- 蜻蛉はとんぼって読みます
総合考察
耐久力が低く、弱点技や高火力技で一撃でやられてしまうことの多いぺリッパーは脱出ボタンとはあまりシナジーがない(ボタン発動で帰る前に瀕死になって還っていっちゃう)
そこで、襷を持たせることで初手出しから後攻蜻蛉で雨エースに繋ぎ、雨が切れた後でも再度繰り出すことで雨の再展開が出来るようにする。
運用は、初手に出して後攻蜻蛉からエースに繋ぎ、雨ターンが枯れる時等に投げて後続に繋ぐ。初手身代わり持ちが非常に辛いので、カグヤ等が見えたら初手には出さないでおいた方が良いかもしれない。
雨パについて
メジャーなエースはラグラージ、キングドラ辺りだろう。すいすいを活かして上から相手を殴って突破していく。
砂パとは違い雷必中や炎減衰により相性の良いポケモンが多いこと、タイプ的に先制技に強いこと、がポイント。
(現在のシングル環境では雨パの通りはかなり良いと考えられる。)
採用理由
- 雨始動要員
依然として強力な雨パーティーの、ギミック起動要員。
雨の有用な効果を挙げると、水技1,5倍かつ炎技0,5倍になり雷と暴風が必中になること。ウェザーボールの威力も上がるよ!やったね!
強味
- 後攻蜻蛉によりエースを無償で降臨させる事が出来る
- 襷により、高火力吹き荒れる世紀末環境でも行動保証が得られる(残しておく事が出来る)
現在の環境はなかなかの世紀末であり、ニョロトノ程度の耐久でも一撃で飛ばされかねない。つまり、脱出ボタンを用いて複数回雨を降らすのが難しいと感じた。
そこで気合いの襷というアイテムを活かす。
構成
- H188B252C68(のんきS0)
雨を再展開する、そこを重要視した構成。
意地メガガルルーラの猫捨て身確定耐えまで耐久に振る。
また、後攻蜻蛉を重要視し出来るだけ遅くする。無補正カバルドンに抜かれるため天候を取れる安心感が強い。
これでも無振りドサイドンは抜いている。
H252アローラガラガラを熱湯で確定1発なので、そこを抜くのもあり。とはいえ雨パにアローラガラガラは基本来ないし、初手対面しても退かれるので蜻蛉安定なことに変わりはない。
- A特化霊獣ランドロスの岩雪崩が46,7〜55,1%の乱数59%
技
蜻蛉返りは確定として、水技・暴風・冷凍ビーム・凍える風・雨乞い・電光石火から選択。
水技は熱湯、波乗り、ハイドロポンプあたり。確定欄は火傷が狙える熱湯。
吹き飛ばしを覚えないのが辛い。
起点回避に凍える風は欲しいが教え技。
雨乞いは天候の奪い合いになったときに有利を取れる。
熱湯、暴風、冷凍ビームは残ってしまったときに撃つ技が無いと困る、という程度であって、CにもSにも振っていないこのポケモンでは殴ってもたかがしれている。
電光石火は襷でエースが止まった後に繰り出し、最後の削りをすることができるため有用。
- 熱湯でH252アローラガラガラを106%〜の確定1発
- 冷凍ビームで無振りメガボーマンダを91,8〜108,2%の乱数1発(43,8%)
- 暴風でH252メガフシギバナを58,8〜78,6%の確定2発
HCに振り切る場合
ぺリッパーのCは別に低いということはなく、キングドラと同じ値である。
その為雨選出を絡めずとも、単騎で高火力水技を打てたり、雨選出内でも裏に任せずに自身が殴って突破することができる。
- HC252(控え目or冷静)
特化メガガルーラの捨て身を耐えるようにH。無振りギルガルドを抜いているので、抜かれたいならSを下げるのはありだろう。
- 水技/暴風/冷凍ビーム/上記より選択
無振りメガガルーラが70〜82,2%削れ、無振りカプコケコを確定1発、H振りのみのポリゴン2が乱数2発(53,5%)なハイドロポンプか、命中安定な波乗り(コケコに対し乱数37,5%まで落ち込む)を選ぶかは一長一短。
冷凍ビームはHD特化マンダに対しても69〜83,6%入る。
暴風はH252メガフシギバナに77〜90%と、回復が到底追い付かないような痛手を与えられる。H252ナットレイは41,4〜48,6%の確定3発。
後書き
お久しぶりです。初めましての方は初めまして。3DSと全てのROMを紛失したてぃてぃと申します。
(他者育成論のパクり)
不足点等指摘いただけると助かります。