振マスカーニャマスカーニャ
通常:59.6%〜70.1%(確定2発)
てっぺき1積み:116.5〜137.7%(確定1発)
HBキョジオーンキョジオーン
通常:22.2〜27%(乱数4発[26.5%])
てっぺき1積み:43.4〜52.1%(乱数2発[10.9%])
てっぺき2積み:65.7〜77.2%(確定2発)
てっぺき3積み:86.9 ~ 103.3%(乱数1発[18.8%])
被ダメージ計算
耐久面に関しましてはフォーク元の育成論の努力値振りと同じなので、テラスタル前の被ダメージに関しましてはフォーク元をご参照いただければ幸いです。
テラスタル前の被ダメージも同時に記していきます。
努力値BD無振りで何も積んでいない状態のテラスタル前と、でんきテラスタル後の被ダメージです。(テラスタル前 ⇒ テラスタル後)
(今回は特性ふゆうを採用しているので、かたやぶりを持っていないポケモンのじめん技の被ダメは割愛させていただきます。)
A特化ミミッキュミミッキュ
かげうち
31〜37.9%(乱数3発[75.7%]) ⇒ 15.5〜18.9%(乱数6発)
シャドークロー
52.8〜63.2%(確定2発) ⇒ 26.4〜31.6%(確定4発)
79.3〜94.2%(確定2発) ⇒ 39.6〜47.1%(確定3発)※急所の場合
C特化ドラパルトドラパルト
シャドーボール
65.5〜77%(確定2発) ⇒ 32.7〜38.5%(乱数3発[98.6%])
A特化ドラパルトドラパルト
ふいうち
42.5〜50.5%(乱数2発[2%]) ⇒ 21.2〜25.2%(乱数4発[0.1%])
C特化サザンドラサザンドラ
あくのはどう
75.8〜89.6%(確定2発) ⇒ 37.9〜44.8%(確定3発)
C特化ウルガモスウルガモス
ほのおのまい
79.3〜94.2%(確定2発) ⇒ 39.6〜47.1%(確定3発)
A特化バンギラスバンギラス
かみくだく
77〜93.1%(確定2発) ⇒ 38.5〜46.5%(確定3発)
C特化サーフゴーサーフゴー
シャドーボール
77〜93.1%(確定2発) ⇒ 38.5〜46.5%(確定3発)
A特化ドドゲザンドドゲザン
ふいうち
68.9〜82.7%(確定2発) ⇒ 34.4〜41.3%(確定3発)
ドゲザン
83.9〜100%(乱数1発[6.3%]) ⇒ 41.9〜50%(乱数2発[0.4%])
A特化ウインディウインディ
フレアドライブ
103.4〜121.8%(確定1発) ⇒ 51.7〜60.9%(確定2発)
A特化ソウブレイズソウブレイズ
フレアドライブ
111.4〜132.1%(確定1発) ⇒ 55.7〜66%(確定2発)
むねんのつるぎ
83.9〜100%(乱数1発[6.3%]) ⇒ 41.9〜50%(乱数2発[0.4%])
かたやぶりA特化オノノクスオノノクス
じしん
70.1〜82.7%(確定2発) ⇒ 70.1〜82.7%(確定2発)
かたやぶりA特化デカヌチャンデカヌチャン
じならし
26.4〜32.1%(確定4発) ⇒ 26.4〜32.1%(確定4発)
A特化マスカーニャマスカーニャ
トリックフラワー ※テラスタルしない方が耐えられる例
14.9〜17.8%(乱数6発) ⇒ 45.4〜54%(乱数2発[45.3%])
はたきおとす
82.7〜97.7% ⇒ 41.3〜48.8%(持ち物あり)
56.3〜66.6% ⇒ 28.1〜33.3%(持ち物なし)
苦手なポケモン
- 能力のランク(特にB,C,D)を下げる技を持ったポケモン(クエスパトラなど)
自分で上げれる技ランクを下げられてしまうと耐久と威力の両方が下がってしまいます。
- 「あくび」、「でんじは」などの妨害技、「吹き飛ばし」や「ほえる」などの交代技を持ったポケモン(カバルドンなど)
耐久力があるといっても無限ではないので、足止め技を受けてしまうと不利になってしまいます。
また、交代技を使われてしまうと積みが台無しになってしまいます。
- 確定急所技を持つポケモン(マスカーニャなど)
急所ダメージは防御、特防ランクを無視するため、ダメージが通常通り入ってしまいます。
攻撃ごとに急所判定があるので、想定以上のダメージを食らってしまうことがあります。
相性の良い味方
あらかじめBやC、D、回避率などを上げてからバトンを引き継ぐとより生き残りやすく、高火力のアシストパワーを撃てるようになります。
壁を張ることで耐久を積む余裕が増えます。
受けてから攻撃するスタンスですが、もちろん先に積むことが出来れば被ダメージを抑えることが可能になります。
さいごに
閲覧いただきありがとうございます。拙い文章で申し訳ございません。
これで、少しでもドータクンの活躍の場が増えてくれると嬉しいです。
フォーク元の育成論が物理主体であるように、ドータクンの強みは型の読みを錯乱させることが可能なところだと思っています。物理型と特殊型、ふゆう型とたいねつ型、色々なドータクンで環境を混乱させていきたいですね。
まだまだ勉強中なので、もっと効果的な努力値振りなどございましたら、コメントで教えていただけると嬉しく思います。
最後になりましたが、フォーク元のちゃたスタシア様に今一度御礼申し上げます。ありがとうございました。